JP3112441B2 - 拡張式シェルタ - Google Patents

拡張式シェルタ

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JP3112441B2
JP3112441B2 JP09350946A JP35094697A JP3112441B2 JP 3112441 B2 JP3112441 B2 JP 3112441B2 JP 09350946 A JP09350946 A JP 09350946A JP 35094697 A JP35094697 A JP 35094697A JP 3112441 B2 JP3112441 B2 JP 3112441B2
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和夫 米川
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Mitsubishi Electric Corp
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Jamco Corp
Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラックとの車両
に搭載可能であって、使用時に拡張されるシェルタに関
する。
【0002】
【従来の技術】必要な機器を搭載し、災害地等へ搬送さ
れて使用する、いわゆるシェルタが知られている。図1
4は、使用時に一方の側壁を拡張できるシェルタの一例
を示す。このシェルタ600は、シェルタ本体610の
一方の側壁を折り畳み可能なパネル620で構成し、床
パネル612、天井パネル614とともに展開可能とし
たものである。この種のシェルタは、例えば、実公平5
−6323号公報に開示されている。 また、図15に
示すシェルタ700は、主シェルタ710から副シェル
タ720を引き出し可能に構成したものであって、例え
ば、実開平4−34306号公報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図14に示すシェルタ
にあっては、拡張するのに時間を要し、防水性も劣る。
また拡張部に予め機器等を搭載しておくことはできな
い。また、図15に示すシェルタにあっては、主シェル
タ710の床パネル712の下部に副シェルタ720の
床パネル722が収納され、ローラ724等で案内され
る構造を有する。したがって、主シェルタ710の床か
ら天井までの高さが制限され、また、副シェルタの荷重
をシェルタの床部材726で受け持つため、強度が必要
となり、シェルタの重量が増加する。また、副シェルタ
720の床上に予め機器等を搭載しておくことはできな
い。本発明は上述した従来の不都合を解消するシェルタ
を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の拡張式シェルタ
は、側面に開口部を有する箱形状の主シェルタと、主シ
ェルタの内部に格納される箱形状の副シェルタと、副シ
ェルタを主シェルタの開口部に対して拡張又は収縮させ
る際に副シェルタを案内する副シェルタの案内手段を備
える。そして、副シェルタの案内手段は、主シェルタの
天井から副シェルタを吊り下げた状態で副シェルタを案
内する手段を備えるものである。
【0005】また、副シェルタの案内手段は、主シェル
タの天井の上面に配設される2本のスライドレールガイ
ドと、スライドレールガイドに摺動自在に案内され、先
端が副シェルタの先端のパネルの上部を支持するスライ
ドレールと、主シェルタの天井の下面に配設される2本
のハンガーレールと、ハンガーレールに案内されて副シ
ェルタの天井の後端部を支持するローラを備えるもので
ある。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は、車両1の荷台に本発明の
シェルタ10を搭載した状態を示す側面図、図2は、車
両1の荷台上でシェルタ10の主シェルタ20から副シ
ェルタ30を引き出して拡大シェルタを構成した状態を
示す説明図である。
【0007】図3は、シェルタ10の全体構成を示す斜
視図、図4は断面図である。本発明のシェルタ10は、
主シェルタ20と主シェルタ20の内部に格納される副
シェルタ30を備える。主シェルタ20は、床パネル2
10、床パネル210の中央部に設けられる突出部21
2、前面パネル218、側壁パネル214、天井パネル
216等により形成される箱形状の外観を有し、前面パ
ネル218にはドア220が設けられる。
【0008】主シェルタ20の一方の側面は開口部とな
っており、この開口部に副シェルタ30が矢印A方向に
摺動可能に配設される。副シェルタ30は、床パネル3
10、側壁パネル314、前面パネル318、後面パネ
ル、天井パネル316を有する箱形の外観を有し、主シ
ェルタ側は開口した筒状の構造となっている。
【0009】主シェルタ20の天井パネル216の上部
には2本の角柱状のスライドレールガイド230が固着
されている。ガイド230に案内されるスライドレール
230の先端部は副シェルタ30のパネル314の上部
をブラケット334を介して吊り下げる。主シェルタ2
0の天井パネル216の下部には、2本のハンガーレー
ル240が取り付けてあり、ハンガーレール240に案
内されるローラ242は、ブラケット317を介して副
シェルタ30の天井パネル316の主シェルタ側の端部
を吊り下げる。
【0010】この構成によって副シェルタ30は、拡張
する方向に沿って先端部と後端部の両側を4点支持され
ることとなる。この4点支持構造によって副シェルタ3
0は、主シェルタ20から引き出す操作や押し戻す操作
中に充分な合成を持って案内される。副シェルタ30
は、主シェルタ20に収納した状態にあっては、パネル
314に設けたコンテナハンドル360やギヤハンドル
362によって、主シェルタ20側に固定される。副シ
ェルタ30を引き出した状態では、ローラハンドル26
0を操作して副シェルタ30の戻りを防止する。
【0011】図5は主シェルタ20側から副シェルタ3
0側を見た断面図ある。副シェルタ30は、スライドレ
ールガイド230とハンガーレール240で吊り下げら
れる。そして、主シェルタ20と副シェルタ30の間に
ローラ280を配して片持ち状態の副シェルタ30の摺
動を補助する。副シェルタ30を拡張した状態におい
て、ストッパハンドル270としぼりハンドル372を
操作して、副シェルタ30を固定する。ハンドルによる
固定が完了すると、副シェルタ30は主シェルタ20の
開口部のフレーム222に固定された状態となり、副シ
ェルタ30にかかる荷重は、スライドレールやハンガー
レールからハンドル固定部に移行される。
【0012】図6は、副シェルタを拡張したときの主シ
ェルタとの間のシール構造を示す上部の側面図、図7は
下部の側面図である。主シェルタ20のフランジ部材2
45にはひさし250が設けられ、ひさし250からは
ブラシシール252が吊り下げられる。副シェルタ30
が収納されるとき、このブラシシール252は副シェル
タ30の天井に付着したほこりや水滴等の異物を除去す
る。フランジ部245には第1のラバーシール254と
第2のラバーシール256が取り付けてある。第1のラ
バーシール254は副シェルタ30の外周面に接して、
異物を除去する。
【0013】また、副シェルタ30に設けたストッパ3
50は、副シェルタのフランジ部245に当接し、第2
のラバーシール256によりシールを形成する。さら
に、副シェルタ30の端部に取り付けたラバーシール3
52,354が、主シェルタ20の内周部に当接してシ
ールを形成する。
【0014】図8は、副シェルタ30が収納されたとき
のシール構造を示す上部の側面図、図9は下部の側面図
である。副シェルタ30の側面パネルは、フランジ33
4、吊りボルト332を介してスライドレール330に
より吊り下げられている。このパネルの上部に取り付け
たコーナートリム302が、主シェルタ20のフランジ
部245の第1のラバーシール254に当接してシール
を形成する。下部も同様に、主シェルタ20のコーナー
トリム202に側面パネル314のコーナートリムが当
接してシールを達成する。副シェルタ30の外側に設け
たダム304は水滴を案内し、主シェルタ20の床パネ
ルに設けた水抜き穴203から外部へ排出する。
【0015】図10は、本発明のシェルタが縮小された
状態の平面図、図11は図10のA−A矢視図である。
例えば、主シェルタ20の内部には、機器401,40
2,403が搭載されている。また、副シェルタ30に
は機器410が搭載されている。この状態で、シェルタ
を搭載した車両は自由に走行することができる。
【0016】図12はシェルタを拡張した状態の平面
図、図13は図12のA−A矢視図である。副シェルタ
30は、機器410を搭載したままで拡大することがで
きる。副シェルタ30を引き出したことにより拡大され
たスペースを利用して、いす405等を置き、機器40
1のオペレータ等が活動することができる。
【0017】
【発明の効果】本発明のシェルタは以上のように、トラ
ック等の車両に搭載して移動できるものであって、目的
地において、副シェルタを主シェルタから引き出して拡
張し、内部に格納された機器等の操作スペースを確保す
る機能を備える。主シェルタと副シェルタは箱形の外観
を有し、主シェルタの内部に副シェルタは収容される。
【0018】副シェルタは主シェルタの側方へ拡張され
る。主シェルタの天井パネルの外側と内側に配設される
レールによって、副シェルタを4点で吊り下げて案内す
る。したがって、主シェルタと副シェルタの床部の構造
は簡素化され、内側の高さ寸法も大きくとれる。拡張操
作が完了した副シェルタは、ロック機構により主シェル
タに締結され、レール等への負荷は分散される。副シェ
ルタは機器を搭載したままで拡張、収縮することができ
るので、機動性も高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両の荷台に本発明のシェルタを搭載した状態
を示す側面図。
【図2】主シェルタから副シェルタを拡張した状態を示
す説明図。
【図3】シェルタの全体構成を示す斜視図。
【図4】シェルタの全体構成を示す断面図。
【図5】主シェルタから副シェルタをみた断面図。
【図6】副シェルタを拡張したときのシール構造を示す
上部の側面図。
【図7】副シェルタを拡張したときのシール構造を示す
下部の側面図。
【図8】副シェルタを収納したときのシール構造を示す
上部の側面図。
【図9】副シェルタを収納したときのシール構造を示す
下部の側面図。
【図10】シェルタを縮小した状態の平面図。
【図11】図10のA−A矢視図。
【図12】シェルタを拡張した状態の平面図。
【図13】図12のA−A矢視図。
【図14】従来のシェルタの説明図。
【図15】従来のシェルタの説明図。
【符号の説明】
1 車両10 拡張式シェルタ 20 主シェルタ 30 副シェルタ 230 スライドレールガイド 240 ハンガーレール 242 ローラ 260 ローラハンドル 320 スライドレール 360 コンテナハンドル 362 ギヤハンドル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 審査官 小山 清二 (56)参考文献 特開 平3−217530(JP,A) 特開 平2−274941(JP,A) 特開 平2−180187(JP,A) 実開 平6−10405(JP,U) 実開 平4−132103(JP,U) 実開 平4−56803(JP,U) 実開 平2−25603(JP,U) 実開 昭63−89004(JP,U) 実開 昭61−20805(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 1/343 101 E04B 1/343

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側面に開口部を有する箱形状の主シェル
    タと、 主シェルタの内部に格納される箱形状の副シェルタと、 副シェルタを主シェルタの開口部に対して拡張又は収縮
    させる際に副シェルタを案内する副シェルタの案内手段
    を備え、 副シェルタの案内手段は、主シェルタの天井から副シェ
    ルタを吊り下げた状態で副シェルタを案内する手段であ
    って、主シェルタの天井の上面に配設される2本のスラ
    イドレールガイドと、スライドレールガイドに摺動自在
    に案内され、先端が副シェルタの先端のパネルの上部を
    支持するスライドレールと、 主シェルタの天井の下面に配設される2本のハンガーレ
    ールと、ハンガーレールに案内されて副シェルタの天井
    の後端部を支持するローラを備える拡張式シェルタ。
  2. 【請求項2】 副シェルタの拡張位置において、副シェ
    ルタを主シェルタに固定する手段を備え、この固定手段
    は主シェルタに取り付けられて、副シェルタの後端部を
    固定する4つのハンドルを備える請求項1記載の拡張式
    シェルタ。
  3. 【請求項3】 副シェルタの収縮位置において、副シェ
    ルタを主シェルタに固定する手段を備え、この固定手段
    は、副シェルタの壁面に取り付けられて主シェルタに係
    合されるハンドルを備える請求項1記載の拡張式シェル
    タ。
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