JP3112264B2 - ドッキングステーションへのセキュリティ提供方法およびドッキングステーション - Google Patents

ドッキングステーションへのセキュリティ提供方法およびドッキングステーション

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JP3112264B2
JP3112264B2 JP11112529A JP11252999A JP3112264B2 JP 3112264 B2 JP3112264 B2 JP 3112264B2 JP 11112529 A JP11112529 A JP 11112529A JP 11252999 A JP11252999 A JP 11252999A JP 3112264 B2 JP3112264 B2 JP 3112264B2
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F21/00Security arrangements for protecting computers, components thereof, programs or data against unauthorised activity
    • G06F21/30Authentication, i.e. establishing the identity or authorisation of security principals
    • G06F21/31User authentication

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポータブルコンピ
ュータのためのドッキングステーション( docking sta
tion)に係り、より詳細には、ドッキングステーション
へのセキュリティ提供方法およびドッキングステーショ
ンに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ノートブック型コンピュータ、
ラップトップ型コンピュータまたはパームトップ型コン
ピュータ等の携帯可能なポータブルコンピュータを最適
化して、小軽量化を行う。これには、たとえば、ディス
プレイおよびキーボードのサイズに加えて実装されるポ
ートの数およびタイプにおいてトレードオフ( tradeof
f )を必要とすることが多い。
【0003】ポータブルコンピュータの融通性( versa
tility)を高める一つの方法は、ドッキングステーショ
ンを設けることである。ドッキングステーションは、ポ
ータブルコンピュータと接続されているときに、異なる
タイプのポートを複数提供する。それゆえ、ポータブル
コンピュータは、これらのポートを用いて、たとえば、
大型モニタを駆動したり、ネットワークに接続された各
種の周辺機器と通信したりすることが可能になる。たと
えば、「ポータブルコンピュータのためのドッキング装
置(“Docking Apparatus for a Portable Compute
r”)」と題するCollins Tsaiらに発行された米国特許第
5,283,714号を参照されたい。
【0004】ドッキングステーションは、ポートを各種
のデバイスと接続した状態で永続的に同じ位置にあって
もよい。「オフィス内( at the office)」にいる場
合、ユーザは、ポータブルコンピュータをドッキングス
テーションと接続することによって完全なデスクトップ
型コンピュータのパワーを利用することができる。「外
( on the road)」にいる場合、ユーザは、軽量小型の
パーソナルコンピュータとして、ポータブルコンピュー
タを利用する。
【0005】典型的には、マッチングインタフェース
( matching interface )を有するポータブルコンピュ
ータであれば、ドッキングステーションにアクセスする
ことができる。しかしながら、このようにマッチングイ
ンタフェースを有するだけで、自由にアクセスできるこ
とにより、セキュリティ面が低下してしまう。特に、ド
ッキングステーションとドッキング可能なポータブルコ
ンピュータを、ドッキングステーションに取り付けられ
ているネットワーク、ディスクドライブ等の記憶装置、
プリンタ等にアクセスさせることができる。場合によっ
ては、そのように自由にアクセス可能であることは望ま
しくない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ドッキングステーショ
ンとのアクセスを不可能にする1つの方法は、物理的な
鍵を必要とする機械式ロック( mechanical lock)を使
用することである。ドッキングステーションが使用中で
ないとき、この機械式ロックを使用して、ドッキングス
テーションとの許可されないドッキングを防止すること
ができる。パーソナルコンピュータを使用してロックさ
れたドッキングステーションにアクセスするためには、
ユーザは、物理的な鍵を用いてドッキングステーション
のロックを解除する必要がある。しかしながら、ユーザ
の中には、このセキュリティ方法を不便であると思うユ
ーザもいる。さらに、このセキュリティ方法を使用する
には、物理的な鍵を管理する必要があるという問題があ
る。
【0007】本発明は、上記事情を解決するものであ
り、簡単で精度よく且つ自動的にドッキングステーショ
ンのセキュリティを向上させるドッキングステーション
へのセキュリティ提供方法およびドッキングステーショ
ンを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本実施形態によれば、ド
ッキングステーションにはセキュリティが設けられてい
る。ドッキングステーション内には、ドッキングパスワ
ード( docking password )が格納されている。ポータ
ブルコンピュータがドッキングステーションに取り付け
られると、ポータブルコンピュータに格納されたパスワ
ードをドッキングパスワードと照合する。そして、ポー
タブルコンピュータに格納されたパスワードがドッキン
グパスワードと等しい場合、ポータブルコンピュータは
ドッキングステーションにアクセスすることができる。
一方、ポータブルコンピュータに格納されたパスワード
がドッキングパスワードと等しくない場合、ポータブル
コンピュータはドッキングステーションにアクセスでき
ない。
【0009】好適な実施形態において、ドッキングステ
ーションには、セキュリティ始動フラグ( security ac
tivation flag )も格納されている。セキュリティ始動
フラグが真( true )である場合、上述ドッキングパス
ワードを使用する。セキュリティ始動フラグが真でない
場合、セキュリティが実行されず、ポータブルコンピュ
ータをドッキングステーションに取り付ければ、ポータ
ブルコンピュータはドッキングステーションにアクセス
できる。同様に、ドッキングパスワードがヌル値( nul
l value )を有する場合、セキュリティは実行されず、
ポータブルコンピュータをドッキングステーションに取
り付ければ、ポータブルコンピュータはドッキングステ
ーションにアクセスできる。
【0010】好適な実施形態において、ドッキングステ
ーション内には、管理者パスワード始動フラグ( admin
istrator password activation flag )もまた格納され
る。管理者パスワード始動フラグが真である場合、ドッ
キングパスワードと照合されるパスワードとして管理者
パスワード( administrator password )を使用する。
管理者パスワード始動フラグが真でない場合、ドッキン
グパスワードと照合されるパスワードとしてユーザパス
ワード( user password)を使用する。しかしながら、
管理者パスワード始動フラグが真でなく、且つ、ユーザ
パスワードがヌル値である場合、管理者パスワードをド
ッキングパスワードと照合されるパスワードとして使用
する。
【0011】本発明は、ドッキングステーションを保護
する(すなわち、セキュリティを向上させる)簡単で精
度よく且つ自動的なドッキングステーションへのセキュ
リティ提供方法を可能にするものである。この保護に
は、ユーザまたは管理者が別個のパスワードを利用する
必要はない。さらに、管理する必要のある物理的な鍵も
存在しない。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、ポータブルコンピュータ
40およびドッキングステーション41の概略図であ
り、このドッキングステーション41はポータブルコン
ピュータ40との通信を提供する。
【0013】図2には、図1に示すドッキングステーシ
ョン41のドッキング位置40aを示す概略図であり、
ポータブルコンピュータ40をドッキングする位置40
aが示されている。図2において、ドッキングステーシ
ョン41の後方側面部は、各種のポート用の、物理コネ
クタ( physical connector )31と、物理コネクタ3
2と、物理コネクタ33と、物理コネクタ34と、物理
コネクタ35と、物理コネクタ36とを備え、さらに、
電源用の物理コネクタ37も備えている。
【0014】これらの物理コネクタ31〜36は、各種
のポート、たとえば、1つまたは複数のシリアルポー
ト、パラレルポート、PS/2ポート、ユニバーサルシ
リアルバス( universal serial bus,USB)ポート、
ネットワーク接続/ポート( network connection/por
t)またはパーソナルコンピュータと併用される他の標
準または非標準ポートのための物理コネクタである。
【0015】本発明では、ポータブルコンピュータ40
がドッキングステーション41の使用を許可されていな
い場合には、ポータブルコンピュータ40をドッキング
ステーション41(それゆえ、物理コネクタ31〜36
に取り付けられるデバイス)にアクセス不可能にしてい
る。
【0016】図3は、本実施形態に係る図1に示すポー
タブルコンピュータおよびドッキングステーションに格
納された各種のフラグおよびパスワードを示す概略ブロ
ック図である。
【0017】図3において、ポータブルコンピュータ4
0内部の不揮発性メモリ(EEPROM等)は、管理者
(またはスーパバイザ( supervisor ))パスワード
( administrator password,ADMINPWD)51と
ユーザパスワード( user password, USERPWD)
52とを格納している。
【0018】管理者パスワード51は、システム管理者
によって使用され、エンドユーザによって許可なくコン
フィギュレーション( configuration)を変更されるこ
とからポータブルコンピュータ40を保護する。ポータ
ブルコンピュータ40のユーザが管理者でもある場合、
管理者パスワード51をユーザパスワードの代わりに使
用してもよく、ユーザパスワード52はブランク(ヌ
ル,NULL)のままでもよい。
【0019】ユーザパスワード52は、ポータブルコン
ピュータ40のユーザによって使用され、ポータブルコ
ンピュータ40への許可されないアクセスを防止する。
たとえば、ポータブルコンピュータがパーソナルコンピ
ュータに格納された情報およびプログラムへのアクセス
を許可する前に、ユーザパスワード52をポータブルコ
ンピュータ40に入力する必要がある。
【0020】ユーザパスワード52が要求されるときに
はいつでも管理者パスワード51を入力してもよい。典
型的なシステムにおいて、システム管理者は、ポータブ
ルコンピュータ40をドッキングステーション41から
切り離す( undock )前に管理者パスワード51の入力
を要求するシステムを構成することができる。
【0021】管理者パスワードおよびユーザパスワード
の使用についてのより詳細な情報については、たとえ
ば、インターネット上のhttp://www.hp.com/go/omniboo
kから入手でき、または1000 N.E. Circle Blvd., Corva
llis, Oregon 97330にあるHewlett-Packard社Mobile Co
mputing Divisionから取り寄せ可能なHP OmniBook 80
0 User's Guide、1996年を参照されたい。
【0022】管理者パスワード51およびユーザパスワ
ード52を上述のように使用して、ポータブルコンピュ
ータ40を許可されていないアクセスから保護し、ポー
タブルコンピュータ40をドッキングステーション41
から許可なく取り外すことから保護するが、管理者パス
ワード51およびユーザパスワード52の上記の使用
は、ポータブルコンピュータ40と同一機種である別の
ポータブルコンピュータをドッキングステーション41
に挿入することによって、ドッキングステーション41
に接続しているデバイスにアクセスすることを保護する
ものではない。
【0023】ドッキングステーション41の許可されな
い使用を防止するためには、ドッキングステーション4
1内の格納手段の不揮発性メモリ(EEPROM等)に
ドッキングパスワード( docking password,DOCKP
WD)55を格納する。ドッキングステーション41の
セキュリティが始動されると、ドッキングパスワード5
5と管理者パスワード51またはユーザパスワード52
とが等しくない限り、ポータブルコンピュータ40(ま
たは、他のあらゆるポータブルコンピュータ)をドッキ
ングステーション41にアクセスさせることができな
い。
【0024】好適な実施形態において、セキュリティ始
動フラグ( security activation flag,NEEDDOC
KPWD)53をドッキングステーション41内の保護
手段の不揮発性メモリに格納する。セキュリティ始動フ
ラグ53が真である場合、ドッキングステーション41
のセキュリティがすでに始動しており、ドッキングパス
ワード55が、ポータブルコンピュータに格納された管
理者パスワードまたはユーザパスワードに一致しない限
りドッキングステーション41とアクセスできない。こ
れについては、詳細を後述する。一方、セキュリティ始
動フラグ53が偽( false)である場合、ドッキングス
テーション41のセキュリティがすでに作動しておらず
( deactivated)、ドッキングパスワード55の一致を
必要とせずにポータブルコンピュータは、ドッキングス
テーション41とアクセスできる。
【0025】好適な実施形態において、管理者パスワー
ド始動フラグ( administrator password activation f
lag,DOCKPWDADMIN)54もまたドッキング
ステーション41内の保護手段の不揮発性メモリに格納
される。管理者パスワード始動フラグ54が真である場
合、このことは、ドッキングステーション41のセキュ
リティがすでに始動しており、ドッキングパスワード5
5がポータブルコンピュータに格納された管理者パスワ
ードと等しくない限り、ポータブルコンピュータはドッ
キングステーション41にアクセスすることができな
い。管理者パスワード始動フラグ54が偽である場合、
ドッキングステーション41のセキュリティがすでに始
動しており、ドッキングパスワード55がポータブルコ
ンピュータに格納されたユーザパスワードとが等しくな
い限り、ポータブルコンピュータはドッキングステーシ
ョン41にアクセスすることができない。ユーザパスワ
ードがヌルであり、管理者パスワード始動フラグ54が
偽である場合、ドッキングパスワード55がポータブル
コンピュータに格納された管理者パスワードと等しくな
い限り、ポータブルコンピュータはドッキングステーシ
ョン41にアクセスすることができない。
【0026】管理者パスワード始動フラグ54が存在す
ることにより、一群のポータブルコンピュータが1個の
共有のドッキングステーションにアクセスすることがで
きる。管理者パスワード始動フラグ54が真であると、
これにより、管理者パスワードがドッキングパスワード
と等しい何れのポータブルコンピュータもドッキングス
テーション41を使用することができる。上記のポータ
ブルコンピュータはそれぞれ、固有のユーザパスワード
を保持したままドッキングステーション41を利用する
ことができる。
【0027】図4には、本実施形態のドッキングステー
ション41へのセキュリティ提供方法を示したフローチ
ャートであり、この方法は、ポータブルコンピュータ4
0およびドッキングステーション41に格納された各種
のフラグおよびパスワードを使用して、セキュリティを
提供する。図4に示す実施形態のドッキングステーショ
ンへのセキュリティ提供方法は、たとえば、プロセッサ
を使用して、ポータブルコンピュータ40内で実行され
る。代わりに、このドッキングステーションへのセキュ
リティ提供方法を、プロセッサを使用して、ドッキング
ステーション41内で実行してもよい。
【0028】ドッキングパスワード処理のルーチンが、
ステップS61において入力される。ステップS62に
おいて、セキュリティ始動フラグ(NEEDDOCKP
WD)53および管理者パスワード始動フラグ(DOC
KPWDADMIN)54がドッキングステーション4
1からフェッチ( fetch)される。
【0029】ステップS63において、セキュリティ始
動フラグ(NEEDDOCKPWD)53が真であるか
どうかをチェックする。ステップS63においてセキュ
リティ始動フラグ(NEEDDOCKPWD)53が偽
であると、ステップS71において、ドッキングステー
ション41はイネーブル( enable )される(すなわち、
ポータブルコンピュータはドッキングステーションにア
クセス可能になる)。
【0030】ステップS63において,セキュリティ始
動フラグ(NEEDDOCKPWD)53が真である
と、ステップS64において、ドッキングパスワード
(DOCKPWD)55をドッキングステーション41
からフェッチする。
【0031】ステップS65において、ドッキングパス
ワード(DOCKPWD)55がヌルであるかどうかを
チェックする。ステップS65においてドッキングパス
ワード(DOCKPWD)55がヌルであると、ステッ
プS71で、ドッキングステーション41はイネーブル
される。
【0032】ステップS65においてドッキングパスワ
ード(DOCKPWD)55がヌルでない場合、ステッ
プS66において、管理者パスワード始動フラグ(DO
CKPWDADMIN)54が真であるかどうかをチェ
ックする。ステップS66において管理者パスワード始
動フラグ(DOCKPWDADMIN)54が真である
と、ステップS67はスキップされる。
【0033】ステップS66において、管理者パスワー
ド始動フラグ(DOCKPWDADMIN)54が真で
はないと、ステップS67において、ユーザパスワード
(USERPWD)52がヌルかどうかをチェックす
る。ステップS67において、ユーザパスワード(US
ERPWD)52がヌルであると、ステップS68にお
いて、管理者パスワード(ADMINPWD)51がド
ッキングパスワード(DOCKPWD)55と等しいか
どうかをチェックする。
【0034】ステップS68において、管理者パスワー
ド(ADMINPWD)51がドッキングパスワード
(DOCKPWD)55と等しいと、ステップS71
で、ドッキングステーション41はイネーブルされる。
ステップS68において、管理者パスワード(ADMI
NPWD)51がドッキングパスワード(DOCKPW
D)55と等しくないと、ステップS70で、ドッキン
グステーション41はイネーブルされない(すなわち、
ポータブルコンピュータはドッキングステーションにア
クセスできない)。
【0035】ステップS67において、パスワード(U
SERPWD)52がヌルでないと、ステップS69に
おいて、ユーザパスワード(USERPWD)52がド
ッキングパスワード(DOCKPWD)55と等しいか
どうかをチェックする。
【0036】ステップS69において、ユーザパスワー
ド(USERPWD)52がドッキングパスワード(D
OCKPWD)55と等しいと、ステップS71で、ド
ッキングステーション41はイネーブルされる。ステッ
プS69において、ユーザパスワード(USERPW
D)52がドッキングパスワード(DOCKPWD)5
5と等しくないと、ステップS70においてドッキング
ステーション41はイネーブルされない。
【0037】ドッキングパスワード55と、ポータブル
コンピュータ40における関連するパスワードとのコヒ
ーレンス( coherence)を維持するために、ポータブル
コンピュータ40における関連するパスワードが更新さ
れると、ドッキングパスワード55もまた更新する必要
がある。たとえば、管理者パスワード始動フラグ54が
真である場合、管理者パスワード51が更新されると、
ドッキングパスワード55もまた更新される。同様に、
管理者パスワード始動フラグ54が偽である場合、ユー
ザパスワード52が更新されると、ドッキングパスワー
ド55もまた更新される。
【0038】ドッキングパスワード55と、ポータブル
コンピュータ40内部の関連するパスワードとのコヒー
レンスは、ポータブルコンピュータ40がドッキングス
テーション41にドッキングするときにのみ、該関連す
るパスワードを変更することによって最も良好に維持さ
れる。
【0039】図5は、本実施形態に係るユーザパスワー
ド(USERPWD)52の変更の方法を示すフローチ
ャートである。
【0040】ユーザパスワードのセットアップルーチン
がステップS81において入力される。ステップS82
において、ユーザパスワード(USERPWD)52の
現行値がヌルであるかどうかをチェックする。ヌルでな
い場合、ステップS83において、ユーザパスワードの
セットアップルーチンのユーザから、パスワードを受け
取る。ステップS84において、ユーザパスワードのセ
ットアップルーチンのユーザから受け取ったパスワード
がユーザパスワード(USERPWD)52と等しいか
どうかをチェックする。
【0041】ステップS84において、ユーザから受け
取ったパスワードがユーザパスワード(USERPW
D)52と等しいか、あるいは、ステップS82におい
て、ユーザパスワード(USERPWD)52の現行値
がヌルであると、ユーザパスワードのセットアップルー
チンは、ステップS85に進む。ステップS85におい
て、ユーザは、ユーザセットアップウィンドウ( user
set-up window )を用いて、ユーザパスワード52の値
を変更することができる。ステップS86に示すよう
に、ユーザパスワードのセットアップルーチンは、ユー
ザによる変更完了の表示(たとえば、ユーザセットアッ
プウィンドウのOKボタンを選択することによる)を待
ってから、ステップS87に進む。
【0042】ステップS87において、セキュリティ始
動フラグ(NEEDDOCKPWD)53が真であるか
どうかをチェックする。ステップS87において、セキ
ュリティ始動フラグ(NEEDDOCKPWD)53が
真ではないと、ステップS90において、ユーザパスワ
ードのセットアップルーチンを終了する。
【0043】ステップS87において、セキュリティ始
動フラグ(NEEDDOCKPWD)53が真である
と、ステップS88において、管理者パスワード始動フ
ラグ(DOCKPWDADMIN)54が真であるかど
うかをチェックする。ステップS88において、管理者
パスワード始動フラグ(DOCKPWDADMIN)5
4が真であると、ステップS90において、ユーザパス
ワードのセットアップルーチンを終了する。
【0044】ステップS88において、管理者パスワー
ド始動フラグ(DOCKPWDADMIN)54が真で
はない場合、ステップS89において、ドッキングパス
ワード(DOCKPWD)55をユーザパスワード(U
SERPWD)52と等しくなるよう設定する。次にス
テップS90において、ユーザパスワードのセットアッ
プルーチンを終了する。
【0045】図6は、本実施形態に係る管理者パスワー
ド(ADMINPWD)51の変更の方法を示すフロー
チャートである。
【0046】管理者パスワードのセットアップルーチン
がステップS91において入力される。ステップS92
において、管理者パスワード(ADMINPWD)51
の現行値がヌルであるかどうかをチェックする。ヌルで
ないと、ステップS93において、管理者パスワードの
セットアップルーチンのユーザから、パスワードを受け
取る。ステップS94において、ユーザから受け取った
パスワードが管理者パスワード(ADMINPWD)5
1と等しいかどうかをチェックする。
【0047】ステップS94において、ユーザから受け
取ったパスワードが管理者パスワード(ADMINPW
D)51と等しいか、あるいは、ステップS92におい
て、管理者パスワード(ADMINPWD)51の現行
値がヌルであると、管理者パスワードのセットアップル
ーチンは、ステップS95に進む。ステップS95にお
いて、システム管理者は、管理者セットアップウィンド
ウ( administrator set-up window)を用いて、管理者
パスワード51、およびセキュリティ始動フラグ53お
よび/または管理者パスワード始動フラグ54の値を変
更することができる。ステップS96に示すように、管
理者パスワードのセットアップルーチンは、システム管
理者による変更完了の表示(たとえば、管理者セットア
ップウィンドウのOKボタンを選択することによる)を
待ってから、ステップS97に進む
【0048】ステップS97において、セキュリティ始
動フラグ(NEEDDOCKPWD)53が真であるか
どうかをチェックする。ステップS97において、セキ
ュリティ始動フラグ(NEEDDOCKPWD)53が
真ではないと、ステップS100において、管理者パス
ワードのセットアップルーチンを終了する。
【0049】ステップS97において、セキュリティ始
動フラグ(NEEDDOCKPWD)53が真である
と、ステップS98において、管理者パスワード始動フ
ラグ(DOCKPWDADMIN)54が真であるかど
うかをチェックする。ステップS98において、管理者
パスワード始動フラグ(DOCKPWDADMIN)5
4が真であると、ステップS101において、ドッキン
グパスワード(DOCKPWD)55を管理者パスワー
ド(ADMINPWD)51と等しくなるよう設定す
る。次にステップS100において、管理者パスワード
のセットアップルーチンを終了する。
【0050】ステップS98において、管理者パスワー
ド始動フラグ(DOCKPWDADMIN)54が真で
はないと、ステップS102において、ユーザパスワー
ド(USERPWD)52がヌルであるかどうかをチェ
ックする。ステップS102においてユーザパスワード
(USERPWD)52がヌルである場合、(ステップ
S99において、ドッキングパスワード(DOCKPW
D)55を管理者パスワード(ADMINPWD)51
と等しくなるよう設定する。次にステップS102にお
いて、管理者パスワードのセットアップルーチンを終了
する。ステップS102において、ユーザパスワード
(USERPWD)52がヌルでない場合、ステップS
100において、管理者パスワードのセットアップルー
チンを終了する。
【0051】上述の記載は、本発明の単なる代表的な方
法および実施形態を開示し説明しているに過ぎない。当
業者には理解されるように、本発明は、その精神または
主要な特性から逸脱することなく他の具体的な形態にお
いて具現化してもよい。このように、本発明の開示は、
添付の特許請求の範囲に記載された本発明の範囲の例示
であって、これに限定することを意図するものではな
い。
【0052】以下に本発明の実施の形態を要約する。
【0053】1.ドッキングステーション(41)にセ
キュリティを提供する方法であって、(a)ドッキング
ステーション(41)内にドッキングパスワード(5
5)を格納するステップと、(b)前記ドッキングステ
ーション(41)にポータブルコンピュータ(40)を
取り付ける際に、(b.1)前記ポータブルコンピュー
タ(40)に格納されたパスワード(51,52)を前
記ドッキングパスワード(55)と比較するサブステッ
プと、51,52)が前記ドッキングパスワード(5
5)に等しい場合、前記ポータブルコンピュータ(4
0)を前記ドッキングステーション(41)にアクセス
可能にするサブステップと、(b.3)前記ポータブル
コンピュータ(40)に格納されたパスワード(51,
52)が前記ドッキングパスワード(55)に等しくな
い場合、前記ポータブルコンピュータ(40)を前記ド
ッキングステーション(41)にアクセス不可能にする
サブステップと、を実行するステップと、を有するドッ
キングステーションへのセキュリティ提供方法。
【0054】2.(c)前記ドッキングステーション
(41)内にセキュリティ始動フラグ(53)を格納す
るステップ、をさらに含み、前記ステップ(b)は、前
記セキュリティ始動フラグ(53)が真である場合に実
行され、前記セキュリティ始動フラグ(53)が真でな
い場合に、前記ステップ(b)の代わりに、(d)前記
ドッキングステーション(41)にポータブルコンピュ
ータ(40)を取り付ける際に、前記ポータブルコンピ
ュータ(40)を前記ドッキングステーション(41)
にアクセス可能にするステップを実行する上記1記載の
ドッキングステーションへのセキュリティ提供方法。
【0055】3.(c)前記ドッキングステーション
(41)内に管理者パスワード始動フラグ(54)を格
納するステップをさらに含み、前記サブステップ(b.
1)は、(b.1.1)前記管理者パスワード始動フラ
グ(54)が真である場合に、前記ドッキングパスワー
ド(55)と比較される前記パスワード(51,52)
として管理者パスワード(51)を使用するサブステッ
プと、(b.1.2)前記管理者パスワード始動フラグ
(54)が真でない場合に、前記ドッキングパスワード
(55)と比較される前記パスワード(51,52)と
してユーザパスワード(52)を使用するサブステップ
と、を有する上記1記載のドッキングステーションへの
セキュリティ提供方法。
【0056】4.前記サブステップ(b.1.2)にお
いて、前記管理者パスワード始動フラグ(54)が真で
ないとともに、前記ユーザパスワード(52)の値がヌ
ルである場合、前記ドッキングパスワード(55)と比
較される前記パスワード(51,52)として前記管理
者パスワード(51)を使用する上記3記載のドッキン
グステーションへのセキュリティ提供方法。
【0057】5.前記ステップ(a)において、前記ド
ッキングパスワード(55)の値がヌルである場合、前
記ステップ(b)の代わりに、(c)ポータブルコンピ
ュータ(40)を前記ドッキングステーション(41)
に取り付ける際に、前記ポータブルコンピュータ(4
0)を前記ドッキングステーション(41)にアクセス
可能にするステップを実行する上記1記載のドッキング
ステーションへのセキュリティ提供方法。
【0058】6.ドッキングステーション(41)であ
って、前記ドッキングステーション(41)内にドッキ
ングパスワード(55)を格納する格納手段と、前記ド
ッキングステーション(41)にポータブルコンピュー
タ(40)を取り付ける際に、前記ポータブルコンピュ
ータ(40)に格納されたパスワード(51,52)を
前記ドッキングパスワード(55)と比較するための保
護手段であって、前記ポータブルコンピュータ(40)
に格納された前記パスワード(51,52)が前記ドッ
キングパスワード(55)と等しい場合に、前記ポータ
ブルコンピュータ(40)を前記ドッキングステーショ
ン(41)にアクセス可能にし、また、前記ポータブル
コンピュータ(40)に格納された前記パスワード(5
1,52)が前記ドッキングパスワード(55)と等し
くない場合に、前記ポータブルコンピュータ(40)を
前記ドッキングステーション(41)にアクセス不可能
にする保護手段とを備えるドッキングステーション(4
1)。
【0059】7.前記格納手段は、前記ドッキングステ
ーション(41)内にセキュリティ始動フラグ(53)
をさらに格納し、前記保護手段は、前記セキュリティ始
動フラグ(53)が真ではない場合、前記ポータブルコ
ンピュータ(40)に格納された前記パスワード(5
1,52)を前記ドッキングパスワード(55)と比較
せずに、前記ポータブルコンピュータ(40)を前記ド
ッキングステーション(41)にアクセス可能にする上
記6記載のドッキングステーション(41)。
【0060】8.前記格納手段は、前記ドッキングステ
ーション(41)内に管理者パスワード始動フラグ(5
4)をさらに格納し、前記保護手段は、前記管理者パス
ワード始動フラグ(54)が真である場合、前記ドッキ
ングパスワード(55)と比較される前記パスワード
(51,52)として管理者パスワード(51)を使用
し、また、前記保護手段は、前記管理者パスワード始動
フラグ(54)が真でない場合、前記ドッキングパスワ
ード(55)と比較される前記パスワード(51,5
2)としてユーザパスワード(52)を使用する上記6
記載のドッキングステーション(41)。
【0061】9.前記保護手段は、前記管理者パスワー
ド始動フラグ(54)が真でないとともに、前記ユーザ
パスワード(52)の値がヌルである場合、前記ドッキ
ングパスワード(55)と比較される前記パスワード
(51,52)として前記管理者パスワード(51)を
使用する上記8記載のドッキングステーション(4
1)。
【0062】10.前記保護手段は、前記ドッキングパ
スワード(55)の値がヌルである場合、前記ポータブ
ルコンピュータ(40)に格納された前記パスワード
(51,52)を前記ドッキングパスワード(55)と
比較せずに、前記ポータブルコンピュータ(40)を前
記ドッキングステーション(41)にアクセス可能にす
る上記9記載のドッキングステーション(41)。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、ドッキングステーショ
ンへのセキュリティ提供方法およびドッキングステーシ
ョンによって、ユーザまたは管理者が別個のパスワード
を利用する必要および物理的な鍵を管理する必要がな
く、簡単で精度よく且つ自動的にドッキングステーショ
ンを保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ポータブルコンピュータおよびドッキングステ
ーションの概略図である。
【図2】図1に示すポータブルコンピュータおよびドッ
キングステーションのドッキング位置を示す概略図であ
る。
【図3】本実施形態に係る図1に示すポータブルコンピ
ュータおよびドッキングステーションに格納された各種
フラグおよびパスワードを示す概略ブロック図である。
【図4】本実施形態のドッキングステーションへのセキ
ュリティ提供方法を示したフローチャートである。
【図5】本実施形態に係るユーザパスワード(USER
PWD)の変更の方法を示したフローチャートである。
【図6】管理者パスワード(ADMINPWD)の変更
の方法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
40 ポータブルコンピュータ 41 ドッキングステーション 51 管理者パスワード 52 ユーザパスワード 53 セキュリティ始動フラグ 54 管理者パスワード始動フラグ 55 ドッキングパスワード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−219885(JP,A) 特開 平10−31627(JP,A) 特開 平9−305249(JP,A) 特開 平6−75862(JP,A) 特開 平6−289954(JP,A) 特開 平6−102956(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 1/00 370 G06F 1/16 G06F 3/00 G06F 12/14 320

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドッキングステーション(41)にセキュ
    リティを提供する方法であって、 (a)ドッキングステーション(41)内にドッキング
    パスワード(55)を格納するステップと、 (b)前記ドッキングステーション(41)にポータブ
    ルコンピュータ(40)を取り付ける際に、 (b.1)前記ポータブルコンピュータ(40)に格納
    されたパスワード(51,52)を前記ドッキングパス
    ワード(55)と比較するサブステップと、 (b.2)前記ポータブルコンピュータ(40)に格納
    されたパスワード(51,52)が前記ドッキングパス
    ワード(55)に等しい場合、前記ポータブルコンピュ
    ータ(40)を前記ドッキングステーション(41)に
    アクセス可能にするサブステップと、 (b.3)前記ポータブルコンピュータ(40)に格納
    されたパスワード(51,52)が前記ドッキングパス
    ワード(55)に等しくない場合、前記ポータブルコン
    ピュータ(40)を前記ドッキングステーション(4
    1)にアクセス不可能にするサブステップと、 を実行するステップと、(c)前記ドッキングステーション(41)内に管理者
    パスワード始動フラグ(54)を格納するステップと、 を有し、 前記サブステップ(b.1)は、 (b.1.1)前記管理者パスワード始動フラグ(5
    4)が真である場合に、前記ドッキングパスワード(5
    5)と比較される前記パスワード(51,52)として
    管理者パスワード(51)を使用するサブステップと、 (b.1.2)前記管理者パスワード始動フラグ(5
    4)が真でない場合に、前記ドッキングパスワード(5
    5)と比較される前記パスワード(51,52)として
    ユーザパスワード(52)を使用するサブステップと、 を具備する ことを特徴とするドッキングステーションへ
    のセキュリティ提供方法。
  2. 【請求項2】(c)前記ドッキングステーション(4
    1)内にセキュリティ始動フラグ(53)を格納するス
    テップ、 をさらに含み、 前記ステップ(b)は、前記セキュリティ始動フラグ
    (53)が真である場合に実行され、 前記セキュリティ始動フラグ(53)が真でない場合
    に、前記ステップ(b)の代わりに、 (d)前記ドッキングステーション(41)にポータブ
    ルコンピュータ(40)を取り付ける際に、前記ポータ
    ブルコンピュータ(40)を前記ドッキングステーショ
    ン(41)にアクセス可能にするステップを実行するこ
    とを特徴とする請求項1記載のドッキングステーション
    へのセキュリティ提供方法。
  3. 【請求項3】前記サブステップ(b.1.2)におい
    て、前記管理者パスワード始動フラグ(54)が真でな
    いとともに、前記ユーザパスワード(52)の値がヌル
    である場合、前記ドッキングパスワード(55)と比較
    される前記パスワード(51,52)として前記管理者
    パスワード(51)を使用することを特徴とする請求項
    1記載のドッキングステーションへのセキュリティ提供
    方法。
  4. 【請求項4】前記ステップ(a)において、前記ドッキ
    ングパスワード(55)の値がヌルである場合、前記ス
    テップ(b)の代わりに、 (c)ポータブルコンピュータ(40)を前記ドッキン
    グステーション(41)に取り付ける際に、前記ポータ
    ブルコンピュータ(40)を前記ドッキングステーショ
    ン(41)にアクセス可能にするステップを実行するこ
    とを特徴とする請求項1記載のドッキングステーション
    へのセキュリティ提供方法。
  5. 【請求項5】ドッキングステーション(41)であっ
    て、 前記ドッキングステーション(41)内にドッキングパ
    スワード(55)および管理者パスワード始動フラグ
    (54)を格納する格納手段と、 前記ドッキングステーション(41)にポータブルコン
    ピュータ(40)を取り付ける際に、前記ポータブルコ
    ンピュータ(40)に格納されたパスワード( 51,5
    2)を前記ドッキングパスワード(55)と比較するた
    めの保護手段であって、 前記ポータブルコンピュータ(40)に格納された前記
    パスワード(51,52)が前記ドッキングパスワード
    (55)と等しい場合に、前記ポータブルコンピュータ
    (40)を前記ドッキングステーション(41)にアク
    セス可能にし、また、前記ポータブルコンピュータ(4
    0)に格納された前記パスワード(51,52)が前記
    ドッキングパスワード(55)と等しくない場合に、前
    記ポータブルコンピュータ(40)を前記ドッキングス
    テーション(41)にアクセス不可能にする保護手段
    と、 を備え、 前記保護手段は、前記管理者パスワード始動フラグ(5
    4)が真である場合、前記ドッキングパスワード(5
    5)と比較される前記パスワード(51,52)として
    管理者パスワード(51)を使用し、また、前記管理者
    パスワード始動フラグ(54)が真でない場合、前記ド
    ッキングパスワード(55)と比較される前記パスワー
    ド(51,52)としてユーザパスワード(52)を使
    用することを特徴とするドッキングステーション(4
    1)。
  6. 【請求項6】前記格納手段は、前記ドッキングステーシ
    ョン(41)内にセキュリティ始動フラグ(53)をさ
    らに格納し、 前記保護手段は、前記セキュリティ始動フラグ(53)
    が真ではない場合、前記ポータブルコンピュータ(4
    0)に格納された前記パスワード(51,52)を前記
    ドッキングパスワード(55)と比較せずに、前記ポー
    タブルコンピュータ(40)を前記ドッキングステーシ
    ョン(41)にアクセス可能にすることを特徴とする請
    求項5記載のドッキングステーション(41)。
  7. 【請求項7】前記保護手段は、前記管理者パスワード始
    動フラグ(54)が真でないとともに、前記ユーザパス
    ワード(52)の値がヌルである場合、前記ドッキング
    パスワード(55)と比較される前記パスワード(5
    1,52)として前記管理者パスワード(51)を使用
    することを特徴とする請求項5記載のドッキングステー
    ション(41)。
  8. 【請求項8】前記保護手段は、前記ドッキングパスワー
    ド(55)の値がヌ ルである場合、前記ポータブルコン
    ピュータ(40)に格納された前記パスワード(51,
    52)を前記ドッキングパスワード(55)と比較せず
    に、前記ポータブルコンピュータ(40)を前記ドッキ
    ングステーション(41)にアクセス可能にすることを
    特徴とする請求項7記載のドッキングステーション(4
    1)。
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