JP3112100U - 掛け布団と毛布等を一体化させる留具及びカバー - Google Patents

Abstract

【課題】就寝中に惹起する掛け布団と毛布等の乖離を防ぎ、これを一体化させ熟睡化を促進する留具及びカバーの提供。
【解決手段】本考案は掛け布団１（以下布団という）と毛布等２（以下毛布という）の厚みを考慮したベルト状紐の両端にサスペンダークリップを装着した留具４（以下留具という）で布団と毛布とを結合し、これを四隅で結合し一体化させる。又、布団幅より若干長さを付加した留具を布団の幅方向に渡し、その両端のクリップで毛布を挟み、布団と毛布を一体化させる。又、布団の四辺の折り畳み分を考慮して裁断したシーツ状布６に毛布、布団の順に重ね、四辺を折り畳み包み込む。そしてこの四辺の端部をクリップで結合し固定させることにより、布団と毛布とが一体化する。
【選択図】図１−１

Description

本考案は、就寝中に掛け布団と毛布等が乖離する事を防止する為の留具とカバーに関するものである。

技術背景

就寝中に人体の動きにより、掛け布団と毛布等が乖離し毛布等が片側或いは片隅に移動し、その結果寒さや不快感等で覚醒するケースが散見された。

就寝中に掛け布団と毛布等が乖離することにより、身体に感じる寒さや不快感で再々覚醒し、改めて毛布等と掛け布団とを一体にして眠ることになり、このことによって熟睡を妨げられていた。
従って、掛け布団と毛布等を一体化することにより乖離する不快感と寒さから逃れられ、朝まで熟睡出来ることが可能になり、前述の欠点を解決しようとするものである。

課題を解決する手段

本考案は、掛け布団と毛布等を留具又はカバーを使用して一体化させるものであり、
（１）掛け布団と毛布等の厚み程度の長さのベルト状紐の両端にサスペンダークリップを装着し、このクリップの一端を掛け布団に、もう一端は毛布等を挟みこむ。これを四隅に近い箇所で４箇所留めを行い、掛け布団と毛布等を一体化させる。
（２）掛け布団幅に若干の長さを付加したベルト状紐の両端にサスペンダークリップを装着し、このベルト状紐を掛け布団の幅方向に渡し、夫々両端のクリップで毛布等を挟む。これにより掛け布団と毛布等が結合され一体化する。
（３）シーツ状布の上に毛布等と掛け布団を重ねて置き、それをシーツで一体化するように包み込み、シーツの折り代部四辺にゴム紐を縫いつけ、包み込んだ後、辺部が弛まないようにし、その後クリップで四辺端部を結合し固定処理をする。これにより掛け布団と毛布等を一体化させることが出来るのと、布団カバーとしての機能を持つことが出来る。
このように本考案は３つの方法により問題点を解決している。

考案の効果

上述の様に、掛け布団と毛布等を一体化させる事が可能になり、従来からの就寝中に起こる掛け布団と毛布等が乖離する煩わしさから解放され、朝まで安眠・熟睡を確保出来るようになった。
これにより、睡眠効果に大きく貢献出来る事になる。

考案の実施するための最良の形態

本考案は掛け布団と毛布等を一体化させる方法として３種類の方法がある。
（１）掛け布団と毛布等の厚みを考慮した長さのベルト状紐を４個用意し、夫々の紐の両端にサスペンダークリップを装着させる。この留具の一端のクリップで掛け布団を、もう一端で毛布等の端部を挟む。
このようにして四隅に近いところ４箇所をこの留具で掛け布団と毛布等を挟み、一体化させる。
（２）掛け布団の幅に若干を付加した長さのベルト状紐を用意し、その両端にサスペンダークリップを装着させる。
この留具を掛け布団の上から幅方向にベルト状紐を渡し、その両端のクリップで掛け布団の下にある毛布等の端部を夫々挟み込む。これによりベルト状紐とクリップで掛け布団と毛布等を固定し一体化させることが出来る。
（３）シーツ状布を掛け布団より四辺の折り代分を考慮した大きさに裁断し、その広げたシーツ状の布の上に毛布等、掛け布団の順で重ねていき、そのシーツ状布の折り代部分で掛け布団を包む。
折り代部の四辺に平ゴム紐を縫いつけ、折り畳んだ後、辺部が弛まないように処理をし、折り畳み後の四辺端部はそれぞれベルト状紐の両端にクリップを装着し且つ長さ調整が出来るようにした留具で各四辺端部を結合する。
これにより毛布等と掛け布団とが一体化し、且つ布団カバーの機能を持つ事が出来るようになる。

以下、添付図面に従って実施例を説明する。１は掛け布団、２は毛布等、３は敷き布団、４はサスペンダークリップをベルト状紐の両端に装着した留具（以下留具という）、５は枕、６はシーツ状布である。先ず、図１−１は１の掛け布団と２の毛布等を４の留具で挟み一体化したものである。これを四隅に近い処で４の留具を使用し４箇所を留めることにより１の掛け布団と２の毛布等を全体的に一体化させる。

図２−１は１の掛け布団の幅より若干長めにした４のベルト状紐の留具を１の掛け布団の上を幅方向上に渡し、両端のクリップで２の毛布等を挟み、１の掛け布団と２の毛布等をベルトとクリップで固定し一体化させる。

図３−１は６のシーツ状布を広げた上に２の毛布等、１の掛け布団の順に重ねて置き、６のシーツ状布の折り代部分四辺には弛まないように平ゴムを縫い付けておき、この折り代部分を１の掛け布団をくるむ様に包んでいく。そして四隅に出来る６のシーツ状布の隙間を４の留具で結合する事により１の掛け布団と２の毛布等を一体化する事が出来る。

本考案の実施例〔０００７〕の側面図である。 本考案の実施例〔０００７〕の断面図である。 本考案の実施例〔０００８〕の平面図である。 本考案の実施例〔０００８〕の断面図である。 本考案の実施例〔０００９〕の平面図（展開図）である。 本考案の実施例〔０００９〕の平面図（折り畳み図）である。

符号の説明

１ 掛け布団
２ 毛布等
３ 敷き布団
４ ベルト状紐の両端にサスペンダークリップを装着させた留具
５ 枕
６ シーツ状布

Claims (1)

1. 就寝中に掛け布団と毛布等が人体の動きにより乖離しないように、ベルト状紐の両端にサスペンダークリップを装着し掛け布団と毛布等を一体化させる留具、及びシーツ状布で掛け布団と毛布等を一体化させることを目的にしたカバー。

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