JP3112042U - かつら下地ネット - Google Patents

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Abstract

【課題】 単独での被着状態でも十分なファッション性を得ることができ、かつら被着者の負担の軽減を図ることが可能なかつら下地ネットを提供する。
【解決手段】 伸縮可能な帯状の縁部2に、頭部に被せることにより、頭部全体を囲うように頭部に合わせて略半球状に広がる袋状に形成された伸縮可能なネット部3を縫い合わせる。ネット部3の網の目を細かくし、頭部に被着した状態にて被着者の白髪などの頭髪や地肌が透けない程度の粗さとする。ネット部3の、少なくともかつらの分け目に対応する位置に、ほとんど透過性のない装飾部4を設ける。
【選択図】 図2

Description

本考案は、かつらを着用するに際して、その下地として頭部に被着するかつら下地ネットに関する。
かつらを着用する際に、かつらの被着感を向上させるために、下地として被着するかつら下地ネットが用いられている。
このかつら下地ネットは、ゴムなどの弾性を有する線材を編み込んだ目の粗いネットを筒状に形成したもので、このかつら下地ネットを頭部に被着して内部に頭髪をまとめ、その上からかつらを被ることにより、頭皮への刺激や蒸れなどが和らげられる(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−371419号公報要約
ところで、上記かつら下地ネットは、筒状に形成され、しかも、ゴムなどの弾性を有する線材を編み込んだ目の粗いネットからなるため、被着した状態にて、その網の目が広がり、白髪などの頭髪や地肌が見えてしまう。
したがって、この下地ネットだけを被着した状態では、ファッション性に欠けることより、常にかつらを被着している必要があり、被着者の負担が大きかった。
本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、単独での被着状態でも十分なファッション性を得ることができ、かつら被着者の負担の軽減を図ることが可能なかつら下地ネットを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本考案のかつら下地ネットは、頭部に被着するかつらの下地として前記頭部に被せられるかつら下地ネットであって、前記頭部を覆うように被着される伸縮可能な頂部が閉塞されたお椀型のネット部を有し、該ネット部は、その網の目が細かくされ、被着した状態にて被着者の地肌や頭髪が透けない程度の粗さとされていることを特徴とする。
また、本考案は、前記ネット部の少なくとも前記かつらの分け目に対応する位置に、ほとんど透過性のない装飾部を備えていることが好ましい。
さらに、前記装飾部は、前記かつらの右側あるいは左側の分け目に対応する位置にそれぞれ設けられていることが望ましい。
また、前記ネット部は、前記頭部に被せることにより、前記頭部全体を囲うように前記頭部に合わせて略半球状に広がる袋状に形成されていることが好ましい。
本考案のかつら下地ネットによれば、頂部が閉塞されたお椀型のネット部の網の目が細かくされ、被着した状態にて被着者の地肌や頭髪が透けない程度の粗さとされているので、かつらを取り外してかつら下地ネットだけを被着した状態でも、地肌や頭髪を目立たなくすることができ、単独での被着状態でも十分なファッション性を得ることができる。
これにより、例えば、外出時などの必要なときだけにかつらを被着すれば良くなり、かつら被着者の負担を軽減することができる。
また、本考案のかつら下地ネットは、頂部分をカットすることにより従来の下地ネットと同様にも使用することができる。
以下、本考案に係るかつら下地ネットの実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係るかつら下地ネットを示す斜視図、図2は、かつら下地ネットの被着状態を示す被着者の正面図である。
図1に示すように、このかつら下地ネット1は、頂部が閉塞されたお椀型のネット部3と下端の縁部2から構成されており、全体が例えば黒色とされている。
下端の縁部2は、紐状のゴム材を機械的に編み込んで帯状に形成したもので、その帯の長手方向へ伸縮可能とされている。ネット部3は、紐状のゴム材を格子状に機械的に編み込んで頭部に合わせて略半球状に広がる頂部が閉塞された袋状に形成されたもので、面方向に伸縮可能とされている。そして、ネット部3は、その下端における縁部2に繋ぎ合わされている。なお、縁部2の径は、伸縮性を考慮して、被着者の頭部よりも小径とすることが好ましい。
ネット部3は、その網の目が細かくされており、被着した状態にて被着者の地肌や頭髪が透けない程度の粗さとされている。また、ネット部3には、その一部に、装飾部4が設けられている。この装飾部4は、糸状のゴム材を機械的に微細に編み込むことにより面方向に伸縮可能とされており、ほとんど透過性がなくなっている。
上記のかつら下地ネット1を被着するには、かつら下地ネット1の縁部2の内径を広げながら、帽子と同様に頭部に被せる。
このようにすると、図2(a)に示すように、ネット部3が頭部全体を覆うように、かつら下地ネット1が頭部に被着される。なお、かつら下地ネット1の襟足などから頭髪がはみ出てしまう場合は、コームや手によってかつら下地ネット1内に押し込んで収納させる。
そして、このようにしてかつら下地ネット1を頭部に被着したら、その上からかつらを被る。
これにより、かつらによる頭皮への刺激や蒸れなどがかつら下地ネット1によって和らげられる。
ここで、被着者は、その後に被着するかつらの分け目部分が配置される箇所に装飾部4が配置されるように位置合わせをしながら被着するのが好ましい。
図2(a)は、右前頭部に分け目部分が配置されるかつら(右分け用のかつら)を被着する場合を示すものであり、また、図2(b)は、左前頭部に分け目部分が配置されるかつら(左分け用のかつら)を被着する場合を示すものである。
そして、このように、被着するかつらの分け目部分が配置される個所に被着部4を配置させて被着することにより、かつらの分け目部分から白髪などの頭髪や地肌が透けて見えるような不具合がなくなる。
なお、装飾部4としては、図3に示すように、頭部に被着した状態にて左右の前頭部位置の2カ所にまとめて設けても良く、このようにすると、被着時に、それぞれの装飾部4が左右の前頭部に配置され、これにより、左右のいずれの分け目のかつらを被着する場合にも、その分け目における白髪などの頭髪や地肌の透けを防ぐことができる。
次に、上記かつら下地ネット1の他の被着の仕方について説明する。
まず、図4に示すように、かつら下地ネット1のネット部3の上部をハサミなどによりカットして円筒状に形成する。
このように、円筒状に形成したかつら下地ネット1を、その縁部2を把持して頭部側から被り、さらに、下へ引き下げ、図5(a)に示すように、首にかける。
次に、図5(b)に示すように、ヘアバンドをかける要領で、かつら下地ネット1を引き上げ、頭髪の生え際まで持ち上げる。
次いで、図5(c)に示すように、ネット部3を上部へ伸ばし、ネット部3内に頭髪を収める。
その後、図5(d)に示すように、ネット部3の上端部を頭頂部にて折り畳み、凹凸感がなくなるように手で整え、ネット部3の例えば頭皮近傍、耳の上部近傍あるいは盆の窪近傍を図示しないピンによって止める。
そして、このようにしてかつら下地ネット1を頭部に被着したら、その上からかつらを被ることにより、かつら下地ネット1を介してかつらを被着することができる。
上記のようにかつら下地ネット1を被着することにより、かつら下地ネット1内に頭髪をまとめて収容することができ、頭髪のはみだしなくかつらを被着することができる。
以上、説明したように、上記実施形態に係るかつら下地ネット1によれば、頭部に合わせて略半球状に広げられて頭部を覆うネット部3の網の目が細かくされ、被着した状態にて被着者の地肌や頭髪が透けない程度の粗さとされているので、かつらを取り外してかつら下地ネット1だけを被着した状態でも、地肌や頭髪を目立たなくすることができる。
これにより、かつら下地ネット1だけを被着した状態でも、十分なファッション性を得ることができ、ファッション性を保つために常にかつらを被着しておく必要がなくなる。
これにより、例えば、外出時などの必要なときだけにかつらを被着すれば良くなり、かつら被着者の負担を軽減することができる。
しかも、ネット部3にはほとんど透過性のない装飾部4が設けられているので、この装飾部4によってファッション性をさらに向上させることができるとともに、装飾部4をかつらの分け目部分に配置させることにより、かつらの分け目から白髪などの頭髪や地肌が透けるような不具合もなくすことができる。
また、ネット部3を頭部に合わせて略半球状に広がる袋状に形成したので、縁部2を広げながら頭部の上方から引き下げるだけで極めて容易に被着することができる。
しかも、ネット部3の上部を切断して円筒状に形成することにより、かつら下地ネット1を一旦首まで降ろし、その後引き上げて被着することができ、これにより、頭髪を確実にネット部3内にまとめて収容することができ、頭髪のはみだしなくかつらを被着することができる。
本実施形態に係るかつら下地ネットを示す斜視図である。 かつら下地ネットの被着状態を示す被着者の正面図である。 かつら下地ネットの他の例を示すかつら下地ネットを被着した被着者の正面図である。 かつら下地ネットの他の被着例を示すかつら下地ネットの斜視図である。 かつら下地ネットの他の被着例を示す被着者の正面図及び側面図である。
符号の説明
1 かつら下地ネット
3 ネット部
4 装飾部

Claims (3)

  1. 頭部に被着するかつらの下地として前記頭部に被せられるかつら下地ネットであって、前記頭部を覆うように被着される伸縮可能な頂部が閉塞されたお椀型のネット部を有し、該ネット部は、その網の目が細かくされ、被着した状態にて被着者の地肌や頭髪が透けない程度の粗さとされていることを特徴とするかつら下地ネット。
  2. 前記ネット部には、少なくとも前記かつらの分け目に対応する位置に、ほとんど透過性のない装飾部を備えていることを特徴とする請求項1に記載のかつら下地ネット。
  3. 前記装飾部は、前記かつらの右側あるいは左側の分け目に対応する位置にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項2に記載のかつら下地ネット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP5908151B1 (ja) * 2015-08-07 2016-04-26 株式会社アデランス かつら下地ネット
WO2016117000A1 (ja) * 2015-01-19 2016-07-28 国子 荒川 インナーキャップ

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