JP3111790U - 導温装置の導温管配置構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 CPU等に適用される導温装置において、導温効果を大幅に上げることを課題とする。
【解決手段】 1つの導温座体(10)と複数の導温管(20)とを含み、上記導温座体(10)は広面(12)及び狭面を有し、底面には発熱部品に組み付けることができる設置面(11)を有し、各導温管(20)の設置端(21)は導温座体(10)に固定設置される。各導温管(20)は間隔配列状に導温座体(10)の広面(12)上に設置してあり、各導温管(20)の末端は広面(12)より遠離の方向へ立体延伸しており、且つ、各導温管(20)は螺旋状或いは彎曲反復状に成型される構造形態である。これにより導温管(20)の取り付け数量を大幅に増加させることが可能となり、且つ、有限空間内での導温管(20)の長さを最大にすることが可能となる。
【選択図】 図1
【解決手段】 1つの導温座体(10)と複数の導温管(20)とを含み、上記導温座体(10)は広面(12)及び狭面を有し、底面には発熱部品に組み付けることができる設置面(11)を有し、各導温管(20)の設置端(21)は導温座体(10)に固定設置される。各導温管(20)は間隔配列状に導温座体(10)の広面(12)上に設置してあり、各導温管(20)の末端は広面(12)より遠離の方向へ立体延伸しており、且つ、各導温管(20)は螺旋状或いは彎曲反復状に成型される構造形態である。これにより導温管(20)の取り付け数量を大幅に増加させることが可能となり、且つ、有限空間内での導温管(20)の長さを最大にすることが可能となる。
【選択図】 図1
Description
本考案は導温装置の構造の改良で、特に、特に、一種の導温管配置構造形態に関する。導温とは温度の伝導を意味する。
一般的には導温装置とは散熱、加熱、冷却機能を具備する装置で、例えば、発熱電子部品(例:コンピューターのCPU等)の散熱アセンブリ等があり、主に1つの座体と座体上に設置される熱導管或いは散熱片から構成される。従来の設計では単一の熱導管と座体とを組み合わせ結合することにより、散熱効果を達成することができる。単一座体に複数の熱導管を組み合わせ設置することにより、更に優れた散熱効果を達成することができる。
この複数の熱導管組み合わせ設置形成は一般的には各熱導管を座体の側辺に横向きに設置する形態であるが、座体は通常扁形塊状に設計され、上面及び底面の面積が広く、側面が狭い設計である為、座体の表面を有効利用できず、熱導管の可設許容数量が限られるという問題がある。
また、習知の熱導管は通常、直線状或いは彎曲を具備する管状に成型される為、その長さは設置空間の制限を受け、設置空間は狭過ぎる時は熱導管を短くする必要があり、予期散熱効果を達成することができないという問題がある。
従って、従来の導温装置の導温管配置構造の構造の問題が関係業界では開発目標となっている。
本考案者は上記課題に取り組み、関係する製品の開発及び設計に従事し、上記の目標に焦点をしぼり、研究を行ない、設計もより精密になり、試験と評価を繰り返し、ついに実用性のある本考案が完成した。
本考案は、上記課題を解決した導温装置の導温管配置構造を提供することを目的とする。
本考案は、1つの導温座体(10)と複数の導温管(20)とを含み、上記導温座体(10)は広面(12)及び狭面を有し、底面には発熱部品に組み付けることが可能である設置面(11)を有し、各導温管(20)の設置端(21)が導温座体(10)に固定設置された構造であって、
各導温管(20)が間隔配列状に導温座体(10)の広面(12)上に設置され、各導温管(20)の末端は広面(12)より遠離の方向へ立体延伸し、且つ、各導温管(20)は螺旋状或いは彎曲反復状に成型される構造形態としたことを特徴とする。
各導温管(20)が間隔配列状に導温座体(10)の広面(12)上に設置され、各導温管(20)の末端は広面(12)より遠離の方向へ立体延伸し、且つ、各導温管(20)は螺旋状或いは彎曲反復状に成型される構造形態としたことを特徴とする。
本考案によれば、導温管(20)の取り付け数量を大幅に増加させることができ、更に、有限空間内での導温管(20)の長さを最大にすることができ、上記により導温効果を大幅に上げることができる。
次に本考案の実施の形態について説明する。
本考案の構造の特徴及びその効果を以下に実施例とそれに合わせた図式及び詳細な説明を列挙し、本考案の長所を詳述する。
図1は本考案の実施例1の導温装置の分解斜視図であり、図2は導温装置の平面図であり、図3は導温装置の縦断正面図である。
図1、図2、図3に示すように、本考案の実施例1の導温装置は、1つの導温座体(10)と、複数の導温管(20)と、1つの共用槽室(30)とを有する。
1つの導温座体(10)は扁形塊状に設計され、広面(12)及び狭面を有し、底面には発熱部品に組み付けることができる設置面(11)を有する。上記設置面(11)はコンピューターのCPU或いはその他の発熱電子部品等である発熱部品に組み付けられる。
複数の導温管(20)は中空管体構造である。各導温管(20)の設置端(21)が間隔配列状に導温座体(10)の上端面である広面(12)の差し込み孔(101)に固定設置してある。各導温管(20)は螺旋状に成型される構造形態であり、有限空間内での導温管(20)の長さは最大に長い。
また、図4に示すように、導温管(20B)は彎曲反復状に成型される構造形態でもよい。この構成でも、有限空間内での導温管(20B)の長さは最大に長い。
1つの封鎖状の共用槽室(30)は導温座体(10)内部に具備され、各導温管(20)の設置端(21)と連通している。
上記構造により、複数の導温管(20)の内1つだけを真空にすることにより、同時にその他の導温管(20)及び共用槽室(30)を真空状態にすることが可能である。
上記の導温座体(10)の共用槽室(30)内に設置する毛細組織体(40)は繊維棉、布、絨毯素材、金属、セラミック、ガラス等の材質を使用することができる。
図3に示す如く、上記の導温座体(10)の共用槽室(30)は、設置面(11)に1つの内凹槽(13)を設け、内凹槽(13)の開き口を1つの蓋体(31)で封鎖し、蓋体(31)の封鎖形態は接着剤、ハンダ、或いはボルトにより達成することができる。本考案の実施例ではボルト(32)による封鎖固定形態としてある。
上記導温管(20)に更に導温板片(22)を設置することにより、更に一歩進んで導温面積を拡大させ、導温効果を上げることができる。
図5は導温板片(22)を螺旋状導温管(20)に設置した実施例である。上記導温板片(22)は螺旋状の導温管(20)に接触できるよう円筒状にしたものである。
図6は導温板片(22B)を彎曲反復状導温管(20B)に設置した実施例である。上記導温板片(22B)は彎曲反復状の導温管(20B)に接触できるよう平板状にしたものであり、導温管(20B)の一つ側に固定設置することができる。
本考案の導温装置とは散熱装置の商品だけに限られず、加熱、冷却機能を具備する装置も本創作の権利範囲内である。
本考案の導温装置は以下に挙げる利点1〜5を有する。
1.各導温管(20)が間隔配列状に導温座体(10)の広面(12)上に設置される設計により導温管(20)の取り付け数量を大幅に増加させることができ、上記構造により、散熱、加熱、或いは冷却機能の構造形態にかかわらず、より高い効果の温度伝導を発揮することができる。
2.各導温管(20)は螺旋状或いは彎曲反復状に成型される構造形態により導温管(20)の取り付け数量を大幅に増加させることができ、更に、有限空間内での導温管(20)の長さを最大にすることができ、上記により導温効果を大幅に上げることができる。
3.上記導温管(20)に更に導温板片(22)を設置することにより、更に一歩進んで導温面積を拡大させ、導温効果を上げることができる。
4.導温座体(10)内部に封鎖状の共用槽室(30)を有し、各導温管(20)の設置端(21)が共用槽室(30)と連通し、複数の導温管(20)の内1つだけを真空にすることにより、同時にその他の導温管(20)及び共用槽室(30)を真空状態にすることができ、導温装置の製造時間及び工程を大幅に削減することができ、製造コストを下げることができる。
5.又、導温座体(10)の共用槽室(30)内に設置する毛細組織体(40)の設計により本来導温管(20)内部に設置する毛細組織を共用槽室(30)内に移動させることにより温度の伝導効果を高めることができ、共用槽室(30)の空間面積が導温管(20)内の面積より大きい為、毛細組織の設置が簡単且つ、早くなり、コストを下げることができる。
1.各導温管(20)が間隔配列状に導温座体(10)の広面(12)上に設置される設計により導温管(20)の取り付け数量を大幅に増加させることができ、上記構造により、散熱、加熱、或いは冷却機能の構造形態にかかわらず、より高い効果の温度伝導を発揮することができる。
2.各導温管(20)は螺旋状或いは彎曲反復状に成型される構造形態により導温管(20)の取り付け数量を大幅に増加させることができ、更に、有限空間内での導温管(20)の長さを最大にすることができ、上記により導温効果を大幅に上げることができる。
3.上記導温管(20)に更に導温板片(22)を設置することにより、更に一歩進んで導温面積を拡大させ、導温効果を上げることができる。
4.導温座体(10)内部に封鎖状の共用槽室(30)を有し、各導温管(20)の設置端(21)が共用槽室(30)と連通し、複数の導温管(20)の内1つだけを真空にすることにより、同時にその他の導温管(20)及び共用槽室(30)を真空状態にすることができ、導温装置の製造時間及び工程を大幅に削減することができ、製造コストを下げることができる。
5.又、導温座体(10)の共用槽室(30)内に設置する毛細組織体(40)の設計により本来導温管(20)内部に設置する毛細組織を共用槽室(30)内に移動させることにより温度の伝導効果を高めることができ、共用槽室(30)の空間面積が導温管(20)内の面積より大きい為、毛細組織の設置が簡単且つ、早くなり、コストを下げることができる。
上記は本考案の考案実施例について本創作の技術及び特徴を具体に説明するもので、熟知した技術者が本創作の延長線上で修正作業を行なっても本創作の権利範囲内である。
10 導温座体
101 差し込み孔
11 設置面
12 広面
13 内凹槽
20,20B 導温管
21 設置端
22、22B 導温板片
30 共用槽室
31 蓋体
32 ボルト
40 毛細組織体
101 差し込み孔
11 設置面
12 広面
13 内凹槽
20,20B 導温管
21 設置端
22、22B 導温板片
30 共用槽室
31 蓋体
32 ボルト
40 毛細組織体
Claims (6)
- 1つの導温座体(10)と複数の導温管(20)とを有し、上記導温座体(10)は広面(12)及び狭面を有し、底面には発熱部品に組み付けることが可能である設置面(11)を有し、各導温管(20)の設置端(21)は導温座体(10)に固定設置された構造であって、
各導温管(20)が間隔配列状に導温座体(10)の広面(12)上に設置され、各導温管(20)の末端は広面(12)より遠離の方向へ立体延伸し、且つ、各導温管(20)は螺旋状或いは彎曲反復状に成型される構造形態としたことを特徴とする導温装置の導温管配置構造。 - 上記導温管(20)は、更に導温板片(22)を結合設置してある構成としたことを特徴とする請求項1記載の導温装置の導温管配置構造。
- 1つの導温座体(10)と複数の導温管(20)とを有し、上記導温座体(10)は広面(12)及び狭面を有し、更に発熱部品に組み付けることが可能である設置面(11)を有し、各導温管(20)の設置端(21)が導温座体(10)に固定設置された構造であって、
各導温管(20)が間隔配列状に導温座体(10)の広面(12)上に設置され、各導温管(20)の末端は広面(12)より遠離の方向へ立体延伸し、且つ、各導温管(20)は螺旋状或いは彎曲反復状に成型される構造形態であり、
且つ、1つの封鎖状の共用槽室(30)が導温座体(10)内部に具備され、各導温管(20)の設置端(21)と連通することを特徴とする導温装置の導温管配置構造。 - 上記導温管(20)は、更に導温板片(22)を結合設置してある構成としたことを特徴とする請求項3記載の導温装置の導温管配置構造。
- 上記の導温座体(10)の共用槽室(30)は、設置面(11)に1つの内凹槽(13)を設け、内凹槽(13)の開き口を1つの蓋体(31)で封鎖した構成としたことを特徴とする請求項3記載の導温装置の導温管配置構造。
- 上記導温座体(10)の共用槽室(30)内に、更に毛細組織体(40)を設置した構成としたことを特徴とする請求項3記載の導温装置の導温管配置構造。
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JP2005001518U JP3111790U (ja) | 2005-03-24 | 2005-03-24 | 導温装置の導温管配置構造 |
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CN110290674A (zh) * | 2019-06-05 | 2019-09-27 | 江苏华美特金属科技有限公司 | 一种高强度、高性能散热器专用防火铝型材 |
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