JP3111678B2 - アクセルペダル踏み込み角度規制装置 - Google Patents

アクセルペダル踏み込み角度規制装置

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JP3111678B2
JP3111678B2 JP04229763A JP22976392A JP3111678B2 JP 3111678 B2 JP3111678 B2 JP 3111678B2 JP 04229763 A JP04229763 A JP 04229763A JP 22976392 A JP22976392 A JP 22976392A JP 3111678 B2 JP3111678 B2 JP 3111678B2
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誠二 西原
良昭 村上
賢次 枝
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Kobelco Construction Machinery Co Ltd
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアクセルペダル踏み込み
角度規制装置に関するものであり、特に建設機械等の作
業車両に於いて、アクセルペダルを一定角度以上踏み込
めないようにした規制装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に、自動車等の走行車両にはアク
セルペダルが設けられており、このアクセルペダルにア
ーム部材を連結してアクセルワイヤーを接続してある。
そして、アクセルペダルを踏み込むことにより、アーム
部材を介してアクセルワイヤーが引張られ、エンジンの
回転数が上昇する。又、アクセルペダルの踏み込みを停
止すれば、戻しばね等の付勢によりアクセルワイヤーが
引き戻されてエンジンの回転数が低下し、アーム部材を
介してアクセルペダルも元の位置へ復帰する。
【0003】ここで、建設機械について述べれば、建設
作業は深夜に亘って行われることも多く、人工密集地域
での深夜の建設作業の騒音が近隣の環境に悪影響を与え
ることが問題となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、近時
建設作業の騒音が問題となってきているため、深夜の建
設作業では建設機械のエンジンの回転数を最小限度に抑
えなければならない。然し、作業中にオペレータは作業
に熱中するあまり、アクセルペダルを踏み込み過ぎてエ
ンジンを高回転にし、大きな騒音を発生することが多
い。
【0005】そこで、深夜の建設作業時にはアクセルペ
ダルの踏み込み角度を規制して、必要以上にエンジンの
回転数が上昇しないようにするために解決すべき技術的
課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を解決
するために提案されたものであり、アクセルペダルに連
結されたアーム部材にアクセルワイヤーを接続して押し
引き自在にしたアクセルペダル装置に於いて、前記アー
ム部材に規制用部材を固設し、該規制用部材に向けてス
ライドし且つ規制用部材に向けて漸次肉薄になるテーパ
ー部材を近接して設け、このテーパー部材をワイヤーケ
ーブル等でスライドさせて規制用部材に接触離反自在に
構成したアクセルペダル踏み込み角度規制装置を提供す
るものである。
【0007】
【作用】アクセルペダルの踏み込み動作に伴ってアーム
部材が回動し、アクセルワイヤーが引張られてエンジン
の回転数が上昇する。アーム部材には規制用部材を固設
してあり、この規制用部材に向けてテーパー部材を近接
して設けてある。そして、オペレータがワイヤーケーブ
ル等で該テーパー部材を規制用部材へ向けてスライドさ
せ、アーム部材が回動したときに該テーパー部材のテー
パー面に規制用部材を接触させれば、前記アーム部材の
回動は停止し、アクセルペダルの踏み込み動作が規制さ
れる。
【0008】従って、テーパー部材のスライド量によっ
てテーパー部材と規制用部材との接触位置が変化し、ア
ーム部材の回動を任意の位置で停止できる。即ち、アク
セルペダル踏み込み角度を任意の角度に規制することが
でき、深夜の建設作業時にはアクセルペダル踏み込み角
度を小に設定しておくことにより、必要以上にエンジン
が高回転に上昇しなくなり、エンジン騒音の発生を防止
できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従って詳述
する。図1及び図2は建設機械の一例としてのホイール
ローダの全体図であり、バケット11及びアーム12等
の建設機械を備えた前車両部13と、エンジンや油圧装
置などの機関部(図示せず)、運転席14及び操作機構
15等を搭載した後車両部16とに二分割されている。
前車両部13の中央後部にブラケット17を設けるとと
もに、後車両部16の中央前部に連結部18を突設し、
前記ブラケット17と連結部18とをピン結合して前車
両部13と後車両部16とを連結する。又、後車両部1
6の連結部18の側方から油圧シリンダ19を前方へ突
設し、該油圧シリンダ19のピストンロッド19aを前
車両部13のブラケット17の側方に接続する。
【0010】而して、当該ホイールローダはオペレータ
が操作機構15を操作してアーム12及びバケット11
等の建設機械を操作するとともに、ステアリング機構2
0を操作して前車両部13を左右へ回向する。例えば、
オペレータが左方向へステアリング機構20を操作すれ
ば、油圧装置の作動によって油圧シリンダ19のピスト
ンロッドが収縮し、後車両部16に対して前車両部13
はブラケット17と連結部18のピン結合部を中心に、
図2に於いて反時計方向へ回動する。従って、当該ホイ
ールローダは左旋回することになる。又、後車両部16
のフロア21にはアクセルペダル22が設けられてお
り、オペレータが該アクセルペダル22を踏み込めば、
当該ホイールローダは前進又は後進する。
【0011】図3はアクセルペダル22の踏み込み角度
規制装置の一実施例を示し、フロア21の取付具23に
アクセルペダル22が枢着されている。同図に於いて実
線で示しているのは、アクセルペダル22が踏み込まれ
ていない状態の(A)位置を示し、該アクセルペダル2
2の背面に枢着した連結ロッド24の下端部はベルクラ
ンクアーム25の一端部25aに連結され、ベルクラン
クアーム25の他端部25bにはインナーワイヤー26
の取付具27をピン28によって接続してある。更に、
インナーワイヤー26を被覆するアウターワイヤー29
は後方へ(図3の左方向を後方向とする)延設されてア
クセルワイヤーを形成し、アウターワイヤー29の前端
部はナット30,30によりブラケット31に締着され
ている。
【0012】又、ベルクランクアーム25は軸32を中
心に回動するが、他端部25b側にアーム33を固設
し、このアーム33にストッパボルト34を螺着すると
ともに、該ストッパボルト34の頭部に左右方向(図3
の紙面の奥行き方向)に長い円柱形の係止片35を固着
して規制用部材を形成する。該ストッパボルト34の係
止片35の高さは、ストッパボルト34の螺着深さと固
定用ナット36の締結によって所定高さに締着される。
尚、係止片35の形状は円柱形に拘わらず、他の形状で
も良いことは当然である。
【0013】ここで、前記ブラケット31には前面視略
U字形のスライドガイド37が延設されており、このス
ライドガイド37内を前後方向へスライド自在にテーパ
ー部材38を遊嵌する。このテーパー部材38の後部3
8aにはワイヤーケーブル39を連結してあり、該ワイ
ヤーケーブル39を押し引きすることによってテーパー
部材38がスライドガイド37内を前後へスライドし
て、規制用部材であるストッパボルト34及び係止片3
5に対して接触離脱自在となるように構成されている。
【0014】図3に示した状態はテーパー部材38が後
方へ位置しており、アクセルペダル22を(B)の位置
まで一杯に踏み込んだ場合には、二点鎖線で示すよう
に、連結ロッド24を介してベルクランクアームの一端
部25aが下方へ押圧され、ベルクランクアーム25は
ピン32を中心に同図中時計方向へ回動する。従って、
ピン28によってベルクランクアームの他端部25bに
接続された取付具27を介してインナーワイヤー26が
前方に引張られ、エンジン(図示せず)の回転が上昇す
る。即ち、アクセルペダル22を一杯に踏み込んでエン
ジンが全開の状態となる。然るとき、前記アーム33と
ともにストッパボルト34及び係止片35も回動する
が、テーパー部材38が後方に位置しているため係止片
35はテーパー部38bに接触せず、ベルクランクアー
ム25の回動を妨げることはない。
【0015】ここで、当該ホイールローダを深夜の人工
密集地域で運転する場合は、エンジンの騒音を最低限度
に抑えるため、アクセルペダル22の踏み込み角度を図
3に示す(C)位置までに規制する。このためには、運
転席に設けたレバー等を操作することによって、前記ワ
イヤーケーブル39を押してテーパー部材38を前進さ
せる。
【0016】図4はテーパー部材38がスライドガイド
37の内側に沿って前進した状態を示し、テーパー部3
8bが前進しているため規制用部材である係止片37が
時計方向へ回転したときテーパー部38bに当接し、ス
トッパボルト34及びアーム33が係止される。従っ
て、ベルクランクアーム25の回動が停止し、図3の
(C)位置でアクセルペダル22の踏み込みが規制さ
れ、それ以上は踏み込めない。即ち、アクセルペダル用
のインナーワイヤー26の引張が、図4に示した位置で
停止し、エンジンの回転がそれ以上上昇しないように規
制される。
【0017】斯くして、オペレータが作業中に思わずア
クセルペダル22を強く踏んでも、図3の(C)位置以
上には踏み込まれることはなく、エンジンの回転を低回
転に抑えて深夜の建設工事の騒音の発生を防止できる。
このアクセルペダル踏み込み角度の規制位置は、前述し
たように、ストッパボルト34と固定用ナット36とで
微調整することは可能である。
【0018】図5は、他の実施例を示したものであり、
フロア21の取付具23にアクセルペダル22が枢着さ
れ、その背面に枢着した連結ロッド24の下端部は、フ
ロア21の下面に枢着したベルクランクアーム40の一
端部40aに連結されている。該ベルクランクアーム4
0は軸41を中心に回動自在であり、該ベルクランクア
ーム40の他端部40bにはアクセルワイヤー42の取
付具43を接続してあり、前記アクセルペダル22を踏
み込むことによってアクセルワイヤー42のインナーワ
イヤーが引張られるように形成されている。
【0019】前記ベルクランクアームの他端部40b側
にプレート44を固着してあり、フロア21の下面側に
設けた軸45を中心に回動自在な略扇形状のプレート4
6の先端部46aと、該プレート44との間をロッド4
7にて連結する。又、フロア21下面には先端に膨拡部
48を有するスライド部材49が設けられており、ワイ
ヤーケーブル50で前後へスライド自在に支持されてい
る。
【0020】ここで、アクセルペダル22の踏み込み角
度を規制する場合には、運転席に設けたレバー等の操作
によってワイヤーケーブル50を引張り、二点鎖線で示
すようにスライド部材49及び膨拡部48を後方(図5
の左方向)へ移動する。然るときに、アクセルペダル2
2を踏み込めば、ベルクランクアーム40が軸41を中
心に同図中反時計方向へ回動する。そして、ロッド47
が引張られプレート46が軸45を中心に反時計方向へ
回動し、同図中二点鎖線で示すようにプレート46の上
辺46bがスライド部材49の膨拡部48に当接する。
従って、ベルクランクアーム40の回動が停止し、アク
セルペダル22は同図中二点鎖線の位置で踏み込みが規
制され、それ以上は踏み込めない。斯くして、図3及び
図4に示した構成の装置と、まったく同様の作用効果を
得ることができる。
【0021】尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
【0022】
【発明の効果】本発明は上記実施例に詳述したように、
オペレータが運転席でレバー等を操作してワイヤーケー
ブルを押し引きし、テーパー部材をスライドさせる。テ
ーパー部材を規制用部材に近接するようにスライドさせ
れば、アクセルペダルに連結した規制用部材が、アクセ
ルペダルの踏み込みによって回動しながらテーパー部材
に当接し、アクセルペダルの踏み込み角度を一定位置に
規制できる。
【0023】依って、深夜の人工密集地域での建設作業
に於いて、極めて簡便な操作でアクセルペダルの踏み込
み角度を規制でき、アクセルペダルの踏み込み過ぎによ
るエンジンの騒音の発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】建設機械の一例としてのホイールローダの全体
を示す側面図。
【図2】ホイールローダの全体を示す平面図。
【図3】アクセルペダル踏み込み角度規制装置の一実施
例を示す側面図。
【図4】アクセルペダル踏み込み角度規制装置の作動状
態を示す要部の側面図。
【図5】アクセルペダル踏み込み角度規制装置の他の実
施例を示す側面図。
【符号の説明】
22 アクセルペダル 24 連結ロッド 25 ベルクランクアーム 26 インナーワイヤー 29 アウターワイヤー 34 ストッパボルト 35 係止片 37 スライドガイド 38 テーパー部材 38b テーパー部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平3−89948(JP,U) 実開 昭56−135315(JP,U) 実開 昭63−150830(JP,U) 実開 平2−22637(JP,U) 実開 昭63−171231(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60K 26/00 - 26/04 F02D 11/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクセルペダルに連結されたアーム部材
    にアクセルワイヤーを接続して押し引き自在にしたアク
    セルペダル装置に於いて、前記アーム部材に規制用部材
    を固設し、該規制用部材に向けてスライドし且つ規制用
    部材に向けて漸次肉薄になるテーパー部材を近接して設
    け、このテーパー部材をワイヤーケーブル等でスライド
    させて規制用部材に接触離反自在に構成したことを特徴
    とするアクセルペダル踏み込み角度規制装置。
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