JP3111632B2 - 光ファイバコネクタ - Google Patents

光ファイバコネクタ

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JP3111632B2
JP3111632B2 JP04129786A JP12978692A JP3111632B2 JP 3111632 B2 JP3111632 B2 JP 3111632B2 JP 04129786 A JP04129786 A JP 04129786A JP 12978692 A JP12978692 A JP 12978692A JP 3111632 B2 JP3111632 B2 JP 3111632B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば金属管等を被
覆した外装被覆光ファイバケ−ブルを接続する光ファイ
バコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ファイバケ−ブルを端末機器等に接続
するために各種の光ファイバコネクタが使用されてい
る。また、光ファイバケ−ブルのマイクロベンドロスの
低減や使用条件を考慮して、光ファイバを金属等の無機
材からなる外装管で緩く被覆した外装被覆光ファイバケ
−ブルが使用されている。
【0003】この外装被覆光ファイバケ−ブルを光ファ
イバコネクタに接続する場合も、通常の光ファイバケ−
ブルと同様に、外装被覆光ファイバケ−ブルの外被を除
去して端末処理を行なった後に光ファイバをフェル−ル
の中に挿入し、接着又は圧着して固定する。この光ファ
イバを固定したフェル−ルと外装管とを弾性機構とねじ
機構を用いて円筒状のハウジングに固定する方法が一般
的に採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この光ファイバコネク
タに接続された外装被覆光ファイバケ−ブルの外装管の
端部開口部は光ファイバコネクタの内部空間に露出して
いる。一方、光ファイバコネクタはフェル−ルと外装管
を弾性機構とねじ機構でハウジングに固定するようにな
っているため、光ファイバコネクタ自体には機密性はな
く、特に光ファイバコネクタの内部空間に露出している
外装管の端部開口部は外装管を通して反対側の外部開口
部と連結している。このため光ファイバを例えば温度セ
ンサや圧力センサとして使用する場合に、光ファイバの
使用環境が特殊ガスや水圧のかかる雰囲気又は高圧や真
空雰囲気のときには、特殊ガスや水等が外装管内部から
光ファイバコネクタの内部に入り込み、光ファイバコネ
クタの寿命を低下させたりする。また、高圧や真空雰囲
気の場合は測定雰囲気の圧力を変動させる等の不都合が
あった。
【0005】この発明はかかる短所を解決するためにな
されたものであり、外部雰囲気が外装管に沿って内部に
入り込むことを防止することができる光ファイバコネク
タを得ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る光ファイ
バコネクタは、光ファイバを外装する被覆管の扁平部を
係止する通路を有する固定部材と、固定部材の被覆管の
扁平部を含む内部空間に充填された充填材とを有するこ
とを特徴とする。上記充填材は高分子系の接着剤である
ことが好ましい。
【0007】
【作用】この発明においては、固定部材の貫通孔に外装
被覆光ファイバケ−ブルを挿通し、外装管の貫通孔両端
部を扁平に加工して、外装管を固定部材に固定する。
【0008】この固定部材の貫通孔と外装管の扁平部を
含む内部空間に有機高分子系の接着剤を充填して固定部
材の内部空間を外部雰囲気から遮断する。
【0009】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示す断面図であ
る。図に示すように、光ファイバコネクタ1は、金属管
被覆光ファイバケ−ブル2の光ファイバ素線3を接着,
固定するフェル−ル4と、フェル−ル4を後端部から挿
入し固定するフレ−ム5と、フレ−ム5の後端部にねじ
込まれるストッパ6と、スペ−サ7を介してストッパ6
に押圧されてフェル−ル4をフレ−ム5に固定するスプ
リング8とを有する。ストッパ6は金属管被覆光ファイ
バケ−ブル2の金属管9を固定する固定部材でもあり、
その後端部には金属管被覆光ファイバケ−ブル2の金属
管9を挿通する貫通孔10が設けられている。そして貫
通孔10の両端部に金属管9の先端扁平部11aと後端
扁平部11bとを係止して金属管9を固定している。こ
のストッパ6の金属管9を挿通した貫通孔10と先端部
扁平部11aを含むストッパ6の内部空間には充填材1
2が充填されている。
【0010】充填材12としては、例えばエポキシ系接
着剤やニトリルゴム−フェノ−ル系,ポリウレタン系等
の樹脂系の接着剤や耐熱性の強いシリコ−ンゴム系の接
着剤が使用している。
【0011】上記のように構成された光ファイバコネク
タ1に金属管被覆光ファイバケ−ブル2を接続するとき
は、まず、ストッパ6,スペ−サ7,スプリング8の順
に金属管被覆光ファイバケ−ブル2に挿入する。次に、
金属管被覆光ファイバケ−ブル2の端末処理を行い、光
ファイバの心線13と光ファイバ素線3をそれぞれ所定
長さだけ剥き出し、光ファイバ素線3をフェル−ル4に
接着して固定する。この接着剤が十分に硬化したらフェ
ル−ル4から一定距離だけ隔てた金属管9の先端部部分
を扁平に加工して先端扁平部11aを形成する。
【0012】そして、外側にワッシャ14と接続ナット
15を取り付けたフレ−ム5にフェル−ル4の先端部を
挿入する。その後、ストッパ6の貫通孔10と金属管9
の間隙とストッパ6の内部空間に充填材12を充填して
から、ストッパ6をフレ−ム5に締め付けて、光ファイ
バ素線3を固定したフェル−ル4をストッパ6とスペ−
サ7とスプリング8及びフレ−ム5で固定するととも
に、金属管9の先端扁平部12aをストッパ6の貫通孔
10の先端部に押し付ける。次にストッパ6の貫通孔1
0の後端部から出ている金属管9の部分を扁平に加工し
て後端扁平部11bを形成し、貫通孔10の両端部で先
端扁平部12aと後端扁平部12bを抑えて金属管9を
固定する。
【0013】このように金属管9をストッパ6に固定し
たときに、金属管9とストッパ6との間の破断強度は5
kg以上あり、十分な強度で光ファイバ素線3に引張力等
が作用することを防ぐことができる。
【0014】また、ストッパ6の貫通孔10と金属管9
との間隙及び先端扁平部12aを含むストッパ6の内部
空間にエポキシ系等の接着剤からなる充填材12を充填
してストッパ6と金属管9の間を固着させることによ
り、ストッパ6の貫通孔10を密封することができると
ともに、金属管9とストッパ6との間の破断強度をより
高めることができる。したがって金属管9の内部と光フ
ァイバコネクタ1の内部を完全に遮断することができ、
光ファイバコネクタ1の内部に特殊ガスや水が入り込む
ことを防ぎ、かつ測定場所の圧力変動を防止することが
できる。
【0015】さらに、貫通孔10と金属管9との間にエ
ポキシ系等の接着剤からなる充填材12の被膜を形成す
ることができるから、布設された金属管被覆光ファイバ
ケ−ブル2と光ファイバコネクタ1との間を電気的に絶
縁することができ、金属管9に誘起された電磁妨害波や
漏洩電流等が光ファイバコネクタ1を経由して端末機器
等に入り込むことを防ぐことができ、端末機器等の誤動
作を防止することができる。
【0016】なお、上記実施例は充填材12として高分
子系の接着剤を使用した場合について説明したが、シリ
コ−ンゴムやふっそゴム等のように弾性を有する部材を
貫通孔10と金属管9との間隙及び先端扁平部12aを
含むストッパ6の内部空間に押し込めて充填材12を形
成しても良い。
【0017】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、固定部
材の貫通孔に金属管被覆光ファイバケ−ブルを挿通し、
金属管の貫通孔両端部を扁平に加工して金属管を固定部
材に固定するようにしたから、金属管被覆光ファイバケ
−ブルと光ファイバコネクタを簡単に、かつ確実に接続
することができる。
【0018】また、金属管被覆光ファイバケ−ブルを光
ファイバコネクタに接続するときに、金属管を固定部材
に固定するから、光ファイバ素線に引張力等が直接作用
することを防ぐことができるとともに、光ファイバ素線
に振動や衝撃の影響を与えることを防止することができ
る。
【0019】また、外装管の扁平部を含む固定部材の内
部空間に高分子系の接着剤を充填して外装管の内部と光
ファイバコネクタの内部を完全に遮断するから、光ファ
イバを例えば温度センサや圧力センサとして特殊ガスや
水圧のかかる雰囲気又は高圧や真空雰囲気内で使用して
も、光ファイバコネクタの内部に特殊ガスや水が入り込
むことを防ぎ、かつ測定場所の圧力変動を防止すること
ができ、光ファイバコネクタの寿命を低下させたり、光
ファイバを通る信号に悪影響を与えることを防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 光ファイバコネクタ 2 金属管被覆光ファイバケ−ブル 4 フェル−ル 6 ストッパ 9 金属管 10 貫通孔 11a 先端扁平部 11b 後端扁平部 12 充填材

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバを固定する光ファイバコネク
    タにおいて、光ファイバを外装する被覆管の扁平部を係
    止する通路を有する固定部材と、固定部材の被覆管の扁
    平部を含む内部空間に充填された充填材とを有すること
    を特徴とする光ファイバコネクタ。
  2. 【請求項2】 充填材が高分子系の接着剤である請求項
    1記載の光ファイバコネクタ。
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