JP3111568U - ビタミンc成分を放散する温風ヒーター - Google Patents

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Abstract

【課題】ビタミンC成分を放散する温風ヒーターを提供する。
【解決手段】温風ヒーターは、ヒーター本体10Aを有し、その表面に収容溝12Aが形成され、該収容溝12Aに抗酸化作用やオゾン殺菌作用、除臭作用を有するビタミンC成分を含む放散体20Aが設置されることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本考案は、特にビタミンC成分を放散する温風ヒーターに関するものである。
従来の温風ヒーターは、例えば、中華民国実用新案公告第199565号「改良型温風ヒーター」に示すように、外部カバーを有し、該外部カバーの一端に送風口が設けられ、該送風口の内部に送風器が設けられ、該送風器による風が電熱プレートを経由することにより温風を作り出すものが一般的である。
中華民国実用新案公告第199565号「改良型温風ヒーター」
しかしながら、従来の温風ヒーターは、単に温風を出すことしかできなく、他の機能、例えばビタミンC成分やビタミンC成分を含む香りを放散するなどの機能を有しない。故に、従来の温風ヒーターは実用性に優れない。
本考案は、
ヒーター本体(10A)を有し、その表面に収容溝(12A)が形成され、該収容溝(12A)に抗酸化作用やオゾン殺菌作用、除臭作用を有するビタミンC成分を含む放散体(20A)が設置されることを特徴とするビタミンC成分を放散する温風ヒーター、を提供する。
本考案は、上記の課題を解決するものであり、ヒーター本体を有し、その表面に収容溝が形成され、該収容溝に抗酸化作用やオゾン殺菌作用、除臭作用を有するビタミンC成分を含む放散体が設置され、
更に、前記収容溝がヒーター本体の背面に形成され、該ヒーター本体に空気取入口を有する送風器が設けられると共に、該空気取入口が収容溝の内側に開設され、
更に、前記放散体は複数の孔部を有するプレート体であり、該プレート体上にビタミンC成分の粒子が付着しており、尚、前記放散体においては表面に複数の孔部を有するカートリッジを設け、該カートリッジ内に複数のビタミンC成分芳香剤を内装させてもよく、
更に、前記収容溝の開口部に孔部を有するプレート板を着脱可能に取付けた方がより好ましい。
上述したように、本考案の温風ヒーターには、通常の機能のほかに、ビタミンC成分を放散する機能を有するので、収容溝からビタミンC成分を放散することができる。
前記ビタミンC成分を放散することにより、次に示すような効果を提供できる。
1.室内のオゾン濃度が高くなることにより起きる人体の肺組織への悪影響を防ぐことができる。
2.室内の悪臭を除去することができる。
3.抗酸化作用により人体によい影響を与えることができる。
以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。
図1は本考案に係るビタミンC成分を放散する温風ヒーターの第1実施例の分解斜視図であり、図2は本考案に係るビタミンC成分を放散する温風ヒーターの第1実施例の分解斜視図であり、図3は本考案に係るビタミンC成分を放散する温風ヒーターの第1実施例の部分側面透視図であり、図4は本考案に係るビタミンC成分を放散する温風ヒーターの第1実施例の使用状態を示す斜視図であり、図5は本考案に係るビタミンC成分を放散する温風ヒーターの第2実施例の分解斜視図であり、図6は本考案に係るビタミンC成分を放散する温風ヒーターの第3実施例の分解斜視図である。
図1乃至図4に示すように、本考案に係るビタミンC成分を放散する温風ヒーターの第1実施例は、ヒーター本体(10A)と、放散体(20A)と、カバー板(30A)とを有し、該ヒーター本体(10A)の前面下側に吹出口(11)が形成されると共に、背面に方形の収容溝(12A)が形成され、更に内部に送風器(131)が設けられ、該送風器(131)の後端に空気取入口(131)が開設されることにより、空気を取入れる構成である。また、前記送風器(13)の前端下側に送風口(132)が形成され、該送風口(132)は内部に加熱器が設けられる矩形枠体であるダクト(14)に結合され、該ダクト(14)の前端は、前記吹出口(11)と対応している。
前記放散体(20A)は、収容溝(12A)の内部に取付けられ、また、本実施例中では、放散体(20A)は複数の孔部(符号なし)を有する方形のプレート体(21A)であり、そのプレート体上にビタミンC成分の粒子を付着させることにより、抗酸化作用やオゾン殺菌作用、除臭作用を達成している。
前記カバー板(30A)は、複数の孔部を有するプレート体(21A)を収容した後、着脱可能にヒーター本体(10A)の開口部(符号なし)に嵌め込まれる。
図5に示すように、本考案に係るビタミンC成分を放散する温風ヒーターの第2実施例は、前記第1実施例における放散体(20A)を改良した放散体(20B)を使用したものであり、該放散体(20B)は、表面に複数の孔部(符号なし)を有する方形のカートリッジ(21B)であり、そのカートリッジ(21B)の内部に複数のビタミンC成分芳香剤(22B)をセットすることにより、抗酸化作用やオゾン殺菌作用、除臭作用を達成するものである。なお、第2実施例における他の部分については、前記第1実施例と同様であるため、説明を省略する。
図6に示すように、本考案に係るビタミンC成分を放散する温風ヒーターの第3実施例は、前記第1、第2実施例と異なる、収容溝の設置方法を示すものであり、その収容溝(12B)は方形を呈し、ヒーター本体(10B)の前面に形成され、更に、放散体(20C)は、複数の孔部(符号なし)を有する方形のプレート体(21C)であると共に、前記収容溝(12B)の内部に取付けられ、そのプレート体上にビタミンC成分の粒子を付着させることにより、抗酸化作用やオゾン殺菌作用、除臭作用を達成している。また、カバー板(30B)は、複数の孔部を有するプレート体(21C)を収容した後、着脱可能にヒーター本体(10B)の開口部(符号なし)に嵌め込まれる。
更に、第3実施例の放散体(20C)は、前記第2実施例の如く、カートリッジの内部に複数のビタミンC成分芳香剤をセットするタイプでもよい。
また、前記第1実施例を実施する時は、図1乃至図4に示すように、送風器(13)により空気取入口(131)に空気が取入れられ、この時、外部の気流によりカバー板(30A)及び収容溝(12A)内の放散体(20A)が送られ、それと同時に、その中に含まれるビタミンC成分が吹出口(11)から温風と一緒に外部へ吹出される。
一方、前記第3実施例を実施する時は、図6に示すように、収容溝(12B)内の放散体(20C)に含まれるビタミンC成分或いはビタミンC成分を含む芳香剤がカバー板(30B)から外部へ放散される。
尚、上述した実施形態は単に本考案の一部の形態であり、本明細書に示す主張の範囲内であれば如何なる形態に構成させてもよく、また、容易に想到し得る範囲内であれば、当然本考案の主張範囲に属することは言うまでもない。
本考案に係るビタミンC成分を放散する温風ヒーターの第1実施例の分解斜視図である。 本考案に係るビタミンC成分を放散する温風ヒーターの第1実施例の分解斜視図である。 本考案に係るビタミンC成分を放散する温風ヒーターの第1実施例の部分側面透視図である。 本考案に係るビタミンC成分を放散する温風ヒーターの第1実施例の使用状態を示す斜視図である。 本考案に係るビタミンC成分を放散する温風ヒーターの第2実施例の分解斜視図である。 本考案に係るビタミンC成分を放散する温風ヒーターの第3実施例の分解斜視図である。
符号の説明
10A,10B ヒーター本体
11 吹出口
12A,12B 収容溝
13 送風器
131 空気取入口
132 送風口
14 ダクト
20A,20B,20C 放散体
21A,21C プレート体
21B カートリッジ
22B ビタミンC成分芳香剤
30A,30B カバー板

Claims (3)

  1. ヒーター本体を有し、その表面に収容溝が形成され、該収容溝に抗酸化作用やオゾン殺菌作用、除臭作用を有するビタミンC成分を含む放散体が設置されることを特徴とするビタミンC成分を放散する温風ヒーター。
  2. 前記収容溝がヒーター本体の前面に形成されることを特徴とする請求項1に記載のビタミンC成分を放散する温風ヒーター。
  3. 前記収容溝がヒーター本体の背面に形成され、該ヒーター本体に空気取入口を有する送風器が設けられると共に、該空気取入口が収容溝の内側に開設されることにより、該収容溝に面して空気を送風器に取入れることを特徴とする請求項1に記載のビタミンC成分を放散する温風ヒーター。


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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114413545A (zh) * 2022-01-26 2022-04-29 长虹美菱股份有限公司 一种具有除菌功能的冰箱及控制方法

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