JP3111493U - 消雪用散水ノズル - Google Patents

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Abstract


【課題】 散水時のみ散水口が露出する消雪用散水ノズルにおいて、散水量調整を現実の散水量を視認しながら調整できるようにする。
【解決手段】 給水管aと接続する給水部11及び給水部に通じ且つ上部開口の水室部13を設けた本体1と、給水部と水室部の間に介装される流量調整機構体2と、上下動可能にして上方移動時に水室部と連通する散水口323が露出し、下降時に散水口が非露出状態となる散水部32を抜け止め構造で付設すると共に、水室上部開口を閉塞して装着可能に設けた蓋体3とを備えてなる。
【選択図】 図1

Description

本考案は、消雪道路に使用される消雪用散水ノズルに関するものである。
消雪道路は、道路面下に消雪水を供給する給水管を埋設し、給水管からの消雪水を道路面に散布する散水ノズルを適当間隔毎設置してなるものである。この消雪用散水ノズルは、従来より種々の構造のものが知られているが、基本的には給水管と接続する給水部と、給水部と通ずる水室と、水室から上方へ放射状に形成された散水部とを有するノズル本体に、給水部と水室との間に水量調整並びに遮断を行う水量調整機構を介設してなるものである。前記の本体自体に散水口を備えたノズルにあっては、その目詰まりが生じた際に埋設された本体自体の取り替えが必要である
そこで非散水時に散水口を非露出状態として、散水口の目詰まりを防止する散水ノズルが、実公昭51−29534号公報(特許文献1)に示されている。前記文献には、ノズル本体内の水圧が上昇すると、散水部を押し上げて散水口を露出させて散水を行い、水圧が低下すると自重又は外圧で散水部を下降させて、散水口を隠蔽するようにした構造が開示されている。
実公昭51−29534号公報。
前記の水圧開閉による散水口を備えた散水ノズルにおける流量調整は、散水口部の上下移動距離を制限することで、散水口の放水面積を調整して実現している。
しかし前記の調整は、複数の散水口(例えば四方方向散水の場合には4個の散水口を備えている)を同時に調製することになり、僅かなミリ単位での調整となり、調整操作が微妙で、煩雑な作業となる。
また前記公知文献の記載によると、散水量の調整に際しては散水口を備えた蓋体の一部を開口して行うもので、ノズル本体と給水管とが直通状態であるから、基本的に給水管への給水を停止する散水停止時の状態でしか調整作業ができない。散水状態のままで調整したとしても、調整時散水量を視認できない状態での調整作業となってしまう。
そこで本考案は、散水時のみ散水口が露出し、且つ散水量調整を現実の散水量を視認しながら調整できる新規な消雪用散水ノズルを提案したものである。
本考案に係る消雪用散水ノズルは、給水管と接続する給水部及び給水部に通じ且つ上部開口の水室部を設けた本体と、給水部と水室部の間に介装される流量調整機構体と、上下動可能にして上方移動時に水室部と連通する散水口が露出し、下降時に散水口が非露出状態となる散水部を抜け止め構造で付設すると共に、水室上部開口を閉塞して装着可能に設けた蓋体とを備えてなることを特徴とするものである。
而して前記消雪用散水ノズルを従前のノズルと同様に給水管に連結して、蓋体上面のみを露出させて路面などに埋設設置するもので、水室部に所定の水圧が加わると、散水部を押し上げて、散水口を露出させ散水が行われるものである。流量調整に際しては、蓋体を外し、流量調整機構体を操作するもので、前記の操作は消雪水の流出量を確認しながら行うことができる。
また本考案に係る第二の消雪用散水ノズルは、給水管と接続する給水部及び給水部に通じ上部開口の収納部を設けた本体と、下方部分が前記収納部内に収納される大きさで、上部に収納部の上部開口箇所を塞ぐ蓋部、前記蓋部に抜け止め構造で付設されると共に、上下動可能にして上方移動時に下方に位置する水室部と連通する散水口が露出し、下降時に散水口が非露出状態となる散水部、給水部の出口側に螺合される筒状の装着部、及び筒状装着部と水室部間に介装され、且つ蓋部上面から調製可能に設けた流量調整機構部を設けた散水体とを備えてなることを特徴とするものである。
前記の第二の消雪用散水ノズルも前記ノズルと同様に給水管に連結して、蓋部上面のみを露出させて路面などに埋設設置し、水室部に所定の水圧が加わると、散水部を押し上げて散水が行われるもので、流量調整に際しては、蓋部上面から流量調整機構部を操作するもので、前記の操作は散水状態を確認しながら行うことができる。
本考案の構成は上記の通りで、所定の水圧が加わった場合に散水口が露出するノズルにおいて、給水管の水圧に対応して、流出量や散水量を確認しながら流量調整操作を行うことができる。
次に本考案の実施形態について説明する。図1乃至3は第一の実施形態を示したもので、この実施形態の消雪用散水ノズルは、本体1と流量調整機構体2と、蓋体3とで構成されているものである。
本体1は、基本的に従前のノズル本体と同様で、下方部分に給水管aと接続する給水部11を設け、給水部11の上部に流量調整機構体2の装着用螺孔12を介して水室部13を設けたものである。尚水室部13は上部が開口し、底面部分に蓋体3の装着用ボルト孔14を設けているものである。
流量調整機構体2は、従前の調整弁と同様の構成で、外筒体部21と調整体部22で構成され、外筒体部21は、下方部分外周に、装着螺孔12に螺合されるに螺子部23を刻設して前記螺孔12に装着され、装着状態で水室部13に面する周壁に通水孔24を穿設してなる。
調整体部22は、頂部に操作溝(ドライバー用溝)25を設けると共に、螺合やその他の手段で回動可能で且つ抜け止め状態で外筒体部21内に装着し、回動操作で通水孔24の通水面積を調整するようにしたものである。
蓋体3は、蓋本体部31と散水部32とで構成され、蓋本体部31は、水室部13の上部開口箇所を閉塞するもので、閉塞装着可能に、ボルト孔14に螺合する装着ボルト311を付設してなり、また蓋本体部31の中央には、散水部32の装着筒部312を設けてなる。
散水部32は、装着筒部312内に、水密性を確保し、且つ上下動可能に設けたもので、特に装着筒部312から内方に突出させたストッパー321及びストッパー321の先部が嵌入される縦溝322の組み合わせで上下動範囲を制限し、上方移動時に水室部13と連通する散水口323が露出し、下降時に散水口323が非露出状態となる位置に散水口323を設けてなるものである。
而して前記消雪用散水ノズルを給水管aに連結して、蓋体3の上面のみを露出させて路面などに埋設設置するもので、給水管aから消雪水が供給されると、水室部13に所定の水圧が加わり、当該水圧で散水部32を押し上げると、散水口323が露出し、消雪水の散水が行われるものである。
前記の散水水量は、給水圧力によって変化するものであり、その給水圧力も設置箇所によって変化する。即ち給水管の管路構成によって、ポンプより遠い箇所は途中の散水により水圧が低下するし、路面の標高が高ければ水圧が低下し、逆であれば水圧が上昇する。従ってノズルの設置後や当該年の最初の散水開始時には、ノズル毎の流量調整が必要である。
そこで前記の実施形態においては、蓋体3を外し、流量調整機構体2の調整体部22を、頂部の操作溝25を使用して回動し流量調整を行うもので、前記の調整は、水室部13の上部開口から溢れ出る流出量を視認しながら行うことができるものである。
図4乃至6は第二の実施形態を示したもので、この実施形態の消雪用散水ノズルは、本体4と散水体5とで構成されているものである。
本体4は、下方部分に給水管aと接続する給水部41を設け、給水部41の上部に散水体5の装着用螺孔42を設け、当該螺孔42の上方部分には適宜大きさの上部開口収納部43を設けたものである。
散水体5は、蓋部51、水室部52、収納室53及び筒状装着部54を、前記収納部43に収納される大きさで、一体に形成したもので、水室部52に、散水部55を装着し、収納室53に流量調整機構部56を設けたものである。
蓋部51は、収納部43の上部開口箇所を塞ぐもので、蓋部51の中央に水室部52を設ける。また収納室53と対応する位置(中心を挟んだ対照位置)に適宜な凹部511を設けたものである。
収納室53は、水室部52に隣接する箇所に、所定の隔壁57で区切って設けたもので、上部が蓋部上面において開口し、下部が筒状装着部54に接続して水路を形成しているものである。
筒状装着部54は、蓋部51の中心下方部に設けたので、外周面に螺孔42に螺合する螺子を刻設してなる。
散水部55は、水室部52内に、上下動可能で且つ抜け止め構造で付設されもので、上方移動時に下方に位置する水室部52と連通する散水口551が露出し、下降時に散水口551が非露出状態となるようにしたものである。
流量調整機構部56は、収納室53内に、抜け止め状態で且つ回動自在に設けた調整体部561を装着し、調整体部561の頂部に設けた操作部562の回動位置の調整で、隔壁57に設けた通水孔563の通水面積を調整するようにしたもので、特に調整体部561は、収納室53に頂部が埋没する状態で装着する。
また蓋部51上面の凹部511と、収納室53上部にゴム製盲蓋58を嵌合装着してなるもので、盲蓋58を外した状態で、散水体5の回転操作によって散水体5の脱着を行うものである。
而して前記消雪用散水ノズルは、前記第一実施形態と同様に給水管aに連結して、蓋部51の上面のみを露出させて路面などに埋設設置し、給水管aから消雪水が供給されると、所定の水圧で散水部55を押し上げて、消雪水の散水を行うものである。
特に散水水量の調整に際しては、収納室53の上部の盲蓋58を外し、調整体部561の頂部操作部562をドライバーなどを使用して回動し流量調整を行うもので、特に第二実施形態においては、散水状態を直接視認しながら散水量の調整を行うことができるものである。
尚前期の両実施形態においては、所定の水密性を確保するために、適宜箇所に適宜なパッキンなどを装着することは従前の散水ノズルと同様である。
本考案の第一実施形態の全体の断面図。 同散水状態の説明図。 同流量調整の説明図。 本考案の第二実施形態の全体の断面図。 同散水体の正面図(一部切断)。 同本体の正面図(一部切断)。
符号の説明
1 本体
11 給水部
12 装着用螺孔
13 水室部
14 装着用ボルト孔
2 流量調整機構体
21 外筒体部
22 調整体部
23 螺子部
24 通水孔
25 操作溝(ドライバー用溝)
3 蓋体
31 蓋本体部
311 装着ボルト
312 装着筒部
32 散水部
321 ストッパー
322 縦溝
323 散水口
4 本体
41 給水部
42 装着用螺孔
43 上部開口収納部
5 散水体
51 蓋部
511 凹部
52 水室部
53 収納室
54 筒状装着部
55 散水部
551 散水口
56 流量調整機構部
561 調整体部
562 操作部
563 通水孔
57 隔壁
58 ゴム製盲蓋

Claims (5)

  1. 給水管と接続する給水部及び給水部に通じ且つ上部開口の水室部を設けた本体と、給水部と水室部の間に介装される流量調整機構体と、上下動可能にして上方移動時に水室部と連通する散水口が露出し、下降時に散水口が非露出状態となる散水部を抜け止め構造で付設すると共に、水室上部開口を閉塞して装着可能に設けた蓋体とを備えてなることを特徴とする消雪用散水ノズル。
  2. 流量調整機構体が、給水部と水室部との連通部分に螺合装着可能に形成すると共に、周壁に通水孔を穿設した外筒体部と、外筒体部内に、抜け止め状態で且つ回動自在に設けると共に、頂部に操作部を設け、回動位置の調整で通水孔の通水面積を調整する調整体部で構成してなる請求項1記載の消雪用散水ノズル。
  3. 給水管と接続する給水部及び給水部に通じ上部開口の収納部を設けた本体と、下方部分が前記収納部内に収納される大きさで、上部に収納部の上部開口箇所を塞ぐ蓋部、前記蓋部に抜け止め構造で付設されると共に、上下動可能にして上方移動時に下方に位置する水室部と連通する散水口が露出し、下降時に散水口が非露出状態となる散水部、及び給水部の出口側に螺合される筒状の装着部、及び筒状装着部と水室部間に介装され、且つ蓋部上面から調製可能に設けた流量調整機構部を設けた散水体とを備えてなることを特徴とする消雪用散水ノズル。
  4. 流量調整機構部を、上部が蓋部上面に開口し、且つ水室部と所定の隔壁で区切った収納室と、前記隔壁に設けた通水孔と、前記収納室内に抜け止め状態で且つ回動自在に設けると共に、頂部に操作部を設け、回動位置の調整で通水孔の通水面積を調整する調整体部で構成してなる請求項3記載の消雪用散水ノズル。
  5. 調整体部を収納室に頂部が埋没する状態で装着すると共に、前記収納室位置と対応する蓋部上面に凹部を形成し、収納室上部と前記凹部にゴム製盲蓋を嵌合してなる請求項4記載の消雪用散水ノズル。
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