JP3111491U - 調理補助具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 まな板の上で調理物を包丁で切る場合、柔らかい物(例えば、白菜とか葱とか)であれば、容易に切ることが出来るが、かぼちゃとか大きな薩摩芋等は、成人でもなかなか切れないことがある。ましてや、子供とか高齢者のように力が弱い者には、とうてい容易には切ることが出来なかった。
【解決手段】 平らな基板2のほぼ中央より支持体3を垂直に植立させ、その支持体3の側面から、基板2の平面方向と同じ方向に延びるよう係合腕4,5を植立させて、調理補助具1を構成する。このような調理補助具1の基板2をまな板の端部で押さえておき、穴開き包丁6の穴7を係合腕4,5に係合させる。係合した状態の穴開き包丁6の下に、切ろうとしている物を置いて切る。テコの原理により、少ない力でかぼちゃ等を容易に切ることが出来る。
【選択図】 図1

Description

本考案は、包丁で調理物を切る際に、容易に切ることが出来るよう補助する調理補助具に関するものである。
家庭で調理物を調理に適した大きさに切る場合の調理道具としては、調理物や目的によってはスライサー等を用いることもあるが、ほとんどはやはり包丁を用いている。調理物をまな板の上に載せ、一方の手で調理物を押さえ、他方の手に持った包丁でそれを切っている。
調理物が柔らかい物(例えば、白菜とか葱とか)であれば、容易に切ることが出来るが、調理物によっては容易に切ることが出来ない物がある。例えば、かぼちゃとか大きな薩摩芋とか生魚の骨等であるが、これらを包丁で切ろうとする場合、通常の成人でもなかなか切れないことがある。包丁で力いっぱい切り込んでも途中で止まってしまい、そこから進むことも退くことも出来なくなってしまうことさえある。
通常の成人でもその始末であるから、子供とか高齢者のように力が弱い者には、とうてい容易には切ることが出来なかった。即ち、単に包丁を使うだけでは、かぼちゃ等の硬い調理物を容易に切ることは出来ないという問題点があった。
本考案は、このような問題点を解決することを課題とするものである。
前記課題を解決するため、本考案では、平らな基板と、該基板のほぼ中央に垂直に植立された支持体と、該支持体の側面から前記基板の平面方向と同じ方向に延びるよう植立された係合腕とにより構成される調理補助具を提供することとした。
なお、一方の端に開口部を具えたまな板を使っている場合に便利なように、基板のサイズを該開口部に挿通し得るサイズとすると共に、支持体の断面の大きさを該開口部内で回転させ得る大きさとしてもよい。
また、調理補助具の構成を、一方の端部を切起し端部とした細長の平らな基板と、該基板の他方の端部近くに垂直に植立された支持体と、該支持体の側面から前記基板の平面方向と同じ方向であって且つ該基板の長手方向に対して直角方向に延びるよう植立された係合腕とを具えるという構成にすることが出来る。
本考案の調理補助具によれば、その基板の部分をまな板で押さえるようにセットし、包丁の先の部分を調理補助具の係合腕に係合させることにより、テコの原理で包丁に大きな切断力を発生させることが出来る。そのため、成人は勿論、子供とか高齢者のように力が弱い者であっても、かぼちゃとか大きな芋等のような切りにくい調理物を、容易に切ることが出来るようになる。
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本考案の調理補助具の第1の実施形態を示す図である。図1において、1は調理補助具、2は基板、3は支持体、4,5は係合腕、6は穴開き包丁、7は穴である。図1(1)は調理補助具1を示しており、図1(2)は穴開き包丁6を使用する場合の調理補助具1との係合の仕方を示している。
先ず、図1(1)に従って説明する。調理補助具1は、平らな基板2と、その上面のほぼ中央に垂直に植立された支持体3と、支持体3の側面からそれぞれ直角に(つまり、基板2の平面方向と同じ方向に延びるよう)植立された任意の個数(図1の例では2個)の係合腕4,5で構成される。
係合腕4,5は、包丁と係合させるための腕であり、その長さは、包丁と係合した時、容易に係合が外れない程度の長さとしておく。また、穴開き包丁6を使う場合に便利なように、係合腕4,5の太さは、穴開き包丁6の穴7に通る程度の太さとしておくことが望ましい。
支持体3は係合腕4,5を支持するための部分である。図1で示した例では、支持体3は板材としているが、何も板材でなければならないというわけのものではなく、係合腕4,5を支持することが出来るものであれば、他の形状のもの(例、角柱とか円柱とか)でも構わない。
なお調理補助具1には、後で説明するように、包丁と係合して使用される際、強い力がかかるから、機械的に強く作っておく必要がある。例えば、ステンレス等で作っておくのが望ましい。
次に、図1(2)に従って説明する。包丁には、刃の部分に沿って小さな穴7が、複数個開けられているタイプのものがある。所謂、穴開き包丁6と言われるものである。本考案の調理補助具1は、穴開き包丁6を使用する際に最も効率良く利用し得る。その理由は、係合腕4,5と穴開き包丁6との係合が最も確実になされるので、手の力のほとんどを調理物の切断に向けることが出来るからである。
穴開き包丁6の場合、図示するように穴開き包丁6の先端の穴7を、係合腕4,5のいずれかに係合させる。この係合は、穴開き包丁6を係合腕4,5の長さ分だけ外方向にずらさない限り外れないから、係合が確実になされる。
図2は、本考案の第1の実施形態のまな板に対する置き方(セットの仕方)の例を説明する図である。図2において、符号は図1のものに対応し、8はまな板、9は開口部である。まな板8には、短手方向のいずれか一方の側に開口部9が設けられているタイプのものがあるが、図2では、そのようなタイプのまな板8に対してセットする仕方を示している。
図2(1)はセットする前の状態を示し、図2(2)はセットした後の状態を示している。
セットの仕方は、次の通りである。
(1)まず調理補助具1の姿勢を、その基板2の長手方向が開口部9の長手方向と一致するような姿勢にする。
(2)そのような姿勢にした調理補助具1の基板2を、開口部9の中に挿入する。
(3)まな板8の開口部9がある方の部分を少し持ち上げ、基板2がまな板8の下方に抜け出るような状態にする。
(4)そのような状態にしたままで、支持体3を中心にして調理補助具1全体を水平方向に90度回転させる。(従って、支持体3の断面の大きさを、開口部9内で回転することが出来るようなものとしておく必要がある。)
(5)持ち上げていたまな板8を下ろす。
このようにすることにより、基板2の長手方向の両端の部分が、まな板8に押さえられるという極めて安定した形にセットされる。
図3は、本考案の第1の実施形態の使用状況を示す図である。符号は図1,図2のものに対応し、10はかぼちゃ,11は調理物である。図3(1)は、穴開き包丁6で、上の係合腕5を利用してかぼちゃ10を切る場合を示し、図3(2)は、下の係合腕4を利用して調理物11を切る場合を示している。
係合腕4,5の内のいずれを利用して切るかは、切ろうとしている対象物に応じて、包丁が使い易いと思われる方を適宜選択すればよい。対象物が大きいかぼちゃ10であれば、穴開き包丁6はそのかぼちゃ10より上に位置した方が良いから、上の係合腕5を利用する。逆に、調理物11のように小さいものであれば、穴開き包丁6の位置は下が良いから、下の係合腕4を利用する。
穴開き包丁6の先端を係合腕4,5に係合した状態で、穴開き包丁6の柄を持って切り下ろせば、係合箇所を支点としたテコの形となり、弱い力でも容易に切ることが出来る。なお、この時、係合箇所を通して調理補助具1には大きな力がかかるから、調理補助具1は、ステンレス等で機械的に強く作っておく必要がある。
(第2の実施形態)
図4は、本考案の調理補助具の第2の実施形態を示す図である。符号は図1のものに対応しており、2Aは切起し端部である。第1の実施形態と相違する第1の点は、基板2を細長にしたという点である。第2の相違点は、基板2の一方の端部を切起し端部2Aとし、他方の端部近くに支持体3を植立したという点である。
第2の実施形態では、基板2の長さを、まな板の幅を横断する程に長くする。切起し端部2Aは、まな板の側縁に当たって係止するために設けられている。言い換えれば、調理補助具1が移動するのを防止するストッパーの役割を果すためのものである。
図5は、本考案の第2の実施形態のまな板に対する置き方(セットの仕方)を説明する図である。第2の実施形態の調理補助具1は、基板2の一方の端部に植立されている支持体3と、他方の端部である切起し端部2Aとの間に、まな板8を上から横たえる。従って、基板2の大部分は、まな板8の下に敷かれる形となる。
こうすれば、調理補助具1は、まな板8によりしっかり押さえられる。仮に、調理補助具1に包丁を係合して調理作業をしている間に、調理補助具1をずらす方向の力が働いたとしても、切起し端部2Aのまな板8に対する係止作用により、ずれることが防止される。
以上説明した第1の実施形態,第2の実施形態の例では、係合腕の数は2個のものを示したが、これは1個でもよいし任意の複数個でもよい。例えば、一方の側面に上下の間隔を置いて2個,他方の側面に1個、合計3個とすることも出来る。
本考案の調理補助具の第1の実施形態を示す図 本考案の第1の実施形態のまな板に対する置き方の例を説明する図 本考案の第1の実施形態の使用状況を示す図 本考案の調理補助具の第2の実施形態を示す図 本考案の第2の実施形態のまな板に対する置き方を説明する図
符号の説明
1…調理補助具、2…基板、2A…切起し端部、3…支持体、4,5…係合腕、6…穴開き包丁、7…穴、8…まな板、9…開口部、10…かぼちゃ、11…調理物

Claims (3)

  1. 平らな基板と、
    該基板のほぼ中央に垂直に植立された支持体と、
    該支持体の側面から前記基板の平面方向と同じ方向に延びるよう植立された係合腕と
    を具えたことを特徴とする調理補助具。
  2. 基板のサイズをまな板の端部に開けられた開口部に挿通し得るサイズとすると共に、支持体の断面の大きさを該開口部内で回転させ得る大きさとしたことを特徴とする請求項1記載の調理補助具。
  3. 一方の端部を切起し端部とした細長の平らな基板と、
    該基板の他方の端部近くに垂直に植立された支持体と、
    該支持体の側面から前記基板の平面方向と同じ方向であって且つ該基板の長手方向に対して直角方向に延びるよう植立された係合腕と
    を具えたことを特徴とする調理補助具。
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