JP3111405U - 霜付着防止具 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動車のフロントガラスへ簡単に装着できて、当該フロントガラスへの霜の付着を防止しうる用具を提供する。
【解決手段】自動車のフロントガラス13を被覆して当該フロントガラスへの霜の付着を阻止しうるシート状部14を有する。シート状部は折り畳み可能に形成されている。シート状部には、フロントガラスへの固定手段が設けられ、固定手段としては、フロントガラスの外面部に吸着しうる吸盤が設けられている。シート状部は下端部をワイパー19により押え止めされて固定されうるように形成されている。シート状部には、使用する自動車のナンバープレートに表示された事項が表面部に表示されている。
【選択図】図4

Description

本考案は霜付着防止具に係り、特に、自動車のフロントガラスへ簡単に装着できて、そのフロントガラスへ霜が付着するのを防止しうる霜付着防止具に関する。
冬季に自動車を屋外駐車場に駐車させて置くと、夜間の気温が氷点下近くまで下降した場合には、大気中の水分が霜になって自動車のフロントガラスに付着することが多い。
そして、自動車のフロントガラスに霜が付着すると、霜でフロントガラスが白濁したような状態となって視界不良若しくは透視不能となることから、運転に支障が生じる。
従って、自動車のフロントガラスに霜が付着した場合は、運転する前に、フロントガラスから霜を除去する必要がある。
しかしながら、フロントガラスに付着した霜は氷結していることが多く、布切れ等で簡単に拭くだけでは除去することが困難である。従って、自動車のエアコンを作動させて暖房することによりフロントガラスを暖めて霜を融解させる等の方法を採る必要があった。
従って、自動車のフロントガラスに付着した霜を除去する作業が極めて煩雑であり、朝一番で自動車を迅速に発進させることができない、という不具合があった。
そこで、自動車を屋外駐車場に駐車させているドライバーの多くは、自動車全体を覆うことができる車カバーを夜間に自動車に被せて、自動車のフロントガラスへの霜の付着を防止している。
しかしながら、この方法も、車カバーを自動車に被せ、取り除く作業が煩雑であるという不具合がある。
従って、より簡易に、自動車のフロントガラスへの霜の付着を防止しうる用具があれば便利である。
本出願人は、上記不具合を容易に解消しうる自動車のフロントガラスへの霜付着防止具について調査したが、関連する先行技術文献を見出すことはできなかった。
そこで本考案の課題は、自動車のフロントガラスへ簡単に装着でき、当該フロントガラスへの霜の付着を防止しうる用具を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1記載の本考案に係る霜付着防止具は、自動車のフロントガラスを被覆して当該フロントガラスへの霜の付着を阻止しうるシート状部を有することを特徴とするものである。
即ち、請求項1記載の本考案に係る霜付着防止具にあっては、上記シート状部が自動車のフロントガラスに被覆されて、フロントガラスへの霜の付着が防止されるものである。
また、請求項2記載の本考案に係る霜付着防止具は、上記シート状部は全体長方形状であって、折り畳み可能に形成されていることを特徴とする。
即ち、請求項2記載の本考案に係る霜付着防止具は、不使用時に嵩張らずに保管できるように、上記シート状部は折り畳み可能に形成されたものである。
また、請求項3記載の本考案に係る霜付着防止具は、上記シート状部は、上記フロントガラスの縦寸法と略同一の長さ寸法を有し、その長さ方向に沿って2つ折り可能に形成されていることを特徴とする。
即ち、請求項3記載の本考案に係る霜付着防止具にあっては、上記シート状部を伸ばした場合に、フロントガラスを縦方向に沿ってほぼ全体を被覆することができるように形成されている。
また、請求項4記載の本考案に係る霜付着防止具は、上記シート状部には、フロントガラスへの固定手段が設けられていることを特徴とする。
即ち、請求項4記載の本考案に係る霜付着防止具にあっては、フロントガラスに被覆された上記シート状部は固定されて、安易に離脱しないように形成されている。
また、請求項5記載の本考案に係る霜付着防止具は、上記固定手段として、上記フロントガラスの外面部に吸着しうる吸盤が上記シート状部に設けられていることを特徴とする。
即ち、請求項5記載の本考案に係る霜付着防止具にあっては、上記シート状部を上記フロントガラスの外面部に容易に固定できるように、上記固定手段として吸盤が採用されている。
また、請求項6記載の本考案に係る霜付着防止具は、上記吸盤は、上記シート状部の上半部位における略中央部に配置されていることを特徴とする。
即ち、請求項6記載の本考案に係る霜付着防止具にあっては、上記シート状部を最少の吸盤でフロントガラスに効率的に固定するために、上記吸盤の配置位置を、シート状部の上半部位における略中央部に設定している。
また、請求項7記載の本考案に係る霜付着防止具は、上記吸盤は、上記シート状部の折り畳み可能な上半部位と下半部位におけるそれぞれの上端部における幅方向両端部に配置されていることを特徴とする。
即ち、請求項7記載の本考案に係る霜付着防止具にあっては、上記シート状部をフロントガラスに確実に固定するために、上記吸盤の配置位置を、シート状部の上半部位と下半部位におけるそれぞれの上端部における幅方向両端部に設定している。
また、請求項8記載の本考案に係る霜付着防止具は、上記シート状部には、周縁部に沿ってスプリング部材が配置され、上記スプリング部材は上記シート状部の長さ方向の中間部にヒンジ部が設けられて折り畳み可能に形成されていることを特徴とする。
即ち、請求項8記載の本考案に係る霜付着防止具にあっては、上記シート状部が張力を有して張り具合が良好になるように、上記シート状の周縁部に沿ってスプリング部材が配置されている。また、上記スプリング部材は、上記シート状部を折り畳み可能とするため、上記ヒンジ部により中間部で折り畳み可能に形成されている。
また、請求項9記載の本考案に係る霜付着防止具は、上記シート状部は、下端部をワイパーにより押え止めされて固定されうるように形成されていることを特徴とする。
即ち、請求項9記載の本考案に係る霜付着防止具にあっては、上記シート状部の下端部を吸盤により固定しない不安定さを解消するために、上記シート状部の下端部は自動車のワイパーにより押え止めするようにしている。
また、請求項10記載の本考案に係る霜付着防止具は、上記シート状部には、使用する自動車のナンバープレートに表示された事項が表面部に表示されていることを特徴とする。
即ち、請求項10記載の本考案に係る霜付着防止具にあっては、使用する自動車のナンバープレートに表示された事項が表面部に表示されることにより、所有者を積極的に表示し告知するように構成されている。
請求項11記載の考案にあっては、上記固定手段は、シート状部の端部に設けられ、自動車のボディに着脱可能に固定することができるマグネット部であることを特徴とする。
従って、請求項11記載の考案にあっては、上記マグネット部が設けられていることから使用時には車体に固定することができる。
請求項1記載の本考案に係る霜付着防止具は、自動車のフロントガラスを被覆して当該フロントガラスへの霜の付着を阻止しうるシート状部を有することから、当該霜付着防止具を上記フロントガラスに装着して置けば、冬季に自動車を屋外駐車場に駐車させて置いても、上記フロントガラスに霜が付着するのを有効に防止することができる。
従って、自動車を運転する前に、フロントガラスから霜を除去する煩雑な作業が不要となり、朝一番で自動車を迅速に発進させることができる。
また、請求項2記載の本考案に係る霜付着防止具は、上記シート状部は長方形状であって、折り畳み可能に形成されていることから、不使用時にはコンパクトに折り畳むことができ、保管する場合に嵩張らないという利便性がある。
また、請求項3記載の本考案に係る霜付着防止具は、上記シート状部は、上記フロントガラスの縦寸法と略同一の長さ寸法を有し、その長さ方向に沿って2つ折り可能に形成されていることから、不使用時に長さ方向に沿って2つ折りすれば、自動車のトランクルームに保管するのに最適な長さとなる。
また、2つ折り可能に形成されれば、開くのも簡単で、即座にフロントガラスに装着することができる。従って、当該霜付着防止具は保管に便利で、使い勝手が良好である。
また、請求項4記載の本考案に係る霜付着防止具は、上記シート状部には、フロントガラスへの固定手段が設けられていることから、フロントガラスの所定位置に固定して配置することができる。また、固定されることにより、フロントガラスから滑り落ちたり、風に吹き飛ばされて紛失するようなことがない。
また、請求項5記載の本考案に係る霜付着防止具は、上記固定手段として、上記フロントガラスの外面部に吸着しうる吸盤が上記シート状部に設けられていることから、上記吸盤を上記フロントガラスへ吸着させるだけで、容易に当該霜付着防止具を自動車のフロントガラスへ固定することができる。また、上記吸盤を上記フロントガラスから引き離すことにより容易に取り外すことができる。
また、請求項6記載の本考案に係る霜付着防止具は、上記吸盤は、上記シート状部における上半部位における略中央部に配置されていることから、使用する吸盤の数を必要最小限に抑えながら、上記シート状部を効率的に固定することができる。従って、使用する部品数が少ないので、コストが嵩むのを防止することができる。
また、請求項7記載の本考案に係る霜付着防止具は、上記吸盤は、上記シート状部の折り畳み可能な上半部位と下半部位におけるそれぞれの上端部における幅方向両端部に配置されていることから、上記シート状部の長さ方向の上端部と中間部とがフロントガラスに吸着されて確実に固定される。従って、固定力が強化され、上記シート状部の固定状態が安定する。
また、請求項8記載の本考案に係る霜付着防止具は、上記シート状部には、周縁部に沿ってスプリング部材が配置され、上記スプリング部材は上記シート状部の長さ方向の中間部にヒンジ部が設けられて折り畳み可能に形成されていることから、上記シート状部の周縁部が補強されて破損しにくくなると共に、上記シート状部が張力を有するようになって張り具合が良好になり、上記シート状部の弛みを防止することができる。
また、請求項9記載の本考案に係る霜付着防止具は、上記シート状部は、下端部をワイパーにより押え止めされて固定されうるように形成されていることから、上記シート状部の下端部に上記吸盤のような固定手段を設ける必要がなく、当該シート状部の下端部を容易かつ確実に固定することができる。
また、請求項10記載の本考案に係る霜付着防止具は、上記シート状部には、使用する自動車のナンバープレートに表示された事項が表面部に表示されていることから、当該霜付着防止具が装着されている自動車のナンバープレートと、上記シート状部に表示されている事項を見比べた場合に、その表示事項が異なっていれば盗難品であることが容易に判別する。従って、当該霜付着防止具は盗難抑止効果がある。
また、請求項11記載の考案にあっては、上記マグネット部が設けられていることから、使用時には車体に着脱自在に固定することができ、上記固定手段としての吸盤と相俟ってシート状部をより確実にフロントガラスに固定することができる。
以下、図面を用いて本考案の実施の形態について説明する。
本実施の形態に係る霜付着防止具11は、図4に示すように、自動車12のフロントガラス13を被覆して当該フロントガラス13への霜の付着を阻止しうるシート状部14を有して構成されている。
また、上記シート状部14は、図3に示すように、折り畳み可能に形成されている。
また、上記シート状部14は、図4に示すように、上記フロントガラス13の縦寸法と略同一の長さ寸法を有し、図3に示すように、その長さ方向に沿って2つ折り可能に形成されている。
また、上記シート状部14には、図1に示すように、フロントガラス13への固定手段15が設けられている。
また、上記固定手段15として、図1及び図5に示すように、上記フロントガラス13の外面部に吸着しうる吸盤16が上記シート状部14に設けられている。
また、上記吸盤16は、図1に示す実施形態では、上記シート状部14における上半部位17における略中央部に配置されている。
また、図5に示す他の実施形態では、上記吸盤16は、上記シート状部14の折り畳み可能な上半部位17と下半部位18におけるそれぞれの上端部における幅方向両端部に配置されている。
また、上記シート状部14には、図1及び図5に示すように、周縁部に沿ってスプリング部材24が配置され、上記スプリング部材24は上記シート状部14の長さ方向の中間部にヒンジ部25が設けられて折り畳み可能に形成されている。
また、上記シート状部14は、図4に示すように、下端部をワイパー19により押え止めされて固定されうるように形成されている。
また、上記シート状部14には、図2に示すように、使用する自動車12のナンバープレートに表示された事項が表面部に表示されている。
また、上記シート状部14の端部には、マグネット部27,27が設けられ、車体に着脱可能に固定しうるように構成されている。
図1〜図4は実施例1に係る霜付着防止具11を示したものであって、図1は裏面側の外観を、図2は表面側の外観を、図3は折り畳み状態を、図4は使用状態を、それぞれ示したものである。
本実施例1に係る霜付着防止具11は、図4に示すように、自動車12のフロントガラス13を被覆するものであって、上記フロントガラス13の表面に被せうるようにシート状部14を有している。
上記シート状部14は、図1及び図2に示すように、縦長の略長方形状に形成され、その長さ寸法は、図4に示すように、上記フロントガラス13の縦寸法より僅かに小さく設定されている。
また、上記シート状部14の幅寸法は、図4に示すように、上記フロントガラス13の幅寸法を略3等分したよりも若干小さく設定されている。
なお、上記シート状部14の形状及び寸法は自由であり、本実施例1に限定されるものではない。
上記シート状部14は、図3に示すように、芯材21が表皮材22により被覆された構造を有している。上記表皮材22には、露に濡れても支障ないように耐水性に優れた合成樹脂製の布地が使用されている。
また、上記芯材21は、上記フロントガラス13の曲面に沿って配置しうるように柔軟性を有して曲げやすく、また保温性にすぐれ、かつ軽量の素材を用いて形成されている。
なお、上記シート状部14の構造と素材も自由であり、本実施例に限定されるものではない。
上記シート状部14は、図3に示すように、長さ方向の中間部で、長さ方向に沿って折り畳み可能に形成されている。
即ち、上記シート状部14を2つ折り可能とするために、シート状部14の長さ方向の中間部には、図1〜図3に示すように、幅方向に沿って、折り曲げを容易とする肉薄折曲部23が形成されている。
上記シート状部14は、図4に示すように、上記フロントガラス13の外面部を覆うように当該フロントガラス13に装着される。
上記シート状部14を上記フロントガラス13に装着するために、図1に示すように、上記シート状部14にはフロントガラス13に対する固定手段15が設けられている。
上記固定手段15としては、図1に示すように、軟質プラスチック材によりお椀形に形成された吸盤16及びシート状部14の長さ方向の端部に一対に設けられたマグネット部27,27とにより構成されている。

上記吸盤16は、図1に示すように、上記シート状部14の裏面側の1箇所に設けられている。上記吸盤16は上記シート状部14における上記芯材21に固着されている。
また、上記マグネット部27,27は、夫々、アーム26,26により外方へ突出して設けられている。
上記シート状部14は、上記のように2つ折り可能に形成され、互いに折り重ね可能な上半部位17と下半部位18とを有するが、上記吸盤16は、図1に示すように、上記上半部位17における略中央部に配置されている。
上記シート状部14の下端部には上記吸盤16が存在しないので、図4に示すように、上記吸盤16をフロントガラス13に吸着させることによりフロントガラス13に固定した状態では、上記シート状部14の下端部は固定されておらず不安定である。
そこで、図4に示すように、上記シート状部14の下端部は自動車12のワイパー19により押え止めされて固定されるように形成されている。従って、上記シート状部14の下端部を吸盤16でフロントガラス13に吸着させずとも、実用上支障はない。
上記シート状部14には、図1〜図3に示すように、その周縁部に沿って、鋼を素材として、上記シート状部14と略同形に形成されたスプリング部材24が配置されている。このスプリング部材24により上記シート状部14には張力が付与されている。また、上記シート状部14の周縁部は上記スプリング部材24により補強されている。
また、上記スプリング部材24は、上記シート状部14の長さ方向の中間部にヒンジ部25が設けられ、折り畳み可能に形成されている。
上記シート状部14の表面側には、図2に示すように、使用する自動車12のナンバープレートに表示された事項と同一の事項が、所有者の識別標識として表示されている。符号20が、そのナンバープレートに表示された事項の表示部である。
上記ナンバープレートに表示された事項は、購入者がオプションで販売者に注文することにより表示される。
上記ナンバープレートに表示された事項は上記シート状部14に対し、印刷、上記ナンバープレートに表示された事項を印刷したシールの貼付、上記シールの縫着、上記シールの接着等の任意の方法で表示することができる。
次に、図5は実施例2に係る霜付着防止具11を示したものである。
本実施例2に係る霜付着防止具11は、上記吸盤16の使用数と配置が上記実施例1とは異なっている。
本実施例2に係る霜付着防止具11にあっては、図5に示すように、上記吸盤16は、上記シート状部14の折り畳み可能な上半部位17と下半部位18におけるそれぞれの上端部における幅方向両端部に配置されている。
即ち、本実施例2に係る霜付着防止具11では、上記吸盤16は、上記シート状部14の裏面側における4箇所に設けられている。
上記実施例1のように、上記吸盤16は、上記シート状部14における上半部位17の略中央部に配置されているだけでも十分な固定力を有し、実用上全く支障はないが、本実施例2のように、上記吸盤16が、上記シート状部14の上半部位17と下半部位18におけるそれぞれの上端部における幅方向両端部にそれぞれ配置されていれば、固定力がさらに強化され、上記フロントガラス13に対する固定状態が安定する。
本実施例2に係る上記シート状部14のその他の構造及び機能は、上記実施例1のシート状部14と同一なので説明は省略する。また、フロントガラス13に対する装着方法、即ち使用方法も同一である。
次に、上記実施例に係る霜付着防止具11の作用について説明する。
上記霜付着防止具11は、図4に示すように、上記シート状部14が自動車12のフロントガラス13を被覆して当該フロントガラス13への霜の付着を防止することができる。従って、当該霜付着防止具11を自動車12のフロントガラス13に装着して置けば、冬季に自動車12を屋外駐車場に駐車させて置いても、上記フロントガラス13には霜が付着しない。これにより、自動車12を運転する前に、フロントガラス13から霜を除去する必要がなくなり、朝一番で自動車を迅速に発進させることができる。
また、上記シート状部14は、図3に示すように、折り畳み可能に形成されているので、自動車12のトランクルームなどに嵩張ることなく保管できて便利である。
また、上記シート状部14には、図1及び図5に示すように、フロントガラス13への固定手段15として、上記フロントガラス13の外面部に吸着しうる吸盤16及びマグネット27,27が設けられているので、上記マグネット27,27により自動車のルーフ部の前端部に磁気的に吸着させた状態でフロントガラス13に確実に安定的に固定することができ、風に吹かれて飛ばされるようなことがなく、紛失を防止することができる。
また、上記吸盤は16、図1に示すように、上記シート状部14の下端部には設けられていないが、上記シート状部14は、図4に示すように、下端部をワイパー19により押え止めされて固定されるので、実用上支障はない。
また、上記シート状部14には、図2に示すように、使用する自動車12のナンバープレートに表示された事項20が表面部に表示されているので、所有者を識別することができ、盗難防止効果がある。
また、霜を除去するために使用された後は、上記吸盤16及びマグネット27,27をフロントガラス13及びルーフ部前端部から取り外すことにより用意にフロントガラス13から除去することができるため容易に使用することができる。
本考案は、自動車のフロントガラスに霜が付着するのを防止するための用具に適用可能である。
実施例1に係る霜付着防止具の裏面側の外観を示す斜視図である。 実施例1に係る霜付着防止具の表面側の外観を示す斜視図である。 実施例1に係る霜付着防止具の折り畳み状態を示す断面図である。 実施例1に係る霜付着防止具の使用状態を示す斜視図である。 実施例2に係る霜付着防止具の裏面側の外観を示す斜視図である。
符号の説明
11 霜付着防止具
12 自動車
13 フロントガラス
14 シート状部
15 固定手段
16 吸盤
17 上半部位
18 下半部位
19 ワイパー
20 ナンバープレートに表示された事項の表示部
21 芯材
22 表皮材
23 肉薄折曲部
24 スプリング部材
25 ヒンジ部

Claims (11)

  1. 自動車のフロントガラスを被覆して当該フロントガラスへの霜の付着を阻止しうるシート状部を有することを特徴とする霜付着防止具。
  2. 上記シート状部は全体長方形状であって、折り畳み可能に形成されていることを特徴とする請求項1記載の霜付着防止具。
  3. 上記シート状部は、上記フロントガラスの縦寸法と略同一の長さ寸法を有し、その長さ方向に沿って2つ折り可能に形成されていることを特徴とする請求項2記載の霜付着防止具。
  4. 上記シート状部には、フロントガラスへの固定手段が設けられていることを特徴とする請求項1〜3記載の霜付着防止具。
  5. 上記固定手段として、上記フロントガラスの外面部に吸着しうる吸盤が上記シート状部に設けられていることを特徴とする請求項4記載の霜付着防止具。
  6. 上記吸盤は、上記シート状部の上半部位における略中央部に配置されていることを特徴とする請求項5記載の霜付着防止具。
  7. 上記吸盤は、上記シート状部の折り畳み可能な上半部位と下半部位におけるそれぞれの上端部における幅方向両端部に配置されていることを特徴とする請求項5記載の霜付着防止具。
  8. 上記シート状部には、周縁部に沿ってスプリング部材が配置され、上記スプリング部材は上記シート状部の長さ方向の中間部にヒンジ部が設けられて折り畳み可能に形成されていることを特徴とする請求項1〜7記載の霜付着防止具。
  9. 上記シート状部は、下端部をワイパーにより押え止めされて固定されうるように形成されていることを特徴とする請求項1〜8記載の霜付着防止具。
  10. 上記シート状部には、使用する自動車のナンバープレートに表示された事項が表面部に表示されていることを特徴とする請求項1〜9記載の霜付着防止具。
  11. 上記固定手段は、シート状部の端部に設けられ、自動車のボディに着脱可能に固定することができるマグネット部であることを特徴とする請求項1〜10記載の霜付着防止具。
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KR20210119606A (ko) * 2020-03-24 2021-10-06 주식회사 상상제작소 드론 정렬 기능을 갖는 드론 스테이션

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