JPH081004U - 自動車用断熱カバー - Google Patents

自動車用断熱カバー

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Publication number
JPH081004U
JPH081004U JP5514793U JP5514793U JPH081004U JP H081004 U JPH081004 U JP H081004U JP 5514793 U JP5514793 U JP 5514793U JP 5514793 U JP5514793 U JP 5514793U JP H081004 U JPH081004 U JP H081004U
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JP
Japan
Prior art keywords
foil
heat insulating
heat
cloth
automobile
Prior art date
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Pending
Application number
JP5514793U
Other languages
English (en)
Inventor
博 堀端
三之丞 長沼
Original Assignee
博 堀端
日本プライズ株式会社
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Publication date
Application filed by 博 堀端, 日本プライズ株式会社 filed Critical 博 堀端
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Publication of JPH081004U publication Critical patent/JPH081004U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、駐車時の車内温度を可能な限り変化
させず、然も強風時の使用下にも断熱カバー布箔をはた
めかせず、車体上の塗料等を剥離させない軽量且保温性
高き多目的の自動車用断熱カバーを提供する事を目的と
する。 【構成】本考案の自動車用断熱カバーは、アルミ箔、ポ
リプロピレン箔等より成る重層断熱布箔を、分離可能で
吸着盤を備えた二個の筒体に弾性的に出し入れ自在に巻
回してユニット化した構造より成り、前記断熱布箔は其
の先端に一対のハンガーを備えて、引出された前記断熱
布箔を車体の適当箇所に固定する様に構成されると供
に、其の面上には所定寸法の複数のスリットと此のスリ
ットの裂開を防止する上張り布箔とを備えて、強風時の
はためきを防止すると同時に、自動車所有者の駐車位置
認識、宣伝、広告等を行ない、必要に応じては、家屋の
日覆い又は農作物の保温、霜よけ等に使用し得る如く構
成した事を特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車用断熱カバーに係り、その目的とする所は、炎天下 又は厳寒時の戸外駐車時の社内及び車上の温度及び気象変化の影響を防ぎ、快適 な室内温度を維持すると同時に、車体の損傷を防止せんとするものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、此の種自動車用断熱カバーは、本考案者等の実公平2−437 78号、実願平2−20309号、実願平2−123836号等に提案されてい る。
【0003】
【考案が解決せんとする課題】
この様な従来型の自動車用断熱カバーは、一応それなりの効果をあげ る事が出来たが、比較的容量が大きく、自動車ルーフその他えの取り付け、取り 外しが不便で、特に強風下での断熱布箔のはためきに依って、自動車ボデーの特 定部分例えばボンネット上の塗料を剥離或は損傷し易い欠点があった。
【0004】
【課題を解決する為の手段】
本考案の上記断熱カバーにおいては、先ず第一に2本の弾性的断熱布 箔収納筒を分離可能に一体化し、夫々の収納筒を自動車上え固着させる吸着位置 を自在に調節し得る如く構成すると供に、可能な限り当該収納筒の取り付け方法 を多様化する様に構成して、日光の照射方向の変化に対応し得る様に配慮されて いる。
【0005】 第二に、上記収納筒内に巻回されている断熱布箔は、その一部の長手 方向に所定長さのスリットを設け、遮蔽中にその上下から吹込む強風が吹き抜け て、断熱布箔を自動車ボディー上ではためかせない様に作用すると同時に、此の 様な強風に依る縦方向のスリットの裂開を防止する様に、その巻き取り先行側の み又は終端側両者に追加的な合成樹脂等のフィルムを貼着若しくは溶着して補強 されている。
【0005】
【考案の作用】
斯くて本考案の自動車用断熱カバーは、二本のカバー収納筒体が一 体的に又は個別的に自動車ボディー上の所望箇所に吸着され、所定方向からの直 射日光を遮断し得る様に被覆して車内の温度上昇を防ぐと供に、スリットに依り カバー上下から吹き付ける風を通過させて布箔自体のはためきを防ぎ、その接触 部分の自動車塗料の剥離を防止する。
【0006】 更に又、カバー布箔の巻き取り先行側の貼着フィルムに依って、強 風時、手荒な取扱時のスリットの裂間を防止すると同時に、車の所有者の氏名、 名称、宣伝文等を記載して、広告、宣伝、目印等に利用する事も出来る。
【0007】
【実施例】
本考案の自動車用断熱カバー(2)は、図2及び図3に示す様に、 アルミニューム箔、ポリポロピレンフィルム等の重層より成る熱遮断カバー箔( 5)(6)を弾性的に巻回し且つ引出し得る如く収納した2本の筒体(9)(9 )の単一ユニットより成り、前記カバー箔(5)(6)端部のハンガー(8)( 8)に依り、各筒体より夫々のカバー箔(5)(6)を車体前後に引出し、例え ばバンパー(7)或はバックミラー(M)等の車体上に引き掛けて弾性的に固定 する様に構成されている。
【0008】 此の断熱カバーユニット(2)は又、夫々の断熱カバー収納筒体( 9)(9)を一対のボルト(14)と適当な材料例えばプラスチック等より成る 一対の締め付け固着片(11)(11)とで分解可能にユニット化し、夫々の筒 体下部に(F)−(F)方向摺動自在に装着されている一対の吸着盤(12)( 12)に依って適当な車体上例えば車軸に平行又は直交して吸着固定される。勿 論、後者の吸着固定方式では、車体下側面下の適当位置或は他の適当位置にカバ ーハンガー(8)を取り付ける必要がある。
【0009】 更に又、周知の如く弾性バネに依り引出し及び巻き取り自在に巻回 された断熱カバー布箔(5)(6)端には、前記ハンガー(8)(8)...が 取付片(15)(15)....を介して装着されると同時に、夫々の引出し部 分と巻込み部分とには、以下に詳述する寸法の通風スリット(10)(10). ..と此等スリットの裂開防止用箔体(16)とが切削され且つ貼着されている 。
【0010】 此等スリット(10)及び箔体(16)の幅は、略断熱カバー布箔 の幅に相当し、図1及び図5に示す如く、其の長さ(β)及び(α)は、バンパ ー上からフロントガラス前端部まで及び此の端部から断熱カバー布箔巻込み端ま での寸法であるのが好ましく、特にスリット(10)の寸法は、フロントガラス 前端部からボンネット(3)又はトランク(4)上の断熱カバー接触部までの寸 法(γ’)であるのが有利である。
【0011】 此の様な断熱布箔体(5)(6)が日除けの為め図1の如く引出し 装着された場合、フロントガラス部及びリアーガラス部、並びにボンネット及び トランク間の隙間を吹き抜ける風(f)は、そのまま此の隙間を横方向に吹き抜 ける一方、(f’)方向にも分流して断熱布箔体(5)又は(6)をはためかせ 、ボンネット又はトランク上の布箔体との接触部分の塗料を剥離さす場合さえも 起こり得る。
【0012】 然しながら、スリット(10)(10)が此の部分に設けられてい ると、(f)方向から布箔下面方向に分流した風は、(f’)(f’)..の如 く吹き抜けて、下方からの圧力を消去し、布箔自体のはためきを防止する。 此の様な方向の風は、ボンネット(3)又はトランク(4)と断熱布箔体との接 触部分(α)には吹込まないので、此の部分にはスリットを設ける必要はない。
【0013】 此等スリットは又、度重なる使用に依って縦方向に裂開し易いので 、丈夫なプラスチック例えば所定幅のポリプロピレンのスリット裂開防止布箔( 16)を重層して防止するのが好ましく、其の寸法は、断熱カバー布箔体の略巻 込み部分からフロントガラス前端部分までの寸法(α)であるのが有利で、此の 布箔部分には、例えば会社名又は宣伝文或は絵を印刷又はペイントして、駐車位 置の確認と会社若しくは商品の宣伝に利用するのが有利である。
【0014】 又、断熱カバーユニット(2)は、夫々の両端のエンドカバー(1 7)のいずれが或は筒体(9)の下部の適当位置に盗難防止用ワイヤー(H)を 備え、窓ガラスの隙間を通して車内の適当箇所に引っ掛けて固定し、ユニット全 体を取り外して持ち去る事を防止する様に配慮されている。
【0015】 更に又、個々の断熱カバー収納筒体は、締め付け固着片(11)( 11)を解体する事に依って分離され、例えばかまち(K)に吸着され、窓(W )の日除けとして使用される事も出来る。 此の際、ハンガー(8)は、窓敷居若しくは窓板の適当箇所の止め金(S)に固 着し、盗難防止用ワイヤー(H)は、かまちの裏側等に引っ掛けて外部から見難 い様に固着するのが好ましい。
【0016】 断熱カバー布箔体上のスリット裂開防止用プラスチック布箔(16 )は、断熱布箔体(5)自体が筒体(9)内で(R)の如く巻込みに従って軸( C)上で大きく成長して行くので、可能な限り巻き取り始めの位置に貼着し、( 5’)で示す如く、筒体の巻き取り口(13)の上端に引っ掛からない様にする のが好ましい。 尚、この部分は使用者が自由に書き込み得る材料で構成され、必要に応じて所望 事項、所望模様又は所望絵画を書き込む様にする事も可能である。
【0017】
【考案の効果】
本考案は、上記の如き特徴、構成、作用に依って、以下の如き諸 効果を備えている。 (イ)比較的軽量で取扱が容易である。 (ロ)風の通る隙間が開けてあるので強風時にもはためかない。 (ハ)車両用、家庭用、農業用等利用面が広い。 (ニ)盗難防止用手段が設けられているので長時間の野外駐車が可能で ある。 (ホ)取り付け方向を自由に変えて車体被覆部分を変更できる。 (ヘ)アルミ箔、ポリプロピレン箔等の多重層より成るので丈夫且つ断 熱効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の自動車用断熱カバーで被覆された自
動車の斜視図である。
【図2】 本考案の自動車用断熱カバーの斜視図であ
る。
【図3】 本考案の自動車用断熱カバー側面図である。
【図4】 本考案の自動車用断熱カバーの他の使用態様
を示す図面である。
【図5】 本考案の自動車用断熱カバー巻き込み時の断
熱カバー布箔体の状態を示す説明図である。
【符号の説明】
(1) 自動車用断熱カバーで被覆された自動車 (2) 自動車用断熱カバー (5) 断熱カバー布箔体 (8) ハンガー (10)スリット (16)スリット裂開防止布箔

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】適当な熱遮断カバー布箔体を弾性的に巻回
    し且つ引出し得る如く収納した分離自在の二個の筒体よ
    り成り、此等筒体は夫々の筒体にそって移動自在に取り
    付けられた複数の吸着盤と一個若しくは二個の盗難防止
    用ワイヤーとを備え、自動車ルーフ上の適当位置に前記
    筒体を持ち去り不能に吸着固定し得る如く構成し、前記
    熱遮断布箔は夫々の一端に取り付けられた複数個のハン
    ガーを備え、夫々又は一方の布箔上に通風用スリットと
    スリット裂壊防止用箔体とを設けた事を特徴とする自動
    車用断熱カバー。
  2. 【請求項2】請求項1記載の自動車用断熱カバーに於
    て、前記裂壊防止用箔体は、適当な寸法で熱遮断布箔の
    巻回先行側に設けられる一方、前記痛風用スリットは巻
    回終端側に設けられ、しかもその長手方向の寸法は、少
    なくとも前記熱遮断布箔の車体との非接触部分に相当す
    る事を特徴とする自動車用断熱カバー。
JP5514793U 1993-09-04 1993-09-04 自動車用断熱カバー Pending JPH081004U (ja)

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JP5514793U JPH081004U (ja) 1993-09-04 1993-09-04 自動車用断熱カバー

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JPH081004U true JPH081004U (ja) 1996-06-21

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5114289B1 (ja) * 1965-08-17 1976-05-08
JP2015217716A (ja) * 2014-05-14 2015-12-07 中岡 勝栄 車専用日除け
JP6393862B1 (ja) * 2017-09-27 2018-09-19 勝栄 中岡 日除け装置。

Cited By (4)

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JP2019059379A (ja) * 2017-09-27 2019-04-18 勝栄 中岡 日除け装置。

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