JP3111290U - 可動ストライク装置 - Google Patents

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勇 松沢
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Abstract

【課題】 部品点数が少なく、構成が簡単で低コストに作製でき、セレーション溝が中央一箇所で済むことで加工を容易にした可動ストライク装置を提供する。
【解決手段】 扉体に付設した施錠機構側のラッチを係合するようロッカー本体側に取り付けた可動ストライク装置1であって、ストライクケース11と可動ストライク21とから成り、ストライクケース11は、中央後方に可動ストライク21のスライド面13と、前方にラッチの遊嵌面14とを段差部15を介して有し、且つスライド面13中央にセレーション溝17を備える一方、可動ストライク21は、前方にラッチ係合突起25と、後方中央に前記セレーション溝17に係止する下側突起の係止歯26およびその上下両側に取付位置調整ボルト22によって位置調整自在に固定できる長孔23とを有する。
【選択図】 図2

Description

本考案は、扉体に付設されている施錠機構側のラッチを係合させるためのロッカー本体側に取り付けられる可動ストライク装置に関する。
従来から、この種の可動ストライク装置としては、特許文献1に開示されているように、中央にストライク孔を開穿し、該ストライク孔両側にセットビス孔を有するストライク板と、ローラを転動可能に担持し、且つ長孔および第1セレーションを備えた一対の摺接片を有するローラベースと、第2セレーションおよび雌ねじ孔を有する一対の固定板とから構成され、セットビスをストライク板のセットビス孔、ローラベースの長孔を貫挿させて、一対の固定板の雌ねじ孔にそれぞれ螺着させると共に、摺接片の第1セレーションと、固定板の第2セレーションとの噛合位置を変えることによりローラベースの位置を調整可能にした技術が存在する。
また、特許文献2に開示されているように、扉枠の彫込孔内に配設され、該彫込孔の中心孔内に遊嵌されるトロボックス、および長孔に連設した雄形セレーション溝を有するストライク本体と、該ストライク本体の表面に被装され、錠ボルト用の受入孔および螺子孔に連設した雌形セレーション溝を有するフロントプレートとから構成され、ビスをフロントプレートの螺子孔、ストライク本体の長孔を貫挿して扉枠に螺着させると共に、ストライク本体の雄形セレーション溝と、フロントプレートの雌形セレーション溝との噛合位置を変えることによりフロントプレートの位置を調整可能にした技術が存在する。
特開平9−158553号公報 特開2004−124508号公報
しかしながら、従来における可動ストライク装置では、特許文献1の場合、ストライク板、ローラを転動可能に担持したローラベース、一対の固定板の4つの部材によって構成されているため、部品点数が多くなって構成が煩雑となり且つ作製コストも高くついてしまう。しかも、特許文献1においてはローラベースおよび固定板それぞれの両側に、特許文献2においてはフロントプレートおよびストライク本体それぞれの両側に、互いに噛合うセレーション溝を形成しなければならず、加工自体が非常に煩雑なものとなる等の問題点を有していた。
そこで本考案は叙上のような従来存した諸事情に鑑みなされたもので、部品点数が少なく、構成が簡単で低コストに作製でき、しかもセレーション溝が中央一箇所で済むことで加工を容易にすることのできる可動ストライク装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本考案にあっては、扉体に付設されている施錠機構側のラッチを係合させるようロッカー本体側に取り付けられる可動ストライク装置であって、ストライクケースと可動ストライクとから成り、ストライクケースは、中央後方に可動ストライクのスライド面と、前方にラッチの遊嵌面とを段差部を介して有し、且つスライド面中央にセレーション溝を備える一方、可動ストライクは、前方にラッチ係合突起と、後方中央に前記セレーション溝に係止される下側突起の係止歯およびその上下両側に取付位置調整ボルトによって位置調整自在に固定される長孔とを有するものである。
そして、前記可動ストライクには、二股形状のラッチの一端側を係入可能とさせるようラッチ係合突起に隣接してラッチ用開口部を有して成るものとすることができる。
さらに、可動ストライクには、ラッチ係合突起とラッチの遊嵌面との間に施錠機構側のラッチガイド片を挿入させるガイド片用開口部が形成されるよう当該ラッチ係合突起の縁端側に切欠部を形成して成るものとすることができる。
以上のように構成された本考案に係る可動ストライク装置にあって、取付位置調整ボルトを可動ストライクの長孔に通してストライクケースに螺着させるに際し、可動ストライクの係止歯の、ストライクケースのスライド面中央におけるセレーション溝に対する噛合位置を変えることにより可動ストライクの位置を調整可能にさせる。
本考案によれば、ストライクケースと可動ストライクとの2部品から構成されているため、部品点数が少なく、構成が簡単で低コストに作製でき、しかもセレーション溝が中央一箇所で済むことで加工が容易となる。
可動ストライクには、二股形状のラッチの一端側を係入可能とさせるようラッチ係合突起に隣接してラッチ用開口部を有して成るので、ラッチを確実に係合させる構成が簡単に作製できる。
可動ストライクには、ラッチ係合突起とラッチの遊嵌面との間に施錠機構側のラッチガイド片を挿入させるガイド片用開口部が形成されるよう当該ラッチ係合突起の縁端側に切欠部を形成して成るので、ラッチガイド片を挿入させる構成が簡単に作製できる。
以下、図面を参照して本考案を実施するための最良の一形態を説明すると、図において示される符号1は、施錠機構S側のラッチRを係合させる可動ストライク装置であって、図3に示すように、施錠機構Sは扉体Qの開放縁部側に付設され、この施錠機構Sに対向すべく可動ストライク装置1はロッカー本体P側の開口縁部に取り付けられる。
可動ストライク装置1は、図2、図3に示すように、ロッカー本体P側の開口縁部に形成された切欠凹部P1に、ビス2によって螺着固定させるための複数のビス孔3を設けた略L字形板状のストライクケース11と、該ストライクケース11に取付位置調整ボルト22によって螺着固定させるための上下一対の長孔23を取付面部24に設けて成る可動ストライク21とから構成されている。
図1、図2に示すように、ストライクケース11は、略L字形板の折曲部にかけての略中央に凹陥部12を設け、この凹陥部12内に可動ストライク21を装着させるようにしてある。すなわち、この凹陥部12内には、中央後方に可動ストライク21のスライド面13と、前方にラッチRの遊嵌面14とが段差部15を介して形成されている。
また、段差部15には、可動ストライク21の後述するラッチ用開口部に対向して切欠部16が形成されている。そして、スライド面13の略中央には、ギザ状のセレーション溝17を横方向に形成し、さらにこのセレーション溝17を介してのスライド面13の上下位置には取付位置調整ボルト22の螺子孔18が形成されている。
可動ストライク21は、凹陥部12内の前記スライド面13に当接配置される略矩形状の取付面部24と、該取付面部24の一端縁部に略U字状に折り返されて成るラッチ係合突起25とによって構成されている。そして、取付面部24の中央には、略コ字形状の切込部が形成されて当該切込部の内側で突出状態となった略矩形状の突起を外側に折曲して成る係止歯26が形成され、該係止歯26を前記セレーション溝17に係止させるようにしてある。また、係止歯26を介しての取付面部24の上下両側には、貫挿される取付位置調整ボルト22によって位置調整自在に固定される前記した長孔23をそれぞれ設けてある。
また、可動ストライク21の取付面部24には、ラッチ係合突起25に隣接して略矩形状のラッチ用開口部27が形成され、このラッチ用開口部27に、二股形状のラッチRの一端側が係入されるようにしてある。さらに、可動ストライク21のラッチ係合突起25の先端縁側には略矩形状の切欠部が形成され、ラッチ係合突起25とラッチRの遊嵌面14との間に施錠機構S側のラッチガイド片Gを挿入させるためのガイド片用開口部28が形成されるようにしてある(図3参照)。
次に、以上のように構成された最良の形態についての使用、組立の一例について説明すると、図2に示すように、先ず、ロッカー本体P側の開口縁部に形成されている切欠凹部P1にストライクケース11をビス2によって螺着固定させておく。そして、ストライクケース11の凹陥部12内のスライド面13に可動ストライク21の取付面部24を当接配置させ、且つラッチRの遊嵌面14側に可動ストライク21のラッチ係合突起25先端側を当接配置させる。
次いで、取付位置調整ボルト22を可動ストライク21の長孔23に通してストライクケース11の螺子孔18に螺着させる。このとき取付位置調整ボルト22の螺子孔18に対する螺着を若干緩めておき、可動ストライク21の取付面部24をストライクケース11のスライド面13上で前後にスライドさせて係止歯26のセレーション溝17に対する噛合位置を変えることにより可動ストライク21の位置を予め調整しておく。そして、取付位置調整ボルト22を螺子孔18にきつく螺着させて固定する。
施錠機構Sを介しての扉体Qの施錠に際し、図3に示すように、ロッカー本体Pに扉体Qが閉鎖されると、ラッチ係合突起25の切欠部とラッチRの遊嵌面14との間に形成されるガイド片用開口部28に、施錠機構S側のラッチガイド片Gが挿入される。そして、施錠機構SによってラッチRを回動させることで当該ラッチRはラッチ係合突起25に係合される。このとき、可動ストライク21の取付面部24においてラッチ係合突起25に隣接して形成されたラッチ用開口部27に、二股形状のラッチRの一端側が係入して保持される。
本考案を実施するための最良の形態における可動ストライク装置の一例を示すもので、(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は右側面図、(d)は背面図、(e)は底面図、(f)は(a)におけるA−A断面図である。 同じく可動ストライク装置をロッカー本体側に取り付ける状態を示す一部切欠分解斜視図である。 同じく施錠状態にある可動ストライク装置を示す断面図である。
符号の説明
P ロッカー本体
Q 扉体
R ラッチ
S 施錠機構
G ラッチガイド片
P1 切欠凹部
1 可動ストライク装置
2 ビス
3 ビス孔
11 ストライクケース
12 凹陥部
13 スライド面
14 遊嵌面
15 段差部
21 可動ストライク
24 取付面部
25 ラッチ係合突起
27 ラッチ用開口部

Claims (3)

  1. 扉体に付設されている施錠機構側のラッチを係合させるようロッカー本体側に取り付けられる可動ストライク装置であって、ストライクケースと可動ストライクとから成り、ストライクケースは、中央後方に可動ストライクのスライド面と、前方にラッチの遊嵌面とを段差部を介して有し、且つスライド面中央にセレーション溝を備える一方、可動ストライクは、前方にラッチ係合突起と、後方中央に前記セレーション溝に係止される下側突起の係止歯およびその上下両側に取付位置調整ボルトによって位置調整自在に固定される長孔とを有することを特徴とする可動ストライク装置。
  2. 可動ストライクには、二股形状のラッチの一端側を係入可能とさせるようラッチ係合突起に隣接してラッチ用開口部を有して成る請求項1記載の可動ストライク装置。
  3. 可動ストライクには、ラッチ係合突起とラッチの遊嵌面との間に施錠機構側のラッチガイド片を挿入させるガイド片用開口部が形成されるよう当該ラッチ係合突起の縁端側に切欠部を形成して成る請求項1または2記載の可動ストライク装置。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016125319A (ja) * 2015-01-08 2016-07-11 パナソニックIpマネジメント株式会社 ラッチ受
KR20170031990A (ko) * 2015-09-14 2017-03-22 (주)엘지하우시스 창호용 플랫 스트라이커
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JP2019203303A (ja) * 2018-05-23 2019-11-28 小松ウオール工業株式会社 ストライクの取付用アダプタ

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