JP3111271U - 苗補植機 - Google Patents

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剛 毛利
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Abstract

【課題】 作業者の身長差に関わらず快適な作業性が得られ、繰り返し植え付け作業を行う際の労力軽減を図る。
【解決手段】 懸垂自在な筒体10の上部開口10aから苗を投入し、筒体10の下端に取り付けた植え孔形成口11を地中で開放して、形成された植え孔に苗を落下させる苗補植機1であって、筒体10を伸縮自在に形成し、筒体10に植え孔形成口11の開閉を電動駆動する駆動部20を装着し、駆動部20の開閉操作スイッチ22を筒体10上部の把持部12に設け、駆動部20に導通する電源23を作業者Mの腰部に搭載可能にした。
【選択図】図2

Description

本考案は、機械移植に対して補足的に行われる苗の補植作業の労力軽減を図る苗補植機に関するものである。
現在、ビート(甜菜)やタマネギ等の根菜、キャベツ,レタス,白菜等の野菜の栽培では、全自動又は半自動の移植機を用いた機械移植栽培が定着している。この機械移植栽培では、一般に、ポット苗等の土付き苗が用いられ、各種の移植機構を備えた移植機によって、この苗を圃場の畦に等間隔で植え付けることがなされている。
しかしながら、このような機械移植によると、移植機の精度等によって植え付け間隔が空きすぎたり、植え付け後に苗が風に飛ばされてしまったり、或いは根付きが悪く枯れてしまったりして、本来所定間隔で植え付けられているべき苗列に欠株が生じることがしばしば起こりうる。
そこで、圃場での集約性を高めるために、移植機による移植作業から1,2ヶ月後に、苗列の欠株が生じていることころに個別に苗を移植する補植作業を行うことが常になっている。例えば、寒冷地のビート栽培では、2月から3月にかけてハウス栽培した苗を自動移植機で圃場に移植し、その後、苗の定着が確認できる4月末から5月初旬にかけて前述した補植作業を行うことが一般になされている。
この補植作業は、作業者が苗を多数収容した容器を肩に掛けて、欠株の生じている箇所を探して移動し、その箇所が見つかったところで容器内の苗を植え付けるもので、作業者にとっては、移動時の立ち作業と植え付け時の屈み作業が繰り返されるので、かなりの重労働を強いられることになる。
このような補植作業の労力を軽減するために、立ったままで苗を一株ずつ植え付けることができるポット苗用補植機が従来から採用されている(例えば下記特許文献1参照)。
この従来技術を採用した補植作業を図1によって説明すると、筒体J1の上部に取り付けられた把手J2を持って機体を懸垂し、別の手で持ったポット苗を上部開口J1aから筒体J1内に投入すると、筒体J1底部の穿孔機J3で投入されたポット苗が一旦受け止められる。その状態で、把手J2を持って機体を押し下げて穿孔機J3を規制部材J3aの位置まで地中に押し込む。そして、レバーJ4を強く握りしめると、連結機構J5を介して穿孔機J3が嘴状に左右に開き、地表に植え孔が形成されると共にポット苗が放出される。そこで、レバーJ4を握りしめたまま機体を地表から引き上げると、植え孔内に苗の植え付けがなされる。レバーJ4を開放すると、バネJ6によってレバーJ4が戻されるので、穿孔機J3が元の閉じた状態に戻る。
特開2000−41422号公報
このような従来技術によると、補植機の機体長さが固定されているので、作業者の身長が機体長さに合わない限り快適に作業を行うことができない。また、穿孔機J3を地中に押し込んで開く作業は、土中の抵抗が加わるのでかなり力の要る作業になり、苗を一株植える毎に握力,手首,腕に局部的な疲労が貯まることになるので、従来の補植機を採用しても必ずしも労力の軽減にはならない。
また、前述した穿孔機J3の開閉操作を電動化することが考えられるが、機体に電源等を搭載すると、その分機体重力が増すことになるので、機体を地中に押し込んで引き上げる作業に力が要ることになり、繰り返し植え付け作業を行うことを考えると、これによっても必ずしも労力の軽減にならないという問題があった。
本考案は、このような問題に対処することを課題とするものであり、作業者の身長差に関わらず快適な作業性が得られ、繰り返し植え付け作業を行う際の労力軽減を図ることができる苗補植機を提供することを目的とする。
このような目的を達成するために、本考案は、懸垂自在な筒体の上部開口から苗を投入し、該筒体の下端に取り付けた植え孔形成口を地中で開放して、形成された植え孔に苗を落下させる苗補植機であって、前記筒体を伸縮自在に形成し、該筒体に前記植え孔形成口の開閉を電動駆動する駆動部を装着し、前記駆動部の開閉操作スイッチを前記筒体上部の把持部に設け、前記駆動部に導通する電源を作業者の腰部に搭載可能にしたことを特徴とする。
また、前述の特徴に加えて、前記電源が、作業者の腰ベルトに取り付け可能であることを特徴とする。
このような特徴を有する本考案は、筒体を伸縮自在にしたので、作業者の身長に合わせて筒体を伸縮調整して、機体長さを調整することができるので、身長の大小に関わらず快適な作業性を得ることができる。
また、植え孔形成口の開閉を電動駆動するので、土の抵抗が加わる植え孔の形成操作を楽に行うことが可能になる。更には、植え孔形成口の開閉を電動駆動する駆動部に導通する電源を作業者の腰部に搭載できるようにしているので、懸垂される苗補植機の重量が過剰に重くなることが無く、連続した植え付け作業を楽に行うことができる。
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて説明する。本考案の実施形態に係る苗補植機1は、懸垂自在な筒体10の上部開口10aから苗を投入し、筒体10の下端に取り付けた植え孔形成口11を地中で開放して、形成された植え孔に苗を落下させるものである。
そして、本考案の実施形態における一つの特徴は、筒体10を伸縮自在にしている点にある。即ち、筒体10を第1の筒体10Aとそれよりは大口径の第2の筒体10Bとから構成し、第1の筒体10Aの下端を第2の筒体10Bの上端から挿入してスライド自在にすると共に、くさびねじ部等による固定部10Cを設けて、所定のスライド状態で固定できるようにしている。これによって、第2の筒体10B内に挿入される第1の筒体10Aのスライド量を調整することで、筒体10の長さを伸縮自在にしている。
また、本考案の実施形態における他の特徴は、筒体10に植え孔形成口11の開閉を電動駆動する駆動部20を装着し、駆動部20の開閉操作スイッチ22を筒体10上部の把持部12に設け、駆動部20に導通する電源23を作業者Mの腰部に搭載可能にした点にある。
即ち、植え孔形成口11は嘴状の開閉部材からなり、開閉機構11Aの動作によって開閉自在に取り付けられており、常時は閉じた状態になっているが、この開閉機構11Aに駆動部20によって上下駆動される連結ロッド21の下端を連結して、植え孔形成口11の開閉を電動駆動できるようにしている。また、駆動部20は配線24を介して電源23と導通しているが、この電源23を作業者Mの腰ベルト30に装着できるようにしている。詳しくは、図3に示すように、電源23にベルト挿入部23Aを設けて、このベルト挿入部23Aに作業者の腰ベルトを挿入できるようにしている。
このような実施形態に係る苗補植機1によると、まず、筒体10の伸縮調整を行って作業者の身長に応じて使いやすいように機体長を調整する。そして、補植箇所にたどり着いたら、把持部12を持って機体を懸垂し、別の手で持ったポット苗等の苗を上部開口10aから筒体10内に投入する。そうすると、常時閉じている筒体10下端の植え孔形成口11で、投入された苗が一旦受け止められるので、その状態で、把持部12を持って機体を押し下げて植え孔形成口11を地中に押し込む。
そして、把持部12に設けられた開閉スイッチ22を軽く握ると、駆動部20が動作して連結ロッド21が引かれ、植え孔形成口11が開いて地表に植え孔が形成されると共に苗が孔内に放出される。そこで、把持部12及び開閉スイッチ22を握りしめたまま機体を地表から引き上げると、植え孔内に苗の植え付けがなされる。
これによると、筒体10を伸縮自在にしたので、作業者Mの身長に合わせて筒体10を伸縮調整して、機体長さを調整することができるので、身長の大小に関わらず快適な作業を行うことができる。また、植え孔形成口11の開閉を電動駆動するので、土の抵抗が加わる植え孔の形成操作を楽に行うことが可能になり、また、植え孔形成口11の開閉を電動駆動する駆動部20に導通する電源23を作業者Mの腰部に搭載できるようにしているので、懸垂される苗補植機1の重量が過剰に重くなることが無く、連続した植え付け作業を楽に行うことができる。
以上説明したように、本考案の実施形態に係る苗補植機1は、作業者の身長差に関わらず快適な作業性が得られ、繰り返し植え付け作業を行う際の労力軽減を図ることができる。
従来技術の説明図である。 本考案の実施形態に係る苗補植機の全体構成を示す説明図である。 本考案の実施形態に係る苗補植機の電源の搭載状態を示した説明図である。
符号の説明
1 苗補植機
10a 上部開口
10 筒体
10A 第1の筒体
10B 第2の筒体
10C 固定部
11 植え孔形成口
11A 開閉機構
12 把持部
20 駆動部
21 連結ロッド
22 開閉スイッチ
23 電源
23A ベルト挿入部
24 配線
30 腰ベルト

Claims (2)

  1. 懸垂自在な筒体の上部開口から苗を投入し、該筒体の下端に取り付けた植え孔形成口を地中で開放して、形成された植え孔に苗を落下させる苗補植機であって、
    前記筒体を伸縮自在に形成し、該筒体に前記植え孔形成口の開閉を電動駆動する駆動部を装着し、前記駆動部の開閉操作スイッチを前記筒体上部の把持部に設け、前記駆動部に導通する電源を作業者の腰部に搭載可能にしたことを特徴とする苗補植機。
  2. 前記電源が、作業者の腰ベルトに取り付け可能であることを特徴とする請求項1に記載された苗補植機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012044870A (ja) * 2010-08-24 2012-03-08 Harax Kk 播種器具

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