JP3111073U - 抗静電フィルム - Google Patents
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Abstract
【課題】抗静電膜の効果を有する二層の抗静電膜を提供する。
【解決手段】本考案の二層の抗静電膜は、主に、粘着性を有する頂層伝導粘着層、及び、底層粘着層と、からなり、頂層伝導粘着層は、離形材料と、最後に、被保護物に貼附する表面(特に、光電、或いは、半導体材料等、静電気による損害に注意しなければならない電子回路)とを接触させるのに用いられ、底層粘着層は、承載の基材を接触するのに用いられる。頂層伝導粘着層は、インピーダンスが10の12乗オーム/sqより低いので、静電気の電荷累積の引導、及び、排除功能を有する。
【選択図】図1
【解決手段】本考案の二層の抗静電膜は、主に、粘着性を有する頂層伝導粘着層、及び、底層粘着層と、からなり、頂層伝導粘着層は、離形材料と、最後に、被保護物に貼附する表面(特に、光電、或いは、半導体材料等、静電気による損害に注意しなければならない電子回路)とを接触させるのに用いられ、底層粘着層は、承載の基材を接触するのに用いられる。頂層伝導粘着層は、インピーダンスが10の12乗オーム/sqより低いので、静電気の電荷累積の引導、及び、排除功能を有する。
【選択図】図1
Description
本考案は、抗静電フィルム技術に関するものであって、特に、二層の抗静電フィルム構造に関するものである。
保護膜(Protection film)は、通常、液晶パネルの主要素子である偏光片の外層保護膜、SMT包装フィルム、及び、電子素子等を覆蓋する防塵抗静電用として用いられる。電子装置が運送過程で、静電気によりダメージを受けるのを防止するために、保護膜は、抗静電功能を有していなければならない。
公知の保護膜は、主に、承載用の基材と粘着層からなり、粘着層の片面は、被保護物に粘合する前に、離形材料を有し、使用時に、離形材料を取り外し、粘着層を、被保護表面に粘着する。粘着層の材料は、通常、アクリル樹脂、或いは、ゴム樹脂に添加物を加えたもの、或いは、シリコン樹脂である。
更に、米国特許第6582789号等で開示されているように、公知の抗静電膜は、導電性を有する添加物を粘着層中に混合して、単層の抗静電層膜を構成し、導電性を有する添加物は、恐らく、外観が変化する抗静電剤を含む。例えば、抗静電剤は、アノード群を有し、例えば、四鎖を繋いだアンモニウム塩類、ピリジン塩類、及び、主に、二官能基と三寒能基のアミン群である。また、カソードイオン群、例えば、酸性硫酸を含有するアクリル塩類、窒素のエステル塩類、リンのエステル類、抗静電剤は、例えば、アミノ基酸類、及び、アミノ基を含有するスルホリピッド類、非イオンの静電剤は、例えば、アミンのアルコール類、グリセリン、及び、ポリビニルアルコール類で、抗静電剤は、上述のポリマー物の重合により得られる。
この種の単層の抗静電膜の抗静電性能は、添加物により増大するが、粘着性から見ると、粘着性能、透明度、色に影響を与える。
米国特許第6582789号
本考案は、二層の抗静電膜を提供し、上述の問題を改善することを目的とする。
本考案の二層の抗静電膜は、主に、粘着性を有する頂層伝導粘着層、及び、底層粘着層と、からなり、頂層伝導粘着層は、離形材料と、最後に、被保護物に貼附する表面(特に、光電、或いは、半導体材料等、静電気による損害に注意しなければならない電子回路)とを接触させるのに用いられ、底層粘着層は、承載する基材を接触するのに用いられる。
本考案の二層の抗静電膜は、頂層伝導粘着層と底層粘着層間に、薄いドープ領域層を有し、頂層伝導粘着層と底層粘着層間の付着力を増加させる。
図1は、本考案の実施例の断面図である。図から分かるように、主に、粘着性を有する頂層伝導粘着層1、及び、底層粘着層2と、からなり、頂層伝導粘着層1は、離形材料3(或いは保護層)と、最後に、被保護物に貼附する表面(特に、光電、或いは、半導体材料等、静電気による損害に注意しなければならない電子回路)とを接触させるのに用いられ、底層粘着層2は、承載する基材4を接触するのに用いられる。頂層伝導粘着層1の材料は導電性材で、底層粘着層2は、一般の粘着材料である。
本考案の頂層伝導粘着層1は、インピーダンスが10の12乗オーム/sqより低いので、静電気の電荷累積の引導、及び、排除功能を有する。抗静電膜は、被貼合物の表面層が、外部の要素により、その完全性を破壊されることをから保護する功能を有し、更に、被保護物の表面に対し、この抗静電膜を貼合、或いは、剥離する時、摩擦によって生じる静電気を排除し、電荷を累積させず、被保護物の表面、或いは、内部の電子回路を破壊するのを防止する功能を有する。底層粘着層2は、粘着特質中に、最多条件、及び、基材4の支承(膜と紙、或いは、一つの合成層)を提供し、本考案の二層の抗静電膜が完成する。
本考案の二層の抗静電膜構造は、公知の単層の抗静電膜と比較すると、以下のような長所がある(相同の導電粘着塗料を使用する)。
1)高い粘着性:導電性質の添加物は、通常、樹脂の粘着力を破壊するが、二層の粘着層の頂層の厚さは比較的薄く、これにより、全体的な粘着性は、単層の導電性質の粘着層より高い。
2)高い透明度と少ない色彩:導電性質の添加物は、通常、樹脂粘着層の色を破壊するか、色をぼかし(光分散によるもの)、ナノレベルの添加物のこの二つの部分の特性は、しばし、破壊を受ける。保護膜自身の透明度は、偏光膜の品質管理にとってかなり重要で、偏光膜は、品質検査時に、保護膜を貼った後に、実行されるからである。
3)樹脂を基材に固定する改善:導電性質の添加物は、通常、樹脂粘着層と基材の付着力を減低させるが、二層粘着層の底層は、この功能を改善、強化する。
4)頂層導電材料のコストの抑制:導電性質の添加物は、通常、価格が高いが、二層粘着層構造の方法は、頂層導電材料のコストを低下させる。
1)高い粘着性:導電性質の添加物は、通常、樹脂の粘着力を破壊するが、二層の粘着層の頂層の厚さは比較的薄く、これにより、全体的な粘着性は、単層の導電性質の粘着層より高い。
2)高い透明度と少ない色彩:導電性質の添加物は、通常、樹脂粘着層の色を破壊するか、色をぼかし(光分散によるもの)、ナノレベルの添加物のこの二つの部分の特性は、しばし、破壊を受ける。保護膜自身の透明度は、偏光膜の品質管理にとってかなり重要で、偏光膜は、品質検査時に、保護膜を貼った後に、実行されるからである。
3)樹脂を基材に固定する改善:導電性質の添加物は、通常、樹脂粘着層と基材の付着力を減低させるが、二層粘着層の底層は、この功能を改善、強化する。
4)頂層導電材料のコストの抑制:導電性質の添加物は、通常、価格が高いが、二層粘着層構造の方法は、頂層導電材料のコストを低下させる。
更に、保護膜の粘着力は、通常、低く、例えば、約10gf/25mmで、例えば、底層粘着層が、基材に塗布され、乾燥する前に、頂層粘着層は、第二塗布点、或いは、第二塗布方式により塗布され、この種の塗布方式は、連続塗布方法と呼ばれる。
頂層と底層粘着層は、高分子粘着性材料に属し、頂層と底層の塗布、及び、乾燥/硬化工程が完成した後、更に、一体に貼合され、二層の塗料の間の付着力不足が生じ、二層保護膜の製造、応用時に、頂層と底層の粘着層分離現象が生じて使用できなくなる。本考案の二層保護膜の塗布方法は、同一時間に、二層粘着層の塗布を完成させて、乾燥/硬化し、即ち、同時二層塗布方法により、同一時間に、この二層粘着層の塗布を完成させる。これにより、この頂部伝導粘着層1と底層粘着層2間に、好ましいドープ領域層5を有し、薄いドープ領域は、頂部伝導粘着層1と底層粘着層2間の挟層中に生成され、頂部伝導粘着層1と底層粘着層2間の付着力を強化させる。
本考案では好ましい実施例を前述の通り開示したが、これらは決して本考案に限定するものではなく、当該技術を熟知する者なら誰でも、本考案の精神と領域を脱しない範囲内で各種の変動や潤色を加えることができ、従って本考案明の保護範囲は、実用新案請求の範囲で指定した内容を基準とする。
1…頂層伝導粘着層
2…底層粘着層
3…離形材料
4…基材
5…ドープ領域層
2…底層粘着層
3…離形材料
4…基材
5…ドープ領域層
Claims (2)
- 二層の抗静電フィルム構造であって、主に、粘着性を有する頂層伝導粘着層、及び、底層粘着層と、からなり、前記頂層伝導粘着層は、離形材料と最後に、被保護物に貼附する表面とを接触させるのに用いられ、前記底層粘着層は、承載の基材を接触するのに用いられることを特徴とする二層の抗静電フィルム構造。
- 前記頂層伝導粘着層と前記底層粘着層間に、薄いドープ領域層を有し、間の付着力を強化することを特徴とする請求項1に記載の二層の抗静電フィルム構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005001968U JP3111073U (ja) | 2005-04-06 | 2005-04-06 | 抗静電フィルム |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005001968U JP3111073U (ja) | 2005-04-06 | 2005-04-06 | 抗静電フィルム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3111073U true JP3111073U (ja) | 2005-07-07 |
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ID=43273582
Family Applications (1)
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JP2005001968U Expired - Fee Related JP3111073U (ja) | 2005-04-06 | 2005-04-06 | 抗静電フィルム |
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JP (1) | JP3111073U (ja) |
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2005
- 2005-04-06 JP JP2005001968U patent/JP3111073U/ja not_active Expired - Fee Related
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