JP3110979B2 - 無線式ガス漏れ警報システムの記録方法、及び記録装置 - Google Patents

無線式ガス漏れ警報システムの記録方法、及び記録装置

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JP3110979B2
JP3110979B2 JP07174656A JP17465695A JP3110979B2 JP 3110979 B2 JP3110979 B2 JP 3110979B2 JP 07174656 A JP07174656 A JP 07174656A JP 17465695 A JP17465695 A JP 17465695A JP 3110979 B2 JP3110979 B2 JP 3110979B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス漏れ警報器と
マイコンガスメータとを備え、ガス漏れ警報器によって
検知されるガス漏れが発生した旨を、電波等を媒介して
マイコンガスメータ側へ無線通信することで、警報を発
するとともにガス器具へのガスの流通を遮断する無線式
ガス漏れ警報システムに係り、特に、ガス漏れ発生に関
連する時間情報を記録するようにした無線式ガス漏れ警
報システムの記録方法、及び記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば一般住宅において、ガスを燃料と
するコンロ、瞬間湯沸器などのガス器具を設置する際に
は、ガス漏れを検知すると警報を発するガス漏れ警報器
をガス器具の近傍に併設し、ガス漏れによる火災等の事
故の発生を未然に防止するようにしている。
【0003】一方、最近時、マイクロコンピュータを内
蔵したガスメータ(以下、マイコンガスメータとい
う。)が一般住宅などに普及しつつある。このマイコン
ガスメータにあっては、ガス使用量を検針するという本
来の機能に加えて、例えば、設置先のガス器具の合計消
費量を越えるガス流量があった場合、設置先のガス器具
のうち、最大ガス消費量を呈するガス器具のガス流量に
比して異常に大きいガス流量の増加があった場合、設置
先のガス器具が異常に長時間継続使用された場合等にお
いて、ガス漏れ等の異常が発生したと認識し、異常警報
を発するとともにガス器具へのガスの流通を遮断する等
の機能を備えている。
【0004】さらに、最近時、前記したガス漏れ警報器
とマイコンガスメータとの間で無線通信を行わせること
により、さらなる事故防止効果などの向上を図った無線
式ガス漏れ警報システムが提案されている。この無線式
ガス漏れ警報システムは、ガス漏れ警報器に送信機を設
ける一方、マイコンガスメータに受信機を設け、ガス漏
れ警報器によって検知されるガス漏れが発生した旨を、
電波を媒介してマイコンガスメータへ送信することで、
警報を発するとともにガス器具へのガスの流通を遮断し
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した無線式ガス漏
れ警報システムにおいて、ガス漏れ警報器、またはマイ
コンガスメータがガス漏れを検知すると、警報を発する
とともにガス器具へのガスの流通が遮断されるが、この
ガス漏れ発生検知がなんらかの理由で頻発することが起
こり得る。この場合、ガス器具使用者は、サービスセン
タなどにガス器具等の点検を依頼することとなるが、点
検者によるガス器具等の点検時にはガス漏れ発生検知の
現象が容易に再現せずに、ガス漏れ発生検知が頻発する
原因を究明することが点検者にとって難しく、この原因
究明に長時間を要するという課題があった。
【0006】また、特に、無線式ガス漏れ警報システム
において、ガス漏れ警報器によって検知されるガス漏れ
が発生した旨を、電波等を媒介してマイコンガスメータ
へ送信するにあたり、妨害電波等の外乱の影響により無
線による通信が正常に行われないことが起こり得る。こ
の場合、ガス漏れ警報器はガス漏れが発生した旨をマイ
コンガスメータへ送信しているにも拘らず、マイコンガ
スメータはガス器具へのガス流通の遮断動作を行わない
こととなる。このような誤動作を除去するには、まず、
妨害電波等の外乱が何時いかなる状況下で発生したかを
解析することが要求されるが、外乱の発生状況について
の情報をガス器具の使用者から得ようとしても、正確な
情報を得ることは難しいのが現状であった。したがっ
て、外乱の発生状況を正確に把握することは困難である
等の理由から、外乱の発生に起因するマイコンガスメー
タの誤動作を除去することは困難を極め、この課題の解
決が関係者の間で強く要望されていた。
【0007】本発明は、上記した課題を解決するために
なされたものであり、ガス漏れ発生に関連する時間情報
を記録することにより、ガス漏れ発生検知の原因を短時
間で究明するとともに、通信異常の元となる外乱の発生
状況を正確に把握することができる無線式ガス漏れ警報
システムの記録方法、及び記録装置を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明は、ガス漏れ発生を検知するガ
ス漏れ検知手段と、ガス漏れ発生時にガス器具へのガス
の流通を遮断するガス遮断手段とを備え、前記ガス漏れ
検知手段に送信機を設ける一方、前記ガス遮断手段に受
信機を設け、前記ガス漏れ検知手段によって検知される
ガス漏れが発生した旨を、前記送信機と前記受信機との
間で電波等を媒介して前記ガス遮断手段側へ無線通信す
ることで、警報を発するとともにガス器具へのガスの流
通を遮断するようにした無線式ガス漏れ警報システム
おいて、前記ガス漏れ検知手段がガス漏れ発生を検知し
た時に、該ガス漏れ発生検知に関連する時間情報を記録
する一方、該ガス漏れが発生した旨を、前記送信機によ
り送信し、前記受信機が、該送信機により送信されるガ
ス漏れが発生した旨を受信した時に、該ガス漏れ発生受
信に関連する時間情報を記録することを特徴とする無線
式ガス漏れ警報システムの記録方法である。
【0009】請求項1の発明によれば、ガス漏れ検知手
段がガス漏れ発生を検知した時に、このガス漏れ発生検
知に関連する時間情報が記録される。一方、ガス漏れ検
知手段により検知されるガス漏れが発生した旨は、送信
機により送信される。これを受けて受信機が、ガス漏れ
が発生した旨を受信した時に、このガス漏れ発生受信に
関連する時間情報が記録される。
【0010】すなわち、ガス漏れ発生検知に関連する時
間情報と、ガス漏れ発生受信に関連する時間情報とが記
録されるので、ガス器具等の点検時において点検者は、
何時ガス漏れ発生検知が生起したか、および何時受信側
においてガス器具へのガスの流通が遮断されたかについ
ての時間情報を知ることができる。
【0011】したがって、ガス器具の使用者において原
因不明のガス漏れが発生した場合に、点検者は、この時
間情報を参照しながら、ガス漏れ発生検知の原因を短時
間で究明することができる。また、例えば通信異常が発
生した場合において、点検者は、送信側と受信側との時
間情報を照合することにより、通信異常の元となる外乱
の発生状況を正確に把握することができ、この結果、速
やかに適切な通信異常対策を施すことができる。
【0012】また、請求項2の発明は、前記ガス漏れ発
生検知に関連する時間情報は、ガス漏れ発生検知時
点、及びガス漏れ発生検知完了時点における時間情報
含み、前記ガス漏れ発生受信に関連する時間情報は、
ガス漏れ発生受信時点、及びガス漏れ発生受信完了時点
における時間情報を含むことを特徴とする請求項1に記
載の無線式ガス漏れ警報システムの記録方法である。
【0013】請求項2の発明によれば、ガス漏れ発生検
知に関連する時間情報は、ガス漏れ発生検知時点、及
びガス漏れ発生検知完了時点における時間情報を含むも
とされ、前記ガス漏れ発生受信に関連する時間情報
は、ガス漏れ発生受信時点、及びガス漏れ発生受信完了
時点における時間情報を含むものとされる。
【0014】すなわち、ガス漏れ発生検知時点、及びガ
ス漏れ発生検知完了時点における時間情報と、ガス漏れ
発生受信時点、及びガス漏れ発生受信完了時点における
時間情報とが記録されるので、ガス器具等の点検時にお
いて点検者は、何時ガス漏れ発生検知が生起して何時ガ
ス漏れ発生検知が完了したか、および受信側において何
時ガス器具へのガスの流通が遮断され何時ガス器具への
ガスの流通遮断が解除されたかについての時間情報を知
ることができる。
【0015】したがって、ガス器具の使用者において原
因不明のガス漏れが発生した場合に、点検者は、この詳
細な時間情報を参照しながら、ガス漏れ発生検知の原因
をより一層短時間で究明することができる。また、例え
ば通信異常が発生した場合において、点検者は、送信側
と受信側との詳細な時間情報を照合することにより、通
信異常の元となる外乱の発生状況をより一層正確に把握
することができ、この結果、速やかに適切な通信異常対
策を施すことができる。
【0016】さらに、請求項3の発明は、前記ガス漏れ
検知手段がガス漏れ発生を検知した時に、前記ガス漏れ
発生検知と前記ガス漏れ発生検知完了との両者がそれぞ
所定時間継続することを条件に、前記ガス漏れ発生検
知に関連する時間情報を記録する一方、該ガス漏れが発
生した旨を、該ガス漏れ発生検知の継続時間とは無関係
に、前記送信機により送信し、前記受信機が、前記送信
機により送信されるガス漏れが発生した旨を受信した時
に、前記ガス漏れ発生受信と前記ガス漏れ発生受信完了
との両者がそれぞれ所定時間継続することを条件に、
ガス漏れ発生受信に関連する時間情報を記録すること
を特徴とする請求項2に記載の無線式ガス漏れ警報シス
テムの記録方法である。
【0017】請求項3の発明によれば、ガス漏れ検知手
段がガス漏れ発生を検知した時に、ガス漏れ発生検知と
ガス漏れ発生検知完了との両者がそれぞれ所定時間継続
することを条件に、ガス漏れ発生検知に関連する時間情
報が記録される。一方、ガス漏れ検知手段により検知さ
れるガス漏れが発生した旨は、ガス漏れ発生検知の継続
時間とは無関係に、送信機により送信される。これを受
けて受信機が、ガス漏れが発生した旨を受信した時に、
ガス漏れ発生受信とガス漏れ発生受信完了との両者がそ
れぞれ所定時間継続することを条件に、このガス漏れ発
生受信に関連する時間情報が記録される。
【0018】すなわち、送信側において、ガス漏れ発生
検知とガス漏れ発生検知完了との両者がそれぞれ所定時
間継続することを条件に、送信側の時間情報が記録され
る一方、受信側において、ガス漏れ発生受信とガス漏れ
発生受信完了との両者がそれぞれ所定時間継続すること
を条件に、受信側の時間情報が記録される。この場合、
上記したガス漏れ発生検知、ガス漏れ発生検知完了、ガ
ス漏れ発生受信、及びガス漏れ発生受信完了があった時
点において、例えばノイズなどの異常信号が短時間混入
したとしても、信号入力が所定時間継続することを条件
として時間情報を記録するので、混入した異常信号の影
響が除去後の精度の高い送信側と受信側との時間情報を
得ることができる。
【0019】したがって、ガス器具の使用者において原
因不明のガス漏れが発生した場合に、点検者は、詳細か
つ高精度の時間情報を参照しながら、ガス漏れ発生検知
の原因をさらに一層短時間で究明することができる。ま
た、例えば通信異常が発生した場合において、点検者
は、送信側と受信側との時間情報を照合することによ
り、通信異常の元となる外乱の発生状況をさらに一層正
確に把握することができ、この結果、速やかに適切な通
信異常対策を施すことができる。
【0020】さらにまた、請求項4の発明は、ガス漏れ
発生を検知するガス漏れ検知手段と、ガス漏れ発生時に
ガス器具へのガスの流通を遮断するガス遮断手段とを備
え、前記ガス漏れ検知手段に送信機を設ける一方、前記
ガス遮断手段に受信機を設け、前記ガス漏れ検知手段に
よって検知されるガス漏れが発生した旨を、前記送信機
と前記受信機との間で電波等を媒介して前記ガス遮断手
段側へ無線通信することで、警報を発するとともにガス
器具へのガスの流通を遮断するようにした無線式ガス漏
れ警報システムにおいて、前記ガス漏れ検知手段がガス
漏れ発生を検知した時に、該ガス漏れ発生検知に関連す
る時間情報を記録するとともに、前記受信機が、前記送
信機により送信されるガス漏れが発生した旨を受信した
時に、該ガス漏れ発生受信に関連する時間情報を記録す
る記録手段を備えてなることを特徴とする無線式ガス漏
れ警報システムの記録装置である。
【0021】請求項4の発明によれば、記録手段は、ガ
ス漏れ発生検知に関連する時間情報と、ガス漏れ発生受
信に関連する時間情報とを記録するので、ガス器具等の
点検時において点検者は、何時ガス漏れ発生検知が生起
したか、および何時受信側においてガス器具へのガスの
流通が遮断されたかについての時間情報を知ることがで
きる。
【0022】したがって、ガス器具の使用者において原
因不明のガス漏れが発生した場合に、点検者は、この時
間情報を参照しながら、ガス漏れ発生検知の原因を短時
間で究明することができる。また、例えば通信異常が発
生した場合において、点検者は、送信側と受信側との時
間情報を照合することにより、通信異常の元となる外乱
の発生状況を正確に把握することができ、この結果、速
やかに適切な通信異常対策を施すことができる。
【0023】また、請求項5の発明は、前記ガス漏れ発
生検知に関連する時間情報は、ガス漏れ発生検知時
点、及びガス漏れ発生検知完了時点における時間情報
含み、前記ガス漏れ発生受信に関連する時間情報は、
ガス漏れ発生受信時点、及びガス漏れ発生受信完了時点
における時間情報を含むことを特徴とする請求項4に記
載の無線式ガス漏れ警報システムの記録装置である。
【0024】請求項5の発明によれば、記録手段は、ガ
ス漏れ発生検知時点、及びガス漏れ発生検知完了時点に
おける時間情報と、ガス漏れ発生受信時点、及びガス漏
れ発生受信完了時点における時間情報とを記録するの
で、ガス器具等の点検時において点検者は、何時ガス漏
れ発生検知が生起して何時ガス漏れ発生検知が完了した
か、および受信側において何時ガス器具へのガスの流通
が遮断され何時ガス器具へのガスの流通遮断が解除され
たかについての時間情報を知ることができる。
【0025】したがって、ガス器具の使用者において原
因不明のガス漏れが発生した場合に、点検者は、この詳
細な時間情報を参照しながら、ガス漏れ発生検知の原因
をより一層短時間で究明することができる。また、例え
ば通信異常が発生した場合において、点検者は、送信側
と受信側との詳細な時間情報を照合することにより、通
信異常の元となる外乱の発生状況をより一層正確に把握
することができ、この結果、速やかに適切な通信異常対
策を施すことができる。
【0026】そして、請求項6の発明は、前記記録手段
は、前記ガス漏れ検知手段がガス漏れ発生を検知した時
に、前記ガス漏れ発生検知と前記ガス漏れ発生検知完了
との両者がそれぞれ所定時間継続することを条件に、
ガス漏れ発生検知に関連する時間情報を記録するとと
もに、前記受信機が、前記送信機により送信されるガス
漏れが発生した旨を受信した時に、前記ガス漏れ発生受
信と前記ガス漏れ発生受信完了との両者がそれぞれ所定
時間継続することを条件に、前記ガス漏れ発生受信に関
連する時間情報を記録することを特徴とする請求項5に
記載の無線式ガス漏れ警報システムの記録装置である。
【0027】請求項6の発明によれば、記録手段は、送
信側において、ガス漏れ発生検知とガス漏れ発生検知完
了との両者がそれぞれ所定時間継続することを条件に、
送信側の時間情報を記録する一方、受信側において、ガ
ス漏れ発生受信とガス漏れ発生受信完了との両者がそれ
ぞれ所定時間継続することを条件に、受信側の時間情報
を記録する。この場合、上記したガス漏れ発生検知、ガ
ス漏れ発生検知完了、ガス漏れ発生受信、及びガス漏れ
発生受信完了があった時点において、例えばノイズなど
の異常信号が短時間混入したとしても、記録手段は、信
号入力が所定時間継続することを条件として送信側と受
信側との時間情報を記録するので、混入した異常信号の
影響が除去後の精度の高い送信側と受信側との時間情報
を得ることができる。
【0028】したがって、ガス器具の使用者において原
因不明のガス漏れが発生した場合に、点検者は、詳細か
つ高精度の時間情報を参照しながら、ガス漏れ発生検知
の原因をさらに一層短時間で究明することができる。ま
た、例えば通信異常が発生した場合において、点検者
は、送信側と受信側との時間情報を照合することによ
り、通信異常の元となる外乱の発生状況をさらに一層正
確に把握することができ、この結果、速やかに適切な通
信異常対策を施すことができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る無線式ガス
漏れ警報システムの記録方法、及び記録装置の一実施形
態について、図に基づいて詳細に説明する。
【0030】図1は、本発明に係る無線式ガス漏れ警報
システムを示すブロック構成図、図2は、本発明に係る
記録装置を示すブロック構成図、図3乃至図4は、本発
明の動作説明に供するタイムチャート、図5は、本発明
の動作説明に供する図である。なお、本実施形態中、同
一機能を有する部材には同一符号を付し、その重複する
説明を省略する。
【0031】まず、本発明の無線式ガス漏れ警報システ
ムについて、図1に基づいて説明する。
【0032】同図に示すように、ガス漏れを検知する
と、警報を発するとともにガス漏れ発生信号Aを出力す
るガス漏れ警報器1には、電線3a,3bをそれぞれ介
して、送信側アンテナ9を有する送信機5、及び後述す
る記録装置7が接続される。ガス漏れ警報器1より出力
されるガス漏れ発生信号Aは、第1端子8を介して記録
装置7へ供給されるとともに、送信機5へ送られる。こ
の送信機5は、ガス漏れ警報器1より送られるガス漏れ
発生信号Aを、電波などの適宜の通信媒体により送信可
能な信号形式に変換し、この変換後の信号を送信側アン
テナ9を介して送信する。なお、ガス漏れ警報器1より
出力されるガス漏れ発生信号Aは、図3に示すように、
パルス形態の直流電圧信号とされる。
【0033】一方、送信側アンテナ9を介して送信され
るガス漏れ発生信号は、受信側アンテナ11を介して受
信機13に受信される。この受信機13において、受信
信号は、後述するフォトカプラ検出回路により検出可能
な光信号形式に変換される。受信機13は、光線路15
a,15bをそれぞれ介して、図示しないガス器具への
ガスの流通を遮断するガス弁19が接続されたマイコン
ガスメータ17、及び記録装置7を接続している。受信
機13において変換後の光信号Bは、第2端子16を介
して記録装置7へ供給されるとともに、マイコンガスメ
ータ17へ送られる。マイコンガスメータ17は、受光
した光信号Bを、図示しないフォトカプラ検出回路によ
ってCPUが処理可能なディジタル信号形式に変換し、
この変換後の信号に基づいて、ガス弁19の開閉制御等
の各種処理を行う。なお、受信機13において変換後の
光信号Bは、図3に示すように、パルス形態のオン/オ
フ光信号とされる。
【0034】次に、本発明に係る記録装置7について、
図2を参照して詳細に説明する。
【0035】同図に示すように、受信機13において変
換後の光信号Bは、第2端子16を介してフォトカプラ
検出回路21に入力される。このフォトカプラ検出回路
21は、受光した光信号Bを光電変換して直流電圧信号
とし、この電圧信号の電位が所定値を越えているか否か
を検出し、電位が所定値を越えていれば所定の第1信号
を出力する。なお、この第1信号は、光信号Bとは信号
の種類およびレベルが相違するが、光信号Bと同一の立
上りまたは立下がりタイミングを呈する信号であり、光
信号Bと同一のデータを含む信号とみなすことができ
る。
【0036】一方、ガス漏れ警報器1より出力されるガ
ス漏れ発生信号Aは、第1端子8を介して、電圧検出回
路23に入力される。この電圧検出回路23は、パルス
形態の直流電圧とされた信号Aの電位が所定値を越えて
いるか否かを検出し、電位が所定値を越えていれば所定
の第2信号を出力する。なお、この第2信号は、第1信
号と同様の理由により、信号Aと同一のデータを含む信
号とみなすことができる。
【0037】フォトカプラ検出回路21、及び電圧検出
回路23の各々は、電源立上回路29にそれぞれ接続さ
れる。この電源立上回路29は、第1,第2信号の入力
を受けて、電源回路27を介してバッテリ25の電力を
次述するCPUなどの各部へ供給する。また、電源立上
回路29には、電源スイッチ31が接続されており、こ
の電源スイッチ31のオン投入によっても、上述と同様
にバッテリ25の電力が各部へ供給される。なお、例え
ばCPUは、電力供給前には省電力モードとされてお
り、電力が供給されると通常モードへ移行する。
【0038】さらに、フォトカプラ検出回路21、及び
電圧検出回路23は、カレンダ回路33、及びCPU3
5に接続される。このカレンダ回路33は、第1,第2
信号の入力を受けて、各信号の入力時点における年/月
/日/時/分/秒の時間情報を抽出し、抽出した時間情
報をCPU35へ送る。
【0039】CPU35には、時刻の設定入力を行う設
定スイッチ37と、ガス漏れ発生時におけるガス漏れ警
報器1および受信機13よりの出力信号A,Bのオン/
オフの時間情報を集積して記憶するメモリカード39
と、ガス漏れ発生時における出力信号A,Bのオン/オ
フの時間情報等を表示する液晶表示装置(以下、「LC
D」という。)41と、プログラム等を格納する図示し
ないROMと、データ等を格納する図示しないRAMと
が接続される。CPU35は、第1,第2信号の入力を
受けて、カレンダ回路33より各信号の入力時点におけ
る年/月/日/時/分/秒の時間情報を読出し、この時
間情報をメモリカード39の記憶領域の所定のアドレス
に格納するとともに、後に詳述する第1,第2信号のオ
ン/オフの継続時間を参照し、CPU35への電力供給
を保持する指令を内容とする電源保持信号、またはCP
U35への電力供給を遮断する指令を内容とする電源遮
断信号を電源立上回路29へ送出する等の処理を実行す
る。
【0040】次に、本発明に係る無線式ガス漏れ警報シ
ステムの記録装置の動作について説明する。
【0041】まず、送信機5と受信機13との間の無線
通信が正常に行われた場合について説明する。
【0042】ガス漏れ警報器1がガス漏れを検知する
と、ガス漏れ警報器1は、警報を発するとともにガス漏
れ発生信号Aを出力する。この信号Aは、第1端子8を
介して記録装置7へ供給される一方、送信機5、送信側
アンテナ9、受信側アンテナ11、および第2端子16
を介して、信号Bとして記録装置7へ送られる。
【0043】これら信号A,Bが記録装置7に入力され
ると、フォトカプラ検出回路21は、受光した信号Bを
光電変換して直流電圧信号とし、この電圧信号の電位が
所定値を越えているか否かを検出し、電位が所定値を越
えていれば所定の第1信号を出力する一方、電圧検出回
路23は、パルス形態の直流電圧とされた信号Aの電位
が所定値を越えているか否かを検出し、電位が所定値を
越えていれば所定の第2信号を出力する。
【0044】これら第1,第2信号が電源立上回路29
に入力されると、電源立上回路29は、電源回路27を
介してバッテリ25の電力をCPU35、およびLCD
41などの各部へ供給し、CPU35を省電力モードか
ら通常モードへ移行させる。
【0045】するとCPU35は、前述の第1,第2信
号を取込み、各信号のオン/オフの継続時間を図示しな
いタイマ等により計測し、この計測値をRAMの所定の
アドレスに格納する。まず、CPU35は、取込んだ信
号のオン継続時間が第1所定時間Ta に達しているか否
かを判定する。この判定の結果、図4に示すように、信
号のオン継続時間T1 ,T3 が第1所定時間Ta に達し
ていないと判定されると、CPU35は、取込んだ第
1,第2信号はノイズであると判断し、この信号の入力
時点における時間情報はメモリカード39に記憶させな
い。さらに、CPU35は、電源立上回路29へ電源遮
断信号を送出し、CPU35への電源供給を遮断させ
る。この時、ある程度の遅延時間をおいてCPU35へ
の電源供給を遮断させることもできる。
【0046】一方、前記判定の結果、図4に示すよう
に、信号のオン継続時間T5 が第1所定時間Ta に達し
ていると判定されると、CPU35は、取込んだ第1,
第2信号は正常であると判断し、図3に示すように、こ
の信号の入力時点における時間情報をカレンダ回路33
より読出すとともに、この時間情報をメモリカード39
の記憶領域の所定のアドレスに格納する処理を実行す
る。この時、メモリカード39には、図5に示すよう
に、入力端子番号、オン動作またはオフ動作か、及び信
号のオン/オフ入力時点における年/月/日/時/分/
秒の時間情報が一連のデータ列として書込まれる。な
お、入力端子番号としては、第1,第2端子8,16の
それぞれに識別番号を付与しておけば良い。
【0047】さらに、CPU35は、取込んだ第1,第
2信号のオン継続終了を確認すると、引続き第1,第2
信号のオフ継続時間が第2所定時間Tb に達しているか
否かの判定を行う。この判定の結果、オフ継続時間が第
2所定時間Tb に達していると判定されると、CPU3
5は、電源立上回路29へ電源遮断信号を送出し、CP
U35への電源供給を遮断させる。
【0048】一方、オフ継続時間が第2所定時間Tb に
達する前に、再度第1,第2信号がオンすると、CPU
35は、電源立上回路29へ電源保持信号を送出し、C
PU35への電源供給を保持させておき、前述した信号
のオン継続時間が第1所定時間Ta に達しているか否か
の判定処理にその処理を戻す。なお、第1,第2所定時
間Ta ,Tb は、実験等により適宜設定することがで
き、また、本発明に係る装置を設置後に、この設定値を
適宜変更可能に構成することもできる。
【0049】上述したように、送信機5と受信機13と
の間の無線通信が正常に行われた場合において、点検者
が記録装置7を操作してLCD41にガス漏れ発生状況
を表示させれば、LCD41には、ガス漏れ警報器1の
ガス漏れ発生信号A(第2信号)のオン/オフ入力時点
における時間情報と、受信機13が受信した信号B(第
1信号)のオン/オフ入力時点における時間情報とが表
示される。これにより、点検者は、ガス漏れ警報器1の
ガス漏れ検知状況を知ることができるとともに、前記両
者の時間情報を照合することにより、送信機5と受信機
13との間の無線通信が正常に行われたか否かを確認す
ることができる。なお、CPU35にプリンタを接続す
れば、上記したガス漏れ警報器1のガス漏れ検知状況を
紙面上に印字することができる。また、CPU35を、
モデムなどの通信インターフェースを介して公衆回線に
接続すれば、ガス漏れ警報器1のガス漏れ検知状況を、
遠隔地において入手することも可能である。
【0050】次に、送信機5と受信機13との間の無線
通信が正常に行われない場合について説明する。なお、
本説明において、無線通信が正常に行われる場合との相
違点を中心に述べることにより、説明の重複を避ける。
【0051】送信機5と受信機13との間の無線通信が
正常に行われない場合としては、2通りの状況が考えら
れる。すなわち、送信機5よりの送信信号が受信機13
により受信できない場合と、送信機5より信号を送信し
ていないにもかかわらず受信機13がなんらかの信号を
受信する場合とが考えられる。
【0052】まず、送信機5よりの送信信号が受信機1
3により受信できない場合について述べると、送信側に
ついては、前述した通りに、記録装置7のメモリカード
39に、信号A(第2信号)のオン/オフ入力時点にお
ける時間情報が書込まれるが、一方、受信側について
は、記録装置7のメモリカード39には、なんらの情報
も書込まれない。したがって、この場合におけるメモリ
カード39には、第2信号のオン/オフ入力時点におけ
る時間情報のみが書込まれる。
【0053】また、送信機5より信号を送信していない
にもかかわらず受信機13がなんらかの信号を受信する
場合には、送信側については、記録装置7のメモリカー
ド39にはなんらの情報も書込まれないが、一方、受信
側については、記録装置7のメモリカード39には、受
信機13が受信したなんらかの信号のオン/オフ入力時
点における時間情報が書込まれる。したがって、この場
合におけるメモリカード39には、受信機13が受信す
るなんらかの信号のオン/オフ入力時点における時間情
報のみが書込まれる。
【0054】このように、送信機5と受信機13との間
の無線通信が正常に行われない場合において、点検者が
記録装置7を操作してLCD41にガス漏れ発生状況を
表示させれば、点検者は、ガス漏れ警報器1のガス漏れ
検知状況を知ることができるとともに、前記両者の時間
情報を照合することにより、送信機5と受信機13との
間の無線通信が正常に行われない場合があったことを確
認することができる。
【0055】この場合において、ガス漏れ警報器1のガ
ス漏れ発生信号A(第2信号)のオン/オフ入力時点に
おける時間情報と、受信機13が受信した信号B(第1
信号)のオン/オフ入力時点における時間情報とを参照
すれば、何時どのような誤動作が発生したかを解析する
ことができ、この解析結果に基づいて、速やかに誤動作
の除去対策を講じることが可能となる。
【0056】最後に、本実施の形態中、1台の記録装置
により、送信側と受信側との双方のガス漏れ検知状況を
記録するように構成したが、本発明はこれに限定され
ず、記録装置を、送信側と受信側とのそれぞれに設ける
ように構成することもできる。
【0057】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ガス漏れ発生
検知に関連する時間情報と、ガス漏れ発生受信に関連す
る時間情報とが記録されるので、ガス器具等の点検時に
おいて点検者は、何時ガス漏れ発生検知が生起したか、
および何時受信側においてガス器具へのガスの流通が遮
断されたかについての時間情報を知ることができる。
【0058】したがって、ガス器具の使用者において原
因不明のガス漏れが発生した場合に、点検者は、この時
間情報を参照しながら、ガス漏れ発生検知の原因を短時
間で究明することができる。また、例えば通信異常が発
生した場合において、点検者は、送信側と受信側との時
間情報を照合することにより、通信異常の元となる外乱
の発生状況を正確に把握することができ、この結果、速
やかに適切な通信異常対策を施すことができる。
【0059】また、請求項2の発明によれば、ガス漏れ
発生検知時点、及びガス漏れ発生検知完了時点における
時間情報と、ガス漏れ発生受信時点、及びガス漏れ発生
受信完了時点における時間情報とが記録されるので、ガ
ス器具等の点検時において点検者は、何時ガス漏れ発生
検知が生起して何時ガス漏れ発生検知が完了したか、お
よび受信側において何時ガス器具へのガスの流通が遮断
され何時ガス器具へのガスの流通遮断が解除されたかに
ついての時間情報を知ることができる。
【0060】したがって、ガス器具の使用者において原
因不明のガス漏れが発生した場合に、点検者は、この詳
細な時間情報を参照しながら、ガス漏れ発生検知の原因
をより一層短時間で究明することができる。また、例え
ば通信異常が発生した場合において、点検者は、送信側
と受信側との詳細な時間情報を照合することにより、通
信異常の元となる外乱の発生状況をより一層正確に把握
することができ、この結果、速やかに適切な通信異常対
策を施すことができる。
【0061】さらに、請求項3の発明によれば、送信側
において、ガス漏れ発生検知とガス漏れ発生検知完了と
両者がそれぞれ所定時間継続することを条件に、送信
側の時間情報が記録される一方、受信側において、ガス
漏れ発生受信とガス漏れ発生受信完了との両者がそれぞ
所定時間継続することを条件に、受信側の時間情報が
記録される。この場合、上記したガス漏れ発生検知、ガ
ス漏れ発生検知完了、ガス漏れ発生受信、及びガス漏れ
発生受信完了があった時点において、例えばノイズなど
の異常信号が短時間混入したとしても、信号入力が所定
時間継続することを条件として時間情報を記録するの
で、混入した異常信号の影響が除去後の精度の高い送信
側と受信側との時間情報を得ることができる。
【0062】したがって、ガス器具の使用者において原
因不明のガス漏れが発生した場合に、点検者は、詳細か
つ高精度の時間情報を参照しながら、ガス漏れ発生検知
の原因をさらに一層短時間で究明することができる。ま
た、例えば通信異常が発生した場合において、点検者
は、送信側と受信側との時間情報を照合することによ
り、通信異常の元となる外乱の発生状況をさらに一層正
確に把握することができ、この結果、速やかに適切な通
信異常対策を施すことができる。
【0063】さらにまた、請求項4の発明によれば、記
録手段は、ガス漏れ発生検知に関連する時間情報と、ガ
ス漏れ発生受信に関連する時間情報とを記録するので、
ガス器具等の点検時において点検者は、何時ガス漏れ発
生検知が生起したか、および何時受信側においてガス器
具へのガスの流通が遮断されたかについての時間情報を
知ることができる。
【0064】したがって、ガス器具の使用者において原
因不明のガス漏れが発生した場合に、点検者は、この時
間情報を参照しながら、ガス漏れ発生検知の原因を短時
間で究明することができる。また、例えば通信異常が発
生した場合において、点検者は、送信側と受信側との時
間情報を照合することにより、通信異常の元となる外乱
の発生状況を正確に把握することができ、この結果、速
やかに適切な通信異常対策を施すことができる。
【0065】また、請求項5の発明によれば、記録手段
は、ガス漏れ発生検知時点、及びガス漏れ発生検知完了
時点における時間情報と、ガス漏れ発生受信時点、及び
ガス漏れ発生受信完了時点における時間情報とを記録す
るので、ガス器具等の点検時において点検者は、何時ガ
ス漏れ発生検知が生起して何時ガス漏れ発生検知が完了
したか、および受信側において何時ガス器具へのガスの
流通が遮断され何時ガス器具へのガスの流通遮断が解除
されたかについての時間情報を知ることができる。
【0066】したがって、ガス器具の使用者において原
因不明のガス漏れが発生した場合に、点検者は、この詳
細な時間情報を参照しながら、ガス漏れ発生検知の原因
をより一層短時間で究明することができる。また、例え
ば通信異常が発生した場合において、点検者は、送信側
と受信側との詳細な時間情報を照合することにより、通
信異常の元となる外乱の発生状況をより一層正確に把握
することができ、この結果、速やかに適切な通信異常対
策を施すことができる。
【0067】そして、請求項6の発明によれば、記録手
段は、送信側において、ガス漏れ発生検知とガス漏れ発
生検知完了との両者がそれぞれ所定時間継続することを
条件に、送信側の時間情報を記録する一方、受信側にお
いて、ガス漏れ発生受信とガス漏れ発生受信完了との
者がそれぞれ所定時間継続することを条件に、受信側の
時間情報を記録する。この場合、上記したガス漏れ発生
検知、ガス漏れ発生検知完了、ガス漏れ発生受信、及び
ガス漏れ発生受信完了があった時点において、例えばノ
イズなどの異常信号が短時間混入したとしても、記録手
段は、信号入力が所定時間継続することを条件として送
信側と受信側との時間情報を記録するので、混入した異
常信号の影響が除去後の精度の高い送信側と受信側との
時間情報を得ることができる。
【0068】したがって、ガス器具の使用者において原
因不明のガス漏れが発生した場合に、点検者は、詳細か
つ高精度の時間情報を参照しながら、ガス漏れ発生検知
の原因をさらに一層短時間で究明することができる。ま
た、例えば通信異常が発生した場合において、点検者
は、送信側と受信側との時間情報を照合することによ
り、通信異常の元となる外乱の発生状況をさらに一層正
確に把握することができ、この結果、速やかに適切な通
信異常対策を施すことができるというきわめて優れた効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る無線式ガス漏れ警報シス
テムを示すブロック構成図である。
【図2】図2は、本発明に係る記録装置を示すブロック
構成図である。
【図3】図3は、本発明の動作説明に供するタイムチャ
ート図である。
【図4】図4は、本発明の動作説明に供するタイムチャ
ート図である。
【図5】図5は、本発明の動作説明に供する図である。
【符号の説明】
1 ガス漏れ警報器 3a 電線 3b 電線 5 送信機 7 記録装置 8 第1端子 9 送信側アンテナ 11 受信側アンテナ 13 受信機 15a 光線路 15b 光線路 16 第2端子 17 マイコンガスメータ 19 ガス弁 21 フォトカプラ検出回路 23 電圧検出回路 25 バッテリ 27 電源回路 29 電源立上回路 31 電源スイッチ 33 カレンダ回路 35 CPU 37 設定スイッチ37 39 メモリカード 41 液晶表示装置(LCD) A ガス漏れ発生信号(第2信号) B 光信号(第1信号) Ta 第1所定時間 Tb 第2所定時間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 張 捷 静岡県裾野市御宿1500 矢崎総業株式会 社内 (56)参考文献 実開 昭60−5589(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 9/00 - 9/16 G08B 21/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス漏れ発生を検知するガス漏れ検知手
    段と、ガス漏れ発生時にガス器具へのガスの流通を遮断
    するガス遮断手段とを備え、前記ガス漏れ検知手段に送
    信機を設ける一方、前記ガス遮断手段に受信機を設け、
    前記ガス漏れ検知手段によって検知されるガス漏れが発
    生した旨を、前記送信機と前記受信機との間で電波等を
    媒介して前記ガス遮断手段側へ無線通信することで、警
    報を発するとともにガス器具へのガスの流通を遮断する
    ようにした無線式ガス漏れ警報システムにおいて、 前記ガス漏れ検知手段がガス漏れ発生を検知した時に、
    該ガス漏れ発生検知に関連する時間情報を記録する一
    方、該ガス漏れが発生した旨を、前記送信機により送信
    し、 前記受信機が、該送信機により送信されるガス漏れが発
    生した旨を受信した時に、該ガス漏れ発生受信に関連す
    る時間情報を記録することを特徴とする無線式ガス漏れ
    警報システムの記録方法。
  2. 【請求項2】 前記ガス漏れ発生検知に関連する時間情
    は、ガス漏れ発生検知時点、及びガス漏れ発生検知
    完了時点における時間情報を含み、前記ガス漏れ発生受
    信に関連する時間情報は、ガス漏れ発生受信時点、及
    びガス漏れ発生受信完了時点における時間情報を含む
    とを特徴とする請求項1に記載の無線式ガス漏れ警報シ
    ステムの記録方法。
  3. 【請求項3】 前記ガス漏れ検知手段がガス漏れ発生を
    検知した時に、前記ガス漏れ発生検知と前記ガス漏れ発
    生検知完了との両者がそれぞれ所定時間継続することを
    条件に、前記ガス漏れ発生検知に関連する時間情報を記
    録する一方、該ガス漏れが発生した旨を、該ガス漏れ発
    生検知の継続時間とは無関係に、前記送信機により送信
    し、 前記受信機が、前記送信機により送信されるガス漏れが
    発生した旨を受信した時に、前記ガス漏れ発生受信と
    ガス漏れ発生受信完了との両者がそれぞれ所定時間継
    続することを条件に、前記ガス漏れ発生受信に関連する
    時間情報を記録することを特徴とする請求項2に記載の
    無線式ガス漏れ警報システムの記録方法。
  4. 【請求項4】 ガス漏れ発生を検知するガス漏れ検知手
    段と、ガス漏れ発生時にガス器具へのガスの流通を遮断
    するガス遮断手段とを備え、前記ガス漏れ検知手段に送
    信機を設ける一方、前記ガス遮断手段に受信機を設け、
    前記ガス漏れ検知手段によって検知されるガス漏れが発
    生した旨を、前記送信機と前記受信機との間で電波等を
    媒介して前記ガス遮断手段側へ無線通信することで、警
    報を発するとともにガス器具へのガスの流通を遮断する
    ようにした無線式ガス漏れ警報システムにおいて、 前記ガス漏れ検知手段がガス漏れ発生を検知した時に、
    該ガス漏れ発生検知に関連する時間情報を記録するとと
    もに、前記受信機が、前記送信機により送信されるガス
    漏れが発生した旨を受信した時に、該ガス漏れ発生受信
    に関連する時間情報を記録する記録手段を備えてなるこ
    とを特徴とする無線式ガス漏れ警報システムの記録装
    置。
  5. 【請求項5】 前記ガス漏れ発生検知に関連する時間情
    は、ガス漏れ発生検知時点、及びガス漏れ発生検知
    完了時点における時間情報を含み、前記ガス漏れ発生受
    信に関連する時間情報は、ガス漏れ発生受信時点、及
    びガス漏れ発生受信完了時点における時間情報を含む
    とを特徴とする請求項4に記載の無線式ガス漏れ警報シ
    ステムの記録装置。
  6. 【請求項6】 前記記録手段は、前記ガス漏れ検知手段
    がガス漏れ発生を検知した時に、前記ガス漏れ発生検知
    前記ガス漏れ発生検知完了との両者がそれぞれ所定時
    間継続することを条件に、前記ガス漏れ発生検知に関連
    する時間情報を記録するとともに、前記受信機が、前記
    送信機により送信されるガス漏れが発生した旨を受信し
    た時に、前記ガス漏れ発生受信と前記ガス漏れ発生受信
    完了との両者がそれぞれ所定時間継続することを条件
    に、前記ガス漏れ発生受信に関連する時間情報を記録す
    ることを特徴とする請求項5に記載の無線式ガス漏れ警
    報システムの記録装置。
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