JP3110932U - 波面収差測定治具及び波面収差測定装置 - Google Patents

波面収差測定治具及び波面収差測定装置 Download PDF

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JP3110932U JP2005000999U JP2005000999U JP3110932U JP 3110932 U JP3110932 U JP 3110932U JP 2005000999 U JP2005000999 U JP 2005000999U JP 2005000999 U JP2005000999 U JP 2005000999U JP 3110932 U JP3110932 U JP 3110932U
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Abstract

【課題】光ヘッドの波面収差を測定するための波面収差測定装置を利用して、レーザ光源の波面収差を測定することができ、前記光ヘッドを製造する場所を省スペース化及びアライメントを容易に調整することができそれだけ、光ヘッドをローコスト化することができる波面収差測定治具を提供する。
【解決手段】本体部1と、光ヘッド配置治具Hdの係合軸Hd2と係合する係合凹部2と、円筒形の凹孔31と、下面10と正確に平行になるように形成されている基準面321を備えた段差32と、貫通孔33とを有しているレーザ光源Ldを取り付けるための光源取付部3とを備えた波面収差測定治具Hs。
【選択図】図2

Description

本考案は、光ヘッドに用いられるレーザ光源単体の波面収差を測定するための波面収差
測定治具及びこれを用いた波面収差測定装置に関するものである。
映像、音声等の情報の記録媒体としてレーザ光を照射することで情報を記録したり及び
(又は)読出したりすることができる光ディスクが利用されている。前記光ディスクとし
て、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)等が広く用いられている
。これら光ディスクを記録媒体として該光ディスクにデータを記録する及び(又は)該光
ディスクからデータの読出す光ディスク装置は、光ディスクの記録面に対しレーザ光を照
射することでデータを記録したり、反射してきた光を検出することでデータを読出したり
する光ヘッドを備えている。
光ヘッドはレーザ光源、コリメータレンズ、対物レンズ、ミラー及びビームスプリッタ
等の光学部品を有する光学系であり、レーザ光源より照射されたレーザ光は各光学部品を
透過又は反射されるときの屈折等によって回折し、波面収差が発生する。波面収差が発生
すると、光ディクスの記録面に形成されれるレーザスポットの形状が乱れたり、位相のず
れが発生したりして、光ディスクに記録されているデータを正確に読み出せなかったり、
データを光ディスクに記録できなかったりといった不具合が発生する。そこで、光ヘッド
の対物レンズより照射されるレーザ光の波面収差を測定し、その波面収差を修正すること
で不具合の発生を抑制する。
図7に光ヘッドの波面収差を測定するための波面収差測定装置の概略配置図を示す。図
7に示す波面収差測定装置Bは光ヘッドOhを配置する光ヘッド配置治具Hdと、レーザ
光の干渉を測定する干渉測定装置Ksとを有している。干渉測定装置Ksは図7に示すよ
うに、入射してきたレーザ光を平行光になおすための顕微鏡対物レンズKs1と、顕微鏡
対物レンズKs1から出射したレーザ光を反射するミラーKs2と、ミラーKs2にて反
射されたレーザ光の干渉を測定する干渉計Ks3とを有している。光ヘッドOhを光ヘッ
ド配置治具Hdに配置した状態でレーザ光を顕微鏡対物レンズKs1に照射し波面収差を
測定する。
図8に波面収差を測定するときに光ヘッドを載せるための光ヘッド配置治具の側面図を
、図9に図8に示す光ヘッド配置治具の平面図を示す。光ヘッドOhはレーザ光源Ld、
コリメータレンズLc、ミラーMr、ビームスプリッタBs等の光学部品を配置するスラ
イドベースOh1と、スライドベースOh1に配置され、対物レンズLbを保持するアク
チュエータOh2とを備えている。光ヘッドOh1は動作時に2本の平行に配置されたガ
イド軸(不図示)に沿って摺動する。このときに、スライドベースOh1は底面に一方の
ガイド軸が摺動可能に貫通する摺動孔Oh3と、側面に他方のガイド軸と摺動可能に係合
する摺動係合部Oh4とを有している。
図8、図9に示す光ヘッド配置治具Hdは台座Hd1と、光ヘッドOhの摺動孔Oh3
と係合する係合軸Hd2と、台座Hd1より立設し係合軸Hd2を保持する保持部Hd3
と、台座Hd1より立設し光ヘッドOhの摺動係合部Oh4を係合支持する支持部Hd4
とを有している。
光ヘッド配置治具Hdの係合軸Hd2に光ヘッドOhの摺動孔Oh3を係合し、摺動係
合部Oh4を支持部Hd4に載置する。このとき、光ヘッド配置冶具Hdは光ヘッドOh
のアクチュエータOh2に配置された対物レンズLbから出射されるレーザ光の光軸が水
平面に対して垂直上方に照射されるように形成されている。
レーザ光源Ldより出射されたレーザ光は顕微鏡対物レンズKs1に入射する。レーザ
光が顕微鏡対物レンズKs1の所定の位置に所定の角度で正しく入射するようにレーザ光
源Ldを保持する波面収差測定治具Hdと顕微鏡対物レンズKs1とのアライメントを行
う。アライメント行い位置決めした後、光ヘッドOhの対物レンズLbよりレーザ光を出
射し、干渉計Ks3にて干渉を計測し、光ヘッドOhの光学系の波面収差を測定する。
波面収差を測定する干渉計装置は例えば特開2004−257854号公報に開示され
ている。また、アライメント方法は例えば特開2004−279345号公報に開示され
ている。
特開2004−257854号公報 特開2004−279345号公報
通常、光ヘッドOh、波面収差のないレーザ光源を使用する場合が多い。しかしながら
、スペック上波面収差がない光ヘッドであっても、個体によっては、製造時の誤差や保管
、運搬時の接触等によって、わずかに波面収差を有することが多い。そこで光ヘッドを測
定するまえにレーザ光源Ld単体での波面収差を測定しておいた方がよい。
しかしながら、従来の光ヘッドOhの波面収差を測定する測定装置でレーザ光源Ld単
体での波面収差を測定するのは困難であり、レーザ光源Ldが波面収差を有する場合、光
学系の設計上の波面収差と実際に発生する波面収差が大きく異なる場合が多く、調整に時
間がかかる。レーザ光源Ldの波面収差を測定するには専用の装置が必要であり、別途装
置が必要になるとともに、設置場所が必要である。
そこで本考案は、光ヘッドの波面収差を測定するための波面収差測定装置を利用して、
レーザ光源の波面収差を測定することができ、それだけ、光ヘッドを製造するための装置
を減らすことができる波面収差測定装置を提供することを目的とする。
そこで本考案は、光ヘッドの波面収差を測定する測定機器を用いて、光ヘッドに用いら
れるレーザ光源単体の波面収差を測定することができ、それだけ、前記光ヘッドを製造す
る場所を省スペース化及び光ヘッドをローコスト化することができる波面収差測定治具を
提供することを目的とする。
光ヘッドの波面収差を測定するための波面収差測定装置を用いてレーザ光源の波面収差
を測定するものであり、前記光ヘッド及び前記レーザ光源のうち一方の波面収差測定した
後、他方の波面収差を測定する場合後に測定する機器と干渉計測装置とのアライメントを
容易に調整することができる波面収差測定装置及び波面収差測定冶具を提供することを目
的とする。
上記目的を達成するために本考案は、干渉計測装置と、光ヘッドの波面収差を測定する
ときに用いられる光ヘッド配置冶具と、前記光ヘッド配置治具の上部に配置され、前記光
ヘッドに取付けられるレーザ光源を支持する波面収差測定治具を有し、前記レーザ光源か
ら前記干渉装置にレーザ光を照射して前記レーザ光源の波面収差を測定する波面収差測定
装置であって、前記干渉計測装置は前記レーザ光源より照射されたレーザ光を平行光に変
更する顕微鏡対物レンズと、前記顕微鏡対物レンズから出射光を反射するミラーと、前記
ミラーにて反射されたレーザ光の干渉を測定する干渉計とを有し、前記光ヘッド配置冶具
は、台座と、前記光ヘッドに備えられる摺動ガイド用の摺動孔を貫通する係合軸と、前記
台座に立設され前記係合軸を保持する保持部と、前記台座に立設され、前記係合軸に対向
して配置される支持部とを有し、前記波面収差測定治具は平面視矩形状の本体部と、前記
本体部の所定の位置に形成され、レーザ光源が取付けられる光源取付部と、前記本体部の
下面に形成され前記光ヘッド配置治具に形成された係合軸に係合する係合凹部と、前記底
面に配置され前記レーザ光源と弾性的に圧接し傾かないように支持する板状の押えばねと
を有し、前記光源取付部は前記本体の下面側が開放された断面円形の凹孔と、前記凹孔の
開放されているのと反対側に形成される底面と、前記底面の中心に該底面に対して所定の
深さに配置される基準面を有し前記レーザ光源の位置決めをする段差と、前記基準面の中
心に断面円形状の貫通孔と、前記底面に前記段差と重ならないように互いに等中心角度間
隔になるよう配置され、ボルトと螺合して前記押えばねを締め付けるための4個の雌ねじ
孔とを有しており、前記段差には前記レーザ光源に形成された位置決め用のフランジ部が
係合し、前記貫通孔には前記レーザ光源の先端に形成されたレーザ光出射部が嵌合又は貫
通するものであり、前記押えばねは前記レーザ光源の前記フランジ部を弾性的に支持し、
前記下面と前記基準面は平行であり、前記係合軸に前記係合凹部を係合し前記支持部に前
記本体の下面を載置したときに、前記光源取付部に取付けられたレーザ光源から出射され
るレーザ光の光軸と該係合軸との距離及び角度が、前記光ヘッド取付治具に該光ヘッドを
取付けたときの該光ヘッドから出射されるレーザ光の光軸と該係合軸との距離及び角度と
一致することを特徴とする波面収差測定装置。
この構成によると、従来、光ヘッドの波面収差の測定に用いられてきた波面収差測定装
置を用いて、光ヘッド単体の波面収差の測定を行うことができる。また、前記光源取付部
に取付けられたレーザ光源から出射されるレーザ光の光軸と該係合軸との距離及び角度が
、前記光ヘッド取付治具に該光ヘッドを取付けたときの該光ヘッドから出射されるレーザ
光の光軸と該係合軸との距離及び角度と一致するので、アライメント調整の項目を減らす
ことができる。
上記目的を達成するために本考案は、干渉計測装置と、光ヘッドの波面収差を測定する
ときに用いられる光ヘッド配置冶具と、前記光ヘッド配置治具の上部に配置され、前記光
ヘッドに取付けられるレーザ光源を支持する波面収差測定治具を有し、前記レーザ光源か
ら前記干渉装置にレーザ光を照射して前記レーザ光源の波面収差を測定する波面収差測定
装置であって、前記光ヘッド配置冶具は光ヘッドに備えられる摺動ガイド用の摺動孔を貫
通する係合軸と、前記係合軸に対向して配置される支持部とを有し、本体部と、前記本体
部の所定の位置に形成され、レーザ光源が取付けられる光源取付部と、前記本体部の下面
に形成され前記光ヘッド配置治具に形成された係合軸に係合する係合凹部と、前記光源取
付部に配置され前記レーザ光源を圧接し傾かないように支持する板状の押えばねとを有し
、前記光源取付部は前記本体の下面側が開放された凹孔と、前記凹孔の開放されているの
と反対側に形成される底面と、前記底面の中心に該底面に対して所定の深さに配置され、
前記下面と平行な基準面を有し前記レーザ光源と嵌合し該レーザ光源の位置決めをする段
差と、前記基準面の中心に前記レーザ光源の先端が貫通する貫通孔と、前記押えばねを係
合する係合部材とを有しており、前記下面と前記基準面は平行であり、前記係合軸に前記
係合凹部を係合し前記支持部に前記本体の下面を載置したときに、前記光源取付部に取付
けられたレーザ光源から出射されるレーザ光の光軸と該係合軸との距離及び角度が、前記
光ヘッド取付治具に該光ヘッドを取付けたときの該光ヘッドから出射されるレーザ光の光
軸と該係合軸との距離及び角度と一致することを特徴とする波面収差測定装置を提供する
この構成によると、従来、光ヘッドの波面収差の測定に用いられてきた波面収差測定装
置を用いて、光ヘッド単体の波面収差の測定を行うことができる。また、前記光源取付部
に取付けられたレーザ光源から出射されるレーザ光の光軸と該係合軸との距離及び角度が
、前記光ヘッド取付治具に該光ヘッドを取付けたときの該光ヘッドから出射されるレーザ
光の光軸と該係合軸との距離及び角度と一致するので、アライメント調整の項目を減らす
ことができる。
上記目的を達成するために本考案は、干渉計測装置と、光ヘッドの波面収差を測定する
ときに用いられる光ヘッド配置冶具と、前記光ヘッド配置治具の上部に配置され、前記光
ヘッドに取付けられるレーザ光源を支持する波面収差測定治具を有し、前記レーザ光源か
ら前記干渉装置にレーザ光を照射して前記レーザ光源の波面収差を測定する波面収差測定
装置であって、前記光ヘッド配置冶具は光ヘッドに備えられる摺動ガイド用の摺動孔を貫
通する係合軸と、前記係合軸に対向して配置される支持部とを有し、本体部と、前記本体
部の所定の位置に形成され、レーザ光源が取付けられる光源取付部と、前記本体部の下面
に形成され前記光ヘッド配置治具に形成された係合軸に係合する係合凹部と、前記光源取
付部に配置され前記レーザ光源を圧接し傾かないように支持する板状の押えばねとを有し
、前記光源取付部は前記本体の下面側が開放された凹孔と、前記凹孔の開放されているの
と反対側に形成される底面と、前記底面の中心に該底面に対して所定の深さに配置され、
前記下面と平行な基準面を有し前記レーザ光源と嵌合し該レーザ光源の位置決めをする段
差と、前記基準面の中心に前記レーザ光源の先端が貫通する貫通孔と、前記底面に前記段
差と重ならないように互いに等中心角度間隔になるよう配置され、ボルトと螺合して前記
押えばねを締め付けるための複数個の雌ねじ孔とを有しており、前記下面と前記基準面は
平行であり、前記係合軸に前記係合凹部を係合し前記支持部に前記本体の下面を載置した
ときに、前記光源取付部に取付けられたレーザ光源から出射されるレーザ光の光軸と該係
合軸との距離及び角度が、前記光ヘッド取付治具に該光ヘッドを取付けたときの該光ヘッ
ドから出射されるレーザ光の光軸と該係合軸との距離及び角度と一致することを特徴とす
る波面収差測定装置を提供する。
この構成によると、従来、光ヘッドの波面収差の測定に用いられてきた波面収差測定装
置を用いて、光ヘッド単体の波面収差の測定を行うことができる。また、前記光源取付部
に取付けられたレーザ光源から出射されるレーザ光の光軸と該係合軸との距離及び角度が
、前記光ヘッド取付治具に該光ヘッドを取付けたときの該光ヘッドから出射されるレーザ
光の光軸と該係合軸との距離及び角度と一致するので、アライメント調整の項目を減らす
ことができる。
上記目的を達成するために本考案は、光ヘッドに備えられる摺動ガイド用の摺動孔を貫
通する係合軸と、前記係合軸に対向して配置される支持部とを有する光ヘッド配置治具の
上部に配置され、前記光ヘッドに取付けられるレーザ光源を支持する波面収差測定治具で
あって、平面視矩形状の本体部と、前記本体部の所定の位置に形成され、レーザ光源が取
付けられる光源取付部と、前記本体部の下面に形成され前記光ヘッド配置治具に形成され
た係合軸に係合する係合凹部と、前記底面に配置され前記レーザ光源と弾性的に圧接し傾
かないように支持する板状の押えばねとを有し、前記光源取付部は前記本体の下面側が開
放された断面円形の凹孔と、前記凹孔の開放されているのと反対側に形成される底面と、
前記底面の中心に該底面に対して所定の深さに配置される基準面を有し前記レーザ光源の
位置決めをする段差と、前記基準面の中心に断面円形状の貫通孔と、前記底面に前記段差
と重ならないように互いに等中心角度間隔になるよう配置され、ボルトと螺合して前記押
えばねを締め付けるための4個の雌ねじ孔とを有しており、前記段差には前記レーザ光源
に形成された位置決め用のフランジ部が係合し、前記貫通孔には前記レーザ光源の先端に
形成されたレーザ光出射部が嵌合又は貫通するものであり、前記押えばねは前記レーザ光
源の前記フランジ部を弾性的に支持し、前記下面と前記基準面は平行であり、前記係合軸
に前記係合凹部を係合し前記支持部に前記本体の下面を載置したときに、前記光源取付部
に取付けられたレーザ光源から出射されるレーザ光の光軸と該係合軸との距離及び角度が
、前記光ヘッド取付治具に該光ヘッドを取付けたときの該光ヘッドから出射されるレーザ
光の光軸と該係合軸との距離及び角度と一致することを特徴とする波面収差測定冶具を提
供する。
この構成の波面収差測定冶具を用いることで、従来、光ヘッドの波面収差の測定に用い
られてきた波面収差測定装置を用いて、光ヘッド単体の波面収差の測定を行うことができ
る。また、前記光源取付部に取付けられたレーザ光源から出射されるレーザ光の光軸と該
係合軸との距離及び角度が、前記光ヘッド取付治具に該光ヘッドを取付けたときの該光ヘ
ッドから出射されるレーザ光の光軸と該係合軸との距離及び角度と一致するので、アライ
メント調整の項目を減らすことができる。
上記目的を達成するために本考案は、光ヘッドに備えられる摺動ガイド用の摺動孔を貫
通する係合軸と、前記係合軸に対向して配置される支持部とを有する光ヘッド配置治具の
上部に配置され、前記光ヘッドに取付けられるレーザ光源を支持する波面収差測定治具で
あって、本体部と、前記本体部の所定の位置に形成され、レーザ光源が取付けられる光源
取付部と、前記本体部の下面に形成され前記光ヘッド配置治具に形成された係合軸に係合
する係合凹部と、前記光源取付部に配置され前記レーザ光源を圧接し傾かないように支持
する板状の押えばねとを有し、前記光源取付部は前記本体の下面側が開放された凹孔と、
前記凹孔の開放されているのと反対側に形成される底面と、前記底面の中心に該底面に対
して所定の深さに配置され、前記下面と平行な基準面を有し前記レーザ光源と嵌合し該レ
ーザ光源の位置決めをする段差と、前記基準面の中心に前記レーザ光源の先端が貫通する
貫通孔と、前記押えばねを係合する係合部材とを有しており、前記下面と前記基準面は平
行であり、前記係合軸に前記係合凹部を係合し前記支持部に前記本体の下面を載置したと
きに、前記光源取付部に取付けられたレーザ光源から出射されるレーザ光の光軸と該係合
軸との距離及び角度が、前記光ヘッド取付治具に該光ヘッドを取付けたときの該光ヘッド
から出射されるレーザ光の光軸と該係合軸との距離及び角度と一致することを特徴とする
波面収差測定冶具を提供する。
この構成の波面収差測定冶具を用いることで、従来、光ヘッドの波面収差の測定に用い
られてきた波面収差測定装置を用いて、光ヘッド単体の波面収差の測定を行うことができ
る。また、前記光源取付部に取付けられたレーザ光源から出射されるレーザ光の光軸と該
係合軸との距離及び角度が、前記光ヘッド取付治具に該光ヘッドを取付けたときの該光ヘ
ッドから出射されるレーザ光の光軸と該係合軸との距離及び角度と一致するので、アライ
メント調整の項目を減らすことができる。
上記目的を達成するために本考案は、光ヘッドに備えられる摺動ガイド用の摺動孔を貫
通する係合軸と、前記係合軸に対向して配置される支持部とを有する光ヘッド配置治具の
上部に配置され、前記光ヘッドに取付けられるレーザ光源を支持する波面収差測定治具で
あって、本体部と、前記本体部の所定の位置に形成され、レーザ光源が取付けられる光源
取付部と、前記本体部の下面に形成され前記光ヘッド配置治具に形成された係合軸に係合
する係合凹部と、前記光源取付部に配置され前記レーザ光源を圧接し傾かないように支持
する板状の押えばねとを有し、前記光源取付部は前記本体の下面側が開放された凹孔と、
前記凹孔の開放されているのと反対側に形成される底面と、前記底面の中心に該底面に対
して所定の深さに配置され、前記下面と平行な基準面を有し前記レーザ光源と嵌合し該レ
ーザ光源の位置決めをする段差と、前記基準面の中心に前記レーザ光源の先端が貫通する
貫通孔と、前記底面に前記段差と重ならないように互いに等中心角度間隔になるよう配置
され、ボルトと螺合して前記押えばねを締め付けるための複数個の雌ねじ孔とを有してお
り、前記下面と前記基準面は平行であり、前記係合軸に前記係合凹部を係合し前記支持部
に前記本体の下面を載置したときに、前記光源取付部に取付けられたレーザ光源から出射
されるレーザ光の光軸と該係合軸との距離及び角度が、前記光ヘッド取付治具に該光ヘッ
ドを取付けたときの該光ヘッドから出射されるレーザ光の光軸と該係合軸との距離及び角
度と一致することを特徴とする波面収差測定冶具を提供する。
この構成の波面収差測定冶具を用いることで、従来、光ヘッドの波面収差の測定に用い
られてきた波面収差測定装置を用いて、光ヘッド単体の波面収差の測定を行うことができ
る。また、前記光源取付部に取付けられたレーザ光源から出射されるレーザ光の光軸と該
係合軸との距離及び角度が、前記光ヘッド取付治具に該光ヘッドを取付けたときの該光ヘ
ッドから出射されるレーザ光の光軸と該係合軸との距離及び角度と一致するので、アライ
メント調整の項目を減らすことができる。
本考案によると、光ヘッドの波面収差を測定するための波面収差測定装置を利用して、
レーザ光源の波面収差を測定することができ、それだけ、光ヘッドを製造するための装置
を減らすことができる波面収差測定装置を提供することができる。
また本考案によると、光ヘッドの波面収差を測定する測定機器を用いて、光ヘッドに用
いられるレーザ光源単体の波面収差を測定することができ、それだけ、前記光ヘッドを製
造する場所を省スペース化及び光ヘッドをローコスト化することができる波面収差測定治
具を提供することができる。
さらに本考案によると、光ヘッドの波面収差を測定するための波面収差測定装置を用い
てレーザ光源の波面収差を測定するものであり、前記光ヘッド及び前記レーザ光源のうち
一方の波面収差測定した後、他方の波面収差を測定する場合後に測定する機器と干渉計測
装置とのアライメントを容易に調整することができる波面収差測定装置及び波面収差測定
冶具を提供することができる。
容易に且つ短時間でアライメントを調整することができるので、光ヘッドの製造中であ
ってもレーザ光源の波面収差の測定にかかる時間及び手間を大幅に短縮することができ、
製造時の不具合や、設計変更に速やかに対応することができ、それだけ、製造に必要なエ
ネルギ及びコストを削減することができる。
以下に本考案の実施形態を図面を参照して説明する。図1に本発明にかかる波面収差測
定装置の配置図を示す。図1に示す波面収差測定装置Aは光ディスクにレーザ光を照射す
る光ヘッドの波面収差を測定するものを流用したものであり光ヘッドにかえて波面収差測
定治具を取付けた以外は図7に示す従来の波面収差測定装置Bと同じ構造を有しており、
実質上同一の部分には同一の符号がふしてある。波面収差測定装置Aはレーザ光源Ldを
保持する波面収差測定治具Hsと、波面収差測定治具Hsを配置する光ヘッド配置治具H
dと、レーザ光の干渉を測定する干渉測定装置Ksとを有している。
波面収差測定治具Hsにレーザ光源Ldを取り付けた状態で、光ヘッド配置治具Hdの
所定の位置に配置する。波面収差測定治具Hsに配置されたレーザ光源Ldは上面に向か
ってレーザ光を照射する。レーザ光は干渉測定装置Ksに照射される。干渉測定装置Ks
は照射されたレーザ光の干渉を検出し波面収差を測定する。
干渉測定装置Ksは図1に示すように、入射してきたレーザ光を平行光になおすための
顕微鏡対物レンズKs1と、顕微鏡対物レンズKs1から出射したレーザ光を反射するミ
ラーKs2と、ミラーKs2にて反射されたレーザ光の干渉を測定する干渉計Ks3とを
有している。
光ヘッド配置治具Hdは、図8、図9に示す従来の光ヘッド配置治具Hdと同一形状で
ある。すなわち、光ヘッド配置治具Hdは台座Hd1と、光ヘッドの摺動軸と係合す摺動
孔と係合する係合軸Hd2と、台座Hd1より立設し係合軸Hd2を保持する保持部Hd
3と、台座Hd1より立設する支持部Hd4とを有している。
図2に本発明にかかる波面収差測定治具の正面側から見た断面図を、図3に図2に示す
波面収差測定治具の底面図を示す。図2、図3に示すように波面収差測定治具Hsは平面
視矩形状を有する直方体形状の本体部1と、本体部1の下面10の端部に配置され光ヘッ
ド配置治具Hdの係合軸Hd2と係合する係合凹部2と、レーザ光源Ldを取り付けるた
めの光源取付部3が形成されている。
図2、図3に示すように、光源取付部3は本体部1の下面10に開口する円筒形の凹孔
31と、凹孔31の底部310の中央に、底部310から深さhの場所に断面円形状のレ
ーザ光源Ldを取付けるときの基準面321を備えた段差32と、基準面321の中央に
貫通孔33とを有している。凹孔31、段差32(基準面321)及び貫通孔33は中心
軸が一致するように形成されている。基準面321は波面収差測定治具Hsの本体1の下
面10と正確に平行になるように形成されている。
また、レーザ光源Ldは図2に示すように先端のレーザ光出射部Ld1と、レーザ光出射
部Ld1に近接するフランジ部Ld2と、電力供給配線Ld3とを有している。フランジ
部Ld2のレーザ光出射部Ld1側の面はレーザ光の光軸と正確に一定の角度(ここでは
、光軸に対して垂直)になるように形成されている。図3に示すように、凹孔31の底面
310には、それには限定されないが、ここでは、等中心角度間隔で4個の雌ねじ孔31
1が形成されている。
図4に図2に示す波面収差測定治具の光源取付部の拡大断面図を、図5に図4に示す波
面収差測定治具の光源取付部の拡大底面図を示す。図4に示すようにレーザ光源Ldは光
源取付部3に取付けられた状態で、押えばねにて弾性支持されている。図4、図5に示す
ように、押えばね4は中央部に貫通孔41と、波面収差測定治具Hsの凹孔31に挿入し
たときに雌ねじ孔311と重なる位置に形成されるねじ孔42と、貫通孔41から伸び、
レーザ光源Ldのフランジ部Ld2を押えるための弾性部43とを有している。
弾性部43はそれには限定されないが、ここでは、押えばね4の貫通孔41の一部に切
込みを入れた形状であり、等中心角度間隔で4個備えられている。弾性部43とねじ孔4
2とは、図4に示すように押えねじ4の周方向に均等に並ぶように配置されるものが好ま
しいが、それに限定されるものではない。
レーザ光源Ldを波面収差測定治具Hsに取り付ける手順は次のとおりである。レーザ
光源Ldを光源取付部3の凹孔31に挿入し、レーザ光出射部Ld1が光源取付部3の貫
通孔33を貫通するように配置する。このとき、フランジ部Ld2が段差32内に配置さ
れており、フランジ部Ld2のレーザ光出射部Ld1側の面が段差32の基準面321と
接触して配置される。レーザ光源Ldのフランジ部Ld2の向き、傾きは基準面321の
傾きによって決定される。フランジ部Ld2のレーザ光出射部Ld1側の面はレーザ光の
光軸に対して垂直になるように形成されているとともに、波面収差測定治具Hsの下面1
0と基準面321とは平行に形成されているので、レーザ光の光軸は波面収差測定治具H
sの下面10に対して垂直になる。
そして、レーザ光源Ldのフランジ部Ld2のレーザ光出射部Ld1とは反対側に係合
するように押えばね4を配置する。このとき、レーザ光源Ldの電力供給配線Ld3は押
えばね4の貫通孔41を貫通して配置される。ボルトBtを押えばね4に形成されたねじ
孔41を貫通し、底面310に形成された雌ねじ孔311と螺合する。ボルトBtを締め
付けることで、押えばね4の弾性部43は変形し、弾性部43の弾性力にてレーザ光源L
dのフランジ部Ld2は段差32の基準面321に押し付けられる。このとき、4本のボ
ルトBtを均等な力で締め付けることで、弾性部43の変形による弾性力はフランジ部L
d2へ均一に作用し、レーザ光源Ldをフランジ部Ld2のレーザ光出射部Ld1側の面
と基準面321とが傾いたり、ずれたりすることなく波面収差測定治具Hsに取り付ける
ことができる。
図6に光ヘッド配置冶具に本発明にかかる波面収差測定治具を配置した状態の側面図を
示す。図6に示すように、波面収差測定治具Hsは光ヘッド配置治具Hdの上部に配置さ
れる。波面収差測定治具Hsの下面10に形成された係合凹部2と光ヘッド配置冶具Hd
に備えられる係合軸Hd2を係合する。このとき、波面収差測定治具Hsの下面10の係
合凹部2が形成されてない方の端部は光ヘッド配置冶具Hdの支持部Hd4に載置される
光ヘッド配置冶具Hdは光ヘッドを配置した状態で光ヘッドに備えられる対物レンズよ
り照射されるレーザ光の光軸が水平面に対して垂直になるように係合軸Hd2及び支持部
Hd4が形成されている。すなわち、波面収差測定治具Hsは光ヘッド配置冶具Hdに配
置したときに、下面10が水平面と平行になるように形成されている。また、下面10と
基準面321とが平行なので基準面321も水平面と平行になる。
波面収差測定治具Hsは下面10と基準面321とが平行に形成されていることより、
レーザ光源Ldのレーザ光出射部Ld1より出射するレーザ光は水平面に対して光軸が垂
直になるように出射される。また、波面収差測定治具Hsの光源取付部3はレーザ光源L
dの光軸の係合軸Hd2に対する距離及び方向は、光ヘッド配置冶具Hdに光ヘッドを配
置したときに光ヘッドの対物レンズより出射するレーザ光の光軸の係合軸Hd2に対する
距離及び角度と同じになるように、凹孔31、段差32(基準面321)及び貫通孔33
を形成している。
波面収差測定治具Hsを光ヘッド配置冶具Hdに配置するときは必要に応じて、波面収
差測定治具Hsと干渉測定装置Ksの顕微鏡対物レンズKs1との位置決めが行われる。
この位置決めはまず、レーザ光源Ldを取り付ける前に図示を省略したアライメントミラ
ーを押えばね4で基準面321に押さえつけて装着する。波面収差測定治具Hsを動かし
ながらアライメントミラーでの反射光を測定することで、干渉測定装置Ks1と波面収差
測定治具Hdの位置決めを行う。
上述のように、波面収差測定治具Hsが光ヘッド配置冶具Hdに配置されたときのレー
ザ光源Ldより出射するレーザ光の光軸と、光ヘッド配置冶具Hdに光ヘッドが配置され
たときの対物レンズより出射するレーザ光の光軸の距離及び角度は同じである。よって、
光ヘッドの波面収差を測定した後、光ヘッド配置冶具Hdを動かしていない状態で、レー
ザ光源Ldの波面収差を測定する場合、波面収差測定治具Hsを光ヘッド配置冶具Hdに
配置し、係合軸Hd2方向に摺動するだけでアライメントを完了することができ、それだ
け、手間、時間を省くことができる。
このように位置決めした後、押えばね4を取り外し、アライメントミラーにかえてレー
ザ光源Ldを取り付ける。これにより、レーザ光源Ldより照射されるレーザ光を顕微鏡
対物レンズKs1の所定の位置に所定の角度で正確に照射することができ、正しい波面収
差測定を行うことができる。
また、光ヘッド配置冶具Hdと波面収差測定治具Hsに互いに係合することで位置決め
できる位置決め部を備えていてもよい。位置決め部が互いに係合するように光ヘッド配置
冶具Hdに波面収差測定治具Hsを載置することで、レーザ光源Ldのレーザ光が、顕微
鏡対物レンズKs1の所定の位置に所定の角度で正確に照射することができるので、位置
決めの手間及び時間を削減することができ、結果的に波面収差測定の時間及び手間を低減
することができる。
本考案の波面収差測定治具は、DVD、CD等の光ディスクにレーザ光を照射する光ヘ
ッドの波面収差を測定するための測定装置を用いて光ヘッドのレーザ光源の波面収差測定
を行う波面収差測定において適用することができる。
本発明にかかる波面収差測定装置の配置図である。 本発明にかかる波面収差測定治具の正面側から見た断面図である。 図2に示す波面収差測定治具の底面図である。 図2に示す波面収差測定治具の光源取付部の拡大断面図である。 図4に示す波面収差測定治具の光源取付部の拡大底面図である。 図4に示す波面収差測定治具の光源取付部の拡大底面図である。 光ヘッドの波面収差を測定するための波面収差測定装置の概略配置図である。 波面収差を測定するときに光ヘッドを載せるための光ヘッド配置治具の側面図である。 図8に示す光ヘッド配置治具の平面図である。
符号の説明
Ks 干渉測定装置
Ks1 顕微鏡対物レンズ
Ks2 ミラー
Ks3 干渉計
Hd 光ヘッド配置冶具
Hd1 台座
Hd2 係合軸
Hd3 保持部
Hd4 支持部
Hs 波面収差測定治具
1 本体部
10 下面
2 係合凹部
3 光源取付部
31 凹孔
310 底部
311 雌ねじ孔
32 段差
321 基準面
33 貫通孔
4 押えばね
41 貫通孔
42 ねじ孔
43 弾性部
Bt ボルト

Claims (6)

  1. 干渉計測装置と、
    光ヘッドの波面収差を測定するときに用いられる光ヘッド配置冶具と、
    前記光ヘッド配置治具の上部に配置され、前記光ヘッドに取付けられるレーザ光源を支
    持する波面収差測定治具を有し、前記レーザ光源から前記干渉装置にレーザ光を照射して
    前記レーザ光源の波面収差を測定する波面収差測定装置であって、
    前記干渉計測装置は前記レーザ光源より照射されたレーザ光を平行光に変更する顕微鏡
    対物レンズと、前記顕微鏡対物レンズから出射光を反射するミラーと、前記ミラーにて反
    射されたレーザ光の干渉を測定する干渉計とを有し、
    前記光ヘッド配置冶具は、台座と、前記光ヘッドに備えられる摺動ガイド用の摺動孔を
    貫通する係合軸と、前記台座に立設され前記係合軸を保持する保持部と、前記台座に立設
    され、前記係合軸に対向して配置される支持部とを有し、
    前記波面収差測定治具は平面視矩形状の本体部と、前記本体部の所定の位置に形成され
    、レーザ光源が取付けられる光源取付部と、前記本体部の下面に形成され前記光ヘッド配
    置治具に形成された係合軸に係合する係合凹部と、前記底面に配置され前記レーザ光源と
    弾性的に圧接し傾かないように支持する板状の押えばねとを有し、
    前記光源取付部は前記本体の下面側が開放された断面円形の凹孔と、前記凹孔の開放さ
    れているのと反対側に形成される底面と、前記底面の中心に該底面に対して所定の深さに
    配置される基準面を有し前記レーザ光源の位置決めをする段差と、前記基準面の中心に断
    面円形状の貫通孔と、前記底面に前記段差と重ならないように互いに等中心角度間隔にな
    るよう配置され、ボルトと螺合して前記押えばねを締め付けるための4個の雌ねじ孔とを
    有しており、
    前記段差には前記レーザ光源に形成された位置決め用のフランジ部が係合し、前記貫通
    孔には前記レーザ光源の先端に形成されたレーザ光出射部が嵌合又は貫通するものであり
    、前記押えばねは前記レーザ光源の前記フランジ部を弾性的に支持し、
    前記下面と前記基準面は平行であり、前記係合軸に前記係合凹部を係合し前記支持部に
    前記本体の下面を載置したときに、前記光源取付部に取付けられたレーザ光源から出射さ
    れるレーザ光の光軸と該係合軸との距離及び角度が、前記光ヘッド取付治具に該光ヘッド
    を取付けたときの該光ヘッドから出射されるレーザ光の光軸と該係合軸との距離及び角度
    と一致することを特徴とする波面収差測定装置。
  2. 干渉計測装置と、
    光ヘッドの波面収差を測定するときに用いられる光ヘッド配置冶具と、
    前記光ヘッド配置治具の上部に配置され、前記光ヘッドに取付けられるレーザ光源を支
    持する波面収差測定治具を有し、前記レーザ光源から前記干渉装置にレーザ光を照射して
    前記レーザ光源の波面収差を測定する波面収差測定装置であって、
    前記光ヘッド配置冶具は光ヘッドに備えられる摺動ガイド用の摺動孔を貫通する係合軸
    と、前記係合軸に対向して配置される支持部とを有し、
    本体部と、前記本体部の所定の位置に形成され、レーザ光源が取付けられる光源取付部
    と、前記本体部の下面に形成され前記光ヘッド配置治具に形成された係合軸に係合する係
    合凹部と、前記光源取付部に配置され前記レーザ光源を圧接し傾かないように支持する板
    状の押えばねとを有し、
    前記光源取付部は前記本体の下面側が開放された凹孔と、前記凹孔の開放されているの
    と反対側に形成される底面と、前記底面の中心に該底面に対して所定の深さに配置され、
    前記下面と平行な基準面を有し前記レーザ光源と嵌合し該レーザ光源の位置決めをする段
    差と、前記基準面の中心に前記レーザ光源の先端が貫通する貫通孔と、前記押えばねを係
    合する係合部材とを有しており、
    前記下面と前記基準面は平行であり、前記係合軸に前記係合凹部を係合し前記支持部に
    前記本体の下面を載置したときに、前記光源取付部に取付けられたレーザ光源から出射さ
    れるレーザ光の光軸と該係合軸との距離及び角度が、前記光ヘッド取付治具に該光ヘッド
    を取付けたときの該光ヘッドから出射されるレーザ光の光軸と該係合軸との距離及び角度
    と一致することを特徴とする波面収差測定装置。
  3. 干渉計測装置と、
    光ヘッドの波面収差を測定するときに用いられる光ヘッド配置冶具と、
    前記光ヘッド配置治具の上部に配置され、前記光ヘッドに取付けられるレーザ光源を支
    持する波面収差測定治具を有し、前記レーザ光源から前記干渉装置にレーザ光を照射して
    前記レーザ光源の波面収差を測定する波面収差測定装置であって、
    前記光ヘッド配置冶具は光ヘッドに備えられる摺動ガイド用の摺動孔を貫通する係合軸
    と、前記係合軸に対向して配置される支持部とを有し、
    本体部と、前記本体部の所定の位置に形成され、レーザ光源が取付けられる光源取付部
    と、前記本体部の下面に形成され前記光ヘッド配置治具に形成された係合軸に係合する係
    合凹部と、前記光源取付部に配置され前記レーザ光源を圧接し傾かないように支持する板
    状の押えばねとを有し、
    前記光源取付部は前記本体の下面側が開放された凹孔と、前記凹孔の開放されているの
    と反対側に形成される底面と、前記底面の中心に該底面に対して所定の深さに配置され、
    前記下面と平行な基準面を有し前記レーザ光源と嵌合し該レーザ光源の位置決めをする段
    差と、前記基準面の中心に前記レーザ光源の先端が貫通する貫通孔と、前記底面に前記段
    差と重ならないように互いに等中心角度間隔になるよう配置され、ボルトと螺合して前記
    押えばねを締め付けるための複数個の雌ねじ孔とを有しており、
    前記下面と前記基準面は平行であり、前記係合軸に前記係合凹部を係合し前記支持部に
    前記本体の下面を載置したときに、前記光源取付部に取付けられたレーザ光源から出射さ
    れるレーザ光の光軸と該係合軸との距離及び角度が、前記光ヘッド取付治具に該光ヘッド
    を取付けたときの該光ヘッドから出射されるレーザ光の光軸と該係合軸との距離及び角度
    と一致することを特徴とする波面収差測定装置。
  4. 光ヘッドに備えられる摺動ガイド用の摺動孔を貫通する係合軸と、前記係合軸に対向し
    て配置される支持部とを有する光ヘッド配置治具の上部に配置され、前記光ヘッドに取付
    けられるレーザ光源を支持する波面収差測定治具であって、
    平面視矩形状の本体部と、前記本体部の所定の位置に形成され、レーザ光源が取付けら
    れる光源取付部と、前記本体部の下面に形成され前記光ヘッド配置治具に形成された係合
    軸に係合する係合凹部と、前記底面に配置され前記レーザ光源と弾性的に圧接し傾かない
    ように支持する板状の押えばねとを有し、
    前記光源取付部は前記本体の下面側が開放された断面円形の凹孔と、前記凹孔の開放さ
    れているのと反対側に形成される底面と、前記底面の中心に該底面に対して所定の深さに
    配置される基準面を有し前記レーザ光源の位置決めをする段差と、前記基準面の中心に断
    面円形状の貫通孔と、前記底面に前記段差と重ならないように互いに等中心角度間隔にな
    るよう配置され、ボルトと螺合して前記押えばねを締め付けるための4個の雌ねじ孔とを
    有しており、
    前記段差には前記レーザ光源に形成された位置決め用のフランジ部が係合し、前記貫通
    孔には前記レーザ光源の先端に形成されたレーザ光出射部が嵌合又は貫通するものであり
    、前記押えばねは前記レーザ光源の前記フランジ部を弾性的に支持し、
    前記下面と前記基準面は平行であり、前記係合軸に前記係合凹部を係合し前記支持部に
    前記本体の下面を載置したときに、前記光源取付部に取付けられたレーザ光源から出射さ
    れるレーザ光の光軸と該係合軸との距離及び角度が、前記光ヘッド取付治具に該光ヘッド
    を取付けたときの該光ヘッドから出射されるレーザ光の光軸と該係合軸との距離及び角度
    と一致することを特徴とする波面収差測定冶具。
  5. 光ヘッドに備えられる摺動ガイド用の摺動孔を貫通する係合軸と、前記係合軸に対向し
    て配置される支持部とを有する光ヘッド配置治具の上部に配置され、前記光ヘッドに取付
    けられるレーザ光源を支持する波面収差測定治具であって、
    本体部と、前記本体部の所定の位置に形成され、レーザ光源が取付けられる光源取付部
    と、前記本体部の下面に形成され前記光ヘッド配置治具に形成された係合軸に係合する係
    合凹部と、前記光源取付部に配置され前記レーザ光源を圧接し傾かないように支持する板
    状の押えばねとを有し、
    前記光源取付部は前記本体の下面側が開放された凹孔と、前記凹孔の開放されているの
    と反対側に形成される底面と、前記底面の中心に該底面に対して所定の深さに配置され、
    前記下面と平行な基準面を有し前記レーザ光源と嵌合し該レーザ光源の位置決めをする段
    差と、前記基準面の中心に前記レーザ光源の先端が貫通する貫通孔と、前記押えばねを係
    合する係合部材とを有しており、
    前記下面と前記基準面は平行であり、前記係合軸に前記係合凹部を係合し前記支持部に
    前記本体の下面を載置したときに、前記光源取付部に取付けられたレーザ光源から出射さ
    れるレーザ光の光軸と該係合軸との距離及び角度が、前記光ヘッド取付治具に該光ヘッド
    を取付けたときの該光ヘッドから出射されるレーザ光の光軸と該係合軸との距離及び角度
    と一致することを特徴とする波面収差測定冶具。
  6. 光ヘッドに備えられる摺動ガイド用の摺動孔を貫通する係合軸と、前記係合軸に対向し
    て配置される支持部とを有する光ヘッド配置治具の上部に配置され、前記光ヘッドに取付
    けられるレーザ光源を支持する波面収差測定治具であって、
    本体部と、前記本体部の所定の位置に形成され、レーザ光源が取付けられる光源取付部
    と、前記本体部の下面に形成され前記光ヘッド配置治具に形成された係合軸に係合する係
    合凹部と、前記光源取付部に配置され前記レーザ光源を圧接し傾かないように支持する板
    状の押えばねとを有し、
    前記光源取付部は前記本体の下面側が開放された凹孔と、前記凹孔の開放されているの
    と反対側に形成される底面と、前記底面の中心に該底面に対して所定の深さに配置され、
    前記下面と平行な基準面を有し前記レーザ光源と嵌合し該レーザ光源の位置決めをする段
    差と、前記基準面の中心に前記レーザ光源の先端が貫通する貫通孔と、前記底面に前記段
    差と重ならないように互いに等中心角度間隔になるよう配置され、ボルトと螺合して前記
    押えばねを締め付けるための複数個の雌ねじ孔とを有しており、
    前記下面と前記基準面は平行であり、前記係合軸に前記係合凹部を係合し前記支持部に
    前記本体の下面を載置したときに、前記光源取付部に取付けられたレーザ光源から出射さ
    れるレーザ光の光軸と該係合軸との距離及び角度が、前記光ヘッド取付治具に該光ヘッド
    を取付けたときの該光ヘッドから出射されるレーザ光の光軸と該係合軸との距離及び角度
    と一致することを特徴とする波面収差測定冶具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114654277A (zh) * 2021-06-28 2022-06-24 重庆大学 双斜面工件、双斜面夹具体及其加工方法

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