JP3110824B2 - 故障点標定システム - Google Patents

故障点標定システム

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JP3110824B2 JP03287798A JP28779891A JP3110824B2 JP 3110824 B2 JP3110824 B2 JP 3110824B2 JP 03287798 A JP03287798 A JP 03287798A JP 28779891 A JP28779891 A JP 28779891A JP 3110824 B2 JP3110824 B2 JP 3110824B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス絶縁開閉装置で発
生する閃絡事故の故障点について、特に事故が遮断器の
内部で発生したのか或るいは外部で発生したのかを標定
する故障点標定システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、用地の高騰や都市部における電力
供給量の増大に伴う変電設備の増強化の必要性から、絶
縁性及び消弧性に優れたSF6 ガスを用いて、断路器、
遮断器などの変電機器を密閉容器内に収納配置し、耐環
境性とKV・A当たりの据付け体積をコンパクト化し
た、いわゆるガス絶縁開閉装置が普及し稼働している。
【0003】上記のようなガス絶縁開閉装置は、コンパ
クト化、接地タンクの露出充電部の削減など、種々の利
点がある反面、高性能化に伴う保守診断の困難さ、保守
修復作業時間の増大など、容器内部に異常が生じた場
合、その信頼性が著しく低下するという欠点があった。
そこで、従来から、ガス絶縁開閉装置全体の信頼性の向
上を実現するために、装置の適切な設計・製作に努めて
いるが、電力供給能力の質の向上の一環として、装置全
体の信頼度確認及び監視が必要となり、その有効な手段
が種々検討されてきた。
【0004】ここで、現時点における問題点を、図4を
参照して具体的に説明する。この場合、図4は、一般的
なガス絶縁開閉装置の一例を示す配置図である。すなわ
ち、密封圧力容器1は、接地電位とされ、この密封圧力
容器1内には、課電部として、避雷器2、変成器3、接
地開閉器4、断路器5、変流器6、遮断器7、及び母線
8が配設されており、接地電位とされた密封圧力容器1
と課電部とは、密封圧力容器1内に封入されたSF6 ガ
スなどの絶縁ガス9によって電気的に絶縁されている。
【0005】また、密封圧力容器1内には、母線8を支
持するために絶縁スペーサ10a〜10dが適当な間隔
をおいて配設され、母線8の機械的強度と絶縁耐力を保
持できるように構成されている。この絶縁スペーサ10
a〜10dは、保守上の切離しや配置構成上の必要性か
ら、密封圧力容器1内の空間を気密に区分するように配
設され、これによって、絶縁ガス9の封入区分が行なわ
れ、各区分領域毎にガス封入されるように構成されてい
る。また、図中11はガスボンベであり、このガスボン
ベ11からガスキュービクル12及びバルブ13を介し
て、密封圧力容器1内の各区分領域にガスが充填される
ように構成されている。なお、ガスキュービクル12
は、各区分領域の圧力を検出するガス圧力センサとして
の機能も有している。
【0006】さらに、図4において、主回路は、ブッシ
ング14を介し、断路器5、遮断器7を経由して変圧器
19に接続されている。なお、図4においては、1回線
受電主回路を示しているが、この受電主回路の右側の受
電主回路(図示せず)より、断路器5を介して、変圧器
19に電力を供給する場合もある。一方、図中15は配
電盤であり、操作キュービクル16を介して開閉器類
(断路器5、遮断器7、接地開閉器4)の操作器17に
付勢信号を与え、開閉器類の主回路切換えや遮断操作を
制御する機能を有している。また、図中18は開閉器類
の駆動源となるコンプレッサ設備18であり、このコン
プレッサ設備18によって得られた所定の圧力(たとえ
ば、15kg/cm2 が一般的)が、操作キュービクル
16を介して操作器17に供給され、開閉器類の操作が
行なわれるように構成されている。
【0007】上記のような構成を有するガス絶縁開閉装
置においては、次に述べるような利点がある。すなわ
ち、絶縁ガスの優れた特性によって、収納機器の小型化
が可能となり、装置全体としてのコンパクト化が実現で
きる。つまり、KV・A当たりの占有体積が小さくな
り、設置用地の有効な活用が可能となる。また、ガス母
線を用いて2段乃至3段の積み重ね構成が可能となり、
ブロック積立てとなるので、小さな面積で大きな体積の
構成がとれるという利点がある。さらに、密封圧力容器
1が接地されているので、課電中に接近しても感電の心
配はなく、また、課電部が直接塩害・風雨などにさらさ
れることがないため、外因による劣化の恐れがない。ま
た、各種の開閉器類は、消弧能力の高いSF6 ガス中で
アーク処理されるため、1主接点当たりの遮断容量の大
幅な向上が可能となる。
【0008】ところで、図4に示したようなガス絶縁開
閉装置においては、上記のような利点がある反面、以下
に述べるような欠点があった。すなわち、ガス絶縁開閉
装置全体をコンパクト化した結果、収納機器の保守・点
検時において、回転作業あるいは再組立て作業の寸法が
小さく制限されてしまい、収納機器の保守・点検作業に
長時間を要し、作業効率が著しく低下していた。
【0009】また、密封圧力容器内部に封入されるSF
6 ガスなどの絶縁ガスが高価であるため、外部へのガス
漏れ防止上の製作技術が高級となると共に、絶縁性の良
さからkv/mmが大きく、ガス圧低下が絶縁裕度に極
めて敏感に関係するため、ガス漏れに対する緊急修復体
制の完備が要求されていた。さらに、密封圧力容器を用
いているため、目視による収納機器の監視ができないと
いう欠点もあった。また、各種開閉機器の主接点の消耗
に伴う交換作業においては、絶縁ガスの回収・再充填作
業に多大な時間を要するため、ガス絶縁開閉装置の停止
時間が長くなり、電力の安定供給に支障をきたすという
欠点もあった。
【0010】以上説明したように、図4に示したような
ガス絶縁開閉装置は、利点ばかりでなく、いくつかの欠
点を有しているものの、その性能的な利点は欠点を補っ
ても十分に余りあるため、目覚ましく普及している。し
かしながら、最近は、ガス絶縁開閉装置の設置箇所も増
え、量産体制がとられるようになった結果、その保守や
緊急修復体制の準備と品質のばらつきも無視できない問
題となっている。
【0011】このようなガス絶縁開閉装置における問題
点に対する対策として、稼働運転状態が正常であること
の信頼度確認と、異常発生時の早期検出監視が可能な予
防保全システムの確立が切望されている。すなわち、こ
のような予防保全システムの導入により、ガス絶縁開閉
装置の事故を未然に防止して、電力の安定供給を図り、
事故に起因する経済的損失を最低限にとどめることが期
待されている。
【0012】従来、上記のような予防保全システムにお
いては、故障点を早急に検出することにより、事故対応
を早め、早期復旧に貢献すると共に、事故時に変電所の
適用を効率的に行い、事故の波及範囲を最小限にとどめ
ることを目的として、ガス圧力センサを使用して、事故
時の内部アークエネルギーによるガス圧力上昇を検出す
ることにより、故障点などの標定を行っていた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の故障点標定システムを、遮断器に適用し
た場合には、故障点を正確に検出できないという欠点が
あった。すなわち、遮断器内のガス圧力は、遮断器内の
事故を原因として上昇する他に、系統内で事故が発生
し、遮断器で事故電流を遮断した場合においても上昇す
るため、ガス圧力の上昇を検出するだけでは、事故が遮
断器の内部で発生したのか或るいは外部で発生したのか
という判断は不可能であった。
【0014】本発明は、上記のような従来技術の課題を
解決するために提案されたものであり、その目的は、故
障点の検出精度の高い、優れた故障点標定システムを提
供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の故障点標定シス
テムは、絶縁ガスを高電圧導体と共に接地金属容器内に
収納してなるガス絶縁開閉装置用の故障点標定システム
において、前記ガス絶縁開閉装置の遮断器に、遮断電流
センサ、補助接点、及びガス圧力センサが配設され、
記遮断電流センサ及び補助接点からの信号が入力され
て、前記遮断器が遮断した主回路電流を計測する遮断電
流計測部と、 前記ガス圧力センサからの信号が入力され
て、ガス圧力上昇値を計測するガス圧力計測部と、 前記
遮断電流計測部及び前記ガス圧力計測部からのデータが
伝送処理ユニットによって伝送される故障点標定情報処
理装置とが設けられ、 前記故障点標定情報処理装置で
は、前記遮断電流計測部から伝送された遮断電流データ
によって計算されたガス圧力上昇値と、前記ガス圧力セ
ンサで計測されて伝送されたガス圧力上昇値とを比較す
ることによって、事故が遮断器内部で発生したのか或る
いは外部で発生したのかが判断されて出力されること、
を特徴とする。この場合、遮断電流計測部、ガス圧力計
測部、及び伝送処理ユニット間は、全て、共通のバスに
よって接続することが可能である。
【作用】本発明の故障点標定システムによれば、ガス絶
縁開閉装置を構成する構成機器、特に遮断器に設けられ
たガス圧力計測部と遮断電流計測部とによって、事故に
伴なう準定常的なガス圧力の上昇値と、遮断器が遮断し
た主回路電流を計測する遮断電流とが計測され、これら
の検出データが、伝送処理ユニットによって故障点標定
情報処理装置へ伝送される。そして、この故障点標定情
報処理装置では、前記ガス圧力計測部で計測されて伝送
された検出データであるガス圧力上昇値と、前記遮断電
流計測部から伝送された検出データである遮断電流を元
にして計算されたガス圧力上昇値とを比較することによ
り、事故が遮断器内部で発生したのか或るいは外部で発
生したのかを判断して故障点のデータが表示されたり、
必要な場合には、警報表示や警報出力がなされる。よっ
て、単にガス圧力の計測データのみから故障点を検出す
る場合に比べて、遮断器の内部に発生した事故の故障点
検出を格段に高い精度で行うことが可能となる。
【0016】また、遮断電流計測部、ガス圧力計測部、
及び伝送処理ユニット間を、全て、共通のバスによって
接続した場合には、システム構成を簡略化できる。
【0017】
【実施例】以下、本発明による故障点標定システムの一
実施例を、図1乃至図3を参照して具体的に説明する。
この場合、図1は、故障点標定システムの一実施例を示
すブロック図、図2は、図1の故障点標定システムのガ
ス圧力計測部における動作の概略を示すフローチャー
ト、図3は、図1の故障点標定システムの遮断電流計測
部で計測される信号の一例を示す信号波形図である。ま
ず、図1において、20は、準定常的な圧力を測定する
複数のガス圧力センサであり、このガス圧力センサ20
からの信号は、ガス圧力計測部21に送られる。ガス圧
力計測部21は、ガス圧力センサ20に対応する複数の
アナログ入力部22と、A/D変換器23、及びCPU
24を有している。すなわち、複数のガス圧力センサ2
0からの信号は、ガス圧力計測部21内の対応するアナ
ログ入力部22に個別に入力される。そして、複数のア
ナログ入力部22からの信号は、共に、A/D変換器2
3に入力され、デジタル信号に変換された後、CPU2
4に入力され、処理される。この結果、一定のガス圧力
データが得られる。
【0018】次に、図中25は、複数の遮断電流センサ
であり、この遮断電流センサ25からの信号は、遮断電
流計測部26に送られる。遮断電流計測部26は、遮断
電流センサ25に対応する複数のアナログ入力部27
と、A/D変換器28、及びCPU29を有している。
すなわち、複数の遮断電流センサ25からの信号は、遮
断電流計測部26内のアナログ入力部27に個別に入力
される。そして、複数のアナログ入力部27からの信号
は、共に、A/D変換器28に入力され、デジタル信号
に変換された後、CPU29に入力され、処理される。
【0019】また、図中30は、複数の補助接点であ
り、この補助接点30からの信号は、遮断電流計測部2
6に送られる。遮断電流計測部26は、前記の要素に加
えて、補助接点30に対応する複数の接点入力部31及
びインターフェース32を有している。すなわち、複数
の補助接点30からの信号は、遮断電流計測部26内の
接点入力部31に個別に入力される。そして、複数の接
点入力部31からの信号は、共に、インターフェース3
2を介して、CPU29に入力され、前記の遮断電流セ
ンサ25からの信号と共に処理され、一定の遮断電流デ
ータが得られる。
【0020】さらに、ガス圧力計測部21内のCPU2
4及び遮断電流計測部26内のCPU29にて得られた
ガス圧力データ及び遮断電流データは、続いて、伝送処
理装置(伝送処理ユニット)33により、上位系へと伝
送される。この伝送は、光ケーブル34を介して行われ
る。また、図中35は、故障点標定情報処理盤であり、
現場の中継盤より送られてきた前記情報(ガス圧力デー
タ及び遮断電流データ)及び保護リレー情報を基にし
て、警報表示・出力やガス圧力表示・出力などの処理を
行う。
【0021】なお、以上のような構成要素のうち、ガス
圧力センサ20及び遮断電流センサ25は、図示してい
ないガス絶縁開閉装置の遮断器に設けられている。ま
た、補助接点30は、遮断器に一般的に設けられている
補助接点である。一方、ガス圧力計測部21、遮断電流
計測部26、及び伝送処理装置33からなる、図中一点
鎖線で示す部分が、本発明の特徴を具体化した部分に相
当する。また、ガス圧力計測部21、遮断電流計測部2
6、及び伝送処理装置33間は、全て、共通のバスにて
接続されている。
【0022】以上のような構成を有する本実施例の故障
点標定システムにおいては、以下に述べるようにして、
ガス遮断器の故障点を標定することができる。すなわ
ち、ガス圧力センサ20からガス圧力計測部21内のア
ナログ入力部22に入力された信号は、A/D変換器2
3にてデジタル信号に変換された後、CPU24によっ
て数100msサイクルでサンプリングされ、その上昇
分が計算される。圧力上昇分ΔPは、図2のフローチャ
ートに示すように、今回取り込んだガス圧力値Pkと前
回取り込んだガス圧力価Pk−1との差より求められ
る。なお、一般的に、ガス圧力センサの分解能は、通常
0.01Kg/cm程度であるため、これらから圧力上
昇価の下限価ΔPminが決定される。そして、計測し
た圧力上昇分ΔPは、伝送処理装置33へ伝送される。
【0023】一方、遮断電流センサ25から遮断電流計
測部26内のアナログ入力部27に入力された信号は、
A/D変換器28にてデジタル信号に変換された後、C
PU29に入力される。CPU29は、常時一定時間
(例えば1ms)毎に波形をサンプリングし、3サイク
ル分の波形データを記憶する。すなわち、ある時点から
3サイクルの時間以前までのデータを常時メモリ内に記
憶し、データを取り込む毎に一つずつ過去のデータを更
新していくようになっている。CPU29は、遮断器が
遮断操作を行った場合、例えば、図3に示すように、補
助接点30のb接点信号(bコン)により、遮断電流デ
ータ(主回路電流波形データ)のサンプリングを中止
し、その時の遮断電流データを伝送処理装置33に伝送
する。
【0024】一般に、事故時にタンク内に発生するアー
クによる準定常的なガス圧力上昇は、CIGRE WG
などでも検討されているように、概略次式で評価でき
る。◎ ΔP=(C・I・t)/V ΔP:圧力上昇値(Kg/cm2 ) C:係数(0.2〜0.35) I:アーク電流(KA) t:アーク継続時間(ms) V:容器容積(l)
【0025】また、アーク持続時間は、保護リレーの動
作時間と遮断器の遮断電流時間により、概略決定され
る。
【0026】故障点標定情報処理盤35は、伝送処理装
置33より伝送されてきた遮断電流データにより、ガス
圧力上昇分ΔPを計算し、これをガス圧力計測部21に
て計測された上昇分ΔPと比較し、さらに、保護リレー
情報を基にして、事故が遮断器の内部で発生したのかあ
るいは外部で発生したのかという判断を行う。
【0027】このような本実施例のシステムにおいて
は、以下の効果が得られる。すなわち、ガス圧力の上昇
分を計測すると共に、その時の遮断電流データをも計測
しているため、従来不可能であった遮断器の内外の故障
点の検出を、正確に行うことができる。また、ガス圧力
計測部21と遮断電流計測部26とを個別に独立して設
けているため、ソフトウェアが構成し易く、試験が行い
易いという利点もある。加えて、システムの増設時など
においても、比較的容易に対応可能である。さらに、ガ
ス圧力計測部21、遮断電流計測部26、及び伝送処理
装置33間を、全て、共通のバスによって接続している
ため、構成が簡略である。
【0028】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、各部の具体的な構成は適宜変更可能であ
る。例えば、遮断電流計測部と、ガス圧力計測部、及び
伝送処理ユニットの具体的な内部構成は自由に変更可能
である。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ガ
ス圧力と遮断電流とを計測し、これらから得られたガス
圧力上昇値を比較することによって故障点を検出するた
め、従来に比べて故障点の検出精度が格段に高い、優れ
た故障点標定システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による故障点標定システムの一実施例を
示すブロック図。
【図2】図1の故障点標定システムのガス圧力計測部に
おける動作の概略を示すフローチャート。
【図3】図1の故障点標定システムの遮断電流計測部で
計測される信号の一例を示す信号波形図。
【図4】一般的なガス絶縁開閉装置の一例を示す配置
図。
【符号の説明】
1…密封圧力容器 2…避雷器 3…変成器 4…接地開閉器 5…断路器 6…変流器 7…遮断器 8…母線 9…絶縁ガス 10a〜10d…絶縁スペーサ 11…ガスボンベ 12…ガスキュービクル 13…バルブ 14…ブッシング 15…配電盤 16…操作キュービクル 17…操作器 18…コンプレッサ設備 19…変圧器 20…ガス圧力センサ 21…ガス圧力計測部 22…アナログ入力部 23…A/D変換器 24…CPU 25…遮断電流センサ 26…遮断電流計測部 27…アナログ入力部 28…A/D変換器 29…CPU 30…補助接点 31…接点入力部 32…インターフェース 33…伝送処理装置(伝送処理ユニット) 34…光ケーブル 35…故障点標定情報処理盤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 31/08 H02B 13/035 H02H 5/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁ガスを高電圧導体と共に接地金属容
    器内に収納してなるガス絶縁開閉装置用の故障点標定シ
    ステムにおいて、前記ガス絶縁開閉装置の遮断器に、遮断電流センサ、補
    助接点、及びガス圧力センサが配設され、 前記遮断電流センサ及び補助接点からの信号が入力され
    て、前記遮断器が遮断した主回路電流を計測する遮断電
    流計測部と、 前記ガス圧力センサからの信号が入力されて、ガス圧力
    上昇値を計測するガス圧力計測部と、 前記遮断電流計測部及び前記ガス圧力計測部からのデー
    タが伝送処理ユニットによって伝送される故障点標定情
    報処理装置とが設けられ、 前記故障点標定情報処理装置では、前記遮断電流計測部
    から伝送された遮断電流データによって計算されたガス
    圧力上昇値と、前記ガス圧力センサで計測されて伝送さ
    れたガス圧力上昇値とを比較することによって、事故が
    遮断器内部で発生したのか或るいは外部で発生したのか
    が判断されて出力されること、 を特徴とする故障点標定システム。
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