JP3110307U - ロッドホルダ装置のロッド挟持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】径の異なる種々のボーリングロッドを保持し得るロッドホルダを提供する。
【解決手段】ロッドホルダ装置に固定されて直接ボーリングロッド1を挟持する一対のロッド挟持具5であって、接地面の形状が所定曲率のR形状とし、接地面表面に凹凸状の爪部を有した構造とし、さらに該ロッド挟持具5にはボーリングロッドとの接地面の形状が所定曲率のR形状でかつ接地面表面に爪部を有する一対の第1のロッド挟持具と、前記ロッド挟持具とは接地面の曲率が異なる一対の第2のロッド挟持具から構成され、第2のロッド挟持具は第1のロッド挟持部に取付可能であり、ボーリングロッドの径に応じて第1と第2のロッド挟持具から1つを選択してボーリングロッドの連結又は切り離し作業を行う。
【選択図】図1

Description

本考案は、地面等の掘削に使用されるボーリングロッドを回収するに際し、ボーリングロッドを挟持し、さらに回転させることで各ボーリングロッドの螺合を開放するためのロッドホルダ装置に使用されるロッド挟持具に関する。
従来、地面等の掘削は、先端にビット取付けたボーリングロッドを地中に打ち込み、順次ボーリングロッドを螺子結合により連結して行われているのが一般的である。そして掘削後は、螺合部を解除して1本ずつボーリングロッドを分解回収している。この際、ボーリングロッドの螺合部を解除するために、一方のボーリングロッドを固定するとともに、他方には挟持固定した上でその駆動により回転させて螺合を解除するロッドホルダ装置が使用される。このロッドホルダ装置は、該装置に設けられたロッド挟持具がボーリングロッドを挟持固定するとともに装置の駆動によって摺動運動することでボーリングロッドが回転し上部のボーリングロッドとの螺着が解放される。
しかしながら、従来のロッドホルダ装置のロッド挟持具においては、ボーリングロッドとの接地面の形状が平面であるために、ボーリングロッドと接する面が狭く、強い力で挟持固定することが困難であった。
上記課題を解決するために、請求項1記載の対をなすロッド挟持具は、ボーリングロッドとの接地面が凹凸状の爪部を有するとともに、ボーリングロッド外周に係合するような所定曲率のR形状であることする。また、該ロッド挟持具には、凹凸状の爪部を有し、かつ前記挟持具とは曲率の異なるR形状をした接地面を有した一対のロッドホルダ挟持具が着脱自在であって、ボーリングロッドの径の大きさに応じて前記2種類のロッド挟持具から1つを選択して作業を行うことを可能とする。
請求項2記載の考案は、各ロッド挟持具の接地面のR形状を、ボーリングロッドの中心に対し12°の角度をもって挟持する形状とすることで、より強い力でボーリングロッドを固定することを可能とする。
請求項3記載の考案は、各ロッド挟持具に設けられ、ロッド挟持具とロッドホルダ装置の接続又はロッド挟持具同士の接続の際にボルトが貫通する孔部の断面形状を略楕円形状とすることで、ボルトによる各部材同士の固定力を高めることを可能とする。
本考案のロッドホルダ装置のロッド挟持具によれば、ボーリングロッドとの接地面の形状が凹凸の爪部を有するとともにボーリングロッド外周と契合するような所定曲率のR形状であるために、より多くの爪部がボーリングロッドと接することで各爪部にかかる力が分散するとともに、より少ない力で安定してボーリングロッドを挟持固定することが可能である。
また、前記ロッド挟持具には曲率の異なるR形状の接地面を有する第2のロッド挟持具が着脱自在であるため、2種類のロッド挟持具から1つを選択することで、径の異なる種々のボーリングロッドにも対応することが可能である。
請求項2の考案においては、各ロッド挟持具の接地面のR形状を、ボーリングロッドの中心に対し12°の角度もって挟持することで、より強い力でボーリングロッドを挟持固定することが可能である。
請求項3の考案においては、ボルト貫通用孔部の断面形状が略楕円形状であるために、各部材同士の安定した固着力を得ることが可能である。
より強い固定力でボーリングロッドを挟持固定することのできるロッド挟持具を得るという目的を、低コストで得ることを実現した。
図1及び図2は、本考案の一実施例を示す半断面図であって、図3は請求項2記載のロッド挟持具を示す半断面図であり、図4は従来の一実施例を示す半断面図である。図5は、本考案のロッド挟持具の一実施例を示す平面図であり、図6は2種のロッド挟持具を接続した状態の一実施例を示す平面図である。図7及び図8は、本考案のロッド挟持具の一実施例を示す正面及び背面斜視図であり、図9は2種のロッド挟持具を接続した状態の一実施例を示す正面斜視図である。図10は、ロッドホルダ装置の一実施例を示す平面図である。
図7及び図8のように、本考案のロッド挟持具は、ロッドホルダ装置5に接続される一対のロッド挟持具4と、ロッド挟持具4に接続される一対のロッド挟持具3から構成される。ロッド挟持具3は、ボーリングロッドとの接地面11に凹凸状の爪部を有し、さらにボーリングロッド外周に係合するような所定曲率のR形状に形成される。また、上面及び下面の所定位置にはロッド挟持具4と接続するためのボルト貫通用孔部10が形成される。ロッド挟持具3の内部には背面に開口部を有した空洞部13が形成され、ロッド挟持部4前部が挿入可能な形状とする。
ロッド挟持具4は、ロッド挟持具3と同様に接地面12に凹凸状の爪部を有し、さらにロッド挟持具3とは異なる曲率のR形状に形成される。上面及び下面の前部所定位置にはロッド挟持具4と接続するためのボルト貫通用孔部9が、後部所定位置にはロッドホルダ装置5と接続するためのボルト貫通用後部8が形成される。
ロッド挟持具4は、後部に設けられた開口部14にロッドホルダ装置5の該当部を嵌合させて、ボルト貫通用孔部8においてボルト7によってロッドホルダ装置5に接続固定される。
図9はロッド挟持具3をロッド挟持具4に取付けた状態を示した図であり、ロッド挟持部4の前部をロッド挟持具3の空洞部13に挿入させてボルト貫通用孔部10及び9を係合し、ボルト6によってロッド挟持具4に固定される。
図2において、一対のロッド挟持具3はボルト7によってロッドホルダ装置5に固定されて、ロッドホルダ装置5の駆動によってボーリングロッド2を挟持する。この時、ロッド挟持具3のボーリングロッドとの接地面12の形状が、凹凸状の爪部を有するとともに所定曲率のR形状であるため、複数の爪部がボーリングロッド2に接することで挟持固定することができる。
図1に示すように、ボーリングロッド1の径の大きさがロッド挟持具4の接地面に係合しない場合には、ロッド挟持具4前面に接地面の曲率の異なるロッド挟持具3を取付けることで対応することができる。
また、図3に示すように、一対のロッド挟持具3及び4のそれぞれの接地面11及び12のR形状を、ボーリングロッドの中心に対して12°の角度をもって挟持するような形状とすれば、より強い力で挟持固定することが可能となる。
図10は、ボーリング装置20の一実施例の概略を示す平面図であり、この図に示すように、複数のボーリングロッドが螺合により連結されて地中に挿入されて地盤掘削等がなされる。ロッドホルダ装置5及びロッド挟持具23によりボーリングロッド21が挟持固定されるとともに、ロッドホルダ装置5の駆動により、ボーリングロッド21が回転されて他のボーリングロッドとの連結及び切り離しが行われる。
ロッド挟持具3及び4の爪部は使用する度に磨耗していくが、その時は爪部を削って再度爪部を形成することで使用が可能となる。
図4は従来のロッド挟持具の一実施例を示す図であり、ロッド挟持具16はロッドホルダ装置5にボルト18によって固定され、ロッドホルダ装置5の駆動によりボーリングロッド15を挟持する。ロッド挟持具の接地面の形状はボーリングロッド円周に対して平面状であるために、ボーリングロッドに接する接地面の爪部の数が少なくなってしまい、安定した力で挟持することが困難である。
本考案のロッドホルダ装置のロッド挟持部によれば、径の異なるボーリングロッドであっても挟持固定することが可能となる。
本考案の一実施例を示す半断面図である。 本考案の一実施例を示す半断面図である。 本考案の一実施例を示す半断面図である。 従来のロッド挟持具の一実施例を示す半断面図である。 本考案のロッド挟持具の一実施例を示す平面図である。 本考案の2種のロッド挟持具を接続した状態の一実施例を示す平面図である。 本考案のロッド挟持具の一実施例を示す正面斜視図である。 本考案のロッド挟持具の一実施例を示す背面斜視図である。 本考案の2種のロッド挟持具を接続した状態の一実施例を示す正面斜視図である。 ボーリング装置の一実施例を示す平面図である。
符号の説明
1 ボーリングロッド
2 ボーリングロッド
3 ロッド挟持部
4 ロッド挟持部
5 ロッドホルダ装置
6 ボルト
7 ボルト
8 ボルト貫通用孔部
9 ボルト貫通用孔部
10 ボルト貫通用孔部
11 接地面
12 接地面
13 空洞部
14 空洞部
15 ボーリングロッド
16 ロッド挟持部
17 ロッドホルダ装置
18 ボルト
20 ボーリング装置
21 ボーリングロッド
22 ボーリングロッド
23 ロッド挟持具
24 ロッドホルダ装置取付部

Claims (3)

  1. 地盤掘削用のボーリングロッドを挟持回転させることで連結されたロッド同士の螺合を解放するロッドホルダ装置に設けられ、ボーリングロッドと直接接して挟持する一対のロッド挟持具であって、ボーリングロッドとの接地面に凹凸の爪部を有するとともに、接地面の形状が所定曲率のR形状であることとし、該ロッド挟持具には前記挟持具とは曲率の異なる接地面を有し、かつ凹凸の爪部を有する一対のロッドホルダ挟持具が取付可能であって、ボーリングロッドの径の大きさに応じて前記2種類のロッド挟持具から1つを選択して作業を行うことが可能であることを特徴とするロッドホルダ装置におけるロッド挟持具。
  2. 各ロッド挟持具の接地面の形状が、ボーリングロッドの中心に対し、12°の角度をもって挟持する構成の所定曲率のR形状であることを特徴とする請求項1記載のロッド挟持具。
  3. 各ロッド挟持具に設けられるボルト貫通のための孔部の断面形状が、略楕円形状であることを特徴とする請求項1及び2記載のドホルダ装置におけるロッド挟持具。
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