JP3110169B2 - 電気機器ボックス - Google Patents

電気機器ボックス

Info

Publication number
JP3110169B2
JP3110169B2 JP04252645A JP25264592A JP3110169B2 JP 3110169 B2 JP3110169 B2 JP 3110169B2 JP 04252645 A JP04252645 A JP 04252645A JP 25264592 A JP25264592 A JP 25264592A JP 3110169 B2 JP3110169 B2 JP 3110169B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
upper door
locking
box
door
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP04252645A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06105416A (ja
Inventor
雄二 平井
正徳 桜井
幸史 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Sugatsune Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Sugatsune Kogyo Co Ltd
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sugatsune Kogyo Co Ltd, Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Sugatsune Kogyo Co Ltd
Priority to JP04252645A priority Critical patent/JP3110169B2/ja
Publication of JPH06105416A publication Critical patent/JPH06105416A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3110169B2 publication Critical patent/JP3110169B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Patch Boards (AREA)
  • Distribution Board (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、内部に回路遮断器あ
るいは電磁接触器等の電気機器を収納する分電盤あるい
は制御盤等の電気機器ボックスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電気機器ボックスの扉ハンドル
は、下箱および上扉ともに板厚の厚い材料で形成されて
いたため、上扉の重量に対応して扉ハンドルも強度のあ
る金属製のものが採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、電気機器ボッ
クスおよび扉ハンドルは金属材料で構成されているた
め、たとえば絶縁材料などで内部配線された充電部が電
気機器ボックスに接触した場合には、その電気機器ボッ
クスが帯電することとなり、人が扉ハンドルに触れた途
端に感電をするおそれがあった。
【0004】一方、電気機器の施工等で重量のある電気
機器ボックスでは、施工が困難であるため、薄板をロー
リング加工して強度を保ちつつ軽量化を図った電気機器
ボックスも採用されるようになってきており、軽量化す
る上扉に対して金属材料で構成された扉ハンドルの重さ
も軽量化する要求がでてきた。したがって、この発明の
目的は、扉ハンドルを軽量化できるとともに扉ハンドル
を通じて感電の危険性を防止することができる電気機器
ボックスを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の電気機器ボッ
クスは、電気機器を収納する開口を有するとともにその
開口の縁部にハンドル掛け具を有する金属製の下箱と、
この下箱の開口を覆うように一端部が前記下箱に開閉可
能に取付けられた金属製の上扉と、この上扉の他端部に
取着されたハンドル本体を有するとともに前記ハンドル
掛け具に引っ掛かる係止突片をもち前記上扉の前面より
操作可能な錠片を前記ハンドル本体に移動自在に取付け
た扉ハンドルとを備えた電気機器ボックスにおいて、前
記ハンドル本体の前面に指当部と錠片操作部とを設け、
かつ前記ハンドル本体および前記錠片を合成樹脂により
形成したことを特徴とするものである。
【0006】請求項2の電気機器ボックスは、請求項1
において、前記ハンドル本体は前記ハンドルカバーによ
り前記上扉に固定されるものであって、前記ハンドル本
体は、前記上扉のハンドル取付孔に前記上扉の前面側よ
り嵌合する箱部を有し、前記ハンドル取付孔の前面側縁
部に係止するつばを前記箱部の前端側に有し、さらに前
記箱部の裏面より突出する頭付突起を有し、かつ前記箱
部の前記裏面に向く係止爪を前記頭付突起の頭部に有
し、前記ハンドルカバーは、前記箱部の前記裏面側に被
さる蓋状であって、前記ハンドル取付孔の裏面側縁部に
係止する当接部を有するとともに、前記頭付突起の前記
頭部を貫通する貫通孔を有し、前記頭付突起の首部を挿
通するスリットを前記貫通孔に連続して有し、前記係止
爪に対向する前記スリットの縁部に沿って形成された鋸
歯状であって前記貫通孔から離れるほど前記係止爪に近
づく方向に傾斜しており前記扉に平行に移動することに
より前記係止爪に係止する係止部を有し、前記錠片の前
記係止突片は、前記上扉の裏面側で前記箱部の側面より
突出し、かつ前記錠片操作部は前記箱部の前面側に露出
しているものである。
【0007】請求項3の電気機器ボックスは、請求項2
において、前記錠片の移動方向および前記ハンドルカバ
ーの係止方向は水平であり、前記ハンドル本体および前
記ハンドルカバーは上下対称に形成されているものであ
る。請求項4の電気機器ボックスは、請求項3におい
て、前記係止部は、前記係止突片から遠ざかるほど前記
係止爪に近づくように傾斜しているものである。
【0008】
【作用】請求項1の電気機器ボックスによれば、上扉は
扉ハンドルの指当部に指を当て錠片の錠片操作部を操作
して係止突片をハンドル掛け具に対して係脱することに
より上扉を開閉することができる。この場合、ハンドル
本体および錠片を合成樹脂により形成したため、扉ハン
ドルを軽量化することが可能になり、上扉の軽量化を行
うことが可能となるとともに、扉ハンドルの操作時に万
が一絶縁不良で電気機器ボックスが充電していても感電
する恐れを防止することができる。
【0009】請求項2の電気機器ボックスによれば、箱
部をハンドル取付孔に上扉の前面側から嵌合し、上扉の
裏面側からハンドルカバーを箱部に被せ、貫通孔を頭付
突起に通しスリットを頭付突起の首部に通すようにハン
ドルカバーを上扉に沿って移動すると、係止爪が係止部
に係止し、これにより上扉の前面側のつばとハンドルカ
バーの当接部とで上扉に挟着して上扉に取付けられたこ
ととなるので、請求項1の作用のほか、扉ハンドルを簡
単に取付けることができる。しかも、鋸歯状の係止部を
傾斜して形成したため、上扉の板厚が異なっても取付け
が可能となるとともに、ハンドル本体および錠片を合成
樹脂で形成しているため、その弾性力によりハンドル本
体とハンドルカバーとの係合を強固にすることが可能と
なる。
【0010】請求項3の電気機器ボックスによれば、請
求項2において、前記錠片の移動方向および前記ハンド
ルカバーの係止方向が水平であり、前記ハンドル本体お
よび前記ハンドルカバーは上下対称に形成されているた
め、請求項2の作用のほか、上扉の開き方向が異なるも
のに共用できるとともに、上扉の開き方向を左右変更す
る場合に上下を逆にすることにより適用することがで
き、かつ上扉全体を上下逆に使用するときは扉ハンドル
の付け替えを必要としない。
【0011】請求項4の電気機器ボックスによれば、請
求項3において、前記係止部が、前記係止突片から遠ざ
かるほど前記係止爪に近づくように傾斜しているため、
請求項3の作用のほか、錠片操作部を操作して錠片を解
錠する方向が係止爪を係止部に係止してハンドルカバー
とハンドル本体との挟持力を強くする方向であるので外
れにくい。
【0012】
【実施例】この発明の一実施例を図1ないし図15によ
り説明する。すなわち、この電気機器ボックスは、下箱
18と、上扉4と、扉ハンドルAとを有する。下箱18
は、金属製であり、回路遮断器等の電気機器を収納する
開口を有するとともに、その開口の縁部にハンドル掛け
具51を有する。実施例では図10および図11に示す
ように、上下端部にも開口を有するが、これはこの上下
の開口を通して配線した後に蓋(図示せず)をする。2
0は下箱18を壁面に固定する固定フレームである。図
11において、54はボックス18内のブレーカ、55
は内器取付フレーム、56は中蓋である。
【0013】上扉4は、金属製であり、下箱18の開口
を覆うように一端部が下箱18に開閉可能に取付けられ
ている。実施例では図10ないし図12に示すように軸
19により回動自在に軸支されている。5はハンドル取
付孔であり、角形に形成している。扉ハンドルAは、上
扉4の他端部に取着されたハンドル本体1を有するとと
もに、ハンドル掛け具51に引っ掛かる係止突片46を
もち、上扉4の前面より操作可能な錠片3をハンドル本
体1に移動自在に取付け、このハンドル本体1の前面に
指当部8,9と錠片操作部45とを設け、かつハンドル
本体1および錠片3を合成樹脂により形成している。
【0014】ハンドル本体1は、上扉4のハンドル取付
孔5に上扉4の前面側より嵌合する角形の箱部6を有
し、ハンドル取付孔5の前面側縁部に係止するつば7を
箱部6の前端側に有し、さらに箱部6の裏面より突出す
る頭付突起12を有し、かつ箱部6の裏面に向く係止爪
13を頭付突起12の頭部12aに有する。実施例のハ
ンドル本体1は、絶縁性を有する合成樹脂で略長方体に
形成され、箱部6の一側板に開口22を有し、前面板1
0に水平方向に並んだ一対の指当部8,9、すなわち親
指用指当部8と人指し指用指当部9を有する。また頭付
突起12はT字形体を実施例とし、開口22の開口方向
すなわち水平方向に並んで一対有し、かつその間にハン
ドル本体1内に収納した錠片3の移動範囲を規制する長
孔23を形成している。頭部12aの裏面板11側の表
面は上扉4の表面に対して水平方向に傾斜し、図7に示
すように係止爪13を1個形成している。そして、形状
は全体的に上下対称に形成している。
【0015】ハンドル本体1はハンドルカバー2により
上扉4に取付けられる。このハンドルカバー2は、箱部
6の裏面板11側に被さる蓋状であって、ハンドル取付
孔5の裏面側縁部に係止する当接部14を有するととも
に、頭付突起12の頭部12aを貫通する貫通孔15を
有し、頭付突起12の首部12bを挿通するスリット2
3を貫通孔15に連続して有し、係止爪13に対向する
スリット52の縁部に沿って形成された鋸歯状であっ
て、貫通孔15から離れるほど係止爪13に近づく方向
に傾斜しており上扉4に平行に移動することにより係止
爪13に係止する係止部16を有する。
【0016】実施例のハンドルカバー2は合成樹脂製で
あって断面略U字形に形成され、両側の縁部40は外方
に突出している。また頭付突起12にを貫通する貫通孔
15が一対形成され、これに連続してスリット52が水
平方向に形成されるとともにスリット52の縁部で上扉
4の板厚方向すなわち係止突片46が遠ざかるほど係止
爪13に近づくように傾斜した鋸歯状の係止部16を形
成している。またハンドルカバー2も上下対称な形状に
形成している。
【0017】ハンドル本体1およびハンドルカバー2の
取付けは、ハンドル本体1の箱部6を上扉4のハンドル
取付孔5に前面側から嵌合し、図1に示すようにつば1
7をハンドル取付孔5の前面側縁部に係止する。一方上
扉4の裏面板11側からハンドルカバー2を箱部6に被
せ、頭付突起12を貫通孔15に通し、上扉4の裏面に
沿って図1の矢印Pの方向に移動する。これにより鋸歯
状の係止部16が係止爪13に押されて当接部40とつ
ば7とで上扉4を挟持しながら係止爪13に係止部16
が食い込み係止状態となる。
【0018】錠片3は、上扉4の裏面側で箱部6の側面
側より突出する係止突片46を有し、箱部6の前面板1
0側に露出する錠片操作部45を有してハンドル本体1
に設けている。実施例の錠片3は合成樹脂により形成さ
れ、箱部6の開口22寄りに摺動自在に挿入され、長孔
23に摺動自在に貫通するストッパ50を有し、錠片3
の前端部に係止突片46を突設し、係止突片46と反対
側の後端部にばね受け突起47を設け、さらに前面側に
設けられる錠片操作部45は指入れ凹部を実施例として
いる。係止突片46には上扉4を閉じるときにガイドさ
れるガイド曲面46aが形成されている。箱部6内には
図5に示すようにばね受け突起47に対向する突起48
を有し、ばね受け突起47と突起48間にコイルばね4
9を介在して錠片3の係止突片46を突出付勢し、その
移動範囲は長孔23内を移動できるストッパ50によっ
て決定される。この錠片3は指当部8,9にそれぞれ親
指と人指し指を入れさらに親指を錠片操作部45に挿入
してつまむことにより錠片3がばね49に抗して後退
し、指当部8,9から手を離すと錠片3がばね49によ
り突出する。
【0019】またハンドル本体1の一対の指当部8,9
の間にロック手段24を有し、このロック手段24は、
主に図1,図9に示すように回転部材27と、ロック片
28と、抜止め部材29からなる。回転部材27は前面
板10に形成されたロック用孔25に回転自在に嵌合す
る円柱部36と円柱部36よりも幅の小さい角棒部37
とを有し、挿入量を規制するつば30を円柱部36に形
成するとともに、図6に示すようにロック用孔25の内
周面に摩擦係止する摩擦係止片31を周面部に一体に形
成し、また角棒部37の先端部に周溝38を形成してい
る。ロック片28は一端が円弧に形成された帯板を実施
例とし、円弧側に角棒部37に嵌合する角孔39を形成
している。抜止め部材29はCリングを実施例とし、周
溝38に係止してロック片28を抜止めしている。さら
に円柱部36をキー(図示せず)により操作するため円
柱部36の前端面に一対のキー係止溝26を形成してい
る。
【0020】このロック手段24は錠片3の後端部に位
置し、ロック手段27の回動によりロック片28が90
度回転して錠片3の後退を阻止する状態と後退可能な状
態とにコントロールされる。これらの錠片3およびロッ
ク手段27はハンドル本体1を上扉4に嵌合する前に予
めハンドル本体1に組み込んでおく。
【0021】一方上扉4が開閉する下箱18の開口枠5
2には図13ないし図15に示すような金属製のハンド
ル掛け具51が設けられている。このハンドル掛け具5
1は先端に約45度に扉端側に傾斜したガイドテーパ5
7を有し、その内側に係止突片46を係止する係止孔5
8を有し、ハンドル掛け具51の後端の折曲部59を開
口枠52のスリット(図示せず)に溶接ないしかしめに
より取付けられている。上扉4を閉じることにより、係
止突片46のガイド曲面がガイドテーパ57にガイドさ
れ錠片3がばね49に抗して後退して係止孔58に係止
する。指当部8,9に指を入れ錠片操作部45を操作し
て錠片3を後退させると係止突片46が係止孔58から
外れ、上扉4を開くことができる。また上扉4を閉じた
状態でロック手段24をキー(図示せず)で回動操作す
るとロック片28が錠片3の後端側に突っ張るので錠片
3が後退できず、上扉4を開くことができない。
【0022】この実施例によれば、上扉4は扉ハンドル
Aの指当部8,9に指を当て錠片3の錠片操作部45を
操作して係止突片46をハンドル掛け具51に対して係
脱することにより上扉4を開閉することができる。この
場合、ハンドル本体1および錠片3を合成樹脂により形
成したため、扉ハンドルAを軽量化することが可能にな
り、上扉4の軽量化を行うことが可能となるとともに、
扉ハンドルAの操作時に万が一絶縁不良で電気機器ボッ
クスが充電していても感電する恐れを防止することがで
きる。
【0023】またハンドル本体1の箱部6をハンドル取
付孔5に上扉4の前面側から嵌合し、上扉4の裏面側か
らハンドルカバー2を箱部6に被せ、貫通孔15を頭付
突起12に通し、スリット52を頭付突起12の首部1
2bに通すようにハンドルカバー2を上扉4に沿って移
動すると、係止爪13が係止部16に係止し、これによ
り上扉4の前面側のつば7とハンドルカバー2の当接部
40とで上扉4を挟着し上扉4に取付けられたこととな
るので、扉ハンドルAを簡単に取付けることができる。
しかも、鋸歯状の係止部16を傾斜して形成したため、
上扉4の板厚が異なっても取付けが可能となるととも
に、ハンドル本体1および錠片3を合成樹脂で形成して
いるため、その弾性力によりハンドル本体1とハンドル
カバー2との係合を強固にすることが可能となる。
【0024】また、錠片3の移動方向およびハンドルカ
バー2の係止方向は水平であり、ハンドル本体1および
ハンドルカバー2は上下対称に形成されているため、上
扉4の開き方向が異なるものに共用できるとともに、上
扉4の開き方向を左右変更する場合に上下を逆にするこ
とにより適用することができ、かつ扉全体を上下逆に使
用するときは扉ハンドルAの付け替えを必要としない。
【0025】さらに、係止部13が、係止突片46から
遠ざかるほど係止爪13に近づくように傾斜しているた
め、錠片操作部45を操作して錠片3を解錠する方向が
係止爪13を係止部16に係止してハンドルカバー2と
ハンドル本体1との挟持力を強くする方向であり外れに
くい。
【0026】
【発明の効果】請求項1の電気機器ボックスによれば、
ハンドル本体および錠片を合成樹脂により形成したた
め、扉ハンドルを軽量化することが可能になり、上扉の
軽量化を行うことが可能となるとともに、扉ハンドルの
操作時に万が一絶縁不良で電気機器ボックスが充電して
いても感電する恐れを防止することができるという効果
がある。
【0027】請求項2の電気機器ボックスによれば、箱
部をハンドル取付孔に上扉の前面側から嵌合し、上扉の
裏面側からハンドルカバーを箱部に被せ、貫通孔を頭付
突起に通しスリットを頭付突起の首部に通すようにハン
ドルカバーを上扉に沿って移動すると、係止爪が係止部
に係止し、これにより上扉の前面側のつばとハンドルカ
バーの当接部とで上扉に挟着して上扉に取付けられたこ
ととなるので、請求項1の効果のほか、扉ハンドルを簡
単に取付けることができる。しかも、鋸歯状の係止部を
傾斜して形成したため、上扉の板厚が異なっても取付け
が可能となるとともに、ハンドル本体および錠片を合成
樹脂で形成しているため、その弾性力によりハンドル本
体とハンドルカバーとの係合を強固にすることが可能と
なる。
【0028】請求項3の電気機器ボックスによれば、請
求項2において、前記錠片の移動方向および前記ハンド
ルカバーの係止方向が水平であり、前記ハンドル本体お
よび前記ハンドルカバーは上下対称に形成されているた
め、請求項2の効果のほか、上扉の開き方向が異なるも
のに共用できるとともに、上扉の開き方向を左右変更す
る場合に上下を逆にすることにより適用することがで
き、かつ上扉全体を上下逆に使用するときは扉ハンドル
の付け替えを必要としない。
【0029】請求項4の電気機器ボックスによれば、請
求項3において、前記係止部が、前記係止突片から遠ざ
かるほど前記係止爪に近づくように傾斜しているため、
請求項3の効果のほか、錠片操作部を操作して錠片を解
錠する方向が係止爪を係止部に係止してハンドルカバー
とハンドル本体との挟持力を強くする方向であるので外
れにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の断面図である。
【図2】その正面図である。
【図3】その背面図である。
【図4】左側面図である。
【図5】そのB−B線断面図である。
【図6】ロック手段の取付状態の部分拡大図である。
【図7】係止爪を示すハンドル本体の部分側面図であ
る。
【図8】扉ハンドルの分解斜視図である。
【図9】扉ハンドルの詳細な分解斜視図である。
【図10】分電盤の斜視図である。
【図11】分電盤の横断面図である。
【図12】扉の裏面側からみた斜視図である。
【図13】開口枠の裏面側からみた斜視図である。
【図14】ハンドル掛け具の正面図である。
【図15】その側面図である。
【符号の説明】
A 扉ハンドル 1 ハンドル本体 3 錠片 4 上扉 8,9 指当部 18 下箱 45 錠片操作部 46 係止突片 51 ハンドル掛け具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 幸史 東京都千代田区東神田1丁目8番11号 スガツネ工業株式会社内 (56)参考文献 実開 平1−168770(JP,U) 実開 昭63−174280(JP,U) 実開 平1−92473(JP,U) 実開 平5−58777(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02B 1/38 H02B 1/44 H05K 5/02 E05C 1/14 E05C 1/16 E05C 1/06

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気機器を収納する開口を有するととも
    にその開口の縁部にハンドル掛け具を有する金属製の下
    箱と、この下箱の開口を覆うように一端部が前記下箱に
    開閉可能に取付けられた金属製の上扉と、この上扉の他
    端部に取着されたハンドル本体を有するとともに前記ハ
    ンドル掛け具に引っ掛かる係止突片をもち前記上扉の前
    面より操作可能な錠片を前記ハンドル本体に移動自在に
    取付けた扉ハンドルとを備えた電気機器ボックスにおい
    て、前記ハンドル本体の前面に指当部と錠片操作部とを
    設け、かつ前記ハンドル本体および前記錠片を合成樹脂
    により形成したことを特徴とする電気機器ボックス。
  2. 【請求項2】 前記ハンドル本体は前記ハンドルカバー
    により前記上扉に固定されるものであって、 前記ハンドル本体は、前記上扉のハンドル取付孔に前記
    上扉の前面側より嵌合する箱部を有し、前記ハンドル取
    付孔の前面側縁部に係止するつばを前記箱部の前端側に
    有し、さらに前記箱部の裏面より突出する頭付突起を有
    し、かつ前記箱部の前記裏面に向く係止爪を前記頭付突
    起の頭部に有し、 前記ハンドルカバーは、前記箱部の前記裏面側に被さる
    蓋状であって、前記ハンドル取付孔の裏面側縁部に係止
    する当接部を有するとともに、前記頭付突起の前記頭部
    を貫通する貫通孔を有し、前記頭付突起の首部を挿通す
    るスリットを前記貫通孔に連続して有し、前記係止爪に
    対向する前記スリットの縁部に沿って形成された鋸歯状
    であって前記貫通孔から離れるほど前記係止爪に近づく
    方向に傾斜しており前記扉に平行に移動することにより
    前記係止爪に係止する係止部を有し、 前記錠片の前記係止突片は、前記上扉の裏面側で前記箱
    部の側面より突出し、かつ前記錠片操作部は前記箱部の
    前面側に露出している請求項1記載の電気機器ボック
    ス。
  3. 【請求項3】 前記錠片の移動方向および前記ハンドル
    カバーの係止方向は水平であり、前記ハンドル本体およ
    び前記ハンドルカバーは上下対称に形成されている請求
    項2記載の電気機器ボックス。
  4. 【請求項4】 前記係止部は、前記係止突片から遠ざか
    るほど前記係止爪に近づくように傾斜している請求項3
    記載の電気機器ボックス。
JP04252645A 1992-09-22 1992-09-22 電気機器ボックス Expired - Fee Related JP3110169B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04252645A JP3110169B2 (ja) 1992-09-22 1992-09-22 電気機器ボックス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04252645A JP3110169B2 (ja) 1992-09-22 1992-09-22 電気機器ボックス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06105416A JPH06105416A (ja) 1994-04-15
JP3110169B2 true JP3110169B2 (ja) 2000-11-20

Family

ID=17240239

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04252645A Expired - Fee Related JP3110169B2 (ja) 1992-09-22 1992-09-22 電気機器ボックス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3110169B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06105416A (ja) 1994-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5446618A (en) Personal computer security apparatus with lockable slides engaging removable cover
JP3110169B2 (ja) 電気機器ボックス
US3998483A (en) Latch mechanism with jamb mounted latch bolt
CA1132630A (en) Surface bolt
JPH0346139Y2 (ja)
JP7439697B2 (ja) スイッチカバー
KR970004888Y1 (ko) 차단기의 도어 개폐장치
JP3899882B2 (ja) 開閉蓋ロック機構
JPH0531179Y2 (ja)
JP3057954B2 (ja) 操作スイッチの保護カバー
JPH0230608Y2 (ja)
JPH0745983Y2 (ja) 音響機器等の操作パネルカバーのロック装置
JPH02162794A (ja) 上下筐体取り付けロック機構
KR200177241Y1 (ko) 전기·전자제품의 전면 도어 개폐장치
JPS5936929Y2 (ja) 開閉蓋装置
KR970001232Y1 (ko) 휴대용 사무기기의 잠금장치
KR20220146779A (ko) 냉장고 도어 오픈장치
JP2024022518A (ja) レバーハンドル操作器具及び扉開装置
JPS5926060Y2 (ja) 扉開閉装置
KR860003017Y1 (ko) 퍼스너용 자물쇠
JP2003232165A (ja) 指詰め防止機能を備えた引戸
KR900002189Y1 (ko) 전기 전자기기의 도어에 장착한 보턴(Button) 장치
KR970004507Y1 (ko) 전기, 전자제품의 도어 개폐장치
JP4358396B2 (ja) 電気機器収納用箱
JPH021881Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080914

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080914

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090914

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees