JP3110118U - 木質名刺類 - Google Patents

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Abstract

【課題】この考案は、天然木目を有し、強靭で変形しないと共に、文字・図形・記号その他の情報を彫刻した名刺類を得ることを目的としたものである。
【解決手段】この考案は、台紙1の表面又は表裏両面に、突き板2を一体的に貼着してなる薄板の表面又は表裏両面に、文字・図形・記号その他の表示を凹凸形成したことを特徴とする木質名刺類により、目的を達成した。
【選択図】図1

Description

この考案は、自然の木目と木の香りを有すると共に、強靭で割れにくく、かつ文字・図形・記号その他の表示が立体的であって、優雅で、かつ目立ち易い名刺類を得ることを目的とした木質名刺類に関する。
前記による名刺類とは、名刺・はがき・栞・カードその他文字、図形等を書く小形薄板をいう。
従来天然木の木目を生かした名刺やはがきが知られており、または、台紙に木目などを印刷する技術も知られていた。
また比較的厚い木板(例えば厚さ1mm〜3mm)に文字、図形などを印刷、彫刻した物も知られている。
次に平板状の基材と、表層材との間に押花の被保存体を挟んで加熱接着する台紙であって、単記可能な押花等の保存用台紙も提案されている。
従来紙その他の資材に、任意の形状の開口部を設けた名刺が提案されている(特開2001−58484)。また台紙の表裏に漆を塗り固め、漆層に彫刻して、これに沈金を施した名刺の提案もある。
特公平5−68358 特開2001−58484 特開2003−39861
前記従来の技術において、紙片に木目を印刷した名刺などは、天然木目との相違が甚だしく、かつ写真と同様に別異の材質とされ、天然木目をそのまま使用する場合の効用は望むべくもない。
また突き板をそのまま使用する場合には、薄くすると(例えば厚さ0.5mm以下)割れ易く、厚くすると、取扱い上不便である。特に彫刻などは不可能であるなどの問題点があった。
前記従来の技術によれば、普通の名刺又ははがきと同様の薄さであって、文字、図形、記号その他の表示を凹凸形成したり、彫刻することは、きわめて困難な問題点があった。
前記従来知られている名刺においても、開口部を設けたり、彫刻したりする技術が示されているが、前者は、紙その他の資材に開口部を設けたもので、天然の突き板を補強して彫刻を施す技術とは甚だしく異なっている。
また後者は、名刺に漆沈金の技術を応用したもので、天然木目を生かした名刺を求めたこの考案とは著しく相違する技術である。
然るにこの考案は、強靭な台紙の表面又は表裏両面に突き板を貼着し、これに文字、図形その他の表示を凹凸形成することにより、前記従来の問題点を解決することに成功したのである。
即ちこの考案は、台紙の表面又は表裏両面に、突き板を一体的に貼着してなる薄板の表面又は表裏両面に、文字・図形・記号その他の表示(情報)を凹凸形成したことを特徴とする木質名刺類であり、台紙は、強靭な抄紙又は不繊布としたものである。また、文字・図形・記号その他の表示は、全部又は一部を彫刻し、又は加圧して凹凸形成したものであり、彫刻の深さは、突き板の厚さ以下としたものであり、突き板の表面に、透明な熱可塑性合成樹脂フィルムをラミネートしたものである。
この考案において、突き板の厚さを0.2mm以下にし、台紙を0.1mmにすれば、台紙の表裏に突き板を貼着しても、全厚さを0.5mm以下とすることができる。
前記台紙としては、抄紙(和紙)を用いれば、十分の強度を有することが認められるが、抄紙の外に不繊布を用いることもできる。
前記台紙は抄紙又は不繊布に限定されることなく、公知の技術による台紙(例えば合成樹脂フィルム)を用いることもできる。
前記抄紙又は不繊布中へ、熱可塑性繊維(例えばポリエチレン繊維)を介在させれば、台紙と、突き板との三層材を上下から加圧、加熱することにより三層材を容易に一体化することができる。前記は熱可塑性合成樹脂が溶解して、接着剤となるからである。
前記における台紙は、表裏の突き板を安定保持し、その強度を保ち、名刺の作成中又は使用中に生じ易い割れ、ひび入り、その他の変形を未然に防止するものである。
前記考案には、台紙の介装が必要不可欠であって、単に突き板2枚を貼着しただけでは、前記台紙を介装した名刺類の強度、感覚は生じないし、彫刻も無理な場合が多い。
この考案における文字、図形、記号などは、例えばレーザー光線を照射して彫刻するが、他の手段によることを妨げない。レーザー光線による場合には、凹状に彫刻し、かつ焦げるので、独特の焦げ文字・図形・記号その他の情報が明確に表示され、印象付けられると共に、長期間の保存に耐え、突き板の耐用年限と同様に、当初の新鮮な状態を保存することができる。
また彫刻は、表面又は裏面の突き板の厚さを限度として行うので、彫刻による名刺などの割れその他の事故を生じるおそれはない。但し、部分的には彫刻が貫通しても、全体の強度を損なうおそれはない。
このようなことは表裏両方に彫刻しても同様である。仮に台紙の表面のみに突き板を貼着した場合であっても、台紙が十分の強度を有するので、通常の取り扱いをする限り、名刺を損傷するおそれはない。
この考案によれば、突き板は、天然木をスライスしてできており、天然の木目がそのまま台紙上に重ねて構成されている。この名刺材(薄板)に、レーザー光線を照射することで、文字・図形・記号その他の情報を彫刻することができる。従って、天然の木の質感・肌触り、さらにはほのかに木の香りを感じることができる名刺類となるなどの諸効果がある。
また紙基材でできている名刺が普及されている中で、この考案は天然の木の木目を生かした名刺類であること、印刷ではなく彫刻(凹凸記載)されてできた名刺類は、他の名刺類との差別化が図られ、初対面の相手と名刺類の材質と彫刻された情報から、会話の範囲を広げ、コミュニケーションがスムーズに行われる、確実に覚えられる効果がある。
また、厚さを0.5mm以下とすれば、紙の名刺同様に、名刺入れ、名刺保管用ファイルへの収納も全く違和感なく、スムーズに収めることができるので、従来の名刺と同様の取扱いができる効果がある。
台紙として厚さ0.15mmの和紙の表裏両面に、厚さ0.15mmの突き板を重ねて糊により貼着した薄板の表面に、住所、氏名、電話番号その他の情報をレーザー光線で彫刻してこの考案の名刺類を作成した。
この考案の実施例を図1、2に基づいて説明すると、和紙よりなる台紙1の表裏両面に、突き板2、2を、糊により一体的に貼着して、この考案の名刺材3(薄板)を作成した。図中7は木目である。
この名刺材3に、住所、氏名などの文字4、又はマーク4aをレーザー光線により彫刻すれば、名刺5ができる。
前記和紙の厚さを0.15mmとし、突き板2の厚さを夫々0.15mmとすれば、全厚さが0.45mmとなる。
前記実施例においては、台紙1として和紙を使用したが、不繊布その他の紙材を使用することもできる。前記台紙1は突き板2を貼着した場合に、突き板2の変形(そり、割れ)を防止すると共に、収縮を防止することができる。また各種情報の彫刻を施しても、変形を生じるおそれを未然に防止できる。
この考案の他の実施例を図3に基づいて説明すると、厚さ0.2mmの台紙1の表面に、厚さ0.15mmの突き板2を糊により貼着固定し、前記台紙1の裏面及び突き板の表面に、透明合成樹脂フィルム6をラミネートして、名刺材3aを作り、その表面に住所、氏名を彫刻すれば、名刺5aができる。
前記実施例によれば、透明合成樹脂フィルム6(例えばポリエチレンフィルム)をラミネートしたので、恰も艶出し加工した突き板のような外観となり、価値を向上する。台紙1の表裏面に突き板2を貼着した名刺にも同様の加工をすることができる。この実施例によれば、耐水性を著しく向上させることができる。
(a)この考案の実施例の名刺材の斜視図、(b)同じく名刺の一部断面拡大図。 (a)同じく他の実施例の名刺材の一部を破切した斜視図、(b)同じく名刺の一部断面拡大図。
符号の説明
1 台紙
2 突き板
3、3a 名刺材
4 文字
4a 文字マーク
5、5a 名刺

Claims (5)

  1. 台紙の表面又は表裏両面に、突き板を一体的に貼着してなる薄板の表面又は表裏両面に、文字・図形・記号その他の表示を凹凸形成したことを特徴とする木質名刺類。
  2. 台紙は、強靭な抄紙又は不繊布としたことを特徴とする請求項1記載の木質名刺類。
  3. 文字・図形・記号その他の表示は、全部又は一部を彫刻し、又は加圧して凹凸形成したことを特徴とする請求項1記載の木質名刺類。
  4. 彫刻の深さは、突き板の厚さ以下としたことを特徴とする請求項1記載の木質名刺類。
  5. 突き板の表面に、透明な熱可塑性合成樹脂フィルムをラミネートしたことを特徴とする請求項1記載の木質名刺類。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0427108U (ja) * 1990-06-26 1992-03-04
JPH0630415U (ja) * 1992-09-29 1994-04-22 デンヨー株式会社 排気ガス浄化用触媒装置

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