JP3110045U - 開閉式ハンガー - Google Patents
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Abstract
【課題】多段式ラチェット機構を活用し、アーム角度をほぼ任意に変更可能にした結果、衣類の変形をなくすことができると同時に多様な衣類に適用でき、更にワンタッチでアーム角度を略0度にできるために扱いが容易である。
【解決手段】ラチェットを利用してヒンジ部の左右のアームがなす角度をラチェット方式によって3段以上に変更でき、左右のアームがなす角度を実質0度にワンタッチで戻すことができることを特徴とした折りたたみ式ハンガー。
【選択図】図3
【解決手段】ラチェットを利用してヒンジ部の左右のアームがなす角度をラチェット方式によって3段以上に変更でき、左右のアームがなす角度を実質0度にワンタッチで戻すことができることを特徴とした折りたたみ式ハンガー。
【選択図】図3
Description
衣類等を掛けるハンガーに関し、とくに安価でシンプルな多機能、折畳みが可能な衣類等をかけるハンガーに関する。
衣類を掛けるハンガーは古くから使用されているが、携帯するときに嵩張ることや首穴の小さい衣類を干す時にはハンガーの出し入れ時首穴を大きく延ばすことから首穴が異常に大きくなってしまい、衣類の形状を著しく損なってしまっていた。
これらの課題を解決するために提案がされている。例えば、実用新案登録第3077335号は二つに折り畳める物干しハンガーがある。この提案では二つに折りたたむことによって嵩張りを減少させたことおよび首穴を大きくしないでハンガーを出し入れ可能となったこと、さらには左右両アームのなす角度を可変にできたことなどが改善された。しかしながら両アームの幅が大きく、アーム幅が広いために全体としての嵩の減少は不十分であること、更に左右両アームの角度変更のために大変高度な構造になって製造コストが高いものになっている。加うるに風対策について提案がされておらず、洗濯物が風下に集まって乾きを悪くしてしまうこと、特に強い風の時には洗濯物が落下してしまう欠点は残されたままである。
他方、特開2001−334099号が提案されている。この提案によると折畳みが可能であることによって嵩張りを減少したもののハンガーを折りたたんだときの幅が十分小さくならないことから首穴への変形を完全に抑制することはできなかった。更に、物干し竿を挟持可能にすることによって風による落下対策は行われているが、洗濯物が風下に集まってしまう欠点を解消するには至っていない。
これらの課題を解決するために提案がされている。例えば、実用新案登録第3077335号は二つに折り畳める物干しハンガーがある。この提案では二つに折りたたむことによって嵩張りを減少させたことおよび首穴を大きくしないでハンガーを出し入れ可能となったこと、さらには左右両アームのなす角度を可変にできたことなどが改善された。しかしながら両アームの幅が大きく、アーム幅が広いために全体としての嵩の減少は不十分であること、更に左右両アームの角度変更のために大変高度な構造になって製造コストが高いものになっている。加うるに風対策について提案がされておらず、洗濯物が風下に集まって乾きを悪くしてしまうこと、特に強い風の時には洗濯物が落下してしまう欠点は残されたままである。
他方、特開2001−334099号が提案されている。この提案によると折畳みが可能であることによって嵩張りを減少したもののハンガーを折りたたんだときの幅が十分小さくならないことから首穴への変形を完全に抑制することはできなかった。更に、物干し竿を挟持可能にすることによって風による落下対策は行われているが、洗濯物が風下に集まってしまう欠点を解消するには至っていない。
折りたたみ式ハンガーは機構的に複雑な提案が多く、便利である反面複雑かつ製造においては高コストになっていた。折畳みハンガーの便利さを維持し、シンプルで且つ多機能なハンガーを提案する。
前記課題はヒンジ部を中心に折りたためる折りたたみ式ハンガーにおいて、ラチェットを利用してヒンジ部の左右のアームがなす角度をラチェット方式によって3段以上に変更でき、左右のアームがなす角度を実質0度にワンタッチで戻すことができることを特徴とした折りたたみ式ハンガーによって解決できる。
本考案によるハンガーは多段式ラチェット機構を活用していることから、アーム角度をほぼ任意に変更可能にした結果、衣類の変形をなくすことができると同時に多様な衣類に適用できること、コンパクト化が十分に達成できること、更にワンタッチでアーム角度を略0度にできるために扱いが容易である。また、竿に接触してある部分に高摩擦係数の物質を適用しているために衣類を乾燥しているときの竿上移動、あるいは竿からの落下が極めて少ないことが達成できた。
本考案になるハンガーはヒンジ部を中心に折りたためる折りたたみ式ハンガーであって、ラチェットを利用してヒンジ部の左右のアームがなす角度をラチェット方式によって3段以上に変更でき、左右のアームがなす角度を実質0度、即ち両アームが平行にワンタッチで戻すことができることを特徴とした折りたたみ式ハンガーである。
ヒンジ部にはラチェット機構を使用しているためにアーム角度を多段に変更できるものである。両アームがなす角度は両アームが平行になる0度、両アームが直線的になる180度にできることはもちろんであるがその間に少なくとも3段、好ましくは6段以上、特に好ましくは10段以上に変更できることである。また、使用後などにハンガーを折りたたむときにはラチェット部をはずすことによってワンタッチで両アームがなす角度を0度つまり両アームを平行にすることができるのである。アームの素材は特に限定しない。例えばポリアミド、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリカーボネートなどの合成樹脂が好ましく適用することができるが、これらに限定されない。ハンガーは日光などにさらされる機会が多いので、耐候性特に耐光性に強い材質であることが好ましい。
ハンガー全体をできるだけコンパクトにするためにアーム部の最大幅を8cm以下にすることが好ましい。アーム幅を広くすることによって乾燥時の被服の間の空間が増大し乾燥効率がより向上するが、8cm以上では乾燥効率の向上が極めて小さいことが分かった。コンパクト化との両立の点から8cm以下が好ましい。
一般的にはハンガーを竿などに掛けることが多いので、ハンガーと竿との摩擦が小さい場合にはハンガーが風などによって簡単に動いてしまい、竿の一方向に集まってしまって、乾燥効率が悪くなり、さらには衣類を掛けてあるハンガーが竿からはずれて、折角の洗濯物が汚れてしまうことがあった。本考案になる折畳みハンガーはハンガーフックの内側に竿との摩擦を大きくするための材質を適用することが好ましい。例えば、ポリオレフィン系エラストマーを適用することが好ましいが、これらの材質に限定されものではない。
ヒンジ部にはラチェット機構を使用しているためにアーム角度を多段に変更できるものである。両アームがなす角度は両アームが平行になる0度、両アームが直線的になる180度にできることはもちろんであるがその間に少なくとも3段、好ましくは6段以上、特に好ましくは10段以上に変更できることである。また、使用後などにハンガーを折りたたむときにはラチェット部をはずすことによってワンタッチで両アームがなす角度を0度つまり両アームを平行にすることができるのである。アームの素材は特に限定しない。例えばポリアミド、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリカーボネートなどの合成樹脂が好ましく適用することができるが、これらに限定されない。ハンガーは日光などにさらされる機会が多いので、耐候性特に耐光性に強い材質であることが好ましい。
ハンガー全体をできるだけコンパクトにするためにアーム部の最大幅を8cm以下にすることが好ましい。アーム幅を広くすることによって乾燥時の被服の間の空間が増大し乾燥効率がより向上するが、8cm以上では乾燥効率の向上が極めて小さいことが分かった。コンパクト化との両立の点から8cm以下が好ましい。
一般的にはハンガーを竿などに掛けることが多いので、ハンガーと竿との摩擦が小さい場合にはハンガーが風などによって簡単に動いてしまい、竿の一方向に集まってしまって、乾燥効率が悪くなり、さらには衣類を掛けてあるハンガーが竿からはずれて、折角の洗濯物が汚れてしまうことがあった。本考案になる折畳みハンガーはハンガーフックの内側に竿との摩擦を大きくするための材質を適用することが好ましい。例えば、ポリオレフィン系エラストマーを適用することが好ましいが、これらの材質に限定されものではない。
中央のヒンジ部に10段構造のラチェットを用い、ラチェットをはずすためのスペースにスプリングを入れた。該スプリングのために常態ではラチェットが作用して両アーム角度を10段階に変更することができる。該スプリングを縮めることによってラチェットがはずれて両アームはアーム角度0度、つまり両アームは平行になる。アーム部はポリプロピレンをベースとしたが、ハンガーフック部の内側には5mm幅にポリオレフィン系エラストマーを使用した。
首口の狭いシャツを乾燥するときには両アーム角度を0度とし、ニットシャツの首口を伸ばすことなくハンガーをシャツに入れた後、両アーム角度を180度にした。次いでハンガーフックをステンレスの竿に掛け風の強い日に乾燥したが、洗濯物はほとんど移動しなかった。また、乾燥後もアーム角度を0度とし、首口を広げることなくハンガーをはずすことができた。
首口の狭いシャツを乾燥するときには両アーム角度を0度とし、ニットシャツの首口を伸ばすことなくハンガーをシャツに入れた後、両アーム角度を180度にした。次いでハンガーフックをステンレスの竿に掛け風の強い日に乾燥したが、洗濯物はほとんど移動しなかった。また、乾燥後もアーム角度を0度とし、首口を広げることなくハンガーをはずすことができた。
他方、折畳み機能がなく、フック部がステンレス、ポリエチレン、およびポリプロピレンでできたハンガーを使用した。いずれの場合も上述と同様のニットシャツを乾燥したが、首口を伸ばした上にハンガーは風によっていとも簡単に風下に移動してしまった。
本考案は乾燥用などに広く使用されているハンガーに関するものであり、常用されているハンガーと同様に広く使用することができる。
ハンガー部 (2)ハンガー部 (3)ラチェット機構:段階的開閉
(4)フック部 (4-A)高摩擦素材 (5)回転支持部
(1-A)(2-A)凹凸にカット
(4)フック部 (4-A)高摩擦素材 (5)回転支持部
(1-A)(2-A)凹凸にカット
Claims (2)
- ヒンジ部を中心に折りたためる折りたたみ式ハンガーにおいて、
ラチェットを利用してヒンジ部の左右のアームがなす角度をラチェット方式によって3段以上に変更でき、左右のアームがなす角度を実質0度にワンタッチで戻すことができることを特徴とした折りたたみ式ハンガー。 - フック部の内側に静摩擦係数の大きい材料を使用することを特徴とする請求項1の折りたたみ式ハンガー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005000318U JP3110045U (ja) | 2005-01-27 | 2005-01-27 | 開閉式ハンガー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005000318U JP3110045U (ja) | 2005-01-27 | 2005-01-27 | 開閉式ハンガー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3110045U true JP3110045U (ja) | 2005-06-09 |
Family
ID=43272604
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005000318U Expired - Fee Related JP3110045U (ja) | 2005-01-27 | 2005-01-27 | 開閉式ハンガー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3110045U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010110545A (ja) * | 2008-11-10 | 2010-05-20 | Randopain:Kk | 折り畳みハンガー |
-
2005
- 2005-01-27 JP JP2005000318U patent/JP3110045U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010110545A (ja) * | 2008-11-10 | 2010-05-20 | Randopain:Kk | 折り畳みハンガー |
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