JP3110031B2 - 光源冗長光回路 - Google Patents

光源冗長光回路

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JP3110031B2 JP02084101A JP8410190A JP3110031B2 JP 3110031 B2 JP3110031 B2 JP 3110031B2 JP 02084101 A JP02084101 A JP 02084101A JP 8410190 A JP8410190 A JP 8410190A JP 3110031 B2 JP3110031 B2 JP 3110031B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光送信器中の光源冗長光回路に関し、特に
偏波型光結合器と偏波ファイバ付LDモジュールとを用い
た光源冗長光回路に関する。
〔従来の技術〕
光送信器の信頼性を高めるため、光源を冗長構成にす
ることはよく行なわれている。その中で、偏波ファイバ
付LDモジュールと偏光合成膜を用いた光結合器(偏波型
光結合器)とを用いた光源冗長光回路は、光海底中継器
などで使用されている。
偏波ファイバ付LDモジュールと偏波型光結合器を用い
た従来の光源冗長光回路の構成例について第3図を参照
して説明する。
偏波型光結合器100は、中央部に偏光合成膜1をそな
えた本体2に2本の偏波ファイバ3,4と1本のシングル
モードファイバ5とが偏光合成膜面と光ビームが45度の
角度をなすように取付けられている。シングルモードフ
ァイバ5に対向する偏波ファイバ3からは膜面に対し垂
直成分を有する直線偏光(P偏波)6が、もう一本の偏
波ファイバ4からは膜面に対し水平成分を有する直線偏
光(S偏波)7が出射されるように取付けられている。
LDモジュール81,82は、各々レーザダイオード(以下LD
という)素子101,102から出射される直線偏光方向と偏
波ファイバ3,4の主軸方向を合わせて構成されている。
偏光合成膜1は、P偏波6はすべて透過し、S偏波7は
すべて反射する。
このような構成の光源冗長光回路では、偏波型光結合
器100の出力側のシングルモードファイバに取付られた
光コネクタ9からの反射光がLD素子101,102の中に戻
り、変調光信号に雑音が生じることがある。そこで、反
射光を防ぐために、第4図,第5図に示すように、LDモ
ジュール85,86や偏波型光結合器99に偏光子,検光子,
ファラデー回転子からなる光アイソレータ111,112,113,
114がよく用いられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述したように従来の光源冗長光回路は、反射戻り光
を防ぐためにLDモジュールや光結合器に光アイソレータ
を具備しなくてはならない。
光アイソレータは、一般的に備光子,検光子,45度フ
ァラデー回転子,磁石から構成されている。偏光子,検
光子に最もよく使用されていいる方解石を用いると、1.
3μm帯の光アイソレータで20dBのアイソレーションを
得るには3mmの厚さが必要となる。
そのため、光アイソレータとしては厚さが6mm以上に
なり、光アイソレータを取りつける構造が特別に必要に
なる。さらに、偏光子,検光子が高価であり、偏光子,
検光子,ファラデー回転子の接着面の耐湿性も問題とな
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の光源冗長光回路は、偏光ファイバとレーザダ
イオードとを結合した2つのLDモジュールと、偏光合成
膜を用いた光結合器とを備えた光源冗長光回路におい
て、前記レーザダイオードと前記偏光合成膜との間に配
置した磁石及び45度ファラデー回転子を含んでいる。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して具体的に説明す
る。
第1図は本発明の一実施例の構成を示す図である。
偏波ファイバ付のLDモジュール83,84は、LD素子101,1
02と偏波ファイバ3,4との間に45度ファラデー回転子12
1,122と磁石131,132とが配されている。偏波ファイバ3,
4の主軸方向は、45度ファラデー回転子121,122から出射
される直線偏光方向と一致させている。45度ファラデー
回転子121,122はビスマス置換ガーネット厚膜(1.3μm
用、厚さ0.3mm,直経1mm)を、磁石131,132は、プラスチ
ックマグネット(直経3mm,厚さ2mm)を用いた。
第1図及び第2図(a)(b)を参照して本発明の動
作を説明する。
第2図(a)において、LD素子101から出射された直
線偏光の偏光方向は、45度ファラデー回転子121で45度
回転し、偏波ファイバ3の主軸方向に一致する。
第1図で示すように、この直線偏光はシングルモード
ファイバに伝送される。シングルモードファイバ5の光
コネクタ9などからの反射光は偏光合成膜1でP偏波6
とS偏波7に分けられる。偏光合成膜1を透過したP偏
波6は、偏波ファイバ3の主軸方向と偏光面が一致して
いるため、直線偏光が保たれたまま偏波ファイバ3の中
を通過する。
この直線偏光の偏光方向は第2図(b)で示すように
45度ファラデー回転子121で−45度回転し、LD素子101か
ら出射された直線偏光と垂直な直線偏光になってLD素子
101に戻る。しかし、LD素子101の内部で出射光と戻り光
による電解成分が直交するため、LD素子101の変調光信
号に雑音を生じない。また、偏光合成膜1で反射したS
偏波7についても同様である。
本実施例ではLDモジュール83,84のLD素子101,102と偏
波ファイバ3,4との間に磁石131,132と45度ファラデー回
転子121,122を挿入した場合で説明したが、本発明は、
磁石と45度ファラデー回転子とを偏波型光結合器の偏波
ファイバと偏光合成膜との間に挿入しても同じ効果が得
られることは明らかである。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の光源冗長光回路は、光結
合器の出力側光コネクタや遠端からの反射戻り光による
雑音を防ぐために、偏波ファイバ付LDモジュールのLD素
子と偏波型光結合器の偏光合成膜との間に磁石と45度フ
ァラデー回転子とを設けるだけで良いため、取りつけ構
造が簡単にできるという効果がある。
また、偏光子や検光子が不要なため安価にでき、偏光
子,検光子,ファラデー回転子間の接着面の耐湿性の問
題もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成を示す図、第2図
(a)及び(b)は第1図に示す実施例の動作を説明す
るための図、第3図は従来の光源冗長光回路の第1の例
の構成を示す図、第4図及び第5図は同じく第2の従来
例及び第3の従来例の構成をそれぞれ示す図である。 1……偏光合成膜、2……本体、3,4……偏波ファイ
バ、5……シングルモードファイバ、6,7……直線偏
光、83,84……LDモジュール、9……光コネクタ、100…
…偏波型光結合器、101,102……LD素子、121,122……45
度ファラデー回転子、131,132……磁石。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】偏波ファイバとレーザダイオードとを結合
    した2つのLDモジュールと、偏光合成膜を用いた光結合
    器とを備えた光源冗長光回路において、前記レーザダイ
    オードと前記偏光合成膜との間に配置した磁石及び45度
    ファラデー回転子を含むことを特徴とする光源冗長光回
    路。
JP02084101A 1990-03-30 1990-03-30 光源冗長光回路 Expired - Fee Related JP3110031B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06170709A (ja) * 1992-12-08 1994-06-21 Shirai Tekkosho:Kk 研磨機における板ガラスの搬送装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH06170709A (ja) * 1992-12-08 1994-06-21 Shirai Tekkosho:Kk 研磨機における板ガラスの搬送装置

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