JP3110023B1 - 燃料放出装置 - Google Patents

燃料放出装置

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JP3110023B1 JP11249316A JP24931699A JP3110023B1 JP 3110023 B1 JP3110023 B1 JP 3110023B1 JP 11249316 A JP11249316 A JP 11249316A JP 24931699 A JP24931699 A JP 24931699A JP 3110023 B1 JP3110023 B1 JP 3110023B1
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23QIGNITION; EXTINGUISHING-DEVICES
    • F23Q2/00Lighters containing fuel, e.g. for cigarettes
    • F23Q2/16Lighters with gaseous fuel, e.g. the gas being stored in liquid phase
    • F23Q2/173Valves therefor

Abstract

【要約】 【課題】 燃料タンク内の気化燃料が正規のルート以外
のルートから放出されることにより炎長が不安定になっ
てしまうことを防止し、又、環境温度変化によって炎長
が不用意に変動してしまうことを防止することが可能な
燃料放出装置を提供すること。 【解決手段】 燃料タンク内の気化燃料が流出すること
を防止する遮断手段を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、例えば、ガスライ
タに組み込まれて使用される燃料放出装置に係り、特
に、燃料タンク内の気化燃料が正規のルート以外のルー
トから放出されることにより炎が不安定になることを防
止し、又、環境温度の変化による炎長の変動を防止する
ことができるように工夫したものに関する。
【0002】
【従来の技術】燃料放出装置を組み込んだガスライタは
概略次のような構成をなしている。すなわち、点火する
場合には、押圧レバを押し下げる。それによって、燃料
放出ノズルがコイルスプリングの付勢力に抗して上方に
押し上げられ、燃料放出ノズルの下方に配置された開閉
バルブが開放される。そして、燃料タンク内の液化燃料
が吸上芯を介して吸い上げられ、フィルタ及び上記開閉
バルブ及び燃料放出ノズルを介して気化燃料として放出
される。一方、上記押圧レバを押し下げる操作と前後し
て別途配置されている着火機構が作動し、それによっ
て、上記放出された気化燃料に着火して点火することに
なる。
【0003】又、点火される炎の長さを調整したい場合
には、燃料放出ノズルの外周側に配置されたノズルキャ
ップを調整レバを介して回動させて、ノズルキャップに
圧入・固定されているノズル底部材を適宜昇降させる。
それによって、フィルタの圧縮度が調整され、フィルタ
を通過する燃料の流量ひいては炎長が調整されることに
なる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成による
と次のような問題があった。まず、燃料タンク内の気化
燃料が正規のルート以外のルートから放出されることが
あり、それによって、炎長が不安定になってしまうとい
う問題があった。すなわち、燃料タンク内には液化燃料
が充填されているが、その一部は気化して液化燃料の上
方空間内に気化燃料として溜まっている。そして、通常
は、上記液化燃料が吸上芯を介して吸い上げられてフィ
ルタ及び開閉バルブ及び燃料放出ノズルを介して気化燃
料として放出される。これが正規のルートである。これ
に対して、上記気化燃料が吸上芯の外周に配置されてい
る芯ホルダの外周より上方に流出してフィルタ内に浸入
してしまうことがある。フィルタ内に気化燃料が浸入し
てしまうと、それによって、液化燃料の量は減少するこ
とになる。一般に、気化した状態の燃料の量は液化した
状態に比べて大幅に減少することになり、結局、フィル
タを通過する燃料の量が減少してしまって点火される炎
の炎長が極端に小さくなってしまうことになる。
【0005】又、環境変化、具体的には環境温度が変化
した場合に、それによって、炎の長さが不用意に変動し
てしまうという問題があった。すなわち、燃料の蒸気圧
の温度変化を見てみると、図12に示すような特性とな
っている。図12は、横軸に温度(℃)をとり、縦軸に
燃料の蒸気圧(kg/cm・G)をとり、蒸気圧の温
度変化を示した特性図である。この図12をみると、温
度の上昇に伴って蒸気圧が上昇していることがわかる。
つまり、環境温度が高くなっていくと、燃料の蒸気圧も
上昇していき、それによって、燃料の流量が増大して点
火された炎の長さが不必要に大きくなってしまうもので
ある。逆に、環境温度が低くなっていくと、燃料の蒸気
圧も低くなっていき、それによって、燃料の流量が減少
して点火された炎の長さが不必要に短くなってしまうも
のである。
【0006】本発明はこのような点に基づいてなされた
ものでその目的とするところは、燃料タンク内の気化燃
料が正規のルート以外のルートから放出されることによ
り炎長が不安定になってしまうことを防止し、又、環境
温度の変化によって炎長が不用意に変動してしまうこと
を防止することが可能な燃料放出装置を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべく
本願発明の請求項1による燃料放出装置は、燃料タンク
と、上記燃料タンクの上部に配置され弾性部材により常
時下方に付勢されている燃料放出ノズルと、上記燃料タ
ンク内に配置され燃料タンク内の液化燃料を吸い上げる
吸上手段と、上記燃料放出ノズルと上記吸上手段との間
に介挿された開閉バルブと、上記燃料放出ノズルと上記
吸上手段との間に介挿されたフィルタと、を具備し、上
記燃料放出ノズルを弾性部材の付勢力に抗して上方に引
き上げることにより上記開閉バルブが開放され、燃料タ
ンク内の液化燃料が吸上手段によって吸い上げられて上
記フィルタ及び開閉バルブ及び燃料放出ノズルを介して
気化燃料として外部に放出される燃料放出装置におい
て、上記燃料タンク内の気化燃料が流出することを防止
する遮断手段を設け、該遮断手段は上方からの圧縮の影
響を受けない状態又は受け難い形状で設置されている
とを特徴とするものである。又、請求項2による燃料放
出装置は、請求項1記載の燃料放出装置において、上記
吸上手段は燃料タンク内に圧入・配置されていることを
特徴とするものである。又、請求項3による燃料放出装
置は、燃料タンクと、上記燃料タンクの上部に配置され
弾性部材により常時下方に付勢されている燃料放出ノズ
ルと、上記燃料放出ノズルと上記燃料タンクとの間に介
挿された開閉バルブと、上記燃料放出ノズルと上記燃料
タンクとの間に介挿されたフィルタと、を具備し、上記
燃料放出ノズルを弾性部材の付勢力に抗して上方に引き
上げることにより上記開閉バルブが開放され、燃料タン
ク内の液化燃料が上記フィルタ及び開閉バルブ及び燃料
放出ノズルを介して気化燃料として外部に放出される燃
料放出装置において、上記フィルタはn−ヘキサンに常
温で1時間浸漬させたときの体積膨張率が30%以上の
ものであり、又、上記フィルタは常温であって通常使用
時の燃料流量を得る条件下で、組込前の厚さが1.0〜
3.0mm、組込時の厚さを0.8mm以上に設定され
ていることを特徴とするものである。又、請求項4によ
る燃料放出装置は、請求項1又請求項2の何れかに記載
の燃 料放出装置において、上記フィルタはn−ヘキサン
に常温で1時間浸漬させたときの体積膨張率が30%以
上のものであり、又、上記フィルタは常温であって通常
使用時の燃料流量を得る条件下で、組込前の厚さが1.
0〜3.0mm、組込時の厚さを0.8mm以上に設定
されていることを特徴とするものである。
【0008】すなわち、本願発明の場合には、燃料タン
ク内の気化燃料が流出することを防止する遮断手段を設
けたものであり、それによって、燃料タンク内の気化燃
料が正規のルート以外のルートを介して不用意に放出さ
れることを防止することができる。したがって、不用意
に放出される気化燃料に起因して放出される燃料流量
不安定になることを防止することができる。又、上記遮
断手段は上方からの圧縮の影響を受けない状態又は形状
で設けられている。又、吸上手段を燃料タンク内に圧入
・配置することにより、必要な遮断機能を発揮させるこ
とが考えられる。又、フィルタとしてn−ヘキサンに常
温で1時間浸漬させたときの体積膨張率が30%以上の
ものであって、組込前の厚さが1.0〜3.0mm、組
込時の厚みを常温であって通常使用時の燃料流量を得る
条件下で0.8mm以上に設定されたものを使用するも
のである。これは、必要な膨潤機能を発揮させるためで
あり、フィルタの膨潤機能によって環境温度の変化に起
因した放出される燃料流量の変動を防止しようとするも
のである。又、既に述べた遮断機能と上記フィルタを併
用することにより、不必要に放出される気化燃料に起因
した放出される燃料流量の変動、環境温度の変化に起因
した放出される燃料流量の変動の巾を小さくした燃料放
出装置を得ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図6を参照して本
発明の第1の実施の形態を説明する。図1は本発明によ
る燃料放出装置を組み込んだガスライタの一部の構成を
示す断面図である。まず、外筐1があって、この外筐1
の下部は燃料タンク3になっている。この燃料タンク3
内には液化燃料5aが充填されている。又、燃料タンク
3内の上記液化燃料5aの上方空間には気化燃料5bが
充満している。上記外筐1の上端部には開口部7が形成
されていて、該開口部7にはノズルキャップ9が螺合・
接合されている。
【0010】上記ノズルキャップ9の下部にはノズル底
部材11が圧入・固定されている。上記ノズルキャップ
9及びこのノズル底部材11は共に中空状に形成されて
いて、そこには燃料放出ノズル13が上下方向に移動可
能に配置されている。この燃料放出ノズル13は中空状
をなしていると共にノズルキャップ9との間に介挿され
た弾性部材としてのコイルスプリング15によって常時
下方に付勢されている。又、燃料放出ノズル13の軸方
向中間位置よりやや下方位置には開口部13aが形成さ
れている。尚、コイルスプリング15とノズルキャップ
9との間にはシールリング17が介挿されている。
【0011】上記ノズル底部材11内の底部であって上
記燃料放出ノズル13との間には弁体19が配置されて
いて、この弁体19は燃料放出ノズル13の下端開口部
内に圧入・固定されている。又、この弁体19はノズル
底部材11側の弁座21に圧接されている。又、ノズル
底部材11の下方には釘状部材23が配置されていると
共に釘状部材23とノズル底部材11との間にはフィル
タ25が配置されている。上記釘状部材23の釘部23
aは上記フィルタ25を貫通して上記ノズル底部材11
内に挿入されている。
【0012】上記釘状部材23の下方には吸上手段の一
部としての吸上芯27が配置されていて、この吸上芯2
7は既に述べた燃料タンク3内の液化燃料5a内に深く
浸漬されている。又、この吸上芯27はその外周に配置
された芯ホルダ29によって保持されている。上記吸上
芯27と芯ホルダ29とによって吸上手段を構成してい
る。この芯ホルダ29の外周側の外筐1の内周面には段
付部31が形成されていて、該段付部31の底部には遮
断手段としてのOリング33が設置されている。このO
リング33によって、燃料タンク3内の気化燃料5bが
芯ホルダ29の外周側を介して上方に流出することを防
止するものである。
【0013】これによって、Oリング33に上方からの
圧縮の影響を受けないようにしている。尚、芯ホルダ2
9は隙間35の上方に設けられた外筐1の段付部1aに
当接しているので、上記隙間35がなくても、Oリング
33に上方からの圧縮の影響はないが、上記隙間35は
それをより確実なものとしている。この点に関しては後
で詳細に説明する。
【0014】又、本実施の形態において使用されている
フィルタ25であるが、その材質はポリウレタンフォー
ムであり、その密度は0.02〜0.08g/cm
そして、厚さが10〜50mmのものを1.0〜3.0
mmまで熱圧縮して打ち抜いた後組み込んでいる。又、
その組込厚さ(図1中符号dで示す)は、常温(この場
合には23℃)であって通常使用時の炎長(この場合に
は30mmの炎長)を得るという条件下で0.8mm以
上に設定してある。本実施の形態において上記のような
フィルタ25を使用したのは所望の膨潤効果を得るため
である。因みに、通常使用されているフィルタと本実施
の形態におけるフィルタ25の体積膨張率をみてみる
と、次の表1に示すような値となる。これはn−ヘキサ
ン中に常温(この場合には23℃)で1時間浸漬させて
その前後の体積を算出して比較したものである。液化燃
料5aは、通常、プロパン(C)、i−ブタン
(i−C10)、n−ブタン(n−C10)、
或いはそれらの混合燃料であり、n−ヘキサン(n−C
14)はこのような液化燃料5aにきわめて近い性
質のものである(両方共にメタン列炭化水素)。よっ
て、液化燃料5aにおいても略同じような体積膨張率を
呈すると考えられる。
【0015】
【表1】
【0016】上記表1よりわかるように、従来のフィル
タの場合には体積膨張率が2%程度であるのに対して、
本実施の形態のフィルタ25は30%以上の体積膨張率
を示している。このような高い体積膨張率によって所望
の膨潤効果を得ることができるものである。又、体積膨
張率としては、5%以上であれば所期の目的を達成する
ことが可能であるが、10%以上の体積膨張率が好まし
いと考えられる。尚、この点に関しても後で詳細に説明
する。
【0017】既に説明した燃料放出ノズル13の上端部
には押圧レバ35が取り付けられている。この押圧レバ
35を押圧操作することにより、燃料放出ノズル13を
コイルスプリング15の付勢力に抗して上昇させて、燃
料の放出を行うものである。尚、この押圧レバ35の押
圧操作と前後して図示しない着火機構が機能して着火す
るようになっている。
【0018】又、ノズルキャップ9の外周に調整レバ3
7が取り付けられている。この調整レバ37を適宜の方
向に回動させることにより、ノズルキャップ9を適宜の
方向に回転させて、それによって、ノズル底部材11を
上下動させる。それによって、フィルタ25の圧縮の程
度を調整し、フィルタ25を通過する燃料の流量ひいて
は点火される炎の長さを調整するものである。
【0019】以上の構成を基にその作用・効果を説明す
る。まず、ガスライタとしての一般的な作用から説明す
る。押圧レバ35に、例えば、親指を掛けてこれを下方
に押圧する。これによって、燃料放出ノズル13がコイ
ルスプリング15の付勢力に抗して上方に押し上げられ
る。一方、燃料タンク3内の液化燃料5aは吸上芯27
を介して吸い上げられている。この状態で燃料放出ノズ
ル13が押し上げられると弁体19も同時に上昇するの
で、弁体19の弁座21に対する着座が解除されること
になる。そして、吸上芯27を介して吸い上げられてい
る液化燃料5aが釘状部材23と外筐1の内面との間、
フィルタ25、弁座21と弁体19の間を介して、燃料
放出ノズル13の外側を上昇していき、開口部13aを
介して燃料放出ノズル13内に入り、燃料放出ノズル1
3内を通って外部に放出されることになる。又、上記燃
料はフィルタ25を通過する際及びそれ以降気化される
ことになる。
【0020】又、上記押圧レバ35の押圧操作時にはそ
れと前後して図示しない着火機構が作動して着火するよ
うになっており、それによって、燃料放出ノズル13よ
り放出される気化燃料に着火し、それによって点火され
ることになる。尚、消火する場合には押圧レバ35に対
する押圧を解除すればよい。それによって、燃料放出ノ
ズル13がコイルスプリング15の付勢力によって下降
し、弁体19が弁座21に着座して燃料の放出が停止す
ることにより消火するものである。
【0021】次に、Oリング33の作用であるが、この
Oリング33を設置することにより、燃料タンク3内の
気化燃料5bが芯ホルダ29と外筐1の内面との間を介
して不用意に流出することを防止することができる。そ
れによって、気化燃料5bがフィルタ25内に浸入して
フィルタ25を通過する燃料の流量を減少させ、点火時
に炎長が極端に小さくなってしまうようなことを防止す
ることができる。又、芯ホルダ29が外筐1の段付部1
aに当接していて、且つ、上記Oリング33は芯ホルダ
29との間に隙間35を介して設置されていて、上方か
らの圧縮の影響が確実に作用しないようになっているの
で、安定したシール機能を長期にわたって維持すること
ができる。又、上方からの圧縮の影響を受けないので、
Oリング33が経日変化により変形することもなく、O
リング33の変形に伴うフィルタ25の厚みの変動、そ
れによる炎の長さの不必要な変動も防止される。
【0022】上記上方からの圧縮であるが、これは次の
ようなことを意味している。すなわち、炎長を調整する
場合、例えば、炎長を短くする場合には、調整レバ37
を回動させてノズルキャップ9を回転させる。それによ
って、ノズルキャップ9及びノズル底部材11が下降し
てフィルタ25を更に圧縮する。その時の圧縮力が下方
に影響を与えるものであり、仮に、Oリング33に直接
作用するようになっていると、Oリング33が圧縮され
てしまう。又、逆に、炎長を長くしたい場合には、Oリ
ング33への圧縮力の作用が解除されて基に復帰する。
このような圧縮・復帰が繰り返されることにより、Oリ
ング33が劣化してしまって経日変化により変形し、そ
の結果、フィルタ25の厚みが変動して炎長が変化して
しまうことになる。又、炎長を調整しない場合であって
も、長時間Oリング33に圧縮力が作用していると、経
日変化によりOリング33が変形し、その結果、フィル
タ25の厚みが変動して炎長が変化してしまうことにな
る。これに対して、本実施の形態の場合にはOリング3
3に上方からの圧縮の影響が作用しないようになってい
るので、そのようなことはない。
【0023】次に、フィルタ25について説明する。本
実施の形態によるフィルタ25は高い膨潤機能を発揮す
るように構成されている。すなわち、フィルタ25の構
造をみてみると、図3に示すように、そこには連続気泡
25aが存在する。この連続気泡25aが燃料の通路と
して機能している。尚、図3はフィルタ25の一部を切
断して示す図2の断面の部分を拡大して模式的に示した
図で、常温時におけるフィルタ25の状態を示してい
る。
【0024】そして、例えば、環境温度が高くなると、
図4に示すように、フィルタ25において高い膨潤機能
(連続気泡25aの回りの樹脂25bが膨張する)が発
揮されて、上記連続気泡25aを狭めるように作用す
る。それによって、燃料の通路が狭められ放出される燃
料の流量の不必要な増大、それによる炎長が大きくなっ
てしまうことを防止することになる。つまり、環境温度
が高くなると燃料タンク3内の蒸気圧が高くなるのでフ
ィルタ25の一次側の燃料の流量が増大しようとする。
これに対して、上記したように、フィルタ25における
燃料の通路は狭められるので、結局、フィルタ25を通
過する燃料の流量は常温時のそれと略同じ値となる。
【0025】逆に、環境温度が低い場合にはフィルタ2
5における膨潤機能が低下して、図5に示すように、樹
脂25bの部分が常温時よりも収縮して、上記連続気泡
25aを拡げるように作用する。それによって、燃料の
通路が拡大されて燃料の流量の不必要な減少を防止する
ことになる。つまり、環境温度が低くなると燃料タンク
3内の蒸気圧が低くなるのでフィルタ25の一次側の燃
料の流量が減少しようとする。これに対して、上記した
ように、フィルタ25における燃料の通路は拡大される
ので、結局、フィルタ25を通過する燃料の流量は常温
時のそれと略同じ値となる。このように、環境温度の変
化に関係なく略一定の燃料の流量とすることができるの
で、その結果、点火される炎の長さを略一定に維持する
ことができるものである。
【0026】因みに、点火される炎の長さの温度変化を
従来との比較でみてみると図6に示すようなものとなっ
た。図6は横軸に温度(℃)をとり、縦軸に炎長(m
m)をとり、炎長の温度変化を、本実施の形態によるも
のと従来品とを比較するかたちで示した図である。図6
に示すように、従来品の場合には温度の上昇に伴って炎
長が大きくなっているのに対して、本実施の形態のもの
は略一定になっていることがわかる。
【0027】次に、図7を参照して本発明の第2の実施
の形態を説明する。この場合には、Oリング33の代わ
りに断面が四角形のシール部材41を使用している。こ
のような形状のシール部材41の場合にはそもそも圧縮
され難いので、前記第1の実施の形態の場合のような隙
間を設ける必要もなければ、芯ホルダ29を外筐1側の
段付部で受ける必要もないものである。よって、前記第
1の実施の形態の場合と同様の効果を奏することができ
る。
【0028】次に、図8を参照して本発明の第3の実施
の形態を説明する。この場合には、前記第2の実施の形
態における段付部43に凸部43aを設けたものであ
る。それによって、シール部材41を組み込むと、シー
ル部材41側に上記凸部43aによって凹部41aが形
成されることになる。よって、前記第2の実施の形態の
場合と同様の効果を奏することができると共に、更に高
いシール機能を発揮することができる。
【0029】次に、図9を参照して本発明の第4の実施
の形態を説明する。この場合には、より拡径された吸上
芯45を燃料タンク3の上端開口部3aに圧入・配置す
るようにしたものである。それによっても、所望のシー
ル機能を発揮することができる。よって、前記第1〜第
3の実施の形態と同様の作用・効果を奏することができ
る。又、この場合において、例えば、吸上芯45の外周
側に図示しない芯ホルダを配置し、この芯ホルダを燃料
タンク3の上端開口部3aに圧入・固定するようにして
もよい。
【0030】次に、図10を参照して本発明の第5の実
施の形態を説明する。この場合には、前記第1の実施の
形態において、隙間35をなくしたものである。この場
合には、隙間35はないが、芯ホルダ29が外筐1の段
付部1aに当接していて、上方からの圧縮がOリング3
3に作用しないように構成されているので、前記第1の
実施の形態の場合と略同様の効果を奏することができ
る。
【0031】次に、図11を参照して本発明の第6の実
施の形態を説明する。前記第1〜第5の実施の形態の場
合には、遮断手段を設けると共に所定のフィルタを使用
した例を示したが、何れかの構成のみを採用したものも
本願発明の範囲である。例えば、前記第1の実施の形態
において、フィルタ25として従来品を使用することが
考えられる。この場合には、Oリング33による作用・
効果のみを得ることができることになる。そして、Oリ
ング33を設けることによっても、炎長の環境温度の変
化に起因した変動を防止する効果をある程度得ることが
できる。
【0032】図11はそれを示した特性図である。図1
1は横軸に温度(℃)をとり、縦軸に炎長(mm)をと
り、炎長(mm)の温度変化を従来品(Oリングがない
もの)との比較で示した特性図である。この図11から
わかるように、Oリング33を設けたことによっても、
炎長の環境温度の変化に起因した変動を防止する効果を
ある程度得ることができる。
【0033】これは次のような理由によるものと考えら
れる。例えば、環境温度が高くなると燃料の蒸気圧が高
くなり、それによって、吸上芯27を介して上方に圧力
が作用する。それによって、フィルタ25を圧縮して燃
料の流量が減少するように作用する。その際、Oリング
ないとその圧力が燃料タンク3側に逃げてしまい、そ
の結果、燃料流量の減少効果が低下してしまう。これに
対して、Oリング33があると、圧力が燃料タンク3側
に逃げることがないので、燃料流量の減少効果が高くな
り、結局、炎長の環境温度の変化に起因した変動を防止
する効果をある程度得ることができるものである。
【0034】尚、本発明は前記第1〜第6の実施の形態
に限定されるものではない。燃料放出装置としての基本
的な構成は前記第1〜第6の実施の形態のものに限定さ
れず様々な構成が考えられる。又、フィルタとしては、
体積膨張率が30%のものを例に挙げて説明したが、5
%以上であれば所期の目的を達成することができると共
に、前述したように、10%以上であることが好まし
い。又、前記第1〜第5の実施の形態の場合には、遮断
手段を設けると共に所定のフィルタを使用した例を示し
たが、何れかの構成のみを採用したものも本願発明の範
囲である。遮断手段のみを設けたものは第6の実施の形
態として示したが、フィルタのみについて本発明を適用
したものであってもよい。又、燃料放出装置としての基
本的な構成は図示したものに限定されない。例えば、吸
上芯としては中空パイプ状のものを使用する場合もあ
り、そのような構成においても同様に適用可能である。
又、前記第1〜第6の実施の形態の場合には、炎長の調
整を行うことができるタイプのものを例に挙げて説明し
たが、炎長の調整部材を備えていないタイプについても
同様に適用可能である。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように本発明による燃料放
出装置によると、燃料タンク内の気化燃料が流出するこ
とを防止する遮断手段を設けたので、燃料タンク内の気
化燃料が正規のルート以外のルートを介して不用意に放
出されることを防止することができる。したがって、不
用意に放出される気化燃料に起因して放出される燃料流
が不安定になることを防止することができる。その
際、遮断手段を上方からの圧縮の影響を受けない状態又
は受け難い形状で設置されているので、遮断機能が経日
変化によりその機能を喪失することを防止できる。又、
フィルタとしてn−ヘキサンに常温で1時間浸漬させた
ときの体積膨張率が30%以上のものであって、組込前
の厚さが1.0〜3.0mm、組込時の厚みを常温であ
って通常使用時の燃料流量を得る条件下で0.8mm以
上に設定されたものを使用したので、その膨潤機能によ
って環境温度の変化に起因した放出される燃料流量の変
動を防止することができる。又、遮断機能と上記フィル
タを併用することにより、不必要に放出される気化燃料
に起因した燃料流量の変動の発生、環境温度の変化に起
因した放出される燃料流量の変動を防止した理想的な燃
料放出装置を得ることができる。又、フィルタの適用に
関しては、例えば、吸上手段がないタイプのものにも適
用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す図で、燃料放
出装置の構成を示す断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態を示す図で、フィル
タの一部を切り取って示す斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態を示す図で、常温時
におけるフィルタの断面構造(図2の斜線部分)を拡大
して模式的に示す断面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態を示す図で、高温時
におけるフィルタの断面構造(図2の斜線部分)を拡大
して模式的に示す断面図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態を示す図で、低温時
におけるフィルタの断面構造(図2の斜線部分)を拡大
して模式的に示す断面図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態を示す図で、炎長の
温度変化を従来品との比較で示す特性図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態を示す図で、燃料放
出装置の構成を示す断面図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態を示す図で、燃料放
出装置の構成を示す断面図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態を示す図で、燃料放
出装置の構成を示す断面図である。
【図10】本発明の第5の実施の形態を示す図で、燃料
放出装置の構成を示す断面図である。
【図11】本発明の第6の実施例による効果を示す図
で、炎長の温度変化を従来品との比較で示す特性図であ
る。
【図12】燃料の蒸気圧の温度変化を示す特性図であ
る。
【符号の説明】
1 外筐 3 燃料タンク 5a 液化燃料 5b 気化燃料 11 ノズル底部材 13 燃料放出ノズル 15 コイルスプリング(弾性部材) 19 弁体 21 弁座 23 釘状部材 25 フィルタ 27 吸上芯 29 芯ホルダ 31 段付部 33 Oリング(遮断手段) 35 隙間

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料タンクと、 上記燃料タンクの上部に配置され弾性部材により常時下
    方に付勢されている燃料放出ノズルと、 上記燃料タンク内に配置され燃料タンク内の液化燃料を
    吸い上げる吸上手段と、 上記燃料放出ノズルと上記吸上手段との間に介挿された
    開閉バルブと、 上記燃料放出ノズルと上記吸上手段との間に介挿された
    フィルタと、 を具備し、 上記燃料放出ノズルを弾性部材の付勢力に抗して上方に
    引き上げることにより上記開閉バルブが開放され、燃料
    タンク内の液化燃料が吸上手段によって吸い上げられて
    上記フィルタ及び開閉バルブ及び燃料放出ノズルを介し
    て気化燃料として外部に放出される燃料放出装置におい
    て、 上記燃料タンク内の気化燃料が流出することを防止する
    遮断手段を設け 該遮断手段は上方からの圧縮の影響を受けない状態又は
    受け難い形状で設置されている ことを特徴とする燃料放
    出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の燃料放出装置において、上記吸上手段は燃料タンク内に圧入・配置されている
    とを特徴とする燃料放出装置。
  3. 【請求項3】 燃料タンクと、 上記燃料タンクの上部に配置され弾性部材により常時下
    方に付勢されている燃料放出ノズルと、 上記燃料放出ノズルと上記燃料タンクとの間に介挿され
    た開閉バルブと、 上記燃料放出ノズルと上記燃料タンクとの間に介挿され
    たフィルタと、 を具備し、 上記燃料放出ノズルを弾性部材の付勢力に抗して上方に
    引き上げることにより上記開閉バルブが開放され、燃料
    タンク内の液化燃料が上記フィルタ及び開閉バルブ及び
    燃料放出ノズルを介して気化燃料として外部に放出され
    る燃料放出装置において、 上記フィルタはn−ヘキサンに常温で1時間浸漬させた
    ときの体積膨張率が30%以上のものであり、 又、上記フィルタは常温であって通常使用時の燃料流量
    を得る条件下で、組込前の厚さが1.0〜3.0mm、
    組込時の厚さを0.8mm以上に設定されている ことを
    特徴とする燃料放出装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又請求項2の何れかに記載の燃
    料放出装置において、 上記フィルタはn−ヘキサンに常温で1時間浸漬させた
    ときの体積膨張率が30%以上のものであり、 又、上記フィルタは常温であって通常使用時の燃料流量
    を得る条件下で、組込前の厚さが1.0〜3.0mm、
    組込時の厚さを0.8mm以上に設定されている ことを
    特徴とする燃料放出装置。
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