JP2899288B2 - ポケツトライター - Google Patents

ポケツトライター

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JP2899288B2
JP2899288B2 JP63115953A JP11595388A JP2899288B2 JP 2899288 B2 JP2899288 B2 JP 2899288B2 JP 63115953 A JP63115953 A JP 63115953A JP 11595388 A JP11595388 A JP 11595388A JP 2899288 B2 JP2899288 B2 JP 2899288B2
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フリードリッヒ・シェヒター
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23QIGNITION; EXTINGUISHING-DEVICES
    • F23Q2/00Lighters containing fuel, e.g. for cigarettes
    • F23Q2/16Lighters with gaseous fuel, e.g. the gas being stored in liquid phase
    • F23Q2/162Lighters with gaseous fuel, e.g. the gas being stored in liquid phase with non-adjustable gas flame
    • F23Q2/163Burners (gas valves)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ライターに関し、特に埃や汚れ、あるいは
腐食や侵食生成物による弁機構の作動不良のため燃料供
給に支障を生じやすい使い捨て式のポケットライターに
関する。
(従来の技術) 今日、世界中で売られている使い捨て式のライターの
多くは可動のバーナーチューブを備え、この動きに応動
して開閉する弁機構を介してガス燃料を火口に導き、着
火により炎を形成するようになっている。
このようなライターの場合、親指がまずスパークホイ
ールを回転させることにより、着火用の火花がバーナー
チューブの火口に向けて供給され、引き続いてレバーの
押下部が親指に押し下げられ、レバーは回動支点を中心
に先端部を上方へ回転する。ハウジングに対して所定範
囲で変位可能に支持されたバーナーチューブはこのレバ
ー先端部により開放位置へと引き上げられる。これによ
り、弁機構が開いてタンクからバーナーの火口へガスが
供給され、上述の火花がガスに着火して炎を形成する。
ライターを使用しない時は、レバーの押下部の下側に
配設されたスプリングが十分な付勢力をレバーに及ぼ
し、バーナーチューブを介して弁機構を閉鎖位置に保持
する。このため、通常の取り扱いや携帯においては意図
しない限り弁機構が開くことはない。
このスプリングの反発力は通常1ポンド前後に設定さ
れる。これは可動のバーナーチューブとハウジングとの
隙間に介在する微小な障害物による摩擦抵抗(大体4オ
ンス以下と推定される)に打ち勝ってバーナーチューブ
を閉鎖位置へと変位させるとともに、弁機構を押し開こ
うとするガス圧力(通常約2〜4オンス)に対抗し、更
に着座面の成型不均一を克服して弁体を弁座に密着させ
るに必要な圧力(更に2〜4オンス)をもたらすことの
できる値である。
(発明の課題) ところで、スパークホイールが発火石を擦過する際に
発生する擦過粉は、繰り返しの着火によりバーナーチュ
ーブとハウジングとの隙間に侵入しやすく、またライタ
ーをしまう衣類のポケットの糸くずや繊維性の埃もこの
隙間に侵入することがある。更に、暑さや寒さ及び湿度
変化などの気象条件の変化や、液体や食物との接触がこ
れに加わると、隙間への汚れの堆積が一層進展し、バー
ナーチューブの動作は段々と阻害される。
こうして、バーナーチューブの作動抵抗が更に4〜6
オンス増加すると、スプリングの反発力は弁機構を閉鎖
するには不十分となる。この場合に、親指の操作力はス
プリングの閉弁力を大幅に上回るため、このように作動
抵抗が増加しても親指操作によるバーナーチューブの開
放位置への移動に支障を来すことはないが、開放位置へ
移動したバーナーチューブをスプリングが閉鎖位置に押
し戻すことはできなくなる。したがって、レバーが親指
の操作力から解放された後も弁機構は開放状態のままと
なり、ライターからのガスの流出が止まらなくなってし
まう。
しかしながら、このような不都合を解消するためにス
プリングの反発力を強めることは、通常の親指操作に余
計な力を必要とし、着火操作を困難かつ面倒にするた
め、現実的ではない。また、スプリングの反発力を強め
るとレバーや他の部材が負荷の増大により壊れやすくな
り、弾性を有する部材を塑性変形させてしまう恐れもあ
る。
本出願人の知る限り、従来技術には以上の問題に関す
る認識が全般的に欠けており、したがって問題の解決方
法も示されていない。本発明は、バーナーチューブとハ
ウジングとの隙間への汚れの堆積が弁機構の密閉を困難
にすることに着目してなされたもので、ポケットライタ
ーの意図しないガス漏れを防止することを目的とする。
これは、弁機構を閉鎖するために使用されるスプリン
グの付勢力より弱い付勢力を弁機構の開放方向へ加える
という、従来技術には見られない手段により達成され
る。
(課題を達成するための手段並びに作用) 本発明は、ポケットライターに関わるもので、液化ガ
ス燃料の貯留部と、この燃料貯留部に連通するバーナー
チューブを含むバーナー部と、燃料貯留部とバーナー部
との間に配設された弁機構と、ガス燃料の漏出を阻止す
べくこの弁機構を閉鎖方向に付勢する第1の付勢手段
と、第1の付勢手段の付勢力と逆向きでこれより弱く、
第1の付勢手段の付勢力が解除されたときにのみ弁機構
を開放方向へ作動させる付勢力をこの弁機構の開放方向
へ及ぼす第2の付勢手段とを備える。
このような構成によれば、外部から加えられる操作に
より弁機構が第1の付勢手段の付勢力から解放される
と、弁機構は第2の付勢手段に付勢されて開弁し、貯留
部からバーナーチューブへと燃料が供給される。
第2の付勢手段は第1の付勢手段より付勢力が弱いた
め、埃や汚れの堆積により弁機構が作動困難となった場
合には、操作により弁機構が第1の付勢手段の付勢力か
ら解放されても弁機構は閉鎖位置に留どまり、燃料の流
出が阻止される。それには、第2の付勢手段の付勢力を
第1の付勢手段の付勢力の1/5から1/2の間とすることが
好ましく、1/4から1/3の間であれば更に好ましい。
弁機構は例えば弁座と、閉鎖位置と解放位置との間を
移動する弁体とで構成される。バーナー部は第1のポジ
ションと第2のポジションとの間で変位し、かつ弁機構
はこの変位に連係して開閉する。また、第2の付勢手段
はバーナー部を弁機構の開放位置に相当するポジション
に向けて付勢する弾性手段であることが望ましい。この
弾性手段として、例えばゴム部材をバーナー部を介して
第1の付勢手段により圧縮保持することが考えられる。
更に、バーナー部に側方へ突出する部材を設け、第1
の付勢手段はこの側方突出部材を介してゴム部材を圧縮
保持することが望ましい。この側方突出部材として例え
ばバーナーチューブの周囲にフランジを形成し、リング
状に成型したゴム部材をこのフランジの下面に当接して
バーナーチューブを囲むように配設する。バーナーチュ
ーブの大部分の断面は円形に形成され、リングは合成ゴ
ムないし天然ゴムをモールドまたはプレス加工により成
型して得る。
ゴムのリングは好ましくは、平らな上端面と下端面と
を有し、外周部と内周部の横断面は同心円を構成し、縦
断面はそれぞれ部材の内側に向けて弓形に湾曲させる。
これにより、解放位置でも閉鎖位置でも一定の付勢力が
得られる。また、リングの寸法と配置とを考慮すること
により、バーナーチューブの周囲の隙間への異物の侵入
も阻止される。
リングは伸張方向に原型復帰することで弁機構に開弁
力を及ぼすことができるよう軽い圧縮状態に保持され
る。リングの非圧縮時と圧縮時の厚さの差は約3〜8オ
ンスの開弁力を得るため、約0.008〜0.016インチに設定
する。リングは外周部と内周部の壁面がそれぞれ部材の
内側へ向けて湾曲し、かつこれらの横断面が同心円を構
成することが望ましい。所定のこのような形状を有する
リングは一般に、入念な管理のもとでシート材をプレス
成型することで得られる。なお、付勢力を一定させるた
めに複数のリングを使用することもこの発明の範囲に含
まれる。
弾性手段として、第1の付勢手段によりバーナー部を
介して圧縮状態に保持される金属製のスプリングを用い
ることもできる。
また、バーナーチューブの変位に連係して弁機構を開
閉させるために、通常はバーナーチューブと弁機構とを
結合したバーナーチューブ機構が用いられる。
(実施例) 第1図〜第8図に本発明の実施例を示す。
第1図に示されたポケットライターの燃料制御機構10
において、液化ガス燃料はライターの下部に設けた貯留
部としてのタンク12に貯留される。この実施例では燃料
の液面13と燃料制御機構10の下端に位置する流量制御部
11との間に空間があけてあるが、この空間は本発明にと
って必要不可欠の要素ではなく、本発明は弁機構の閉鎖
に支障を与えない限り、液面13が流量制御部11に直接触
れるものにも、あるいは液面13と流量制御部11との間に
浸透材やパイプを介在させたものにも適用される。
この分野の専門家なら理解できる限り、このライター
においては弁機構が開くとガス化した燃料がタンク12か
ら流れ出し、流量制御部11を経由してバーナーチューブ
21の末端の火口24に至り、ここで公知の方法により着火
して炎を形成する。したがって、以下の説明において
は、タンク12から流出したガスが先立って接触する部材
ないし部材の一部を指して「上流」と呼び、後で接触す
る部材ないし部材の一部を指して「下流」と呼ぶ。
燃料制御機構10はガス化した燃料を火口24に導くた
め、内側にガス通路22を形成したバーナーチューブ21と
導入孔15とを備える。流量制御部11は火口に燃料を流量
変動のない安定した状態で供給するために流れを調節す
るもので、ガス燃料はまずこの流量制御部11を通過す
る。この部分の構成は例えば米国特許4,496,309号や同
4,540,345号に既に開示されているが、本発明の趣旨を
逸脱しない限り、例えば炎の高さ調節機構の有無を含め
てこの部分は任意に構成することができる。なお、本発
明が浸透材やパイプを介して燃料を吸い上げるタイプの
ポケットライターにも適用できることは言うまでもな
い。
弁機構はバルブシート17とバルブ本体18とで構成され
る。バルブ本体18はバーナーチューブ21の上流側の端部
に保持され、バルブ孔16から火口24に至るガスの流れを
遮断ないし許容する。バルブ本体18は第1の付勢手段と
して第3図に示されるスプリング30によりレバー26を介
して閉弁方向に付勢される。つまり、バルブ本体18がバ
ルブシート17に着座してバルブ孔16を閉じる方向にレバ
ー26がバーナーチューブ21を付勢するのである。なお、
バルブ本体18は好ましくはゴムにより形成され、この外
周部にバーナーチューブ21の折り曲げた端部19が係合す
ることによりバーナーチューブ21の下端に一体に保持さ
れる。バーナーチューブ21の材質はアルミニウム、亜
鉛、銅またはこれらを含む合金が望ましい。
タンク12の燃料はガス化した状態で微小孔薄膜14を通
過し、バルブ孔16を満たす。ライターを使用しない時、
すなわち炎を形成するための燃料ガスを火口24に供給し
ない時には、閉鎖方向に付勢されたバルブ本体18がバル
ブ孔16を密閉する。一方、バーナーチューブ21が上方へ
変位するとバルブシート17とバルブ本体18との間に隙間
が生じる。これにより、ガスはバルブ孔16からバルブ本
体18を回り込み、バーナーチューブ21に形成したスロッ
ト20とガス通路22とを通って火口24からライターの外側
に噴き出し、着火して炎となる。この時、第2図に示す
バーナーチューブ21とハウジング25との隙間23の幅とそ
の長さLの適切な設定により、バルブ本体18が開いた状
態でも燃料ガスは隙間23の通過を阻止され、燃料ガスは
もっぱらバーナーチューブ21のガス通路22を通って火口
24に供給される。
バルブ本体18を開放方向に付勢する第2の付勢手段と
してゴム部材によるリング36がフランジ28とハウジング
25の間に圧縮状態で介装される。ガスの隙間23からの漏
出防止に確実を期すため、このリング36とその周囲の部
材とで燃料ガスをシールする構造としても良い。それに
は、フランジ28の上方変位を制限することでリング36と
フランジ28の下面との密着を確保する。具体的には、第
2図中に鎖線で示されるようにフランジ28の上方変位を
制限するストッパ29をハウジング25に固設する。隙間23
からの燃料ガスの流出阻止については前述の隙間23の寸
法設定が有効に機能するため、こうした構造は必須では
なく、あくまでも随意に追加されるべきものである。し
かし、この構造を採用すると隙間23にスパークホイール
の擦過粉等の異物が侵入するのを防止でき、バーナーチ
ューブ21の作動空間を汚れから守るのにも役立つ。スト
ッパ29は第3図に示すような実施例にも適用可能であ
り、これによりバルブ本体18の過度の上方変位が規制さ
れる。
バルブ本体18はレバー26によりバルブシート17と密着
した状態に保持される。このレバー26はバーナーチュー
ブ21と一体に形成されたフランジ28を第3図に示すスプ
リング30の通常1ポンド程度のばね荷重をもって下方に
押し付けている。弁機構を開くために、使用者がレバー
26の基端に形成された押下部32を親指で押し下げると、
レバー26は支点34を中心として、先端部27がフランジ28
から上方へ遠ざかる方向へと回転する。
レバー26がフランジ28から遠ざかると、第1図に示す
フランジ28、バーナーチューブ21及びバルブ本体18は、
それまで受けていた閉鎖方向の付勢力から解放される。
これにより、バーナーチューブ21は圧縮状態から原型に
復帰しようとするゴム部材のリング36に持ち上げられ、
タンク12から火口24へのガスの流通が許容される。リン
グ36は上向きに約5オンスの力を及ぼすことができるよ
う、弾力に富んだ天然ゴムまたは合成ゴムで構成するこ
とが望ましい。また、バルブの開放力は一般にはスプリ
ング30のもたらす閉鎖力の1/5から1/2の間、できれば1/
4から1/3の間が好ましい。したがって、この実施例と構
成の異なるレバーやスプリングを用いたライターでは、
リング36に限らず開弁方向の付勢手段の付勢力をこの範
囲に収まるように調整する必要がある。
バルブ本体18をバルブシート17から引き離す際の抵抗
には、粘着力、燃料制御機構10を構成する部材の製造誤
差、及びバーナーチューブ21とハウジング25の間の狭い
隙間23に侵入する微細かつ不可避的な埃やごみが挙げら
れるが、リング36が第2の付勢力としてフランジ28に及
ぼす力はこれらの抵抗を辛うじて上回る程度に設定すべ
きである。このような設定のもとでは、バルブ本体18は
ハウジング36によりタンク12の燃料ガスを火口24に供給
するのに必要な最小限度の間隔だけ持ち上げられる。こ
の間隔は構成部材の精度と許容性にもよるが千分の数イ
ンチの単位である。
第2図はタンク12から火口24に燃料ガスを流通させる
べくバーナーチューブ21が開放位置に変位した状態を示
している。親指がレバー26の押下部32を押し下げると、
レバー先端部27がフランジ28から約0.1インチ持ち上げ
られ、このレバー先端部27の変位に追随してバーナーチ
ューブ21のフランジ28が変位する。この動作に関して、
レバー先端部27は必ずしも火口24の外周全面を囲んでい
る必要はない。したがって、レバー先端部27をフォーク
のような先割れ形状に形成しても何ら問題はなく、燃料
制御機構10の構成部材の製造や組み付けを容易にする点
ではむしろ先割れ形状の方が好ましい。
第3図にはバーナーチューブ21を開放方向へ付勢する
第2の付勢手段について別の構成が示されている。すな
わち、板ばね40がそれである。この板ばね40は水平に取
り付けられ、バーナーチューブ21を介したスプリング30
の付勢力により下向きに変形保持される。この板ばね40
のもたらす上向きの付勢力も既述の通り、スプリング30
の付勢力の約1/4から1/3程度が望ましい。板ばね40の取
付部39は発火石のガイド41に形成した段付部42に当接
し、ガイド41の部材の一部を変形させた係止部43によっ
て保持される。このような変形はガイド41の何箇所かを
鋭利な工具(図示せず)でかしめるか、またはたたくこ
とで作り出される。板ばね40の取付部39の周縁部の幅は
空間的な制限もあって0.03インチ程度しかないので、板
ばね40は以上の方法で係止することが望ましい。単純に
取付部39をガイド41の外周部に圧入固定しようとする
と、取付部39をゆがめてしまう恐れがある。
板ばね40の詳細は第4図に示される。板ばね40は必要
な付勢力を得るため、十分な強さの金属板からプレス加
工で作ると良い。また、付勢力を精度良く設定するた
め、選択した金属材料によって板ばね40の厚さを変える
ようにする。
第5図は第2の付勢手段として皿ばね50を使用した実
施例を示すもので、皿ばね50の形状は第6図に詳細に示
される。この皿ばね50もタンク12から火口24へ燃料を供
給するのに必要なだけの小さな上向きの付勢力を供給す
るものである。このように上向きの力を極力小さくする
ことは、バーナーチューブ21の外周部の露出を少なくし
て、バーナーチューブ21とハウジング25の隙間23への埃
やごみなどの侵入を最小限に抑える効果をもたらす。
第7図は第2の付勢手段としてコイルスプリング60を
使用した実施例である。コイルスプリング60はバーナー
チューブ21の外周に形成した段付部62と、バルブ本体18
及びバルブシート17の下方のハウジング25のベース部64
との間に、バーナーチューブ21の下部を囲むように介装
される。このコイルスプリング60も他の実施例と同様に
弁機構を開いてガスを流通させるのに必要な最小限の付
勢力をバーナーチュブ21に及ぼし、その大きさは第1の
付勢手段との対比において規定される前述の範囲を満足
する。
第7図のコイルスプリング60の代わりに第1図〜第5
図に示された付勢手段のいずれかを適当に設計変更した
ものを用いることもできるが、このように第2の付勢手
段をハウジング25の内側に収装する場合には、燃料制御
機構10やハウジング25の設計及び製造を考慮するとコイ
ルスプリング60の使用が最も簡単である。また、これと
フランジ28の直下に配設される第1図及び第2図のよう
なゴム製のリング36とを併用しても良い。ただし、この
場合のゴム製リング36は付勢力を得るためではなく、隙
間23に埃やごみが侵入するのを防ぐためのシール部材と
して使用される。この隙間23への埃やごみの侵入を最小
限に抑えることにより、バーナーチューブ21やハウジン
グ25の摩耗や腐食を極力少なくすることができ、ライタ
ーの耐用期間が大幅に延びる。
第8a図及び第8b図は第2の付勢手段としてモールド成
型したゴム製のカップ状部材70をフランジ28とハウジン
グ25との間に介装することにより、開弁方向の付勢力を
得るとともに隙間23の防護を図った実施例を示す。この
場合には、カップ状部材70の材質と形状とを適切に選ぶ
ことで、バーナーチューブ21の開放位置から閉鎖位置へ
の変位に伴うカップ状部材70の付勢力の増加を抑制する
ことができる。第8b図はバーナーチューブ21が開放位置
にあってカップ状部材70が圧縮から開放されている状態
を示し、第8a図は閉鎖状態を示す。
これらの図に示されるようにレバー26の火口24を囲む
先端部27は先割れ形状に形成することが望ましいが、リ
ング状に形成することも可能である。また、レバー26以
外の手段を用いてスプリング30の付勢力をフランジ28と
バーナーチューブ21に伝達することも可能である。な
お、レバー26は燃えないように、先端部27が最も持ち上
げられた状態(第2図参照)でも火口24から十分に離れ
ているようにする。
ところで、埃その他の異物がバーナーチューブ21とハ
ウジング25の隙間23に侵入した場合も、第1の付勢手段
であるスプリング30はこの異物の抵抗に打ち勝って弁機
構を確実に閉じることができるだけの付勢力を持つ。し
たがって、こうした異物の蓄積による抵抗は、上記いず
れの実施例においても、第1の付勢手段の例えば1/4な
いし1/3に設定された第2の付勢手段の付勢力をまず上
回り、弁機構を開放不能にする。したがって、ライター
は使用できなくなるが、燃料ガスのタンク12からの漏出
は確実に阻止されるので、ライターの安全性は増加す
る。
なお、本発明は炎の高さの調節手段の有無に関わらず
実施することができる。また、この分野の専門家に親し
まれている従来のライターの様々な特徴を損なうことな
く実施することができる。
さらに、本発明はこの分野の専門家により更に様々な
設計変更を加えて実施することができる。
別記の特許請求の範囲の記載は本発明の本質及び目的
に沿った様々な設計変更と実施形態のすべてを含むもの
である。
(発明の効果) 以上のように、本発明は弁機構を閉鎖方向に付勢する
第1の付勢手段に加えて、第1の付勢手段の付勢力より
弱く、第1の付勢手段の付勢力が除去されたときにのみ
弁機構を開放方向へ作動させる付勢力を弁機構の開放方
向へ及ぼす第2の付勢手段を備えたため、作動空間へ埃
などの異物が堆積して弁機構の正常な開閉動作に支障を
来した場合でも、弁機構は確実に閉鎖位置に保持され
る。したがって、作動不良により燃料ガスが漏出する恐
れがなく、この種のライターの安全性を向上させる効果
がある。
また、本発明は従来のポケットライターの様々な特徴
を損なうことなく実施でき、実施に要するコストも僅か
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に基づくライターの弁機構閉鎖時の状態
を示す要部断面図である。 第2図は第1図に示されたライターの弁機構開放時の状
態を示す要部断面図である。 第3図は弁機構の開閉構造について別の構成を示す要部
断面図である。 第4図は第3図中に示された弁機構開放用の板ばねの詳
細図である。 第5図は弁機構の開閉構造について別の構成を示す要部
断面図である。 第6図は第5図中に示された弁機構開放用の皿ばねの詳
細図である。 第7図はバルブの開閉構造について別の構成を示す要部
断面図である。 第8a図及び第8b図はバルブの開閉構造について別の構成
を示す要部断面図である。 12……タンク、16……バルブ孔、17……バルブシート、
18……バルブ本体、21……バーナーチューブ、22……ガ
ス通路、23……隙間、25……ハウジング、28……フラン
ジ、29……ストッパ、30……スプリング、36……リン
グ、40……板ばね、43……係止部、50……皿ばね、60…
…コイルスプリング、70……カップ状部材。

Claims (39)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液化ガス燃料の貯留部と、この燃料貯留部
    に連通するバーナーチューブを含むバーナー部と、燃料
    貯留部とバーナー部との間に配設された弁機構と、ガス
    燃料の漏出を阻止すべくこの弁機構を閉鎖方向に付勢す
    る第1の付勢手段と、第1の付勢手段の付勢力より弱
    く、第1の付勢手段の付勢力が解除されたときにのみ弁
    機構を開放方向へ作動させる付勢力をこの弁機構の開放
    方向へ及ぼす第2の付勢手段とを備えたポケットライタ
    ー。
  2. 【請求項2】第2の付勢手段は第1の付勢手段と逆向き
    に付勢力を及ぼし、かつその付勢力が第1付勢手段の付
    勢力の約1/5から1/2の間である請求項1記載のポケット
    ライター。
  3. 【請求項3】第2の付勢手段の付勢力が第1の付勢手段
    の付勢力の約1/4から1/3の間である請求項2記載のポケ
    ットライター。
  4. 【請求項4】弁機構を弁座と、閉鎖位置と開放位置との
    間を移動する弁体とで構成した請求項1記載のポケット
    ライター。
  5. 【請求項5】バーナー部が第1のポジションと第2のポ
    ジションとの間で変位可能に構成されるとともに、この
    変位に連係して弁機構が開閉する請求項1記載のポケッ
    トライター。
  6. 【請求項6】第2の付勢手段がバーナー部を弁機構の開
    放位置に相当するポジションに向けて付勢する弾性手段
    である請求項1記載のポケットライター。
  7. 【請求項7】弾性手段が第1の付勢手段によりバーナー
    部を介して圧縮状態に保持されたゴム部材である請求項
    6記載のポケットライター。
  8. 【請求項8】バーナー部に側方へ突出する部材を設け、
    ゴム部材は第1の付勢手段によりこの側方突出部材を介
    して圧縮保持される請求項7記載のポケットライター。
  9. 【請求項9】側方への突出部材がバーナーチューブの外
    周に形成したフランジであり、ゴム部材がこのフランジ
    の下側に当接してバーナーチューブを一周するリング状
    に成型されている請求項8記載のポケットライター。
  10. 【請求項10】バーナーチューブの大部分は断面形状が
    円形である請求項9記載のポケットライター。
  11. 【請求項11】ゴム部材のリングがモールドまたは板材
    のプレス加工により成型された請求項10記載のポケット
    ライター。
  12. 【請求項12】弾性手段が第1の付勢手段によりバーナ
    ー部を介して圧縮状態に保持された金属製のスプリング
    である請求項6記載のポケットライター。
  13. 【請求項13】液化ガス燃料の貯留部と、この燃料貯留
    部に連通するバーナーチューブ機構と、燃料貯留部とバ
    ーナーチューブ機構との間に配設され、バーナーチュー
    ブ機構の変位に連係して開閉する弁機構と、ガス燃料の
    漏出を阻止すべくこの弁機構を閉鎖方向に付勢する第1
    の付勢手段と、バーナーチューブ機構の少なくとも一部
    に当接して第1の付勢手段の付勢力より弱く、第1の付
    勢手段の付勢力が解除されたときにのみ弁機構を開放方
    向へ作動させる第2の付勢力をこの弁機構の開放方向へ
    及ぼす弾性手段とを備えたポケットライター。
  14. 【請求項14】弾性手段が上端面と下端面とを平面に形
    成したゴム部材のリングである請求項13記載のポケット
    ライター。
  15. 【請求項15】リングは、外周部と内周部の横断面が同
    心円を構成し、外周部と内周部の縦断面が開弁時と閉弁
    に及ぼす付勢力の変化を抑制すべくそれぞれ弓形に部材
    内側へ湾曲するとともに、バーナーチューブの周囲の隙
    間への異物の侵入を防止すべき寸法及び位置に構成され
    ている請求項14記載のポケットライター。
  16. 【請求項16】弾性手段は伸張により弁機構に開弁方向
    への付勢力を及ぼすべく圧縮状態に保持されている請求
    項13記載のポケットライター。
  17. 【請求項17】非圧縮時と圧縮時のリング厚の差を約0.
    008インチから0.016インチの間に設定して約3オンスか
    ら8オンスの開弁方向の付勢力を得ている請求項16記載
    のポケットライター。
  18. 【請求項18】弾性手段がプレス成型したゴム部材のリ
    ングであり、このリングの外周部と内周部の横断面が同
    心円を構成し、縦断面はともに部材内側へ所定の弓形形
    状に湾曲している請求項13記載のポケットライター。
  19. 【請求項19】液化ガス燃料の貯留部と、この燃料貯留
    部に連通するバーナー部と、燃料貯留部とバーナー部と
    の間に配設された弁機構と、ガス燃料の漏出を阻止すべ
    くこの弁機構を閉鎖方向に付勢する第1の付勢手段と、
    第1の付勢手段の付勢力より弱く、第1の付勢手段の付
    勢力が解除されたときにのみ弁機構を開放方向へ作動さ
    せる第2の付勢力をこの弁機構の開放方向へ及ぼすスプ
    リングとを備えたポケットライター。
  20. 【請求項20】ライター本体に組み込まれた液化ガス燃
    料の貯留部と、この燃料貯留部に連通するライター本体
    に支持されたバーナー部と、燃料貯留部とバーナー部と
    の間に配設され、弁座及び閉鎖位置と開放位置の間を移
    動する弁体とで構成されるとともに、バーナー部の変位
    に伴って開閉すべくバーナー部に連係する弁機構と、バ
    ーナー部から側方へ形成したフランジと、ガス燃料の漏
    出を阻止すべくこの弁機構を閉鎖方向に付勢するととも
    に、逆方向に加えられる操作力により屈伏する程度の付
    勢力を及ぼす第1の付勢手段と、前記フランジの下面に
    当接して第1の付勢手段の付勢力より弱く、第1の付勢
    手段の付勢力が解除されたときにのみ弁機構を開放方向
    へ作動させる第2の付勢力をこの弁機構の開放方向へ及
    ぼすスプリングとを備えたポケットライター。
  21. 【請求項21】第2の付勢力が第1の付勢手段の付勢力
    の1/4から1/3の間であり、かつスプリングを所定位置に
    保持するためのかしめ変形部を有するスプリング保持手
    段を備えた請求項20記載のポケットライター。
  22. 【請求項22】液化ガス燃料の貯留部と、この燃料貯留
    部に連通するバーナー部と、燃料貯留部とバーナー部と
    の間に配設された弁機構と、ガス燃料の漏出を阻止すべ
    くこの弁機構を閉鎖方向に付勢する第1の付勢手段と、
    第1の付勢手段の付勢力と逆向きでこれより弱く、第1
    の付勢手段の付勢力が解除されたときにのみ弁機構を開
    放方向へ作動させる付勢力を弁機構の開放方向へ及ぼす
    第2の付勢手段とを備えたポケットライター。
  23. 【請求項23】液化ガス燃料の貯留部と、この燃料貯留
    部に連通するバーナー部と、燃料貯留部とバーナー部と
    の間に配設された弁機構と、ガス燃料の漏出を阻止すべ
    くこの弁機構を閉鎖方向に付勢する第1の付勢手段と、
    第1の付勢手段により圧縮状態に保持され、第1の付勢
    手段の付勢力より弱く、第1の付勢手段の付勢力が解除
    されたときにのみ弁機構を開放方向へ作動させる第2の
    付勢力を弁機構の開放方向へ及ぼすゴム部材とを備えた
    ポケットライター。
  24. 【請求項24】ゴム部材がバーナー部に当接し、バーナ
    ー部を介して弁機構を開放方向に付勢する請求項23記載
    のポケットライター。
  25. 【請求項25】第1の付勢手段の付勢力の除去に伴うバ
    ーナー部の開放方向への変位を制限する制限手段を備え
    た請求項23記載のポケットライター。
  26. 【請求項26】制限手段がストッパである請求項25記載
    のポケットライター。
  27. 【請求項27】弁体が、燃料貯留部からバーナー部への
    燃料の流れを遮断すべく閉鎖位置に圧縮状態で保持さ
    れ、かつ第1の付勢手段の付勢力の除去に伴う弁機構の
    開放方向への作動を助勢するゴム製シール部材である請
    求項4記載のポケットライター。
  28. 【請求項28】第2の付勢手段が第1の付勢手段と逆向
    きに付勢力を及ぼし、かつこの付勢力の大きさが第1の
    付勢手段の付勢力の1/5から1/2の間である請求項27記載
    のポケットライター。
  29. 【請求項29】バーナー部の大部分は断面形状が円形で
    あり、かつバーナー部の内部に燃料の流通のための中空
    部が形成されている請求項27記載のポケットライター。
  30. 【請求項30】液化ガス燃料の貯留部と、この燃料貯留
    部に連通するバーナー部と、燃料貯留部とバーナー部と
    の間に配設された弁機構と、ガス燃料の漏出を阻止すべ
    くこの弁機構を閉鎖方向に付勢する第1の付勢手段と、
    第1の付勢手段によりバーナー部を介して圧縮状態に保
    持され、第1の付勢手段の付勢力より弱く、第1の付勢
    手段の付勢力が解除されたときにのみ弁機構を開放方向
    へ作動させる第2の付勢力を弁機構の開放方向へ及ぼす
    ゴム部材とを備えたポケットライター。
  31. 【請求項31】バーナー部を狭小な隙間をあけて変位自
    由に収装する凹部を上端開口部から底方向に向けて形成
    したハウジングを備え、ゴム部材の付勢による弁機構の
    開放時に、燃料がこの隙間を流通せずバーナー部の中心
    に形成した中空部を流通するようにこの隙間の長さを設
    定した請求項30記載のポケットライター。
  32. 【請求項32】隙間への異物侵入を防止すべくゴム部材
    が隙間の周囲においてバーナー部とハウジングの上端と
    に当接する請求項31記載のポケットライター。
  33. 【請求項33】ハウジングの上端の上方に位置してゴム
    部材の上端に当接するフランジをバーナー部に形成した
    請求項32記載のポケットライター。
  34. 【請求項34】液化ガス燃料の貯留部と、この燃料貯留
    部に連通するバーナーチューブと、燃料貯留部とバーナ
    ーチューブとの間に配設され、バーナーチェーブの変位
    に連係して開閉する弁機構と、ガス燃料の漏出を阻止す
    べくこの弁機構を閉鎖方向に付勢する第1の付勢手段
    と、バーナーチューブに当接して第1の付勢手段の付勢
    力より弱く、第1の付勢手段の付勢力が解除されたとき
    にのみ弁機構を開放方向へ作動させる第2の付勢力をこ
    の弁機構の開放方向へ及ぼすゴム部材とを備えたポケッ
    トライター。
  35. 【請求項35】ライター本体に組み込まれた液化ガス燃
    料の貯留部と、その燃料貯留部に連通するライター本体
    に支持されたバーナー部と、燃料貯留部とバーナー部と
    の間に配設され、弁座及び閉鎖位置と開放位置の間を移
    動する弁体とで構成されるとともに、バーナー部の変位
    に伴って開閉すべくバーナー部に連係した弁機構と、バ
    ーナー部から側方へ形成したフランジと、ガス燃料の漏
    出を阻止すべく弁機構を閉鎖方向に付勢するとともに、
    逆方向に加えられる操作力により屈伏する程度の付勢力
    を及ぼす第1の付勢手段と、前記フランジの下面に当接
    して第1の付勢手段の付勢力と逆向きでこれより弱く、
    第1の付勢手段の付勢力が解除されたときにのみ弁機構
    を開放方向へ作動させる第2の付勢力を弁機構の開放方
    向へ及ぼすとともに、弁機構の開閉動作の支障となる異
    物の侵入を防止するゴム部材とを備えたポケットライタ
    ー。
  36. 【請求項36】液化ガス燃料の貯留部と、この燃料貯留
    部に連通するバーナー部と、燃料貯留部とバーナー部と
    の間に配設された弁機構と、ガス燃料の漏出を阻止すべ
    くこの弁機構を閉鎖方向に付勢する第1の付勢手段と、
    第1の付勢手段の付勢力が除去された時にのみこの付勢
    力と逆向きにこれより弱い付勢力で弁機構を開放方向へ
    作動させる第2の付勢手段とを備えるとともに、この第
    2の付勢手段を、弁機構を閉鎖状態に保つべくバーナー
    部を介して作用する第1の付勢手段の付勢力により圧縮
    状態に保持され、第1の付勢手段の付勢力が除去される
    のに伴い伸張してバーナー部を上方へ駆動し、燃料を貯
    留部から弁機構を介してバーナー部へと流通させるとと
    もに、バーナー部による弁機構の開閉動作の支障となる
    異物の侵入を防止すべき形状並びに位置に構成されたゴ
    ム部材で構成したポケットライター。
  37. 【請求項37】燃料流通用のバルブ孔を備えた液化ガス
    燃料の貯留部と、この燃料貯留部に連通するバーナー部
    と、燃料貯留部とバーナー部との間に配置されるゴム製
    シール部材を含む弁機構と、ガス燃料の漏出を阻止すべ
    くこのゴム製シール部材を前記バルブ孔の上端に面した
    閉鎖位置に向けて付勢する第1の付勢手段と、第1の付
    勢手段の付勢力より弱い第2の付勢力を弁機構の開放方
    向へ及ぼし、かつ弁機構の開閉動作の支障となる異物の
    侵入を阻止するとともに、第1の付勢手段の付勢力が除
    去されるのに伴い、前記ゴム製シール部材と共同して弁
    機構を開放位置へと移動させて燃料を貯留部からバーナ
    ー部へと流通させるゴム部材とを備えたポケットライタ
    ー。
  38. 【請求項38】第1の付勢手段の付勢力の除去に伴うバ
    ーナー部の開放方向への変位を制限する制限手段を備え
    た請求項37記載のポケットライター。
  39. 【請求項39】制限手段がストッパである請求項38記載
    のポケットライター。
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