JP3109670B2 - エンコーダ - Google Patents

エンコーダ

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JP3109670B2
JP3109670B2 JP01270768A JP27076889A JP3109670B2 JP 3109670 B2 JP3109670 B2 JP 3109670B2 JP 01270768 A JP01270768 A JP 01270768A JP 27076889 A JP27076889 A JP 27076889A JP 3109670 B2 JP3109670 B2 JP 3109670B2
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【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A産業上の利用分野 B発明の概要 C従来の技術(第4図及び第5図) D発明が解決しようとする問題点(第5図) E問題点を解決するための手段(第1及び第2図) F作用(第1図及び第2図) G実施例(第1図〜第3図) H発明の効果 A産業上の利用分野 本発明はエンコーダに関し、例えばビデオテープレコ
ーダ(VTR)一体型テレビジヨンカメラに適用して好適
なものである。
B発明の概要 本発明はエンコーダにおいて、色差信号の水平帰線消
去期間に、所定のバースト信号の時間幅よりも前後に所
定の時間的余裕を有するフラグである幅広バーストフラ
グを挿入し、当該幅広バーストフラグを挿入した色差信
号を搬送波信号で変調することにより所定のバースト信
号の時間幅よりも前後に所定の時間的余裕を有する幅広
バースト信号を生成し、当該幅広バースト信号のエンベ
ロープを整形するようにしたことにより、バースト信号
のキヤリアリークを防止するとともに、所望のエンベロ
ープ波形でなるバースト信号を得ることができる。
C従来の技術 従来、VTR一体型テレビジヨンカメラにおいては、色
差信号を搬送波信号で平衡変調して変調クロマ信号を得
る際に、サブキヤリア周波数(=3.58〔MHz〕)でなる
搬送波信号に加えて、直接VTRに記録するクロマ低域変
換用の低域変換キヤリア周波数(≒700〔KHz〕)で、色
差信号を変調するいわゆる直接低域変換を行うことによ
り、高い画質でテレビジヨンカメラで撮影した映像を内
蔵したVTRに記録し得るようになされたものが用いられ
ている。
ところで、このように色差信号を直接低域変換し、記
録フオーマツトとしてHアライメントが取れていない磁
気テープ上に記録する場合には、バースト信号のエンベ
ロープが低域変換キヤリア周波数以上の帯域幅を有する
と、隣接する記録トラツクの中央部分にバースト信号の
高調波成分によつてクロストークを与え、この結果画面
の中央部分にノイズが発生する。
このため、従来の直接低域変換方式を用いるVTR一体
型テレビジヨンカメラのエンコーダにおいては、テレビ
ジヨン信号のフオーマツトに応じて矩形形状を有するバ
ースト信号BDG(第4図(A)、以下これをデイジタル
バースト信号と呼ぶ)に加えて、低域変換キヤリア周波
数以上の高調波成分を含まないバースト信号BAD(第4
図(B)、以下これをアナログバースト信号と呼ぶ)を
発生し得るようになされている。
すなわち、第5図に示すように、エンコーダ1はそれ
ぞれ色差信号R−Y、B−Yを所定の搬送波信号S1及び
S2で変調する第1及び第2の平衡変調器2及び3と、電
源4から得られる所定のバーストレベルLBを所定の搬送
波信号S3で変調する第3の平衡変調器5とを有して構成
されている。
なお、搬送波信号S1、S2、S3について、第2の平衡変
調器3に入力される搬送波信号S2の位相を基準にした場
合には、第1及び第3の平衡変調器2及び5に入力され
る搬送波信号S1及びS3は、それぞれ90度及び180度の位
相差を有するように選定されている。
ここで、まず第1及び第2の平衡変調器2及び3から
送出される変調出力は、第1の加算回路6で加算された
後、第1の可変利得増幅回路7を通じて変調クロマ信号
CRとして第2の加算回路8に入力される。
なお、第1の可変利得増幅回路7は、例えばフエーダ
ーコントロール、クロマサプレス等のユーザの操作に応
じてテレビジヨンカメラ制御部(図示せず)から送出さ
れる制御信号CNTCRによつて利得が制御され、これによ
り変調クロマ信号CRのレベルを可変するようになされて
いる。
一方、第3の平衡変調器5から送出される変調出力
は、スイツチ回路9の入力端aに入力され、その第1の
出力端bを通じてデイジタルバースト発生回路10に供給
され、また第2の出力端cを通じて第2の可変利得増幅
回路11に供給される。
このデイジタルバースト発生回路10はゲート回路構成
でなり、タイミング制御回路(図示せず)から送出され
るバーストフラグFBSTのタイミングで、入力される変調
出力をゲートしてデイジタルバースト信号BDG(第4図
(A))を発生し、これを第2のスイツチ回路12の第1
の入力端dに送出し、その出力端fを通じて第2の加算
回路8に送出する。
また第2の可変利得増幅回路11は、バーストフラグF
BSTの期間の間、滑らかに立ち上がつた後立ち下がるア
ナログバーストエンベロープ信号ENVADによつて利得が
制御され、これにより入力される変調出力を波形整形し
てアナログバースト信号BAD(第4図(B))を発生
し、これを第2のスイツチ回路12の第2の入力端eに送
出し、その出力端fを通じて第2の加算回路8に送出す
る。
第2の加算回路8には、変調クロマ信号CR、デイジタ
ルバースト信号BDG又はアナログバースト信号BADに加え
て、輝度信号Y及びタイミング制御回路から入力される
同期信号SYNCが入力され、これらを加算してビデオ信号
VDを送出し得るようになされている。
なお、第1及び第2のスイツチ回路9及び12は、テレ
ビジヨンカメラ制御部から送出されるエンコーダ制御信
号CNTENCによつて、第1の出力端b及び入力端d、また
は第2の出力端c及び入力端eを選択するようになされ
ている。
実際上、このエンコーダ1の場合、ユーザの操作によ
つてテレビジヨンカメラで撮影した映像を、外部に映像
信号として送出する動作モードが指定されると、テレビ
ジヨンカメラ制御部はエンコーダ制御信号CNTENCによつ
て、第1及び第2のスイツチ回路9及び12の第1の出力
端b及び入力端dを選択する。
またこのとき、第1、第2及び第3の平衡変調器2、
3及び5には、サブキヤリア周波数でなり、上述した位
相関係を有する搬送波信号S1、S2及びS3が供給され、こ
の結果、エンコーダ1からはデイジタルバースト信号B
DGを含みかつ、色差信号をサブキヤリア周波数の搬送波
信号で変調してなる変調クロマ信号CRを含むビデオ信号
VDが送出される。
またこれに対して、撮影した映像を内蔵したVTRに記
録する内部録画動作モードが指定されると、テレビジヨ
ンカメラ制御部は第1及び第2のスイツチ回路9及び12
の第2の出力端c及び入力端eを選択する。
またこのとき、第1、第2及び第3の平衡変調器2、
3及び5には、低域変換キヤリア周波数を有し、上述し
た位相関係を有する搬送波信号S1、S2及びS3が供給さ
れ、この結果、エンコーダ1からはアナログバースト信
号BADを含みかつ、色差信号を低域変換キヤリア周波数
の搬送波信号で変調してなる変調クロマ信号CRを含むビ
デオ信号VDが送出される。
このようにして、このエンコーダ1を含むVTR一体型
テレビジヨンカメラの場合、アナログバースト信号BAD
を用いて、直接低域変換するようにしたことにより、バ
ースト信号の高調波成分による隣接記録トラツクへのク
ロストークを未然に防止して、高い画質でテレビジヨン
カメラで撮影した映像を内蔵したVTRに記録し得るよう
になされている。
D発明が解決しようとする問題点 ところがかかる構成のエンコーダ1においては、色差
系及びバースト系が各々独立した平衡変調器2、3及び
5で構成されており、その分回路構成が複雑かつ大型化
することを避け得ないと共に、色差系及びバースト系の
位相管理が困難であるという問題があつた。
またこのバースト系でアナログバーストBADのエンベ
ロープを発生する際、第2の可変利得増幅回路11の利得
を制御し、この結果を色差系の変調クロマ信号CRに加算
するようになされており、このため、第2の可変利得増
幅回路11において、アナログバースト信号BAD以外の期
間を完全に絞り切れない場合には、出力されるビデオ信
号VDにキヤリアリークが発生する問題があつた。
なおこのキヤリアリークが発生すると、変調クロマ信
号CRに本来含まれないはずのバースト信号と同相の信号
成分がビデオ信号に重畳され、例えば本来黒色であるは
ずの画面が黄色がかつたように表示される結果となる。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、簡易な
構成で変調色差信号に所望のエンベロープ波形を有する
バースト信号を付加し得るエンコーダを提案しようとす
るものである。
E問題点を解決するための手段 かかる問題点を解決するため本発明においては、ベー
スバンドでなる第1の色差信号R−Y及び第2の色差信
号B−Yを所定の搬送波信号で変調したのち合成してビ
デオ信号VDOを得るエンコーダ21において、第1の色差
信号R−Yを搬送波信号S10で平衡変調して、第1の変
調色差信号S31を得る第1の変調手段31と、第2の色差
信号B−Yの水平帰線区間の所定位置に、所定のバース
ト信号の時間幅よりも前後に時間的余裕を有するフラグ
である幅広バーストフラグFWBSTを挿入する幅広バース
トフラグ挿入手段33と、幅広バーストフラグFWBSTが挿
入された第2の色差信号SB-Yを搬送波信号S11で平衡変
調して、幅広バースト信号BWを含む第2の変調色差信号
S32を得る第2の変調手段34と、第2の変調色差信号S32
に第1の変調色差信号S31を合成する信号合成手段32
と、信号合成手段32から出力された第2の変調色差信号
S32における幅広バースト信号BWを、所望のエンベロー
プ波形に整形する波形整形手段35、37とを設けるように
した。
F作用 第2の色差信号B−Yの水平帰線消去期間に幅広バー
ストフラグFWBSTを挿入したのち搬送波信号S11で変調し
て幅広バーストフラグFWBSTに対応した幅広バースト信
号BWを生成し、当該幅広バースト信号BWのエンベロープ
を所望のエンベロープ波形に整形するようにしたことに
より、第2の変調色差信号S32に、所望のエンベロープ
波形でなるバースト信号BADO、BDGOを付加し得るととも
に、バースト信号のキヤリアリークを防止することがで
きる。
G実施例 以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。
第3図において、20は全体として本発明によるエンコ
ーダ21を含むVTR一体型テレビジヨンカメラの一部を示
し、CCD(charge coupled device)撮像素子22から送出
される撮像信号SCCDが、信号処理回路23において所定の
信号処理された後、この結果でなる色差信号R−Y、B
−Y及び輝度信号Yがエンコーダ21に入力される。
なおCCD撮像素子22及び信号処理回路23とエンコーダ2
1とには、それぞれタイミング制御回路24から入力され
るタイミング信号STと同期信号SYNC及びバーストフラグ
FBSTとが入力され、これにより全体として同期動作し
て、ビデオ信号VD0を得るようになされている。
この実施例の場合、エンコーダ21は、第1図に示すよ
うに構成されており、入力される第1の色差信号R−Y
が第1の平衡変調器31に供給され、所定の搬送波信号S1
0で変調された後、その変調出力S31が第1の加算回路32
に入力され、また第2の色差信号B−Yが幅広バースト
フラグ挿入回路33を介して、第2の平衡変調器34に供給
され、所定の搬送波信号S11で変調された後、その変調
出力S32が第1の加算回路32に入力される。
ここで幅広バーストフラグ挿入回路33は、タイミング
制御回路24から供給されるバーストフラグFBSTに基づい
て、当該バーストフラグFBSTの立ち上がりよりも所定時
間だけ前の時点t0で所定の信号レベルまで立ち下がると
ともに当該バーストフラグFBSTの立ち下がりよりも所定
時間だけ後の時点t1で0レベルまで立ち上がる、バース
トフラグFBSTよりも幅広な幅広バーストフラグFWBST
生成し、当該幅広バーストフラグFWBSTを第2の色差信
号B−Yの水平帰線消去期間における所定位置に挿入
し、この結果得られる出力信号SB-Yを第2の平衡変調器
34に供給するようになされている。図2(A)は出力信
号SB-Yの波形を示し、色差信号エンベロープ部ENVB-Y
加えて、幅広バーストフラグFWBSTが形成されている。
従つて第2の平衡変調器34は、出力信号SB-Yの色差信
号エンベロープ部ENVB-Y及び幅広バーストフラグFWBST
をそれぞれ搬送波信号S11で変調し、図2(B)に示す
変調出力S32を生成する。
ここで、色差信号エンベロープ部ENVB-Yに対して幅広
バーストフラグFWBSTの信号極性が反転するようになさ
れていることから、当該幅広バーストフラグFWBSTは平
衡変調器34において色差信号エンベロープ部ENVB-Yに対
して180度の位相差を有するように変調され、この結果
図2(B)に示す変調出力S32に幅広バースト信号BW
形成される。
この幅広バースト信号BWを含む第2の平衡変調器34の
変調出力S32は、第1の加算回路32において、第1の平
衡変調器31の変調出力S31と加算された後、続く可変利
得増幅回路35を通じて変調クロマ信号CR0として第2の
加算回路36に入力される。
この可変利得増幅回路35においては、テレビジヨンカ
メラ制御部(図示せず)の制御に基づいて、エンコーダ
制御回路37から入力されるエンコーダ制御信号CNTENC0
によつて可変され、第1及び第2の色差信号R−Y、B
−Yのエンベロープに応じた期間の間立ち下がると共
に、水平帰線消去期間内のバーストフラグFBSTに対応す
る時点t10〜時点t11の期間の間、滑らかに立ち下がつた
後立ち上がるアナログバーストエンベロープ信号ENVAD0
を含むエンコーダ制御信号CNTENC1(第2図(C))が
入力されると、当該エンコーダ制御信号CNTENC0によつ
てその増幅利得が制御され、これにより入力される幅広
バースト信号BWを波形整形して変調クロマ信号CR0中に
アナログバースト信号BAD0(第2図(D))を形成す
る。
またこれに対して、可変利得増幅回路35においては、
水平帰線消去期間内のバーストフラグFBSTに対応する時
点t10〜時点t11の期間の間、所定レベルに立ち下がるデ
イジタルバーストエンブロープ信号ENVDG0を含むエンコ
ーダ制御信号CNTENC2(第2図(E))が入力される
と、当該エンコーダ制御信号CNTENC2によつてその増幅
利得が制御され、これにより、入力される幅広バースト
信号BWを波形整形して変調クロマ信号CR0中にデイジタ
ルバースト信号BDG0(第2図(F))を形成する。
ここで変調出力S32には、幅広バーストフラグ挿入回
路33、平衡変調器34及び第1の加算回路32によつて遅延
が生ずる。かかる遅延に対応するため、幅広バースト信
号BWの開始時点t0はアナログバーストエンベロープ信号
ENVADO及びデイジタルバーストエンベロープ信号ENVDGO
の立ち下がり時点t10よりも早く、また幅広バースト信
号BWの終了時点t1はアナログバーストエンベロープ信号
ENVADO及びデイジタルバーストエンベロープ信号ENVDGO
の立ち上がり時点t11よりも遅くなるようになされてお
り、すなわち幅広バースト信号BWはアナログバーストエ
ンベロープ信号ENVADO及びデイジタルバーストエンベロ
ープ信号ENVDGOに対して時間的に前後に余裕があるよう
になされている。
ここで、このエンコーダ制御回路37は、テレビジヨン
カメラ制御部(図示せず)からフエーダーコントロー
ル、クロマサプレス等のユーザの操作に応じた制御信号
CNTCRが入力された場合には、エンコーダ制御信号CNT
ENC0のうち第1及び第2の色差信号R−Y、B−Yのエ
ンベロープに応じた期間の波形を、当該制御信号CNTCR
に基づいて波形成形し、これにより、可変利得増幅回路
35から送出される変調クロマ信号CR0のレベルを可変す
るようになされている。
なお第2の加算回路36には、変調クロマ信号CR0に加
えて、輝度信号Y及びタイミング制御回路24から入力さ
れる同期信号SYNCが入力され、これらを加算してエンコ
ーダ30の出力信号としてビデオ信号VD0を送出し得るよ
うになされている。
以上の構成において、ユーザの操作によつてテレビジ
ヨンカメラ20で撮影した映像を内蔵したVTRに記録する
内部録画動作モードが指定されると、テレビジヨンカメ
ラ制御部はエンコーダ制御回路37に対して、アナログバ
ーストエンベロープ信号ENVAD0を含むエンコーダ制御信
号CNTENC1(第2図(C))の送出を指示する制御信号C
NTCRを供給すると共に、第1及び第2の平衡変調器31及
び32に対して、低域変換キヤリア周波数を有し対応する
位相関係でなる搬送波信号S10、S11を供給する。
かくして、エンコーダ21からはアナログバースト信号
BAD0を含みかつ、色差信号R−Y、B−Yを低域変換キ
ヤリア周波数の搬送波信号S10、S11で変調してなる変調
クロマ信号CR0を含むビデオ信号VD0を送出することがで
きる。
このようにして、このエンコーダ21を含むVTR一体型
テレビジヨンカメラ20の場合、アナログバースト信号B
AD0を用いて直接低域変換することにより、バースト信
号の高調波成分による隣接記録トラツクへのクロストー
クを未然に防止して、高い画質で撮影した映像を内蔵し
たVTRに記録し得るようになされている。
またこれに対して、撮影した映像を外部に映像信号と
して送出する動作モードが指定されると、テレビジヨン
カメラ制御部はエンコーダ制御回路37に対して、デイジ
タルバーストエンベロープ信号ENVDG0を含んでなるエン
コーダ制御信号CNTENC2(第2図(E))の送出を指示
する制御信号CNTCRを供給すると共に、第1及び第2の
平衡変調器31及び32に対して、サブキヤリア周波数を有
し対応する位相関係でなる搬送波信号S10、S11を供給す
る。
このようにして、エンコーダ21からはデイジタルバー
スト信号BDG0を含みかつ、色差信号R−Y、B−Yをキ
ヤリア周波数の搬送波信号S10、S11で変調してなる変調
クロマ信号CR0を含むビデオ信号VD0を送出することがで
きる。
以上の構成によれば、幅広バーストフラグ挿入回路33
において色差信号B−Yの水平帰線消去期間に幅広バー
ストフラグFWBSTを合成した後、その出力信号SB-Yを平
衡変調器34において搬送波信号S11で変調して幅広バー
スト信号BWを形成し、当該幅広バースト信号BWを可変1
得増幅回路35において所望のエンベロープ波形ENVAD0
はENVDG0に応じて整形するようにしたことにより、変調
クロマ信号CR0に所望のバースト信号BAD0又はBDG0を付
加し得るエンコーダ21を実現できる。
さらに上述の構成によれば、バースト信号の形成に特
別な平衡変調器を設ける必要がないことにより、全体と
して構成を一段と簡略化し得ると共に、色差信号とバー
スト信号を同一の平衡変調器で変調するようにしたこと
により、色差信号とバースト信号の位相を高い精度で保
持することができる。
さらに上述の構成によれば、可変利得増幅回路35の入
力として、水平帰線消去期間に幅広バーストフラグF
WBST以外の不要な信号成分が含まれないことにより、可
変利得増幅回路35の利得制御によるキャリアリークの発
生を未然に防止することができる。
なお上述の実施例においては、本発明をアナログバー
スト信号及びデイジタルバースト信号を選択して形成し
得るようにした場合について述べたが、これに限らず、
アナログバースト信号又はデイジタルバースト信号の一
方のみを用いるテレビジヨンカメラのエンコーダにも適
用し得る。
また上述の実施例においては、本発明をVTR一体型テ
レビジヨンカメラのエンコーダに適用した場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、ビデオテープレコー
ダやレーザデイスク等、色差信号からビデオ信号を得る
ものに広く適用して好適なものである。
H発明の効果 上述のように本発明によれば、色差信号の水平帰線消
去期間に、所定のバースト信号の時間幅よりも前後に所
定の時間的余裕を有するフラグである幅広バーストフラ
グを挿入し、当該幅広バーストフラグを挿入した色差信
号を搬送波信号で変調することにより所定のバースト信
号の時間幅よりも前後に所定の時間的余裕を有する幅広
バースト信号を生成し、当該幅広バースト信号のエンベ
ロープを整形するようにしたことにより、簡易な構成
で、バースト信号のキヤリアリークを防止するととも
に、所望のエンベロープ波形でなるバースト信号を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるエンコーダを示すブロツク図、第
2図はその動作を示す信号波形図、第3図は本発明によ
るエンコーダを用いたテレビジヨンカメラを示すブロツ
ク図、第4図はバーストの説明に供する信号波形図、第
5図は従来のエンコーダを示すブロツク図である。 1、21……エンコーダ、2、3、5、31、34……平衡変
調器、6、8、32、36……加算回路、7、11、35……可
変利得増幅回路、9、12……スイツチ回路、10……デイ
ジタルバースト発生回路、33……幅広バーストフラグ挿
入回路、37……エンコーダ制御回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−171293(JP,A) 特開 昭63−219290(JP,A) 特開 昭61−18290(JP,A) 特開 昭58−219893(JP,A) 特開 平1−177794(JP,A) 特開 昭63−185191(JP,A) 特開 昭58−219891(JP,A) 特開 昭57−18183(JP,A) 実開 昭62−3182(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 9/455 H04N 9/65

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースバンドでなる第1及び第2の色差信
    号を搬送波信号で変調したのち合成してビデオ信号を得
    るエンコーダにおいて、 上記第1の色差信号を上記搬送波信号で平衡変調して、
    第1の変調色差信号を得る第1の変調手段と、 上記第2の色差信号の水平帰線消去区間の所定位置に、
    所定のバースト信号の時間幅よりも前後の時間的余裕を
    有するフラグである幅広バーストフラグを挿入する幅広
    バーストフラグ挿入手段と、 上記幅広バーストフラグが挿入された上記第2の色差信
    号を上記搬送波信号で平衡変調することにより、上記幅
    広バーストフラグを変調してなる幅広バースト信号を含
    む第2の変調色差信号を得る第2の変調手段と、 上記第2の変調色差信号に上記第1の変調色差信号を合
    成して出力する信号合成手段と、 上記信号合成手段からの出力における上記幅広バースト
    信号を所望のエンベロープ波形に整形することにより、
    所望のバースト信号を生成すると共に、上記信号合成手
    段からの出力における変調クロマ信号部分の信号レベル
    を制御する可変利得増幅手段と を具えることを特徴とするエンコーダ。
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