JP3109570U - 重量物吊り下げ用シャックルの台座構造 - Google Patents
重量物吊り下げ用シャックルの台座構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3109570U JP3109570U JP2004007665U JP2004007665U JP3109570U JP 3109570 U JP3109570 U JP 3109570U JP 2004007665 U JP2004007665 U JP 2004007665U JP 2004007665 U JP2004007665 U JP 2004007665U JP 3109570 U JP3109570 U JP 3109570U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pedestal
- ring
- cap
- shaped
- shackle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
Abstract
【課題】
重量物を吊り下げても、その方向を調整、回転が可能である重量物吊り下げ用シャックルの台座構造を提供する。
【解決手段】
本考案の重量物吊り下げ用シャックルの台座構造は、リング状の底部台座キャップ5に平面ベアリング8を取り付け、底部台座キャップ5の筒カバー51の外周にはめ込み、頂上部分でリング型上部キャップ4の底部を受けて支えるようになっている為、重量物Pを吊り下げる際に、シャックルによって吊り下げた重量物の調整や回転が可能である。
【選択図】 図2
重量物を吊り下げても、その方向を調整、回転が可能である重量物吊り下げ用シャックルの台座構造を提供する。
【解決手段】
本考案の重量物吊り下げ用シャックルの台座構造は、リング状の底部台座キャップ5に平面ベアリング8を取り付け、底部台座キャップ5の筒カバー51の外周にはめ込み、頂上部分でリング型上部キャップ4の底部を受けて支えるようになっている為、重量物Pを吊り下げる際に、シャックルによって吊り下げた重量物の調整や回転が可能である。
【選択図】 図2
Description
本考案は重量物吊り下げ用シャックルの台座構造に関する。詳しくは、本考案の重量物吊り下げ用シャックルの台座構造は、シャックルの台座の底部に重量物を吊り下げる際に、シャックルによって吊り下げた重量物の調整や回転が可能である。また、その構造はリング状の底部台座キャップに平面ベアリングを取り付けただけで、底部台座キャップの筒カバーの外周にはめ込み、頂上部分でリング型上部キャップの底部を受けて支えるようになっている。
重量物吊り下げ用シャックルの台座構造は、主に、重量物、加工物、あるいは、デッキ等を吊り下げたり、運んだりする際に使用される。従来の構造(図1参照)は、取り外し可能なU字型のシャックル3をリング状台座2の両側にかけ、上部にあるリング型上部キャップ4と中間が高くなった筒カバー51及び貫通した筒の口52を持つ底部台座キャップ5を組み合わせて、リング状台座2の内側の台座の口21の頂上部と底辺で挟み込む形になり、固定ボルト6がリング型上部キャップ4の中間を下に向かって貫通し、底部台座キャップ5の筒の口52を通り、その突出したらせん状の部分61が下方の重量物Pの、あらかじめ開けてあるらせん状の槽P1に挿入されて固定するようになっている。
しかしながら、上記のような構造は、シャックル上方に連結されたチェーン、クレーンがクレーン作業を行なう際、下方の重量物Pの重さが、固定ボルト6を下に引っ張り、リング型上部キャップ4、リング状台座2等のパーツが重さでくっついてしまうという状況が発生する。このため、リング型上部キャップ4、リング状台座2と底部台座キャップ5の間に存在する、適度に回転する同心円によるはめ込み具合が、それぞれのパーツが重量物Pによって生じた「垂直に引っ張られる力」によって、「滞る状態」になってしまい、うまく回転しなくなる。
また、重量物Pを吊り下げた後、加工あるいは検視、修正等の作業において、重量物Pを一部回転させたり、調整したりする時、その操作が非常に困難でやりにくく、時には全く操作できないこともあり不便である。
さらに、重量物Pが運ばれる時、シャックル上方のフック(上部のチェーンあるいはワイヤを含む)が、回転方式で吊り下げた重量物Pを移動させる際、重量物Pは元置かれていた位置によっては、各パーツが停滞状態になることがあり、かえって、フック上方のチェーンやワイヤが回転して変更が生じ、作業者が正確に重量物を目的の位置に移動することができなくなり、極めて不便である。
そこで、本考案は、吊り下げられた重量物が付随して回転することがなく、必要に応じて自由に回転させることができ、作業が便利に行える重量物吊り下げ用シャックルの台座構造を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するために、請求項1記載の考案は、リング状台座の両側にかけた取り外し可能なU字型のシャックルを、上部にあるリング型上部キャップ、中間が高くなった筒カバー、及び貫通した筒の口を持つ底部台座キャップを組み合わせて、前記リング状台座の内側の台座の口の頂上部と底辺で挟み込む形になり、固定ボルトがリング型上部キャップの中間を下に向かって貫通し、底部台座キャップの筒の口を通り、前記固定ボルトの突出したらせん状の部分が、下方の重量物にあらかじめ開けてあるらせん状の槽に挿入されて固定するようになっていて、リング状台座の頂上面の中央に、平らな平面ベアリングがちょうどはまるようになったリング型のくぼみ部分が設けられていて、平面ベアリングの中間の口の部分が底部台座キャップの筒カバー外周にはめ込まれ、その頂上面がリング型上部キャップの底部を受けて支え、台座が重量物を吊り下げた時、平面ベアリングが中継して受けるので、リング型上部キャップとリング状台座の間に、水平方向の回転機能が生じることを特徴とする重量物吊り下げ用シャックルである。
本考案の重量物吊り下げ用シャックルの台座構造は、リング状台座の頂上部分の中央にリング型のくぼみ部分があって、平面ベアリングがはまり込むようになっている。平面ベアリングの中間の口の部分は底部台座キャップの筒カバーの外周にはまり込むようになっている。その頂上面はリング型上部キャップの底辺を受けて支えるようになっている。したがって、下方の重量物を吊り下げた時の重みを受けても、平面ベアリングが中継していること、そして、その回転機能により、シャックルが重量物を吊り下げても、それぞれ独立してその方向を調整、回転することが可能である。そして、作業者のニーズに応じて重量物の正確な方向、位置及び運搬後の正確な位置をつかむことが可能で、操作が便利である。
また、本考案の重量物吊り下げ用シャックルの台座構造は、シャックル上方のフック(上方のチェーンあるいはワイヤを含む)の回転が、重量物を吊り下げた時に生じる回転の影響を受けて、平面ベアリングが中継すること、そして、その回転機能により、その回転に対応して調整することが可能で、重量物を予定通りの方向で吊り下げ、運搬することが可能である。
図2、図3に示すように、本考案の重量物吊り下げ用シャックルの台座構造は、リング状台座7の両側に掛けた取り外し可能なU字型のシャックル3に、上部にあるリング型上部キャップ4と、中間が高くなった筒カバー51及び貫通した筒口52を持つ底部台座キャップ5を組み合わせて、リング状台座7の内側の台座の口71(図4、5参照)の頂上部と底辺で挟み込む形になり、固定ボルト6がリング型上部キャップ4の中間に下に向かって貫通し、底部台座キャップ5を通り、その突出したらせん状の部分61が、下方の重量物Pの、あらかじめ開けてあるらせん状の槽P1に挿入されて固定するようになっている。
そして、リング状台座7の頂上面の中央に、平らな平面ベアリング8がちょうどはまるようになったリング型のくぼみ部分72が設けられていて、平面ベアリング8の中間の口81の部分が底部台座キャップ5の筒カバー51外周にはめ込まれ、その頂上面がリング型上部キャップ4の底部を受けて支える。そして、本考案のシャックルの台座構造を介して、図3に示す上方のフック(上部のチェーンあるいはワイヤを含む)が重量物Pを吊り下げた時、平面ベアリング8が中継して受けるので、リング型上部キャップ4とリング状台座7の間に、重量物Pの重量を受けて生じる「垂直に引っ張られる力」に対応するのに充分で、平面ベアリング8の「水平方向」の回転機能によって、本考案のシャックルの台座を介して吊り下げられた重量物Pが、シャックルの上方の前記フック(上部のチェーンあるいはワイヤを含む)に回転(図3、図4参照)が生じても、重量物Pは付随して回転することがなく、元の方向や状態を保つ。
シャックルの上方のフック(上部のチェーンあるいはワイヤを含む)が動かない状態(図5参照)においても、重量物Pは作業者の操作によって自由に回転させて、適度な方位に移動させることが可能な、調整、回転機能を持つ。
シャックルの上方のフック(上部のチェーンあるいはワイヤを含む)が動かない状態(図5参照)においても、重量物Pは作業者の操作によって自由に回転させて、適度な方位に移動させることが可能な、調整、回転機能を持つ。
図6に示すように、重量物Pが多数のシャックル台座と共に吊り下げられるという様々な状況において、それぞれの平面ベアリング8は、それぞれの重量物Pに対して「水平方向」の回転調整機能を持ち、同時に、シャックル上方のフック及び上部チェーンあるいはワイヤに吊り下げられる状況に対応して、平坦にスムーズに作業が行なえるようになっている。したがって、本考案の重量物吊り下げ用シャックルの台座構造は、従来の重量物吊り下げ用シャックルの台座構造の問題を改善していて実用性が高い。
3…U字型シャックル、4…リング型上部キャップ、5…底部台座キャップ、
6…固定ボルト、8…平面ベアリング、51…筒カバー
52…筒の口、61…らせん状になった部分、7…リング状台座
71…台座の口、72…リング型のくぼみ部分
81…口、P…重量物、P1…らせん状になった槽
6…固定ボルト、8…平面ベアリング、51…筒カバー
52…筒の口、61…らせん状になった部分、7…リング状台座
71…台座の口、72…リング型のくぼみ部分
81…口、P…重量物、P1…らせん状になった槽
Claims (1)
- リング状台座の両側にかけた取り外し可能なU字型のシャックルに、上部にあるリング型上部キャップ、中間が高くなった筒カバー、及び貫通した筒の口を持つ底部台座キャップを組み合わせて、前記リング状台座の内側の台座の口の頂上部と底辺で挟み込む形になり、固定ボルトがリング型上部キャップの中間を下に向かって貫通し、底部台座キャップを通り、前記固定ボルトの突出したらせん状の部分が、下方の重量物にあらかじめ開けてあるらせん状の槽に挿入されて固定するようになっていて、
リング状台座の頂上部の中央に、平らな平面ベアリングがちょうどはまるようになったリング型のくぼみ部分が設けられていて、平面ベアリングの中間の口の部分が底部台座キャップの筒カバー外周にはめ込まれ、その頂上面がリング型上部キャップの底部を受けて支え、台座が重量物を吊り下げた時、平面ベアリングが中継して受けるので、リング型上部キャップとリング状台座の間に、水平方向の回転機能が生じることを特徴とする重量物吊り下げ用シャックル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004007665U JP3109570U (ja) | 2004-12-27 | 2004-12-27 | 重量物吊り下げ用シャックルの台座構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004007665U JP3109570U (ja) | 2004-12-27 | 2004-12-27 | 重量物吊り下げ用シャックルの台座構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3109570U true JP3109570U (ja) | 2005-05-19 |
Family
ID=43272189
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004007665U Expired - Fee Related JP3109570U (ja) | 2004-12-27 | 2004-12-27 | 重量物吊り下げ用シャックルの台座構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3109570U (ja) |
-
2004
- 2004-12-27 JP JP2004007665U patent/JP3109570U/ja not_active Expired - Fee Related
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3109570U (ja) | 重量物吊り下げ用シャックルの台座構造 | |
JP2007008606A (ja) | クレーン用吊り上げ装置 | |
CN103754805A (zh) | 一种核电站重型设备翻转装置及翻转方法 | |
JP4030022B1 (ja) | 吊り治具 | |
JPH07137979A (ja) | 吊り具 | |
JPH08133661A (ja) | コンクリートブロック吊り上げ具 | |
JPH0730623Y2 (ja) | 高電圧機器の吊上げ運搬装置 | |
JP3010060U (ja) | 吊り金具 | |
JP2017128409A (ja) | 吊り装置 | |
JP6787567B2 (ja) | ユニットルームの吊り上げ構造 | |
CN217676325U (zh) | 车身吊具及车身吊具总成 | |
JPS6228568Y2 (ja) | ||
JP3003448U (ja) | 懸吊具 | |
JPS6348798B2 (ja) | ||
JPH08903Y2 (ja) | 回転式吊り掛け装置 | |
TWM612402U (zh) | 配重式自鎖吊鉤 | |
JPH08282961A (ja) | 無人搬送車用吊下治具 | |
JPS5820629Y2 (ja) | ボンベ吊具 | |
JPH0721681U (ja) | 吊り具 | |
JP2008049507A (ja) | 丸鋸刃搬送装置 | |
JPS6011893Y2 (ja) | 吊ビ−ム装置 | |
JP1709700S (ja) | 荷役用吊金具 | |
JPS6011018Y2 (ja) | 重量物吊り具のアーム折畳み治具 | |
JPH045249Y2 (ja) | ||
JPH02300092A (ja) | 消波ブロックの吊下げ具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090330 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090330 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100330 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |