JP3109182U - 押圧切断具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 比較的強い押圧力を加えなければ切断し難い対象物であっても容易且つ確実に切断することができる押圧切断具の提供。
【解決手段】 下縁部が下向きに凸の弧状切断縁部Eである板状体Bの上部に、使用者が手で下向きに押圧するための被押圧上面部Pを設ける。被押圧上面部Pは、板状体Bの厚さ方向において板状体Bより両側に張出したリブR1により形成する。板状体Bの左右両端部外周縁部B1に、被押圧上面部Pを構成するリブR1に連続してリブR2を設ける。板状体Bの水平方向における中央部を挟む両側であって、被押圧上面部Pの下方位置に、被押圧上面部Pを手で下向きに押圧する状態でその手の指を挿通して板状体Bにおける被押圧上面部Pとの間の部分Gを把持するための挿通孔Hを形成する。各挿通孔Hの周縁部に挿通孔周縁リブR3を設ける。
【選択図】 図1

Description

本考案は、使用者が把持して対象物を押圧切断するための押圧切断具であって、比較的強い押圧力を加えなければ切断し難い対象物、特にピザのような食品を押圧切断するのに特に適した押圧切断具に関する。
例えばピザのような食品を切り分ける場合、通常のナイフや包丁等を普通に用いても容易には切断し得ない。何度も繰り返し切るか、強い押圧力を加えて切らなければ、完全には切断することができない。しかしながら、一般家庭等においてこのようなやり方で体裁よく切り分けるのは困難であり、思わぬ怪我を引き起こすおそれもないではない。
専用のピザカッターとしては、円板状の回転刃を回転させつつ押圧切断するカッターが知られている。特開平11−56214号公報(特許文献1)には、円形刃に加える力の方向を安定させることにより、ピザ等の被切断物を容易に、かつ、きれいにカットすることができるカッターとして、把持部と、前記把持部に対して回動自在に支持された円形刃とを備えたカッターにおいて、前記把持部に対して前記円形刃を支持するための支持部が所定角度を有するように形成されたことを特徴とするカッターが記載されている。
しかしながら、この種のカッターにおいては、刃が回転円板状をなすため、使用者がピザ等を切断する際に強い押圧力を加えて安定的に切断作業を行うことが必ずしも容易ではなく、何度も繰り返し切らなければ完全には切断し難い。また、回転円板刃を備える構造上、比較的製造コストが高くならざるを得ない。
特開平11−56214号公報
本考案は、従来技術に存した上記のような課題に鑑み行われたものであって、その目的とするところは、比較的強い押圧力を加えなければ切断し難い対象物であっても容易且つ確実に切断することができる低コストの押圧切断具を提供することにある。
(1) 上記目的を達成する本考案の押圧切断具は、
下向きに凸の弧状切断縁部が下縁部を構成する板状体の上部に、使用者が手で下向きに押圧するための被押圧上面部を備えており、
前記被押圧上面部は、前記板状体の厚さ方向において前記板状体より張出した状態に形成されていることを特徴とする。
この押圧切断具を、被押圧上面部を手で下向きに押圧する状態で把持することにより、下向きに凸の弧状切断縁部により対象物を切断することができる。
切断の際には、対象物を切断しようとする線に沿って弧状切断縁部を位置させ、被押圧上面部を手で下向きに押圧しつつ、弧状切断縁部が対象物に接する位置がその弧状切断縁部の一端側と他端側の間で変化するように押圧切断具を揺動させる。
被押圧上面部は板状体の厚さ方向において板状体より張出した状態に形成されているので、被押圧上面部に対し強い下向き押圧力を加えることができ、而も、弧状切断縁部は下向きに凸の形状をなすため対象物に作用するのは弧状切断縁部の下端部の近傍に限られるので、被押圧上面部に対し加えた下向き押圧力によりもたらされる切断力がその部分に集約される。この切断力が集約される部分が押圧切断具の揺動に応じて移動するので、例えばピザのように切断が容易でない食品であっても容易且つ確実に切断することができる。
(2) 上記押圧切断具は、上記板状体における上記被押圧上面部の下方位置に、使用者が前記被押圧上面部を手で下向きに押圧する状態でその手の指を挿通して前記板状体における前記被押圧上面部との間の部分を把持するための挿通孔を備えるものとすることができる。
この場合、押圧上面部を下向きに押圧する手の指を挿通孔に挿通して板状体における挿通孔と被押圧上面部との間の部分を把持することにより、被押圧上面部に対し強い下向き押圧力を加えつつ押圧切断具を揺動させて対象物を切断する作業をより確実に行うことができる。
(3) 上記(2)の押圧切断具においては、上記挿通孔を、上記板状体の水平方向における中央部を挟む両側に、使用者の両手用としてそれぞれ有し、各挿通孔の上方には上記被押圧上面部を備えることが望ましい。
この場合、板状部の水平方向における中央部を挟む両側にそれぞれ挿通孔を有するため、板状体の上部に被押圧上面部を備えてなる押圧切断具全体の剛性を確保しつつ、両手で押圧上面部に強い下向き押圧力を加えつつ押圧切断具を安定的に揺動させて対象物をより確実に切断することができる。
(4) また、上記(2)の押圧切断具は、上記挿通孔の周縁部に、上記板状体の厚さ方向に張出した挿通孔周縁リブを備えたものであることが好ましい。
この場合、挿通孔を設けながら、挿通孔周縁リブにより、板状体の上部に被押圧上面部を備えてなる押圧切断具全体の剛性を高めることができるので、板状体における挿通孔と被押圧上面部との間の部分を把持することにより、被押圧上面部に対し強い下向き押圧力を加えつつ押圧切断具を揺動させて対象物を確実に切断することができる。
(5) また、上記(3)の押圧切断具は、上記挿通孔の周縁部に、上記板状体の厚さ方向に張出した挿通孔周縁リブを備えたものであることが好ましい。
この場合、両手用に各挿通孔を設けながら、挿通孔周縁リブにより、板状体の上部に被押圧上面部を備えてなる押圧切断具全体の剛性を高めることができるので、板状体における各挿通孔と被押圧上面部との間の部分を両手でそれぞれ把持することにより、被押圧上面部に対し強い下向き押圧力を加えつつ押圧切断具を揺動させて対象物をより確実に切断することができる。
(6) 更に、上記(1)乃至(5)の押圧切断具は、上記板状体の上部に備える被押圧上面部を、板状体の厚さ方向に張出したリブにより形成すると共に、
前記板状体の両端部の下向き端部外周縁部に、前記リブに連続するリブを設けたものであることが好ましい。
この場合、板状体の上部に備える被押圧上面部を、板状体の厚さ方向に張出したリブにより形成し、板状体の両端部の下向き端部外周縁部に、前記リブに連続するリブを設けることにより、板状体の上部に被押圧上面部を備えてなる押圧切断具全体の剛性を高め、被押圧上面部に対し強い下向き押圧力を加えつつ押圧切断具を揺動させて対象物を切断する作業をより安定的に行うことができる。
本考案の押圧切断具は、その被押圧上面部に対し手で強い下向き押圧力を加えつつ押圧切断具を揺動させることにより、例えばピザのように切断が容易でない対象物であっても容易且つ確実に切断することができ、而も、構造上、低コストで製造することができる。
本考案の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。
図面は本考案の押圧切断具の実施の形態の一例としてのピザ切断具についてのものであって、図1は斜視図、図2は中央部縦断面図である。
ピザ切断具は、板状体Bの上部に被押圧上面部Pを備えてなる。
板状体Bは、実質上平板状をなす。板状体Bの下縁部は、下向きに凸の弧状切断縁部Eにより構成され、上縁部は水平状をなす。板状体Bの左右両端部は、板状体Bの上部から下向きに湾曲した端部外周縁部B1に形成されて外向きに凸の湾曲状をなす。
弧状切断縁部Eは、一定平面に沿って形成されており、この例の弧状切断縁部Eは左右対称状をなす。弧状切断縁部Eの中央部が水平面に接する状態において、弧状切断縁部Eの両端部の接線は約30度傾斜する。なお、弧状切断縁部Eの両端部の接線は10乃至45度傾斜傾斜するものとすることができる。また、弧状切断縁部Eは、この例のように左右対称状をなすことが好ましいが、必ずしもこれに限るものではない。弧状切断縁部Eの断面は、図2に示すように外周縁に向かって漸次縮小するように形成されている。
被押圧上面部Pは、使用者が手で下向きに押圧するためのものであり、板状体Bの上縁部の全長にわたり、板状体Bの厚さ方向において板状体Bより両側に張出したリブR1により形成されている。被押圧上面部Pは板状体Bより両側に張り出した状態をなすことが好ましいが、片側にのみ張り出すものとすることもできる。板状体Bの上縁部及び被押圧上面部Pは、必ずしも水平状に限るものではない。また、被押圧上面部Pは、必ずしも板状体Bの上縁部の全長にわたるものであることを要するものではない。
板状体Bの左右両端部の端部外周縁部B1のうち上部には、被押圧上面部Pを構成するリブR1に連続して、板状体Bより両側に張出したリブR2が設けられている。
板状体Bの水平方向における中央部を挟む両側であって、被押圧上面部Pの下方位置に、使用者の両手用としてそれぞれ横長の挿通孔Hが形成されている。各挿通孔Hは、使用者が被押圧上面部Pを手で下向きに押圧する状態でその手の指を挿通して板状体Bにおける被押圧上面部Pとの間の部分Gを把持するためのものである。各挿通孔Hの周縁部には、板状体Bの厚さ方向に張出した挿通孔周縁リブR3が設けられている。なお、挿通孔は必ずしも2箇所に設けることを要するものではなく、1又は3以上とすることもできる。
このピザ切断具は、このような構造であるから、合成樹脂の一体成形により低コストで製造することができる。尤も、必ずしもこの製法に限るものではない。
このピザ切断具を使用してピザを切断する場合、両挿通孔Hに両手(右手と左手)の指をそれぞれ挿通して板状体Bにおける被押圧上面部Pとの間の部分Gを把持し、被押圧上面部Pをそれぞれの手で下向きに押圧する状態で、ピザを切断しようとする線に沿って弧状切断縁部Eを位置させ、被押圧上面部Pを両手で下向きに押圧しつつ、弧状切断縁部Eがピザに接する位置がその弧状切断縁部Eの左端側と右端側の間で変化するようにピザ切断具を矢示のように揺動させる。
被押圧上面部Pは板状体Bの厚さ方向において板状体Bより張出したリブR1により形成されているので、被押圧上面部Pに対し強い下向き押圧力を加えることができ、而も、弧状切断縁部Eは下向きに凸の形状をなすためピザに作用するのは弧状切断縁部Eの下端部の近傍に限られるので、被押圧上面部Pに対し加えた下向き押圧力によりもたらされる切断力がその部分に集約される。この切断力が集約される部分(弧状切断縁部Eの下端部の近傍)がピザ切断具の揺動に応じて移動するので、ピザを容易且つ確実に切断することができる。
特に、板状体Bの水平方向における中央部を挟む両側にそれぞれ挿通孔Hを有し、各挿通孔Hの周縁部に、板状体Bの厚さ方向に張出した挿通孔周縁リブR3を備えると共に、板状体Bの上縁部の全長にわたり、板状体Bの厚さ方向において板状体Bより両側に張出したリブR1を有し、更に、両端部外周縁部B1のうち上部に、被押圧上面部Pを構成するリブR1に連続して、板状体Bより両側に張出したリブR2が設けられているので、ピザ切断具全体の剛性を確保しながら、両手で押圧上面部に強い下向き押圧力を加えつつピザ切断具を安定的に揺動させて対象物をより確実に切断することができる。
斜視図である。 中央部縦断面図である。
符号の説明
B 板状体
B1 端部外周縁部
E 弧状切断縁部
G 部分
H 挿通孔
P 被押圧上面部
R1 リブ
R2 リブ
R3 挿通孔周縁リブ

Claims (10)

  1. 下向きに凸の弧状切断縁部が下縁部を構成する板状体の上部に、使用者が手で下向きに押圧するための被押圧上面部を備えており、
    前記被押圧上面部は、前記板状体の厚さ方向において前記板状体より張出した状態に形成されていることを特徴とする押圧切断具。
  2. 上記板状体における上記被押圧上面部の下方位置に、使用者が前記被押圧上面部を手で下向きに押圧する状態でその手の指を挿通して前記板状体における前記被押圧上面部との間の部分を把持するための挿通孔を備える請求項1記載の押圧切断具。
  3. 上記挿通孔を、上記板状体の水平方向における中央部を挟む両側に、使用者の両手用としてそれぞれ有し、各挿通孔の上方には上記被押圧上面部を備える請求項2記載の押圧切断具。
  4. 上記挿通孔の周縁部に、上記板状体の厚さ方向に張出した挿通孔周縁リブを備えた請求項2記載の押圧切断具。
  5. 上記挿通孔の周縁部に、上記板状体の厚さ方向に張出した挿通孔周縁リブを備えた請求項3記載の押圧切断具。
  6. 上記板状体の上部に備える被押圧上面部を、板状体の厚さ方向に張出したリブにより形成すると共に、
    前記板状体の両端部の下向き端部外周縁部に、前記リブに連続するリブを設けた請求項1記載の押圧切断具。
  7. 上記板状体の上部に備える被押圧上面部を、板状体の厚さ方向に張出したリブにより形成すると共に、
    前記板状体の両端部の下向き端部外周縁部に、前記リブに連続するリブを設けた請求項2記載の押圧切断具。
  8. 上記板状体の上部に備える被押圧上面部を、板状体の厚さ方向に張出したリブにより形成すると共に、
    前記板状体の両端部の下向き端部外周縁部に、前記リブに連続するリブを設けた請求項3記載の押圧切断具。
  9. 上記板状体の上部に備える被押圧上面部を、板状体の厚さ方向に張出したリブにより形成すると共に、
    前記板状体の両端部の下向き端部外周縁部に、前記リブに連続するリブを設けた請求項4記載の押圧切断具。
  10. 上記板状体の上部に備える被押圧上面部を、板状体の厚さ方向に張出したリブにより形成すると共に、
    前記板状体の両端部の下向き端部外周縁部に、前記リブに連続するリブを設けた請求項5記載の押圧切断具。
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