JP3109179U - キックボードの自動掛合折畳構造 - Google Patents

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定興 陳
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Abstract

【課題】 操作が簡易で且つ安全性を具えるキックボードの自動掛合折畳構造を提供する。
【解決手段】 キックボードの自動掛合折畳構造は、車体フレーム1、中空管2及び快速着脱ユニット3を含む。車体フレーム1前端には二枚の挟持板11が設置され、その挟持板11には欠切口111及び凹部112が成形される。中空管2には傾斜管21が連接され、傾斜管21は係止ピン211を含む。その係止ピン211両端は挟持板11から突出して凸耳212を形成する。中空管2に滑動部品4及び弾性部品5を設置し、その滑動部品4を引くことによって、係止ピン211を動かし、係止ピン211の凸耳212が二枚の挟持板11の欠切口111もしくは凹部112から外れることにより、キックボードを組み立てたり、折り畳んだりすることができる。更に弾性部品5によって、滑動部品4が自動的に掛合う。
【選択図】 図1

Description

本考案は、キックボードの自動掛合折畳構造に関するものであり、操作が簡易で且つ安全性を具えるものである。
公知のキックボート構造では、快速着脱ユニットが枢設軸となり、キックボード車体フレーム前端の二枚の挟持板とハンドル中空管の傾斜管上に対応する穿孔を貫設し、快速着脱ユニットを穿孔に通して枢設し固定する。しかしながら、快速着脱ユニットを一旦緩めると、中空管と車体フレームが自在に滑動し、枢設回転する。そのため、使用者の両手を固定されていない中空管と車体フレームで支えるのは困難であり、折畳若しくは組立操作中に手指を傷つけてしまいやすい。
解決しようとする問題点は、操作しにくいため、使用者がキックボードを組み立てたり、折り畳んだりするときに手を傷つけやすい点である。
本考案のキックボードの自動掛合折畳構造は、車体フレーム、中空管及び快速着脱ユニットを備える。車体フレーム前端には二枚の挟持板が設置され、その挟持板には欠切口及び凹部が成形される。中空管には傾斜管が連接され、傾斜管は係止ピンを有する。その係止ピン両端は挟持板から突出して凸耳を形成する。中空管に滑動部品及び弾性部品を設置し、その滑動部品を引くことによって、係止ピンを動かし、係止ピンの凸耳が二枚の挟持板の欠切口もしくは凹部から外れることにより、キックボードを組み立てたり、折り畳んだりすることができる。更に弾性部品によって、滑動部品が自動的に掛合うことを最も主要な特徴とする。
本考案のキックボードの自動掛合折畳構造は、操作が簡易で且つ安全性が高いという利点がある。
図1及び図2に示すとおり、本考案の一実施例によるキックボードの自動掛合折畳構造は、車体フレーム1、中空管2及び快速着脱ユニット3を含む。車体フレーム1前端には二枚の挟持板11が設置され、その挟持板11には欠切口111及び凹部112が成形される。中空管2には傾斜管21が連接され、その傾斜管21には係止ピン211が含まれる。その係止ピン211両端は挟持板11から突出して各々凸耳212となる。また二枚の挟持板11の間に中空管2の傾斜管21が入り、更に快速着脱ユニット3が二枚の挟持板11及び傾斜管21を通って固定される。係止ピン211の凸耳212は二枚の挟持板11の欠切口111に対応して掛合い、定位される。快速着脱ユニット3を緩めると、傾斜管21に対応する挟持板11は回転し、二枚の挟持板11の凹部112に対応して定位され、折畳状態を形成する。
傾斜管21は滑動部品4及び弾性部品5を含む。そのうち、滑動部品4は傾斜挟持板41を含み、その傾斜挟持板41には長孔411及び穿孔412が貫設され、傾斜管21は傾斜挟持板41に対応する長孔22が設置されて、そこに傾斜挟持板41が差し込まれる。傾斜管21には別に傾斜挟持板41の長孔411及び穿孔412に対応する穿孔23及び長孔24が貫設される。弾性部品5は両端51、52を具える。
傾斜管21下端は、二個のネジ251によって蓋板25に固定される。
図3に示すとおり、快速着脱ユニット3を中空管2の穿孔23及び傾斜挟持板41の長孔411に通し、弾性部品5の一端51を固定する。係止ピン211を中空管2の長孔24及び傾斜挟持板41の穿孔412に通し、且つ弾性部品5の別の一端52を固定する。また、図4に示すとおり、滑動部品4を引くことによって、傾斜挟持板41で係止ピン211を動かす。係止ピン211の凸耳212を二枚の挟持板11の欠切口111若しくは凹部112から外す。
本実施例は折畳操作過程で、車体フレーム1と中空管2及びその傾斜管21とが相対して回転するので、使用時に怪我をすることを防止する。滑動部品4を引くだけで開閉し、安全性を高めることができる。
本考案の一実施例によるキックボードの自動掛合折畳構造を示す分解図である。 本考案の一実施例によるキックボードの自動掛合折畳構造を示す局部断面図である。 本考案の一実施例によるキックボードの自動掛合折畳構造の操作を示す局部断面図である。 本考案の一実施例によるキックボードの自動掛合折畳構造の折畳を示す模式図である。
符号の説明
1 車体フレーム、2 中空管、3 快速着脱ユニット、4 滑動部品、5 弾性部品、11 挟持板、21 傾斜管、22 長孔、23 穿孔、24 長孔、25 蓋板、41 傾斜挟持板、51 一端、52 一端、111 欠切口、112 凹部、211 係止ピン、212 凸耳、251 ネジ、411 長孔、412 穿孔

Claims (1)

  1. 車体フレームと、中空管と、快速着脱ユニットとから構成され、車体フレームの前端に二枚の挟持板が設置され、その挟持板には欠切口及び凹部が成形され、中空管には傾斜管が連接され、その傾斜管は係止ピンを有し、係止ピン両端は挟持板から突出して各々凸耳を形成し、二枚の挟持板間に中空管の傾斜管が納置され、快速着脱ユニットで二枚の挟持板及び傾斜管を通し固定し、係止ピンの凸耳は二枚の挟持板の欠切口に掛合って定位され、快速着脱ユニットを緩めた時、傾斜管が挟持板に対応して回転し、二枚の挟持板の凹部に対応して定位され、折畳状態を形成するキックボードの自動掛合折畳構造において、
    中空管は滑動部品及び弾性部品を有し、その滑動部品には傾斜挟持板が成形され、その傾斜挟持板には長孔及び穿孔が貫設され、中空管は傾斜挟持板に設置された長孔に対応し、傾斜挟持板が嵌め込まれ、中空管には傾斜挟持板の長孔及び穿孔に対応する穿孔及び長孔が成形され、弾性部品は両端を有し、
    快速着脱ユニットが中空管の穿孔と傾斜挟持板の長孔とに差し込まれ、弾性部品の一端を固定し、係止ピンが中空管の長孔と傾斜挟持板の穿孔とを通り、固定部品の別の一端を固定し、
    滑動部品を引くことによって、傾斜挟持板で係止ピンを動かし、係止ピンの凸耳を二枚の挟持板の欠切口または凹部から外すことを特徴とするキックボードの自動掛合折畳構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011031636A (ja) * 2009-07-29 2011-02-17 Toyota Motor Corp 同軸二輪車

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