JP3109172U - 自動車衝撃吸収クッション - Google Patents
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Abstract
【課題】自動車の乗員が、不意の追突時にむち打ち症になるのを防ぐために、乗員と自動車の座席部、乗員と自動車の座席のヘッドレスト部との間を埋める自動車衝撃吸収クッションを提供する。
【解決手段】頭部とヘッドレストとの間を埋めるヘッド部、首部と座席の間を埋める突出部、背中と座席の間を埋める背当部からなる形態とし、素材に低反発ウレタンを使用することで、乗車時の姿勢保持を可能にする。これを乗員の体型及び自動車の座席の形に合わせて装着を可能にするためにカバーに長めの紐を付ける。
【選択図】図1
【解決手段】頭部とヘッドレストとの間を埋めるヘッド部、首部と座席の間を埋める突出部、背中と座席の間を埋める背当部からなる形態とし、素材に低反発ウレタンを使用することで、乗車時の姿勢保持を可能にする。これを乗員の体型及び自動車の座席の形に合わせて装着を可能にするためにカバーに長めの紐を付ける。
【選択図】図1
Description
本考案は、自動車の不意の追突時に乗員がむち打ち症になるのを防ぐ自動車衝撃吸収クッションに関するものである。
乗員の頭部と、自動車用座席のヘッドレスト部との間に設置することで隙間を埋めるクッションは以前より知られているが、追突時に後部から受ける衝撃に対して考えられている部位は頭部のみであり、その重い頭部を支えている首部、及び背中までもは考慮されていない。
さらに、このクッションを使用した場合でも、運転時における乗員の頭部の動きを妨げないように多少の隙間をあけているのが通例であり、乗員の首部と座席との間、乗員の背中と座席との間の隙間は埋められていないので、不意の追突時には後ろからの衝撃による頭部への屈曲作用が発生し、この屈曲の角度が大きくなることでむち打ち症の原因にもなっている。
実願平6−5195号
本考案の課題は、乗員の頭部と、自動車用座席のヘッドレスト部、乗員の首部と自動車用座席の座席部、乗員の背中と自動車用座席の座席部との隙間に衝撃を緩和するクッションを当て埋めることにより、追突の際に乗員がむち打ち症になることを防ぐことにある。さらに具体的には、容易に乗員の体型に合わせることが出来、追突時の衝撃を吸収できる自動車用衝撃吸収クッションを提供することにある。
上記課題を解決するため、本考案によれば、乗員の頭部と自動車用座席のヘッドレスト部、乗員の首部と自動車用座席の座席部、乗員の背中と自動車用座席の座席部との隙間を埋めるための、ヘッド部(1)、突出部(2)、背当部(3)を持つ形態とした。さらに素材に低反発ウレタンを使用することで、乗員の姿勢に合わせ自動車衝撃吸収クッションの形が乗員の運転時の最も適した形をとることが可能である。これにより、不意の追突による衝撃を受けた場合の頭部の屈曲の角度が大きくなることはない。
また、乗員の座る位置、身体の大小により、頭部の位置も異なることから、ヘッドレストに装着するためのカバーのヘッドレストとの接触部に、長めの紐をつけ、そのヘッドレストの形、大きさに関係なくどんな位置でも装着が可能である形にする。ヘッドレストが座席と分割可能な形の場合は、図3または図5のように、ヘッドレストが座席と一体化している場合には、図3または図4のように装着することで、乗員の座る位置、身体の大小による頭部の位置の違いに関係なく自動車衝撃吸収クッションの装着は可能になる。
以上のように、本考案の自動車衝撃吸収クッションを使用することにより、乗員の頭部と自動車のヘッドレスト部、乗員の首部と自動車の座席部、乗員の背中と自動車の座席部との隙間を埋めることが出来、追突の際に乗員がむち打ち症になることを防ぐことが出来る。
さらに、重い頭部を支える首部、背中部と自動車の座席部との隙間も埋める形態にしたことから、乗員の運転時の姿勢保持が容易であり、首部及び背中にかかる負担を緩和することが出来、長時間の乗車時にも疲れを緩和できる。
本考案の自動車衝撃吸収クッションは図1、図2に示すように、乗員の頭部と自動車のヘッドレストとの隙間、乗員の首部と自動車の座席との隙間、乗員の背中と自動車の座席との隙間を埋めるように装着する。乗員が自動車の座席に着席した状態で、本考案の自動車衝撃吸収クッションを当て、乗員の頭部と自動車衝撃吸収クッションのヘッド部(1)、乗員の首部と自動車衝撃吸収クッションの突出部(2)、乗員の背中と自動車衝撃吸収クッションの背当部(3)を合わせ、最適な状態で乗車できるよう自動車衝撃吸収クッションのカバーの紐を使い、しっかりと装着する。素材には低反発ウレタンを使用し、乗員の体型に合わせた形を作る。
図1は、本考案の自動車衝撃吸収クッションを使用する際の横から見た図である。乗員の頭部と自動車衝撃吸収クッションのヘッド部、乗員の首部と自動車衝撃吸収クッションの突出部、乗員の背中と自動車衝撃吸収クッションの背当部をぴったりと合わせるよう装着し、隙間を埋める。
図2は、本考案の自動車衝撃吸収クッションの本体である。乗員の頭部と自動車のヘッドレストとの隙間を埋めるヘッド部(1)、乗員の首部と自動車の座席との隙間を埋める、突出部(2)、乗員の背中と自動車の座席との隙間を埋める背当部(3)からなる。
図3、図4、図5は本考案の自動車衝撃吸収クッションのカバーを掛けるときの紐の状態である。図3のように紐を掛けることで、どんなヘッドレストでも座席でも装着は可能である。図4は、座席とヘッドレストとが一体化している座席に向いている紐の掛け方である。図5はヘッドレストが座席から独立している形で、大きなものに向いている掛け方である。
本考案、自動車衝撃吸収クッションを利用することによって、自動車事故の多くを占める不意の追突によるむち打ち症を緩和することが可能になり、後遺症に悩む人数を減らすことも出来る。さらに、過去の事故によるむち打ち症の後遺症で悩んでいる人達が自動車を運転する際には、最適な姿勢を保持できる点で頭部から背中にかけてかかる負担を緩和することが出来る。
1 ヘッド部
2 突出部
3 背当部
2 突出部
3 背当部
Claims (2)
- 乗員の頭部と自動車用座席のヘッドレスト部との隙間、及び首部と座席部、背中と座席部との隙間を埋めることの出来る、ヘッド部(1)、突出部(2)、背当部(3)を持った形態を特徴とする、自動車衝撃吸収クッション。
- 乗員の頭部と自動車用座席のヘッドレスト部との隙間、及び首部と自動車の座席部、背中と自動車の座席部との隙間を埋めることの出来る、請求項1の自動車衝撃吸収クッションを乗員の身体の位置にあわせあらゆる自動車に装着することを可能にした装着用紐(図3)(図4)(図5)を付けたカバーを持つ、自動車衝撃吸収クッション。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004007129U JP3109172U (ja) | 2004-12-03 | 2004-12-03 | 自動車衝撃吸収クッション |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004007129U JP3109172U (ja) | 2004-12-03 | 2004-12-03 | 自動車衝撃吸収クッション |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3109172U true JP3109172U (ja) | 2005-05-12 |
Family
ID=43271820
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004007129U Expired - Lifetime JP3109172U (ja) | 2004-12-03 | 2004-12-03 | 自動車衝撃吸収クッション |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3109172U (ja) |
-
2004
- 2004-12-03 JP JP2004007129U patent/JP3109172U/ja not_active Expired - Lifetime
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