JP3109123U - パンツ - Google Patents

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【課題】全体構造が簡単であるにもかかわらず、ヒップ部分および下腹部分の体型補正を効果的に行え、しかも着用状態において窮屈感を軽減できる伸縮性素材のパンツを提供する。
【解決手段】伸縮性生地で形成されるパンツ本体1と、パンツ本体1の内側に配置されるガードル2とを備えている。ガードル2の前面中央には、着用状態において下腹を押さえ込み補正する逆台形状の第1補正体11を設ける。ガードル2の後面の左右には、着用状態においてヒップ部分を持ち上げ補正するW字状の第2補正体12を設ける。第1補正体11および第2補正体12は、ガードル2の素材生地に比べて低伸縮で高弾力のメッシュ生地で形成する。ガードル2のウエスト部分2aは、パンツ本体1のウエスト部分4に縫着して、ガードル2をパンツ本体1と一体化する。
【選択図】図1

Description

本考案は、パンツ内部にガードルが縫着してあるパンツに関する。
ガードルなどの体型補正具が縫着してあるパンツに関して、いくつかの提案がある(特許文献1〜5参照)。この種の体型補正具には、補正用の生地パーツをパンツ本体に直接縫着する形態(特許文献2、3、5)と、ショーツ状に形成したガードルをパンツ本体に縫い止める形態(特許文献1、4)とがある。
登録実用新案第3021068号公報(段落番号0011、図3) 登録実用新案第3008616号公報(段落番号0013、図1) 特許第2898225号公報(段落番号0047、図1) 特許第2794626号公報(段落番号0012、図1) 特開2003−268606号公報(段落番号0014、図2)
補正用の生地パーツをパンツ本体に直接縫着するパンツは、補正用の生地パーツとパンツ本体の生地パーツとを同時に縫着する必要があるので、縫着に多くの手間と時間が掛かる。とくに特許文献2にみられるように、多種類の補正用生地パーツを使用する場合には、パーツ数が多い分だけ多くの手間を要し、パンツの製造コストが高く付く。この点、ショーツ状に形成したガードルをパンツ本体に縫着固定するパンツの場合には、ガードルとパンツ本体との縫着個所がウエストまわりや股裏部分に限られるので、縫着の手間を軽減できる。
例えばジャージーパンツに代表される伸縮性素材のパンツは、その素材生地自体が伸縮性を備えており、ヒップ部分や太股部分に密着するものの、体型線を補正するには至らない。生地の伸縮する方向と、体型補正に必要な力(補正力)の方向とが、必ずしも一致しないからである。そのため、補正用生地パーツをパンツ本体に直接縫着する場合には、ジャージー生地の弾性力と補正用生地パーツの補正力とが拮抗して、体型の補正を効果的に行えないことがある。
この点、ショーツ状に形成したガードルをパンツ本体に縫着固定するパンツの場合には、ガードルによって生じる補正力を、ジャージー生地の弾性力から独立した状態で着用部位に作用させることができるので、体型補正を効果的に行える。このことは、補正用生地パーツの素材として、低伸縮で高弾力の生地を使用する必要がないことを意味し、したがってパンツを着用した状態においてガードルによる窮屈感を抑止できることになる。
特許文献1のパンツは、ガードルの後ろ側に帯状の補正用生地パーツを縫着して、ヒップ部分を持ち上げ補正できるようになっている。しかし、下腹部の体型補正がガードルのみに頼っているので、その形成生地として低伸縮で高弾力の生地を使用する必要があり、着用時の窮屈感を避けられない。着用を容易化するためのスライドファスナーが、ガードルの一側に設けてあることも、低伸縮で高弾力の生地でガードルが形成してあることを予想させる。特許文献4のパンツは、ヒップ部分を持ち上げ補正するための生地パーツすら備えておらず、ヒップ部分および下腹部の体型補正をガードルのみに頼っている。
本考案の目的は、全体構造が簡単であるにもかかわらず、ヒップ部分および下腹部分の体型補正を効果的に行え、しかも着用状態において窮屈感を軽減できるパンツ、なかでも伸縮性素材のパンツを提供することにある。
請求項1記載の本考案に係るパンツは、パンツ本体1と、パンツ本体1の内側に配置されるガードル2とを備えている。ガードル2の前面中央と、後面の左右とには、着用状態において下腹を押さえ込み補正する第1補正体11と、ヒップ部分を持ち上げ補正する第2補正体12とをそれぞれ縫着する。ガードル2のウエスト部分2aは、パンツ本体1のウエスト部分4に縫着して、ガードル2をパンツ本体1と一体化する。
請求項2記載の本考案では、第1補正体11および第2補正体12が、それぞれガードル2の素材生地に比べて低伸縮で高弾力の伸縮生地で形成されている。
請求項3記載の本考案では、第1補正体11が、股上からウエスト部分2aにわたって逆台形状に形成され、第2補正体12が、ガードル2の左右の後身頃9・9の下縁に沿ってW字状に形成されており、これら第1補正体11および第2補正体12が、ガードル2の形成生地に比べて低伸縮で高弾力のメッシュ生地で形成されている。
請求項1記載の本考案では、ガードル2の前面中央と後面の左右とに、着用状態において下腹を押さえ込み補正する第1補正体11と、ヒップ部分を持ち上げ補正する第2補正体12とをそれぞれ縫着し、ガードル2のウエスト部分2aをパンツ本体1のウエスト部分4に縫着することによって両者1・2を一体化しているので、補正用生地パーツがパンツ本体に直接縫着してあるパンツに比べて、パンツの全体構造が簡素化し、縫製に要する手間を省くことができる。ガードル2のウエスト部分2aをパンツ本体1に縫着して両者を一体化しているので、着用状態においてパンツ本体1の形成生地の弾性力に影響されることなく、ガードル2および両補正体11・12で体型補正を適正にしかも効果的に行え、補正用生地パーツがパンツ本体に直接縫着してあるパンツに比べて、着用状態におけるガードル2の窮屈感を軽減できる。
請求項2記載の本考案によれば、下腹部を第1補正体11効果的に押さえ込み、同時にヒップ部分を第2補正体12で持ち上げ補正できるので、ガードル2のみで体型補正を行う形式に比べて、より大きな補正力を下腹部とヒップ部分とに作用させて、効果的な体型補正を実現しながら、体型補正が不要な個所に補正力が作用するのを防止し、その分だけパンツ着用時の窮屈感を抑止できる。
請求項3記載の本考案によれば、第1補正体11が股上からウエスト部分2aにわたって逆台形状に形成され、第2補正体12がガードル2の後身頃9・9の下縁に沿ってW字状に形成されているので、両補正体11・12による補正構造を簡素化しながら体型補正を効果的に行える。さらに、両補正体11・12が、ガードル2の形成生地に比べて低伸縮で高弾力のメッシュ生地で形成されていると、パンツ着用時のガードル2の通気性を高めて蒸れを解消し、快適さが向上する。
(実施例) 図1ないし図5は本考案に係るパンツの実施例を示しており、ジャージー生地で形成されるパンツ本体1と、パンツ本体1の内側に縫い止められるガードル2とを備えている。パンツ本体1は、前身頃と後身頃との内脇縁どうし、および外脇縁どうしをそれぞれ縫着して、それぞれ筒状の左右一対の脚部パーツ3・3を形成し、両脚部パーツ3・3の上部前縁、股裏、上部後縁に沿って、両脚部パーツ3・3を縫着することにより一体化し、さらにウエスト部分4を折り返したうえで、折り返し部と、そこに内包したゴムベルト5とを縫い止めて構成してある。図2において両脚部パーツ3・3の外脇縁には、それぞれパイピング6を縫着してある。
図3および図4においてガードル2は、前身頃8と、左右一対の後身頃9・9と、左右一対の脚部パーツ10・10と、前身頃8の前面中央に縫い止められる第1補正体11と、左右の後身頃9・9の下縁に沿ってW字状に縫着される第2補正体12とで構成する。
前身頃8、後身頃9、脚部パーツ10は、それぞれ伸縮性を有する薄手の弾性生地(伸縮生地)で形成するが、パンツ本体1を構成するジャージー生地に比べて、弾性が大きく伸縮性が僅かに小さな薄手の弾性生地で形成する。
第1補正体11および第2補正体12は、前身頃8、後身頃9、脚部パーツ10の形成生地に比べて、さらに弾性が大きく伸縮性が小さなメッシュ生地(伸縮生地)、例えばパワーネットで形成する。このように、前身頃8、後身頃9、脚部パーツ10による体型補正機能を増強しながら、通風性を向上できる。
第1補正体11は、着用状態において下腹を押さえ込み補正するために設けられており、ガードル2のウエスト部分2aに臨む前身頃8の上縁側端寄りから、前身頃8の股上近傍にわたる領域を覆う状態で逆台形状に形成され、その周縁が前身頃8に縫着されている。
第2補正体12は、ヒップ部分を持ち上げ補正するために設けられており、それぞれガードル2の後身頃9・9の下縁に沿って、股裏から外脇下部にわたって、その周縁が縫着されている。
ガードル2のウエスト部分2aは、パンツ本体1のウエスト部分4に縫着する。詳しくは、図5に示すようにガードル2のウエスト部分2aを、パンツ本体1のウエスト部分4の折り返し部と、そこに内包したゴムベルト5との間に挟み込んで、これらを同時に縫着する。さらに折り返し部の下縁を内側に折り込んで、パンツ本体1とウエスト部分2aとを縫着する。ウエスト部分2aを縫着する上下の縫着糸を符号14・15で、第1・第2の補正体11・12の縫着糸を符号16で示す。
上記構成のパンツによれば、ガードル2にメッシュ状の第1補正体11と第2補正体12とを縫着するので、ヒップ部分および下腹部分の体型補正を効果的に行え、着用状態においてガードル2、および両補正体11・12によって生じる補正力を、パンツ本体1のジャージー生地の弾性力から独立した状態で着用部位に作用させることができるので、ガードル生地として、いたずらに低伸縮で高弾力の生地を使用する必要がなく、着用時の窮屈感を軽減できる。
主として、メッシュ状の第1補正体11および第2補正体12で体型補正を行うので、着用時の通気性を確保しながら体型補正を行え、パンツ着用時の蒸れを防止できる利点もある。パンツ本体1とガードル2とを個別に縫製しておき、両者1・2のウエスト部分4・2aどうしを縫着して一体化するので、体型補正用の生地パーツをパンツ本体に直接縫着する場合に比べて、パンツ1の全体構造が簡素化し、その分だけパンツの製造に要するコストを削減できる。
上記の実施例以外に、第1補正体11はX字状に交差する2枚の生地パーツで構成することができる。ガードル2とパンツ本体1との間には、両者の絡み付きを防ぐスカート状のスリップ体を配置することができる。パンツ1を脱ぐ際のガードル2のめくれ上がりを防ぐために、ガードル2を構成する脚部パーツの外脇縫目の下端を、帯状の生地、あるいは細い紐からなる規制体を介してパンツ本体1に止め付けることができる。
パンツの正面図である。 パンツの上部側面図である。 ガードルの正面図である。 ガードルの背面図である。 パンツとガードルの縫着部の断面図である。
符号の説明
1 パンツ本体
2 ガードル
2a ガードルのウエスト部分
4 パンツ本体のウエスト部分
9 ガードルの後身頃
11 第1補正体
12 第2補正体

Claims (3)

  1. パンツ本体(1)と、パンツ本体(1)の内側に配置されるガードル(2)とを備えているパンツであって、
    ガードル(2)の前面中央と、後面の左右とに、着用状態において下腹を押さえ込み補正する第1補正体(11)と、ヒップ部分を持ち上げ補正する第2補正体(12)とが、それぞれ縫着されており、
    ガードル(2)のウエスト部分(2a)を、パンツ本体(1)のウエスト部分(4)に縫着して、ガードル(2)がパンツ本体(1)と一体化してあるパンツ。
  2. 第1補正体(11)および第2補正体(12)のそれぞれが、ガードル(2)の素材生地に比べて低伸縮で高弾力の伸縮生地で形成してある請求項1記載のパンツ。
  3. 第1補正体(11)が、股上からウエスト部分(2a)にわたって逆台形状に形成され、第2補正体(12)が、ガードル(2)の左右の後身頃(9・9)の下縁に沿ってW字状に形成されており、
    第1補正体(11)および第2補正体(12)が、ガードル(2)の形成生地に比べて低伸縮で高弾力のメッシュ生地で形成されている請求項2記載のパンツ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013181253A (ja) * 2012-02-29 2013-09-12 Hokuriku Str Cooperative 補正機能付アウターボトム及びその製造方法
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