JP3108612U - 組立式送風機 - Google Patents

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明宗 李
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Abstract

【課題】吹出口の位置を変えることができ、同時に異なる位置、角度への送風に使用できる組立式送風機を提供する。
【解決手段】 直立式のクロスフローファン1外部には第一カバー2、第二カバー3が設けられ、前記第一カバー2、第二カバー3は、前部カバー体20,30と後部カバー体21、31がお互いに嵌合されることによって構成され、前記前部カバー体20、30には吹出口201、301が設けられ、前記後部カバー体21、31には吸込口211、311が設けられ、第一カバー2上方には軌道溝200、210が設けられ、第二カバー3の底部にはそれぞれ底縁300、310が設けられ、第一カバー2の軌道溝200、210内において掛止されて定位され、軌道溝200、210に沿って滑動させることができ、第二カバー3の上方には上蓋5が設けられた組立式送風機。
【選択図】 図1

Description

本考案は組立式送風機に係り、特に直立式のクロスフローファンが設けられており、前記クロスフローファン外部には第一カバー、第二カバーが設けられており、前記第一カバー、第二カバーは、前部カバー体と後部カバー体がお互いに嵌合されることによって構成されており、前記前部カバー体には吹出口が設けられており、前記後部カバー体には吸込口が設けられており、第一カバー上方には軌道溝が設けられており、第二カバーの底部にはそれぞれ底縁が設けられており、第一カバーの軌道溝内において掛止されて定位され、第二カバーの上方には上蓋が設けられており、前記クロスフローファンを運転させた時、空気は第一カバー、第二カバーの吸込口から吸込まれて吹出口から吹出され、使用者は第二カバーを回動させて吹出口の位置を変えることができ、同時に異なる角度に送風することができるという利便性を有する組立式送風機に関わる。
一般の送風機はその多くが機座や送風部分が回動することによって、送風範囲を拡大することができるものであるが、機座が回動するものにしても、送風部分が回動するものにしても、左右両側や後側など、同時に異なる位置に送風することはできず、さらに公知構造の送風機はスタンド型にしても、卓上型にしても、ヘッド部分の上下角度を調整することによって送風範囲を変えることができるが、角度を上方に調整した時は下方には送風されず、逆に角度を下方に調整した時は下方にのみ送風がされ、つまり、公知構造の送風機は全面的な送風機能を有しておらず、本考案の考案者は上述の欠点を鑑み、研究、改良を行い、その結果本考案を考案した。
特許公開2003−343871号公報
本考案の主な目的は、吹出口の位置を変えることができ、同時に異なる位置、角度への送風に使用できる組立式送風機を提供することである。
前記課題を解決させるために、請求項1の考案は、
直立式のクロスフローファンと、第一カバーと、第二カバーと、上蓋とからなる組立式送風機において、
前記直立式のクロスフローファンは、底座上に設けられており、
前記第一カバーは、底座上に設けられており、前記第一カバーは、前部カバー体と後部カバー体がお互いに嵌合されることによって構成されており、前記前部カバー体と後部カバー体の上方にはそれぞれストッパ縁が設けられており、ストッパ縁の下方内部には軌道溝が設けられており、前記前部カバー体には吹出口が設けられており、前記後部カバー体には吸込口が設けられており、
前記第二カバーは、前記第一カバーの上方に接合されており、前記第二カバーは、前部カバー体と後部カバー体がお互いに組合されることによって構成されており、前記前部カバー体と後部カバー体の底部にはそれぞれ底縁が設けられており、第一カバーの軌道溝内において掛止され、さらにストッパ縁によって定位され、前記前部カバー体には吹出口が設けられており、前記後部カバー体には吸込口が設けられており、
前記上蓋は、前記第二カバーの上方に設けられており、
前記クロスフローファンを運転させた時、空気は第一カバー、第二カバーの吸込口から吸込まれて吹出口から吹出され、使用者は第二カバーを回動させて送風位置を変えることができ、同時に異なる角度に送風することができるという利便性を有することを特徴とする組立式送風機である。
本考案により、使用者が第二カバーを回動させて吹出位置を変えることができ、同時に異なる角度に送風することができるという利便性を有する組立式送風機を提供できた。
本考案の上述の目的と効果を達成するために採用された技術手段を実施例を挙げ図と共に詳細に説明する。
図1、2、3に示すように、本考案は、主に直立式のクロスフローファン1と、第一カバー2と、第二カバー3と、上蓋5とから構成されており、前記直立式のクロスフローファン1は、底座10上に設けられている。
前記第一カバー2は、底座10上に接合されており、前記第一カバー2は、前部カバー体20と後部カバー体21がお互いに嵌合されることによって構成されており、前記前部カバー体20と後部カバー体21の上方にはそれぞれ軌道溝200、210が設けられており、軌道溝200、210の頂面にはストッパ縁202、212が設けられており、前記前部カバー体20には吹出口201が設けられており、前記吹出口201内には若干の調整つまみ4が枢結されており、前記後部カバー体21には吸込口211が設けられている。
前記第二カバー3は、前記第一カバー2の上方に接合されており、前記第二カバー3は、前部カバー体30と後部カバー体31がお互いに嵌合されることによって構成されており、前記前部カバー体30と後部カバー体31の底部にはそれぞれ底縁300、310が設けられており、第一カバー2上方の軌道溝200、210内において掛止され、前記前部カバー体30には吹出口301が設けられており、後部カバー体31には吸込口311が設けられており、前部カバー体30の両側の内側には嵌合突部302が設けられており、後部カバー体31の両側の壁部には嵌合突部302に対応する嵌合孔312が設けられており、前記吹出口301の側壁には若干の凹孔303が設けられており、若干の調整つまみ4が枢結されており、調整つまみ4の一端には凸柱40が設けられており、凹孔303に挿接されている。
前記上蓋5は、前記第二カバー3の上方に設けられており、上蓋5上にはスイッチ50と若干の風速調整ボタン51が設けられており、クロスフローファン1の運転のオンオフや風速制御が行われる。
組立時、図1、2、3に示すように、第二カバー3の前部カバー体30の底部に設けられている底縁300を第一カバー2上方の軌道溝200或いは210内に掛止し、次に後部カバー体31の底部に設けられている底縁310を第一カバー2上方の軌道溝200或いは210内に掛止し、前部カバー体30と後部カバー体31の底縁310、311がストッパ縁202或いは212によって支持され、軌道溝200、210に沿って滑動させることができ、次に前部カバー体30の嵌合突部302を後部カバー体31の嵌合孔312に嵌合し、その後上蓋5を第二カバー3の頂面に設置し、組立が完了する。
使用時は、図2、3、4、5に示すように、上蓋5のスイッチ50を押してクロスフローファン1の運転を起動すると、空気はクロスフローファン1によって第一カバー2の吸込口211、第二カバー3の吸込口311から吸込まれてから吹出口201、301から吹出され、使用者は調整つまみ4を利用して送風角度を上下に調整することができ、また使用者は第二カバー3を回動させることにより吹出口301の位置を第一カバー2の吹出口201とは異なる位置に調整することができ(その調整角度は45度、或いは90度、或いは前後180度等の異なる角度である)、送風機は同時に異なる位置、角度に送風できるという利便性を提供できる。
図6に示すように、本考案は第一カバー2と第二カバー3との間にさらに第三カバー6を設置することができ、第三カバー6の底部には第二カバー3のように底縁が設けられており、第一カバー2上の軌道溝200、210に掛止され、第三カバー6の上端には第一カバー2のように軌道溝が設けられており、第二カバー3の底縁300,310が掛止され、このようにして送風機が組立てられ、第二カバー3と第三カバー6の吹出口を回動させることによって複数の異なる角度(例えば45度、或いは60度、或いは90度、或いは前後180度等の異なる角度)に送風することができ、多方向への送風に使用できるという機能を提供できる。
本考案の立体分解図である。 本考案の組合部分の断面図である。 本考案の組立後の立体図である。 本考案の使用状態を示す参考図である。 本考案の使用状態を示すもう一つの参考図である。 本考案のもう一つの実施例の立体図である。
符号の説明
1 クロスフローファン
10 底座
2 第一カバー
20 前部カバー体
200 軌道溝
201 吹出口
202 ストッパ縁
21 後部カバー体
210 軌道溝
211 吸込口
212 ストッパ縁
3 第二カバー
30 前部カバー体
300 底縁
301 吹出口
302 嵌合突部
303 凹孔
31 後部カバー体
310 底縁
311 吸込口
312 嵌合孔
4 調整つまみ
40 凸柱
5 上蓋
50 スイッチ
51 風速調整ボタン
6 第三カバー

Claims (1)

  1. 直立式のクロスフローファンと、第一カバーと、第二カバーと、上蓋とからなる組立式送風機において、
    前記直立式のクロスフローファンは、底座上に設けられており、
    前記第一カバーは、底座上に設けられており、前記第一カバーは、前部カバー体と後部カバー体がお互いに嵌合されることによって構成されており、前記前部カバー体と後部カバー体の上方にはそれぞれストッパ縁が設けられており、ストッパ縁の下方内部には軌道溝が設けられており、前記前部カバー体には吹出口が設けられており、前記後部カバー体には吸込口が設けられており、
    前記第二カバーは、前記第一カバーの上方に接合されており、前記第二カバーは、前部カバー体と後部カバー体がお互いに組合されることによって構成されており、前記前部カバー体と後部カバー体の底部にはそれぞれ底縁が設けられており、第一カバーの軌道溝内において掛止され、さらにストッパ縁によって定位され、前記前部カバー体には吹出口が設けられており、前記後部カバー体には吸込口が設けられており、
    前記上蓋は、前記第二カバーの上方に設けられており、
    前記クロスフローファンを運転させた時、空気は第一カバー、第二カバーの吸込口から吸込まれて吹出口から吹出され、使用者は第二カバーを回動させて送風位置を変えることができ、同時に異なる角度に送風することができるという利便性を有することを特徴とする組立式送風機。
JP2004006525U 2004-11-05 2004-11-05 組立式送風機 Expired - Fee Related JP3108612U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016218333A (ja) * 2015-05-25 2016-12-22 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置、冷却装置、クロスフローファン
CN107726499A (zh) * 2017-10-27 2018-02-23 珠海格力电器股份有限公司 一种塔扇

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