JP3108268U

JP3108268U - ハロゲンライト

Info

Publication number: JP3108268U
Application number: JP2004006098U
Authority: JP
Inventors: 孝近藤
Original assignee: 株式会社コンヨ
Priority date: 2004-10-18
Filing date: 2004-10-18
Publication date: 2005-04-14
Anticipated expiration: 2010-10-18

Abstract

【課題】携帯の不便な細長管状のハロゲン電球を、予備電球として器具と一緒に携行できるハロゲンライトを提供する。
【解決手段】細長管状のハロゲン電球１３と、電球接続ソケット部１２と、反射フード１１とを備えたランプ本体１を、脚枠２１を備えた支持体２で支持してなるハロゲンライトにおいて、樹脂製の電球収納筒部３１と、電球収納筒部の下部に連設し且つビス孔を設けた固定部３３と、電球収納筒部の開口部分に装着するゴム質の蓋部３２とで形成した予備電球収納部３を、脚枠上面適宜位置に固定部をビス止めして装着してなる。
【選択図】図１

Description

本考案は、ハロゲンライトに関するものである。

ハロゲン電球は、周知のとおり石英ガラスの管・球内に不活性ガスと共に微量ハロゲン物質を封入した白熱電球の一種で、一般の白熱電球に比較して高出力（ワット数を高くできる）であるので、スポットライトの光源等として採用されている（特許文献１）。

通常の懐中電灯において、予備電球を電池収納部の蓋体箇所に収納したり、光反射板に弾性握持部を設けて装着したりしている。また自転車用照明装置においては、ダイナモカバーの一部に予備電球収納部を設けてなる（特許文献２）。

特開平１０−１０６３４１号公報。実開平５−５４１８２号公報。

ハロゲン電球を採用したスポットライトにおいては、細長管状のスタジオ用電球が採用されている。そしてこのスポットライトは、所望の位置に配置し且つ所望方向を照らすことができるように、所定のランプ本体を、設置可能な脚部を有する適宜な支持体で支持して構成されている。

前記のスポットライトも当然相応時間使用するとフィラメントが断線してしまい電球の交換が必要で、電球の交換によって再度使用可能となるものである。しかし前記スポットライトは種々の箇所に設置されるもので、近くに予備電球が存在しない場合があり、撮影現場などで使用している最中に電球切れが生じ、電球交換に手間取ると撮影の進行に支障をきたすという問題がある。

また予備電球を照明作業者が常に携帯していれば良いが、スタジオ用ハロゲン電球は細長管状で携帯に不便であり、適切な予備電球収納箇所が存在しなかった。

そこで本考案は、細長管状であるハロゲン電球の予備電球収納部を備えたハロゲンライトを提案したものでる。

本考案に係るハロゲンライトは、細長管状のハロゲン電球と、電球接続ソケット部と反射フードとを備えたランプ本体を、脚枠を備えた支持体で支持してなるハロゲンライトにおいて、樹脂製の電球収納筒部と、電球収納筒部の下部に連設し且つビス孔を設けた固定部と、電球収納筒部の開口部分に装着するゴム質の蓋部とで形成した予備電球収納部を、脚枠上面適宜位置に固定部をビス止めして装着してなることを特徴とするものである。

而して蓋部を電球収納筒部の開口部分から外し、電球収納筒部に予備電球を挿入し、蓋部を装着すると、常時ハロゲンライトに、予備電球を備えることになる。

本考案は脚枠上面適宜位置に電球収納部を設けたものであるから、ライトの使用に全く支障が無く細長管状の予備電球を備えることができ、不測の事態（電球切れ）にも容易に対応できるものである。

次に本考案の実施形態について説明する。実施形態のハロゲンライトは、ランプ本体１と支持体２と予備電球収納部３で構成される。

ランプ本体１は、前方が開口したケース体の内方に反射板を設けた反射フード１１と、反射フード１１の奥方に設けた電球接続ソケット部１２と、細長管状のハロゲン電球１３とを備え、更に反射フード１１の両側下方に足部１４を突設し、ソケット部１２には電源部１５を接続してなる。またランプ本体１に持ち手１６を付設してなる。

支持体２は、脚枠２１と、アーチ部２２と、支持腕２３とで構成される。脚枠２１は、後方開口のコの字状に形成したものであり、アーチ部２２は、前記脚枠２１の側脚杆の間に架設してなり、支持腕２３は、上部開口コの字状で、中心部分をアーチ部２２上に水平回動自在に枢結してなる。

またランプ本体１の足部１４を、前記支持腕２３の上端間にランプ本体１を前後方向で傾動可能に軸結してなる。

予備電球収納部３は、電球収納筒部３１と蓋部３２で構成され、電球収納筒部３１は、細長管状の予備電球（ハロゲン電球）Ａを収納できる樹脂製の有底筒体で、ビス孔を設けた固定部３３を前記電球収納筒部３１の下部に連設してなり、脚枠２１の前方脚杆にビスで装着する。

蓋部３２は、前記電球収納筒部３１の開口部分に密挿着できるゴム質で形成したもので予備電球Ａを電球収納筒部３１に収納した後、開口部分を塞ぐものである。

而して前記ハロゲンライトは、通常の使用に供するもので、脚枠２１を適宜な箇所に設置し、支持腕２３の回動並びにランプ本体１の傾動で任意方向を照射するものである。

この使用に際して、予備電球収納部３が前方脚杆と一体に設けられているので、予備電球収納部３を備えたことがまったく支障にならず、且つ使用中に電球切れが生じても直ちに電球の取替えが可能である。

尚本考案の実施形態として１本の予備電球収納を図示しているが、電球収納筒部３１の大きさによって予備電球複数個を収納するようにしても良い。

本考案の実施形態の全体図。同分解斜視図。

符号の説明

１ランプ本体
１１反射フード
１２電球接続ソケット部
１３ハロゲン電球
１４足部
１５電源部
１６持ち手
２支持体
２１脚枠
２２アーチ部
２３支持腕
３予備電球収納部
３１電球収納筒部
３２蓋部
３３固定部
Ａ予備電球

Claims

細長管状のハロゲン電球と、電球接続ソケット部と反射フードとを備えたランプ本体を、脚枠を備えた支持体で支持してなる携帯用ハロゲンライトにおいて、樹脂製の電球収納筒部と、電球収納筒部の下部に連設し且つビス孔を設けた固定部と、電球収納筒部の開口部分に装着するゴム質の蓋部とで形成した予備電球収納部を、脚枠適宜位置に固定部をビス止めして装着してなることを特徴とする携帯用ハロゲンライト。
脚枠が後方開口のコの字状で、前脚杆に予備電球収納部を装着し、側脚杆の間にアーチ部を架設し、アーチ部上に上部開口コの字状の支持腕を配置すると共に鉛直軸で枢結し、支持腕上端間にランプ本体を傾動可能に軸結し、ランプ本体に持ち手を付設してなる請求項１記載の携帯用ハロゲンライト。