JP3108232U - マット - Google Patents

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英三郎 後藤
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株式会社東北寝装開発センター
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Abstract

【課題】畳表面材の辺部のバラ付きを生じさせずに縫製加工品として、使用される面積が広くとも伸び、偏り、切れなどがないようにし、畳表面材の心地よさが得られるとともに、寝具としてのクッション性も十分に備えるマットを提供する。
【解決手段】並設した複数のユニット体2それぞれを、周囲に畳縁7を縫い付けた井草からなる略方形の畳表面材6の前記畳縁7にアドラーヘム加工からなる布巻き縁8を設けた上面部3と、上面部3の周囲に連続する四方側面と底面とを有し上面部3とで中材収納空間を形成して側面に中材取り出し口11を位置させた収納部4と、収納部4の中材収納空間に配置された厚手のクッション中材5とを備えてなるものとし、隣り合うユニット体2の上面部3の対向する辺部に面ファスナなどの分離連結手段12を設けて、分離連結手段12を介して複数のユニット体2の上面部3を分離可能にして面一に並べ設けた。
【選択図】図1

Description

本考案は上面を畳表面材としているマットに関するものである。
従来から井草を織り込んでなる織物の触わり心地が良好であることから、畳表面材を上面部とした座布団がある。また、畳表地の触わり心地の良さをマットにて得られるようにするために上面部を井草の織物としてなる畳表表面材を配した敷布団が提案されている(特許文献1参照)
公開実用昭和62−190551号(第5頁、第1図)
上述したように畳表の触わり心地が得られるようにしたマットの提案がなされているが、畳表面材は井草による畳表は単純織り込みで裁断された辺部の井草がバラ付き易いため、そのままでは縫製加工品には適さず、マットの表面材料とすることができない。また、表面変形として沈み込み変形が比較的大きい敷布団やマットでの広い表面を一枚の畳表面材で構成すると、畳表面材自体の引張り抵抗が弱く伸縮性に乏しいものであることから、伸び、偏り、切れなどの不具合が発生する。そのため、寝具として十分な厚さのクッション中材を有するマットの上面部としてはこの畳表面材は使用することができないものであり、畳表面材は座布団などの薄手のものに使用が限定されている。
そこで本考案は上記事情に鑑み、畳表面材の辺部のバラ付きを生じさせずに縫製加工品の一部材として利用できるようにし、そして、使用される面積が広くとも伸び、偏り、切れなどの不都合を生じさせないようにすることを課題とし、畳表面材の心地よさが得られるとともに、寝具としてのクッション性も十分に備えるマットを提供することを目的とするものである。
本考案は上記課題を考慮してなされたもので、並設した複数のユニット体それぞれが、周囲に畳縁を縫い付けた井草からなる方形の畳表面材の前記畳縁にアドラーヘム加工からなる布巻き縁を設けた上面部と、前記上面部の周囲に連続する四方側面と底面とを有し前記上面部とで中材収納空間を形成して前記側面に中材取り出し口を位置させた収納部と、前記収納部の中材収納空間に配置された厚手のクッション中材とを備えてなり、隣り合うユニット体の上面部の対向する辺部に面ファスナなどの分離連結手段が設けられて、前記分離連結手段を介して複数のユニット体の上面部が分離可能にして面一に並べ設けられていることを特徴とするマットを提供して、上記課題を解消するものである。
本考案によれば、ユニット体それぞれの上面部は畳表面材の周囲に畳縁が縫い付けられているものとしたので、この状態で縫製加工する際の形状安定性が高まり、そしてその周囲に布巻き縁を設けたので縫製加工品の一部材として形状がより一層安定して、布地材などで構成される収納部との縫い合せが容易になる。よって、深みがあって収納空間を深く形成する前記収納部と一体化する縫い合せ作業コストを低減できる。
また、マットが複数のユニット体で構成されて、それぞれの上面部が面一に並ぶようにしたので、使用に際して個々のユニット体の上面部に加わる引っ張り力が小さくなって畳表面材の伸び、偏り、切れなどを防止することができる。
つぎに本考案を図1から図4に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図中1はマットで、該マット1は三つのユニット体2を一方向に並設してなるものである。ユニット体2それぞれは同形状にして同一の構造としているものであり、一つのユニット体2を例示して説明すると、このユニット体2は上面部3と収納部4とクッション中材5とを備えているものである(図2参照)。そして、前記上面部3の主な部分は井草を単純織り込みした畳表面材6であり、必要な形状に裁断されて略方形とされた前記畳表面材6の周囲に畳縁7を縫い合わせて略方形とした畳表面材6の形状を安定させ、引張り強さを高めている。さらにこの畳縁7の外端にアドラーヘム加工により布を二重に縫製して布巻き縁8を設けている(図3参照)。
上記上面部3にあっては主な部分が縫製加工に適さない畳表面材であるが、上述したようにその周囲に畳縁7を縫合しているので、畳表面材6の周囲で井草がバラ付くことがなく形状が安定し、そして引張り強度も高められて、縫製加工品の一部材とすることができるようにしている。さらに上記布巻き縁8を設けているので、形状安定性と引張り強度をさらに高めている。
収納部4は布製であって、上記上面部3の周囲に連続する四方側面9と底面10とを有しているものである。そして上面部3とで中材収納空間を形成して、この中材収納空間に上記クッション中材5を出し入れできるようにするための中材取り出し口11を三方の側面に連続するようにして位置させている。中材取り出し口11は例えばファスナなどを用いて開閉可能に設けられているものである。
クッション中材5は厚手のものであり、本マット1が単体で敷布団の役割を果たすことのできる十分なるクッション性を有する厚さである。クッション中材5の素材は特に限定されるものではないが、ポリエステル固綿、ポリエステル固綿とポリエチレン発泡体の集積体、ポリウレタンフォーム、木材集積ボードとポリエステル固綿との集積体、ペットボトルのリサイクル品で縮れた(カールした)ポリエステル繊維を樹脂でほつれないようにロックしたヘチマ繊維状の素材からなるクッション材などが利用できる。
そして、本マット1では上記構造のユニット体2を一方向に並設していて、隣り合うユニット体2の上面部3の対向する辺部に面ファスナなどの分離連結手段12を設け、この分離連結手段12を介して三つのユニット体2の上面部3を分離可能にして面一に並べ設けた。図1に示す形態は分離連結手段12をテープ状の面ファスナとしたものであり、図4に示す形態は分離式ファスナを分離連結手段12としたものである。本マット1では畳表面材6の部分が三つに分割されていることから、一つのユニット体当たりの畳表面材の面積が大きくならず、人の就寝姿勢時の荷重が加わるなどの外力が繰り返し加わるようになってもユニット体一つ当たりの上面部に加わる荷重が少なくなり、よって畳表面材の伸び、偏り、切れなどが確実に防止できるものである。
なお、上記実施の形態ではマット1を三つのユニット体2が一方向に並設したものとしたが、本考案においてはユニット体の個数は限定されるものではなく、また、複数のユニット体を一方向に並べるものに限定されない。
本考案に係るマットの一例を示す説明図である。 一例におけるユニット体を断面で示す説明図である。 ユニット体の上面部を示す説明図である。 他の実施の形態を示す説明図である。
符号の説明
1…マット
2…ユニット体
3…上面部
4…収納部
5…クッション中材
6…畳表面材
7…畳縁
8…布巻き縁
11…中材取り出し口
12…分離連結手段

Claims (1)

  1. 並設した複数のユニット体それぞれが、
    周囲に畳縁を縫い付けた井草からなる方形の畳表面材の前記畳縁にアドラーヘム加工からなる布巻き縁を設けた上面部と、前記上面部の周囲に連続する四方側面と底面とを有し前記上面部とで中材収納空間を形成して前記側面に中材取り出し口を位置させた収納部と、前記収納部の中材収納空間に配置された厚手のクッション中材とを備えてなり、
    隣り合うユニット体の上面部の対向する辺部に面ファスナなどの分離連結手段が設けられて、前記分離連結手段を介して複数のユニット体の上面部が分離可能にして面一に並べ設けられていることを特徴とするマット。
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