JP3108114B2 - 兼用型容器ホルダの切替方法 - Google Patents

兼用型容器ホルダの切替方法

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JP3108114B2 JP03058175A JP5817591A JP3108114B2 JP 3108114 B2 JP3108114 B2 JP 3108114B2 JP 03058175 A JP03058175 A JP 03058175A JP 5817591 A JP5817591 A JP 5817591A JP 3108114 B2 JP3108114 B2 JP 3108114B2
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  • Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
  • Special Conveying (AREA)
  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、充填や打栓等の各種の
容器処理工程において、容器の位置決め等のためにこの
容器を嵌合保持する、通常「はかま」と称される容器ホ
ルダに関するものであり、特に容器ホルダを多種類の容
器に兼用可能とし、しかもこの容器ホルダを特定の容器
に適応するように切替える兼用型容器ホルダの切替方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば断面形状が楕円形等の変形
容器に対して充填、打栓等の各種処理を施すに際し、容
器の方向付けやセンタリングの便を得るべく、上述した
容器ホルダに容器を嵌挿して処理ラインに載せるように
している。
【0003】しかしながら、一般的にこの容器ホルダは
樹脂製ボディに特定容器形状に適合した支承孔を具備す
るため、異種容器への兼用が困難であって、ボディ平面
上に容器断面形状をクロスさせるようにして複数の容器
支承孔を穿設したとしても、せいぜい2種の容器に兼用
させ得るに過ぎないのが実情であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の容器ホルダ
では、多品種の容器を取り扱う場合には、多数個の容器
ホルダを製作しなければならず、また、保管場所やライ
ンへの投入の手間等にも多くの問題があった。
【0005】本発明は上記欠点を除くためになされたも
ので、多種類の容器に兼用することができる容器ホルダ
を提案し、さらにこの容器ホルダを各種容器に適応する
ように、効率よく、しかも正確に切替を行うことができ
る切替方法を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る兼用型容器
ホルダの切替方法は、容器を収容するホルダ本体と、こ
のホルダ本体内に配置され、ホルダ本体の中央に向かっ
て進退動可能な複数の容器保持部材と、操作軸を回転操
作することにより上記容器保持部材を進退動させる進退
動手段とを備えた容器ホルダを、第1の工程で、外部か
ら操作軸に対して着脱可能な切替用ドライバーにより上
記操作軸を回転させて各容器保持部材を原点に復帰させ
た後、第2の工程で、適用する容器毎に予め設定された
量だけ、操作軸を切替用ドライバーによって回転させる
ことにより、容器ホルダ内の容器保持部材の位置決めを
行うものである。
【0007】
【作用】本発明に係る兼用型容器ホルダの切替方法で
は、容器保持部材を先ず原点に戻した後、ドライバーを
用いて、容器の形状に応じて予め定められた量だけ移動
させるので、容器保持部材の位置決めを簡単に、しかも
正確に行うことができる。
【0008】
【実施例】以下、図示実施例により本発明を説明する。
図1〜図3は本発明方法によって切り替えられる兼用型
容器ホルダの平面図、側面図および図1のA−A線に沿
う断面図である。この容器ホルダは、有底角筒状のケー
ス2(ホルダ本体)と、このケース2内に対向して配設
され、進退動して互に接近・離隔する一対のV形フィン
ガー4(容器保持部材)とを備えている。
【0009】角筒状ケース2は、正方形の四隅を円弧状
にカットしたほぼ八角形状をしており、図1において上
下に向かい合う2枚の側壁2aにそれぞれ支持部材6が
固定されている。支持部材6には、上記側壁2aと平行
に上下2本のロッド8,10が支持されている。上方の
ロッド8は、支持部材6に固定されたガイドロッドであ
り、下方のロッド10は、支持部材6に回転自在に支持
されたスクリューねじである。
【0010】スクリューねじ10には、ナット12が螺
合されており、スクリューねじ10の回転によってこの
ナット12がガイトロッド8に沿って進退動する。両側
のスクリューねじ10にそれぞれ螺合されたナット12
には、互に向かい合う面に凹部が形成されたフィンガー
取付体14が固定され、これら凹部内に上記V形フィン
ガー4が取付けられている。
【0011】V形フィンガー4は、以下に述べる進退動
手段7により、角筒状ケース2の中心に向って進退動さ
れる。上記支持部材6は、上部が上記両ロッド8,10
と逆方向に延長され、この延長部分6aに垂直な回転軸
16(操作軸)が支持されている。回転軸16の下端に
はかさ歯車18が取付けられ、スクリューねじ10の端
部に固定されたかさ歯車20と噛合っている。従って、
両回転軸16を回転させることにより、2つのV形フィ
ンガー4を進退動させて互に接近させ、また離隔させる
ことができる。
【0012】支持部材6の上面には回り止め手段として
板ばね22が固定されている。この板ばね22は先端
が上方へ湾曲しており、この湾曲部に、上記回転軸16
の外径よりもやや大径の円孔22aが形成されている。
回転軸16の上端部が板ばね22の円孔22a内を貫通
しており、板ばね22の自然状態(上方へ向いた状態)
では、円孔22aの内面が回転軸16の側面に係合して
回転軸16の回り止めとなり、板ばね22の先端を押し
下げたときには回転軸16が自由に回転できるようにな
っている。
【0013】上記フィンガー取付体14のナット12と
反対側の底部にはローラ24が取付けられ、V形フィン
ガー4の進退動時にローラ24がケース2の底面上を転
動することにより、V形フィンガー4が傾斜することを
防止するようになっている。
【0014】次に、型替すなわち上記容器ホルダを異な
るサイズ、形状の容器に兼用する場合の切替の方法につ
いて説明する。型替は充填機、打栓機等を含む通常の容
器処理ラインの一部に接続された別個の型替ルート上に
おいて行われる。図4はその一例を示すもので、通常
は、アンスクランブラ26において容器ホルダ内に容器
が挿入され、充填機28、打栓機30等で順次処理が行
われた後、ケーサ32において容器が取り出されて箱詰
めされ、空になった容器ホルダは再びアンスクランブラ
26へ送られる。また、型替時には、容器ホルダは通常
のラインから外れた型替ルート34ヘ送られる。先ず、
型替ルート34上の原点復帰ステーション36におい
て、サーボドライバー38(図3参照)を両回転軸16
にはめ込んで回転させ、V形フィンガー4を原点(V形
フィンガーを調整する際の基準となる位置、この実施例
ではV形フィンガー4が最も後退した位置)に復帰させ
る。原点復帰はこのステーション36に設けられている
近接センサ40(図1参照。但し、接触式等その他のセ
ンサを用いても良い)によってV形フィンガー4の端部
を検出することにより確認する。次に、自動型替ステー
ション42において、各容器に応じて予め設定された回
転数だけサーボドライバーを回転させ、その容器が僅か
な余裕を持って嵌合しうる位置迄両V形フィンガー4を
前進させる。
【0015】このように2つのV形フィンガー4を進退
動させて互に接近・離隔させることにより、両者の間隔
を自由に設定できるので、1個の容器ホルダを多種類の
容器に兼用することができ、しかも、その切替がきわめ
て簡単で正確である。なお、上記実施例では2つのステ
ーション36,42でそれぞれ原点復帰と型替えとを行
っているが、1つのステーションで両作業を行っても良
い。また、操作軸を回転させるドライバーはサーボドラ
イバーに限定されるものではない。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、多種
類の容器に兼用可能な容器ホルダを、各容器の形状に応
じて迅速にしかも正確に切替えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る切替方法に適用される
容器ホルダの平面図である。
【図2】同容器ホルダの側面図である。
【図3】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図4】上記容器ホルダを用いる容器処理ラインおよび
切替を行う型替ルートを示す説明図である。
【符号の説明】
2 ホルダ本体(角筒状のケース) 4 容器保持部材(V形フィンガー) 7 進退動手段 16 操作軸 38 サーボドライバー

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器を収容するホルダ本体と、このホル
    ダ本体内に配置され、ホルダ本体の中央に向かって進退
    動可能な複数の容器保持部材と、操作軸を回転操作する
    ことにより上記容器保持部材を進退動させる進退動手段
    とを備えた容器ホルダを、第1の工程で、外部から操作
    軸に対して着脱可能な切替用ドライバーにより上記操作
    軸を回転させて各容器保持部材を原点に復帰させた後、
    第2の工程で、適用する容器毎に予め設定された量だ
    け、操作軸を切替用ドライバーによって回転させること
    により、容器ホルダ内の容器保持部材の位置決めを行う
    ことを特徴とする兼用型容器ホルダの切替方法。
  2. 【請求項2】 上記操作軸に、回転を規制する回り止め
    手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の兼用型
    容器ホルダの切替方法。
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