JPH11321990A - 容器搬送用ホルダ - Google Patents

容器搬送用ホルダ

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JPH11321990A
JPH11321990A JP10130176A JP13017698A JPH11321990A JP H11321990 A JPH11321990 A JP H11321990A JP 10130176 A JP10130176 A JP 10130176A JP 13017698 A JP13017698 A JP 13017698A JP H11321990 A JPH11321990 A JP H11321990A
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JP
Japan
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container
feed shaft
pair
holder
container holding
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Application number
JP10130176A
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English (en)
Inventor
Minoru Sakuraba
稔 桜庭
Toyohiko Natomi
豊彦 名富
Hiroshi Nishino
博 西野
Hiromi Yamada
ひろみ 山田
Naotami Matsuda
尚民 松田
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Lion Corp
Lion Engineering Co Ltd
Original Assignee
Lion Corp
Lion Engineering Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B67OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
    • B67CCLEANING, FILLING WITH LIQUIDS OR SEMILIQUIDS, OR EMPTYING, OF BOTTLES, JARS, CANS, CASKS, BARRELS, OR SIMILAR CONTAINERS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; FUNNELS
    • B67C3/00Bottling liquids or semiliquids; Filling jars or cans with liquids or semiliquids using bottling or like apparatus; Filling casks or barrels with liquids or semiliquids
    • B67C3/02Bottling liquids or semiliquids; Filling jars or cans with liquids or semiliquids using bottling or like apparatus
    • B67C3/22Details
    • B67C3/24Devices for supporting or handling bottles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G2201/00Indexing codes relating to handling devices, e.g. conveyors, characterised by the type of product or load being conveyed or handled
    • B65G2201/02Articles
    • B65G2201/0235Containers
    • B65G2201/0261Puck as article support

Landscapes

  • Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】容器のサイズに合わせて容器ホールド部の間隔
を自在に調整することができ、ただ1つのホルダによっ
て小さな容器から大きな容器まで柔軟に対応することが
できる、構造簡単で低コストな容器搬送用ホルダを提供
する。 【解決手段】 ベースブロック1と、逆向きのネジ山5
a,bを形成されてベースブロック上面の溝部2内に回
転自在に軸支された送りシャフト3と、左右のネジ山5
a,bにそれぞれ移動自在に螺着された左右一対のスラ
イドブロック6a,bと、該スライドブロック上に取り
付けられた左右一対の容器保持用アタッチメント8a,
bとを備え、送りシャフト3を正逆の方向に選択的に回
転することにより、左右のネジ山部5a,bに螺着され
た左右一対のスライドブロック6a,bを相対的に近づ
く方向または離れる方向に進退移動させ、該スライドブ
ロックに取り付けられた左右一対の容器保持用アタッチ
メント8a,bの間隔を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工場の生産ライン
などにおいてビンやプラスチック容器などを挿入保持し
て搬送するためのホルダに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、包装、内容物充填などの生産ラ
インにおける容器の搬送には、容器をそのまま載せて搬
送する自走式、あるいは容器をホルダに挿入保持した状
態で搬送するホルダ搬送式のいずれかの方法が採られて
いる。特に、後者のホルダ搬送式の場合、目的に応じて
さまざまなホルダが開発されているが、挿入保持する容
器の品種を変えるには次のような方法で対処するのが一
般的である。
【0003】(1)容器の品種毎に専用のホルダを用意
しておき、品種切り替えに合わせてホルダも専用のもの
に切り替える方法 (2)ホルダの外枠を基準に、容器の寸法に合わせてホ
ルダ内にすきま調整用のスペーサを組み入れる方法 (3)自動切替式のホルダを用いる方法
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、(1)
の専用ホルダを用いる方法の場合、不使用時にホルダを
保管するためのスペースが必要であり、しかも、ホルダ
を入れ替えるのに時間と手間がかかるという問題があっ
た。また、(2)のスペーサによってすきま調整を行な
う方法の場合も、(1)の場合と同様に、すきま調整に
時間と手間がかかるという問題があった。
【0005】また、(3)の自動切替式のホルダの場
合、その構造上、取り扱い可能な容器の寸法に制約を受
けることが多く、特に化粧品などの小容量の容器まで対
応させることは構造上困難であった。例えば、現在の自
動切替式のホルダの場合、容器の径が60〜100mm
φで、容量が200〜800ml程度の容器までしか対
応することができず、それ以下の小さな容器には対処す
ることができない。また、費用の点においても問題があ
り、自動切替式のホルダ1個を作るのに専用ホルダ10
個分程度の費用がかかっていた。
【0006】本発明は、上記のような問題を解決するた
めになされたもので、容器のサイズに合わせて容器ホー
ルド部の間隔を自在に調整することができ、ただ1つの
ホルダによって小さな容器から大きな容器まで柔軟に対
応することができる、構造簡単で低コストな容器搬送用
ホルダを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の容器搬送用ホルダは、台座となるベース
ブロックと、シャフトの右半部と左半部にそれぞれ逆向
きのネジ山を形成され、かつ、前記ベースブロックの上
面の溝部内に位置して回転自在に軸支された送りシャフ
トと、該送りシャフトの左右のネジ山部分にそれぞれ移
動自在に螺着された左右一対のスライドブロックと、該
スライドブロック上に取り付けられた左右一対の容器保
持用アタッチメントとを備え、前記送りシャフトを正逆
の方向に選択的に回転することにより、左右のネジ山部
に螺着された左右一対のスライドブロックを相対的に近
づく方向または離れる方向に進退移動させ、該スライド
ブロックに取り付けられた左右一対の容器保持用アタッ
チメントの間隔を調整するようにしたものである。
【0008】また、請求項2の容器搬送用ホルダは、前
記左右一対のスライドブロックと容器保持用アタッチメ
ントを前記送りシャフトに複数対連設したものである。
【0009】また、請求項3の容器搬送用ホルダは、前
記送りシャフトの一方の軸端部を断面多角形とし、該多
角形軸端部を介して送りシャフトを外部動力で回転でき
るようにしたものである。
【0010】また、請求項4の容器搬送用ホルダは、前
記多角形軸端部の周りに、送りシャフトの不正回転を阻
止するための回り止め機構を設けたものである。
【0011】また、請求項5の容器搬送用ホルダは、前
記送りシャフトの適宜位置に、送りシャフトの回転停止
位置を定位置に規制するためのストッパ機構を設けたも
のである。
【0012】また、請求項6の容器搬送用ホルダは、前
記左右一対の容器保持用アタッチメントを、対向する他
方の容器保持用アタッチメントに向かって所定の角度で
拡開するV字形状に形成したものである。
【0013】また、請求項7の容器搬送用ホルダは、前
記容器保持用アタッチメントの板面形状を櫛形に形成
し、対向する左右一対の容器保持用アタッチメントの櫛
形形状部がお互いに対向する相手方の櫛形間隙部内に入
り込むようにしたものである。
【0014】
【作用】請求項1の容器搬送用ホルダの場合、送りシャ
フトを正逆の方向に選択的に回転し、逆ネジとされた左
右のネジ山部に螺着した左右一対のスライドブロックを
相対的に近づく方向または離れる方向に進退させること
により、スライドブロックに取り付けられている左右一
対の容器保持用アタッチメントの間隔を調整する。この
ため、ただ1つのホルダによって径の小さな容器から径
の大きな容器まであらゆる大きさの容器を確実に保持す
ることが可能となる。
【0015】また、請求項2の容器搬送用ホルダの場
合、左右一対のスライドブロックと容器保持用アタッチ
メントを送りシャフトに複数対連設しているので、1個
のホルダで複数個の容器を保持することができ、より効
率的である。
【0016】また、請求項3の容器搬送用ホルダの場
合、送りシャフトの一方の軸端部を断面多角形とし、該
多角形軸端部を介して送りシャフトを外部動力で回転で
きるようにしたので、サーボモータなどで構成されたス
クリュードライバなどを用いて左右一対の容器保持用ア
タッチメントの間隔を自動的に調整することが可能とな
る。
【0017】また、請求項4の容器搬送用ホルダの場
合、多角形軸端部の周りに、送りシャフトの不正回転を
阻止するための回り止め機構を設けたので、間隔調整作
業時以外において送りシャフトが不測に回されてしまう
というようなことがなくなる。
【0018】また、請求項5の容器搬送用ホルダの場
合、送りシャフトの適宜位置に、送りシャフトの回転停
止位置を定位置に規制するためのストッパ機構を設けた
ので、左右一対の容器保持用アタッチメントを定位置に
正確に停止させることができる。
【0019】また、請求項6の容器搬送用ホルダの場
合、左右一対の容器保持用アタッチメントを、対向する
他方の容器保持用アタッチメントに向かって所定の角度
で拡開するV字形状に形成したので、確実に容器を保持
することができる。
【0020】また、請求項7の容器搬送用ホルダの場
合、前記容器保持用アタッチメントの板面形状を櫛形に
形成し、左右一対の容器保持用アタッチメントの櫛形形
状部がお互いに対向する相手方の櫛形間隙部内に入り込
むようにしたので、左右一対の容器保持用アタッチメン
トの先端部同士が衝突する位置まで接近しても、さらに
それ以上に近づけることができ、きわめて径の小さい容
器であっても確実に保持することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1〜図7に、本発明に係
る容器搬送用ホルダの第1の実施の形態を示す。図にお
いて、1は台座となる所定大きさのベースブロックであ
って、このベースブロックの上面側中心位置に一方の辺
部から他方の辺部にわたる溝部2が形成されており、こ
の溝部2内に送りシャフト3が左右の軸受4a,4bに
よって回転自在に軸支されている。
【0022】前記送りシャフト3の一方の半部には例え
ば右回りのネジ山5aが形成されているとともに、反対
の半部には前記ネジ山5aとは逆の左回りのネジ山5b
が形成されており、この左右のネジ山5a,5bはいわ
ゆる逆ネジの関係に設定されている。そして、一方のネ
ジ山5a部分には第1のスライドブロック6aが移動自
在に螺着されているとともに、他方のネジ山5b部分に
は第2のスライドブロック6が移動自在に螺着されてお
り、送りシャフト3を正逆いずれかの方向に回転したと
きに、その回転方向によって前記2つのスライドブロッ
ク6a,6bが近づく方向に移動したり、離れる方向に
移動するように構成されている。
【0023】前記第1および第2のスライドブロック6
a,6bの上面には支柱7a,7bがそれぞれ立設され
ており、この支柱7a,7bに、所定の角度(例えば、
125°)で拡開するV字形の第1および第2の一対の
容器保持用アタッチメント8a,8bが、お互いの拡開
面を向き合わせるようにしてそれぞれ固設されている。
【0024】この2つの容器保持用アタッチメント8
a,8bは、容器を挿入して保持するための容器ホール
ド部を構成するものであり、前記送りシャフト3を回し
て第1および第2のスライドブロック6a,6bを進退
させることにより、その間隔を自在に調整するものであ
る。なお、前記左右一対の各容器保持用アタッチメント
8a,8bは、その上縁部をわずかにカーブを付けて外
側に曲げられており、容器挿入時に容器がスムーズに間
隙内に入るように工夫されている。
【0025】また、送りシャフト3の軸受4a側の軸端
部は断面四角形とされており、この四角形軸端部9にサ
ーボモータ10などによって回転駆動されるスクリュー
ドライバ11先端のナット部12を嵌合して回転させる
ことにより、送りシャフト3を正逆両方向に自在に回転
できるように構成されている。
【0026】さらに、前記シャフト3の四角形軸端部9
の周りには、図6に拡大して示すように、間隔調整作業
時以外において送りシャフト3が不正に回されることが
ないようにするための回り止め機構13が設けられてい
る。この例の場合、回り止め機構13は、スプリング1
4によって常時外方に向けて付勢された四つ割り式のウ
レタンゴム15と、このウレタンゴム14によって外方
へ押されて四角形軸端部9を覆うように設けられた軸端
カバー16と、この軸端カバー16が外部へ飛び出すこ
とがないように係止するための穴止め輪17とから構成
されており、スクリュードライバ11先端のナット部1
2を穴止め輪17部分に当て、スプリング14のバネ力
に抗して押し込んでやることにより、穴止め輪17,軸
端カバー16,ウレタンゴム15全体が内側に押されて
引っ込み、スクリュードライバ11先端のナット部12
が送りシャフト3の四角形軸端部9に嵌合するようにし
たものである。
【0027】一方、送りシャフト3の軸受4b側の軸端
部には、送りシャフト3の回転停止位置を定位置に規制
するためのストッパ機構18が設けられている。この例
の場合、回転ストッパ機構18は、送りシャフト3の軸
端に固設された八角形歯車19と、この八角形歯車19
の一辺と接すようにベースブロック1上に固設された天
面平坦な板バネ20とから構成されており、八角形歯車
19の一辺が板バネ20の平らな天面と接することによ
り、定位置で停止するように構成されている。
【0028】上記構造になる容器搬送用ホルダにあって
は、容器ホールド部たる左右一対の容器保持用アタッチ
メント8a,8bの間隔を変えるには、前述したよう
に、送りシャフト3の四角形軸端部9にスクリュードラ
イバ11先端のナット部12を押し当てて回り止め機構
13を押し込み、ナット部12と四角形軸端部9を嵌合
した後、正逆所望の方向に回してやればよい。
【0029】スクリュードライバ11が回転すると、逆
ネジに切られた左右のネジ山5a,5bに螺着されたス
ライドブロック6a,6bがその回転方向に応じて両者
が近づく方向または離れる方向に移動する。これによっ
て、スライドブロック6a,6bに固設されたV字状の
容器保持用アタッチメント8a,8bが近づく方向ある
いは離れる方向に移動し、図7に示すように、両者の間
隔を容器21の大きさに合うように自由に調整すること
ができる。
【0030】なお、このとき、スクシュードライバ11
をサーボモータ10(図1参照)で回転駆動してやるよ
うにすれば、駆動パルス信号の1パルス当たりの回転角
度が決まっているので、そのパルス数を制御することに
よって送りシャフト3の回転回数、すなわち左右一対の
容器保持用アタッチメント8a,8bの送り距離を正確
にコントールすることができ、間隔調整を自動化するこ
とも可能である。
【0031】このように本発明の容器搬送用ホルダを用
いた場合、容器のサイズに合わせて容器ホールド部を構
成する左右一対の容器保持用アタッチメント8a,8b
の間隔を自在に調整することができるので、ただ1つの
ホルダによって小さな容器から大きな容器まであらゆる
サイズの容器に柔軟に対応させることができる。
【0032】このため、従来のように容器品種毎に専用
のホルダを多数用意しておく必要がなくなり、使用して
いないホルダを保管するためのスペースも不要とするこ
とができる。また、基本的に、送りシャフト3、左右一
対のスライドブロック6a,6b、左右一対の容器保持
用アタッチメント8a,8bを備えていればよいので、
構造が極めて簡単であり、1個1個のホルダを安価に製
造することができ、低コスト化を図ることができる。
【0033】上記のようにして容器保持用アタッチメン
ト8a,8bの間隔を調整した後、スクリュードライバ
11を引き抜いて外すと、回り止め機構13が送りシャ
フト3の四角形軸端部9の周りを取り囲んで保護し、間
隔調整作業時以外において送りシャフト3を簡単に回す
ことができないように保護する。また、送りシャフト3
の反対側の軸端に設けられたストッパ機構18が送りシ
ャフト3と当接し、送りシャフト3を該回転位置に係止
する。
【0034】図8〜図10に、本発明に係る容器搬送用
ホルダの第2の実施の形態を示す。この第2の実施の形
態は、前記第1の実施の形態における容器保持用アタッ
チメント8a,8bの板面形状を櫛形とし、対向する左
右一対の容器保持用アタッチメント8a,8bの櫛形形
状部22,23がそれぞれお互いに対向する相手方の容
器保持用アタッチメントの櫛形間隙内に入り込むように
構成したものである。
【0035】このように、左右一対の容器保持用アタッ
チメント8a,8bの板面形状を櫛形に形成した場合、
図10に示すように、櫛形形状部22,23がお互いに
対向する相手方の容器保持用アタッチメントの櫛形形状
部22,23の櫛形間隙部内に入り込むので、容器保持
用アタッチメント8a,8bを可能な限り近づけること
ができる。このため、どのように小さな容器であっても
挿入保持することが可能となる。なお、前述した第1の
実施の形態と同一部分には同一の符号を付し、その詳細
な説明は省略する。
【0036】図11に、本発明に係る容器搬送用ホルダ
の第3の実施の形態を示す。この第3の実施の形態は、
図1に示した容器搬送用ホルダの送りシャフト3の長さ
を延ばし、1本の送りシャフト3に、左右一対のスライ
ドブロック6a,6bと容器保持用アタッチメント8
a,8bを二対連設したものである。このように、スラ
イドブロック6a,6bと容器保持用アタッチメント8
a,8bを二対連接すれば、1個のホルダで二本の容器
を同時に保持することができ、生産ラインの効率を上げ
ることができる。なお、基本的な構造は図1に示した容
器搬送用ホルダと同じであるので、同一部分には同一の
符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0037】上記各実施の形態においては、容器保持用
アタッチメント8a,8bの形状を125°の角度で拡
開するV字形としたが、拡開角度は125°に限定され
るものではなく、設計仕様に応じた最適な角度を選択す
ればよい。
【0038】また、その形状もV字形のみに限られるも
のではなく、例えば、図12(A)(B)に示すよう
に、〔 〕形、( )形など、他の形状も採用できるも
のである。要は、左右一対の容器保持用アタッチメント
8a,8bによってその内側に容器を包み込むように保
持できる形状であればよい。さらに、容器保持用アタッ
チメント8a,8bを取り替え式に構成してもよいもの
である。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、容器のサイズに合わせて容器ホールド部を構成
する左右一対の容器保持用アタッチメントの間隔を自在
に調整することができる。このため、ただ1つのホルダ
によって小さな容器から大きな容器まで柔軟に対応する
ことができ、容器品種毎に専用のホルダを多数用意して
おく必要がなくなり、使用していないホルダを保管する
ためのスペースも不要とすることができる。また、構造
が極めて簡単であるため、1個1個のホルダを安価に製
造することができ、低コスト化を図ることができる。
【0040】また、請求項2の発明によれば、左右一対
のスライドブロックと容器保持用アタッチメントを送り
シャフトに複数対連設したので、1個のホルダで複数個
の容器を保持することができ、生産ラインの作業効率を
より向上することができる。
【0041】また、請求項3の発明によれば、送りシャ
フトの一方の軸端部を断面多角形とし、該多角形軸端部
を介して送りシャフトを外部動力で回転できるようにし
たので、サーボモータなどで構成されたスクリュードラ
イバなどを用いて容器保持用アタッチメントの間隔を自
動的に調整することができ、間隔調整の自動化を図るこ
とができる。
【0042】また、請求項4の発明によれば、多角形軸
端部の周りに、送りシャフトの不正回転を阻止するため
の回り止め機構を設けたので、間隔調整作業時以外にお
いて送りシャフトが不測に回されてしまうというような
ことがなくなり、より信頼性に優れた容器搬送用ホルダ
を提供することができる。
【0043】また、請求項5の発明によれば、送りシャ
フトの適宜位置に、送りシャフトの回転停止位置を定位
置に規制するためのストッパ機構を設けたので、左右一
対の容器保持用アタッチメントを定位置に正確に停止さ
せることができる。このため、より正確で信頼性に優れ
た容器搬送用ホルダを提供することができる。
【0044】また、請求項6の発明によれば、左右一対
の容器保持用アタッチメントを、対向する他方の容器保
持用アタッチメントに向かって所定の角度で拡開するV
字形状に形成したので、確実に容器を保持することがで
き、使い勝手のよい容器搬送用ホルダを得ることができ
る。
【0045】また、請求項7の発明によれば、容器保持
用アタッチメントの板面形状を櫛形に形成し、対向する
左右一対の容器保持用アタッチメントの櫛形形状部がお
互いに対向する相手方の櫛形間隙部内に入り込むように
したので、きわめて径の小さい容器であっても確実に保
持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る容器搬送用ホルダの第1の実施の
形態を示す斜視図である。
【図2】第1の実施の形態の一部切断正面図である。
【図3】第1の実施の形態の平面図である。
【図4】第1の実施の形態の側面図である。
【図5】図3中のA−A線断面図である。
【図6】第1の実施の形態におけるストッパ機構部分の
側断面図である。
【図7】第1の実施の形態における容器保持用アタッチ
メントの位置調整動作の説明図である。
【図8】本発明に係る容器搬送用ホルダの第2の実施の
形態を示す斜視図である。
【図9】第2の実施の形態における容器保持用アタッチ
メントの形状を示すもので、(A)は正面図、(B)は
平面図である。
【図10】第2の実施の形態における容器保持用アタッ
チメントの位置調整動作の説明図である。
【図11】本発明に係る容器搬送用ホルダの第3の実施
の形態を示す斜視図である。
【図12】(A)(B)はそれぞれ容器保持用アタッチ
メントの他の形状例を示す平面図である。
【図面の説明】
1 ベースブロック 2 溝部 3 送りシャフト 4a,4b 軸受 5a,5b 逆向きに切られたネジ山部 6a,6b スライドブロック 7a,7b 支柱 8a,8b 容器保持用アタッチメント(容器ホールド
部) 9 四角形軸端部(多角形軸端部) 10 サーボモータ 11 スクリュードライバ 12 ドライバのナット部 13 回り止め機構 14 スプリング 15 ウレタンゴム 16 軸端カバー 17 穴止め輪 18 ストッパ機構 19 八角形歯車 20 板バネ 21 容器 22,23 櫛形形状部
フロントページの続き (72)発明者 西野 博 東京都墨田区本所一丁目3番7号 ライオ ン株式会社内 (72)発明者 山田 ひろみ 東京都墨田区本所一丁目3番7号 ライオ ン株式会社内 (72)発明者 松田 尚民 東京都墨田区本所一丁目3番7号 ライオ ンエンジニアリング株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台座となるベースブロックと、シャフト
    の右半部と左半部にそれぞれ逆向きのネジ山を形成さ
    れ、かつ、前記ベースブロックの上面の溝部内に位置し
    て回転自在に軸支された送りシャフトと、該送りシャフ
    トの左右のネジ山部分にそれぞれ移動自在に螺着された
    左右一対のスライドブロックと、該スライドブロック上
    に取り付けられた左右一対の容器保持用アタッチメント
    とを備え、前記送りシャフトを正逆の方向に選択的に回
    転することにより、左右のネジ山部に螺着された左右一
    対のスライドブロックを相対的に近づく方向または離れ
    る方向に進退移動させ、該スライドブロックに取り付け
    られた左右一対の容器保持用アタッチメントの間隔を調
    整するようにしたことを特徴とする容器搬送用ホルダ。
  2. 【請求項2】 前記左右一対のスライドブロックと容器
    保持用アタッチメントを前記送りシャフトに複数対連設
    したことを特徴とする請求項1記載の容器送用ホルダ。
  3. 【請求項3】 前記送りシャフトの一方の軸端部を断面
    多角形とし、該多角形軸端部を介して送りシャフトを外
    部動力で回転できるようにしたことを特徴とする請求項
    1または2記載の容器搬送用ホルダ。
  4. 【請求項4】 前記多角形軸端部の周りに、送りシャフ
    トの不正回転を阻止するための回り止め機構を設けたこ
    とを特徴とする請求項3記載の容器搬送用ホルダ。
  5. 【請求項5】 前記送りシャフトの適宜位置に、送りシ
    ャフトの回転停止位置を定位置に規制するためのストッ
    パ機構を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれ
    かに記載の容器搬送用ホルダ。
  6. 【請求項6】 前記左右一対の容器保持用アタッチメン
    トを、対向する他方の容器保持用アタッチメントに向か
    って所定の角度で拡開するV字形状に形成したことを特
    徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の容器搬送用ホ
    ルダ。
  7. 【請求項7】 前記容器保持用アタッチメントの板面形
    状を櫛形に形成し、対向する左右一対の容器保持用アタ
    ッチメントの櫛形形状部がお互いに相手方の櫛形間隙部
    内に入り込むようにしたことを特徴とする請求項1〜6
    のいずれかに記載の容器搬送用ホルダ。
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