JP3108106U - 眼鏡及びそれに用いる眼鏡用部品 - Google Patents

Abstract

【課題】 本考案は、プラスチック枠、メタルフレーム全般において弾性変形可能な眼鏡及び眼鏡部品であって、外力を感じず押圧痕跡が残り不快な違和感を覚えることを無くす事を課題とする。
【解決手段】一対のレンズ支持部間を連結し形成されたブリッジにおいて、リムをつなぐリム接合部と鼻に接触して眼鏡枠を支える保持部を備え、リム接合部と保持部に対して相対的に稼動しうる単数もしくは複数の弾性作用部をそなえ、さらに鼻に接する部分に弾性を有するサドル型樹脂性アタッチメントを装着しうる構成とした。
【選択図】 図１

Description

本考案は、眼鏡枠本体に取り付けるレンズ保持具及びブリッジの構造に関するものである。

一般のノーズパッドは、ブリッジ又はリム等にパッドアームと称する金属製の支柱をロー付けし、その先端にパッドボックスと称する箱状の部品を設け、この箱部に継手構造を設け、さらに、この継手構造に対応する継手を設けたパッドを一定の自由度を持たせてビス等を取り付けている。

しかし、鼻の形状は千差万別であるため、この従来の一般的なノーズパッドを最適な配置に調整する事が必ずしも容易でない場合が有った。特に、パッド高さ調整は等を行なう場合、パッドアームの長さまでは眼鏡小売店での変更は不可能であり、場合によっては様々な種類のサイズのパッドアームを有するノーズパッドをパーツとしてあらかじめ多種用意しなければならないと言った問題が生じていた。

本考案が解決しようとする課題は、プラスチック眼鏡枠及びメタル眼鏡枠において従来の鼻当てパッドの質感を代えることなく、弾性作用を高めフィット感を増すことと共に使用者の鼻につけられる押圧痕跡を避けると共に眼鏡の安定した確実なセッテイングを保障するような、弾性変形可能な眼鏡及び眼鏡用部品を提供することで有る。

前記課題を解決する請求項１および２記載の考案は、一対のレンズ支持部間を連結し形成されたブリッジにおいて、リムをつなぐリム接合部と鼻に接触して眼鏡枠を支える保持部を備え、リム接合部と保持部に対して相対的に稼動しうる単数もしくは複数の弾性作用部を設けた事を特徴とする。この弾性作用部を設けたことにより、装着時に弾性作用部が柔軟に外力を和らげ高い着用快適性を得る事ができた。また、押圧痕跡を無くすために鼻に接する部分に弾性を有するサドル型樹脂性アタッチメントを設けた。このサドル型樹脂性アタッチメントの材料は、比較的僅かな内部弾性を有しており従来公知の眼鏡のパットアーム、パッドで構成されたブリッジは眼鏡使用者の鼻築を過度にきつく締付けかつこの締付作用は眼鏡の重量によって一層強められるなどの問題を緩和した。

着用時、本考案の眼鏡枠及び眼鏡部品はいわば自ら弾性作用を及ぼし、その際各鼻築に適合し外力を緩和し、良好かつ固定的にセッティングされる。眼鏡着用者は、眼鏡レンズの肉厚が重い矯正レンズを装備した場合でさえ、外力を感じず押圧痕跡が残り不快な違和感を覚えることがないので、本考案の産業上の利用価値は極めて高く躊躇な物である。

考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。図１は本考案の眼鏡枠を示す斜視図である。眼鏡枠１は左右一対のレンズ指示部２と、それらをレンズ指示部２を連結する、ブリッジ部３と弾性作用部４は連結し弾性作用部４を介してサドル型樹脂性アタッチメント５が設けられ構成されている弾性作用部４及びサドル型樹脂性アタッチメント５などに使用される材料は、ＣＰ、ＰＵなどの軟質樹脂を便宜的に選択する事が可能である。

本考案の実施例による眼鏡枠及び眼鏡部品の斜視図である。

符号の説明

１．眼鏡枠及び眼鏡部品
２．レンズ指示部
３．ブリッジ部
４．弾性作用部
５．サドル型樹脂性アタッチメント

Claims (2)

1. 眼鏡及びそれに用いる眼鏡用部品であって、一対のレンズ支持部間を連結し形成されたブリッジにおいて、リムをつなぐリム接合部と鼻に接触して眼鏡枠を支える保持部を備え、リム接合部と保持部に対して相対的に稼動しうる単数もしくは複数の弾性作用部をそなえ、さらに鼻に接する部分に弾性を有するサドル型樹脂性アタッチメントを装着しうる構成とした事を特徴とする眼鏡及びそれに用いる眼鏡用部品。
2. 請求項１記載の弾性作用部がバネ性を有するスプリングで構成された眼鏡及び眼鏡用部品。
   

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