JP3107728U - 自動車タイヤ脱着用手工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動車タイヤを迅速に省力で脱着することができ、且つ包装体積が小さくなり、携帯が便利になり、運輸コストが低減でき、適用できる範囲が広く且つ操作を省力化することができる自動車タイヤ脱着用手工具を提供する。
【解決手段】主に、脱着主シャフト10と、旋回ブッシュ20と、脱着補助シャフト30と、を含む自動車タイヤ脱着用手工具において、脱着補助シャフト10が定位台座の貫通孔111に対する位置を調整して前記旋回ブッシュを旋回操作すると、自動車タイヤを迅速に省力で脱着することができることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本考案は自動車タイヤ脱着用手工具に係り、特にその組合せ方式により自動車タイヤを迅速に省力で脱着することができ、且つ包装体積が小さくなり、携帯が便利になり、運輸コストが低減できる自動車タイヤ脱着用手工具に関するものである。
目下、自動車を購入するときに、図7に示すような従来の自動車タイヤ脱着用手工具が付いて来る。従来の自動車タイヤ脱着用手工具は、L字形を呈するロッドであり、その一端には駆動スリーブ1が設けてあり、他端には、使用者が手で握って操作することができる柄部2が設けてあり、前記柄部2の末端は鋭い先端3であり、前記駆動スリーブ1の中心と前記先端3との間には長さが一定である旋回アームSが形成される。タイヤを交換しようとする場合には、まず、前記先端3によりロード・ホイル・カバー(図示省略)を取り外して、脱着しようとするタイヤ4の固定ボルト5又はナットに駆動スリーブ1を嵌合すると共に、柄部2の旋回により駆動スリーブ1が固定ボルト5又はナットを緩めるか、又は、締めることができるが、柄部2の旋回アームSの長さが一定であるので、操作時に力がかなり掛かり、且つ固定ボルト5又はナットを緩めた後、固定ボルト5又はナットを完全に緩めるか、又は、締めるまでに、柄部2を手で継続的に旋回させることが必要であるので、前記柄部2はラチェットスパナーのように迅速に操作することができなく、また、使用しないときに、収納体積を縮小できないので、包装体積が極めて大きく、携帯が不便であり、且つ運輸コストが割高になってしまう。
本考案の主な目的は、その組合せ方式により自動車タイヤを迅速に省力で脱着することができ、且つ包装体積が小さくなり、携帯が便利になり、運輸コストが低減できる自動車タイヤ脱着用手工具を提供することである。
本考案の次の目的は、旋回アームが変更でき且つ固定ボルト又はナットを迅速に脱着できることにより、適用できる範囲が広く且つ操作が省力化になる自動車タイヤ脱着用手工具を提供することである。
上記目的を達成するためになされた本願の考案は、主に、脱着主シャフトと、旋回ブッシュと、脱着補助シャフトと、を含む自動車タイヤ脱着用手工具において、前記脱着主シャフトは、所定の長さを有し、その中段の直径が太くされて円柱状の定位台座になり、且つ前記定位台座の前後には一本の駆動シャフトと一本の中心シャフトとが形成してあり、前記定位台座の中央部に一つの貫通孔が開けてあり、前記駆動シャフトの先端には、タイヤの固定ボルト又はナットと嵌合して操作するための駆動スリーブが設けてあり、前記旋回ブッシュは、中空であり、前記脱着主シャフトの中心シャフトの外周に旋回自在に定位して枢設してあり、使用者の手部が旋回ブッシュを握って旋回操作をすることができ、前記脱着補助シャフトは、所定の長さを有し、前記脱着主シャフトの定位台座にある貫通孔を挿通して位置を調整できるように設けられ、その一端には脱着補助シャフトが貫通孔からはずれないようにするための制限部が設けてあり、その他端にはロード・ホイル・カバーを取り外すための押上部が設けてあり、上記の構成により、前記脱着補助シャフトが定位台座の貫通孔に対する位置を調整して前記旋回ブッシュを旋回操作すると、自動車タイヤを迅速に省力で脱着することができることを特徴とする自動車タイヤ脱着用手工具であることを要旨としている。
本願の考案では、前記定位台座にある貫通孔の内周面に一つの環状溝が設けてあり、前記脱着補助シャフトの中段には一つのピンホールが凹設してあり、前記ピンホールの内部に一つのバネが設けてあり、前記バネの両端に一つの定位玉がそれぞれ設けてあり、これにより、前記貫通孔内に設けた環状溝が前記定位玉と係合して定位することができることを特徴とする請求項1に記載の自動車タイヤ脱着用手工具であることを要旨としている。
本願の考案では、前記脱着補助シャフトの制限部は外部に突出する固定用玉であることを特徴とする請求項1に記載の自動車タイヤ脱着用手工具であることを要旨としている。
本願の考案では、前記脱着主シャフトの中心シャフトの外周面に一つの環状溝が凹設してあり、前記旋回ブッシュは、その周面には浮出周面が設けてあり、且つ前記環状溝と対応する箇所には定位ピンを挿入して定位するための一つのピンホールが凹設してあり、これにより、旋回ブッシュが脱着主シャフトに対して旋回自在になることを特徴とする請求項1に記載の自動車タイヤ脱着用手工具であることを要旨としている。
本考案に係る自動車タイヤ脱着用手工具によれば、次のような効果がある。
(イ)その組合せ方式により自動車タイヤを迅速に省力で脱着することができ、且つ包装体積が小さくなり、携帯が便利になり、運輸コストが低減できる。
(ロ)旋回アームが変更でき且つ固定ボルト又はナットを迅速に脱着できることにより、適用できる範囲が広く且つ操作が省力化になる。
以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。
まず、図1乃至図3を参照する。本考案に係る自動車タイヤ脱着用手工具は、主に、脱着主シャフト10と、旋回ブッシュ20と、脱着補助シャフト30と、を含む。
前記脱着主シャフト10は、所定の長さを有し、その中段の直径が太くされて円柱状の定位台座11になり、且つ前記定位台座11の前後には一本の駆動シャフト12と一本の中心シャフト13とが形成してあり、前記定位台座11の中央部に一つの貫通孔111が開けてあり、前記貫通孔111の内周面に一つの環状溝112が設けてあり、前記駆動シャフト12の先端には、四角形断面を呈する嵌合ヘッド121が形成してあり、また、図5と図6に示すように、タイヤ4の固定ボルト5又はナットと嵌合して操作するための駆動スリーブ14が設けてあり、前記中心シャフト13の外周面に一つの環状溝131が凹設してある。
前記旋回ブッシュ20は、中空であり、前記脱着主シャフト10の中心シャフト13の外周に旋回自在に定位して枢設してあり、使用者の手で旋回ブッシュ20を握って旋回操作をすることができ、その外周面には浮出周面21が設けてあり、且つ前記環状溝131と対応する箇所には定位ピン22を挿入して定位するための一つのピンホール211が凹設してあり、これにより、旋回ブッシュ20が脱着主シャフト10に対して旋回自在になる。
前記脱着補助シャフト30は、所定の長さを有し、前記脱着主シャフト10の定位台座11にある貫通孔111を挿通して位置を調整できるように設けられ、その一端には脱着補助シャフト30が貫通孔111からはずれないようにするための制限部31が設けてあり、本実施例では、前記制限部31が外部に突出する固定用玉であり、その他端にはロード・ホイル・カバーを取り外すための押上部32が設けてあり、その中段には一つのピンホール33が凹設してあり、前記ピンホール33の内部に一つのバネ331が設けてあり、前記バネ331の両端に一つの定位玉332がそれぞれ設けてあり、これにより、前記貫通孔111内に設けた環状溝112が前記定位玉332と係合して定位することができる。
上記の構成により、前記脱着補助シャフト30が定位台座11の貫通孔111に対する位置を調整して前記旋回ブッシュ20を旋回操作すると、自動車タイヤを迅速に省力で脱着することができる。
次に、図4乃至図6を参照する。本考案の使用状態は、脱着補助シャフト30の押上部32をロード・ホイルの隙間に挿入してロード・ホイル・カバーを取り外した後、脱着補助シャフト30を脱着主シャフト10の定位台座11の貫通孔111に挿通して図2に示すような十字形のものになり、且つ脱着主シャフト10の先端にある駆動スリーブ14をタイヤにある固定ボルト5に嵌合して、脱着補助シャフト30の末端で突出する制限部31とする固定用玉が前記貫通孔111の端面に止められるように脱着補助シャフト30を移動し、図4に示すように、旋回アームの長さが最大になり、使用者が足で踏むと、図5に示すように、前記固定ボルト5を簡単に緩めることができ、次に、使用者が片手で前記旋回ブッシュ20を握る状態で、他の手により脱着補助シャフト30の中央部が前記定位台座11に位置するように脱着補助シャフト30を移動させ、図2と図6に示すように、中段のピンホール33のバネ331の両端にある定位玉332は、図3に示すように、脱着主シャフト10の定位台座11の貫通孔111内に設けた環状溝112と係止して定位され、また、前記脱着主シャフト10の一端にある中心シャフト13が旋回ブッシュ20に対して旋回自在であるので、使用者は手で前記脱着補助シャフト30を握って迅速に回転させることができ、図6に示すように、前記駆動スリーブ14と嵌合する固定ボルト5を完全に取り外すことができ、且つ前記駆動スリーブ14を固定ボルト5と重複に嵌合して角度を変更することが必要なく、脱着補助シャフト30をラチェット・スパナーのように迅速に旋回させるだけでいい。
タイヤを交換した後に、その操作は上記ステップを逆に実施し、すなわち、十字形になるように、前記脱着主シャフト10を挿通する脱着補助シャフト30を移動させ、図6に示すように、前記脱着補助シャフト30を迅速に旋回することにより固定ボルト5を最初に締めて、最後に、前記脱着主シャフト10を挿通する前記脱着補助シャフト30を移動してT字形にし、図5に示すように、前記脱着補助シャフト30の末端を足で踏むと、前記固定ボルト5がしっかりと締められるようになる。
本考案の一実施形態の分解斜視図である。 本考案の一実施形態の組合せ状態の斜視図1である。 図2におけるA-A線の断面図である。 本考案の一実施形態の組合せ状態の斜視図2である。 本考案の一実施形態の使用状態の動作を示す概略図1である。 本考案の一実施形態の使用状態の動作を示す概略図2である。 従来の自動車タイヤ脱着用手工具の構成を示す概略図である。
符号の説明
1 駆動スリーブ 2 柄部
3 先端 S 旋回アーム
4 タイヤ 5 固定ボルト
10 脱着主シャフト 11 固定台座
111 貫通孔 112 環状溝
12 駆動シャフト 121 嵌合ヘッド
13 中心シャフト 131 環状溝
14 駆動スリーブ 20 旋回ブッシュ
21 浮出周面 211 ピンホール
22 定位ピン 30 脱着補助シャフト
31 制限部 32 押上部
33 ピンホール 331 バネ
332 定位玉

Claims (4)

  1. 主に、脱着主シャフトと、旋回ブッシュと、脱着補助シャフトと、を含む自動車タイヤ脱着用手工具において、
    前記脱着主シャフトは、所定の長さを有し、その中段の直径が太くされて円柱状の定位台座になり、且つ前記定位台座の前後には一本の駆動シャフトと一本の中心シャフトとが形成してあり、前記定位台座の中央部に一つの貫通孔が開けてあり、前記駆動シャフトの先端には、タイヤの固定ボルト又はナットと嵌合して操作するための駆動スリーブが設けてあり、
    前記旋回ブッシュは、中空であり、前記脱着主シャフトの中心シャフトの外周に旋回自在に定位して枢設してあり、使用者の手部が旋回ブッシュを握って旋回操作をすることが可能であり、
    前記脱着補助シャフトは、所定の長さを有し、前記脱着主シャフトの定位台座にある貫通孔を挿通して位置を調整できるように設けられ、その一端には脱着補助シャフトが貫通孔からはずれないようにするための制限部が設けてあり、その他端にはロード・ホイル・カバーを取り外すための押上部が設けてあり、
    上記の構成により、前記脱着補助シャフトが定位台座の貫通孔に対する位置を調整して前記旋回ブッシュを旋回操作することにより、自動車タイヤを迅速に省力で脱着することを特徴とする、
    自動車タイヤ脱着用手工具。
  2. 前記定位台座にある貫通孔の内周面に一つの環状溝が設けてあり、前記脱着補助シャフトの中段には一つのピンホールが凹設してあり、前記ピンホールの内部に一つのバネが設けてあり、前記バネの両端に一つの定位玉がそれぞれ設けてあり、これにより、前記貫通孔内に設けた環状溝が前記定位玉と係合して定位することを特徴とする、請求項1に記載の自動車タイヤ脱着用手工具。
  3. 前記脱着補助シャフトの制限部は外部に突出する固定用玉であることを特徴とする、請求項1に記載の自動車タイヤ脱着用手工具。
  4. 前記脱着主シャフトの中心シャフトの外周面に一つの環状溝が凹設してあり、前記旋回ブッシュは、その周面には浮出周面が設けてあり、且つ前記環状溝と対応する箇所には定位ピンを挿入して定位するための一つのピンホールが凹設してあり、これにより、旋回ブッシュが脱着主シャフトに対して旋回自在になることを特徴とする、請求項1に記載の自動車タイヤ脱着用手工具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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