JP3107588B2 - 画像信号補正方法 - Google Patents

画像信号補正方法

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JP3107588B2 JP03084027A JP8402791A JP3107588B2 JP 3107588 B2 JP3107588 B2 JP 3107588B2 JP 03084027 A JP03084027 A JP 03084027A JP 8402791 A JP8402791 A JP 8402791A JP 3107588 B2 JP3107588 B2 JP 3107588B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像読み取り装置からの
画像信号を補正する画像信号補正方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、イメージスキャナにおいては、原
稿の読み取り部分を含んだ広い範囲を光源で照明してい
る。しかし、原稿の広い範囲を照明すると、2次光源効
果が発生してイメージスキャナの特性、特に階調特性が
著しく劣化する。
【0003】第4図(a)(b)は従来の画像読み取り
装置における2次光源効果の発生原理を説明するための
図である。画像読み取りが線走査である場合を例にとる
と、透明な原稿台1上の原稿2は原稿照明手段3により
照明され、原稿2における読み取りライン4上の部分か
らの反射光が画像情報検出手段5に導かれて画像情報が
検出される。原稿台1上の原稿2は線走査され、原稿2
全体の画像情報が画像情報検出手段5により検出され
る。
【0004】この画像読み取り装置では原稿2において
画像が読み取られる部分が読み取りライン4上の部分に
限られているにもかかわらず、原稿2における読み取り
部分以外の部分6が原稿照明手段3により照明されてし
まう場合には、第4図(a)に示すように原稿2におけ
る読み取り部分以外の部分6が白色であると、原稿照明
手段3による直接照明光だけでなく他の構成部材7又は
原稿照明手段3によって1回以上反射された光が、その
光路によっては再度、原稿2における読み取り部分を照
明するという2次光源効果が発生してしまうことがあ
る。また、逆に第4図(b)に示すように原稿2におけ
る読み取り部分以外の部分6が完全な黒色であると、原
稿2における読み取り部分で光が反射されず、読み取り
ライン4上での2次光源効果は発生しない。つまり、原
稿2における読み取り部分が等濃度画像であっても、そ
の周辺の画像の濃度により画像情報検出手段5からの画
像信号が異なってしまう。
【0005】第3図(a)(b)はその具体的な例を示
す。第3図(a)は原稿2として白色のベタ画像を1ラ
イン分読み込んだ場合の画像情報検出手段5からの画像
信号であり、横軸が画素位置を示して縦軸が信号強度を
示す。これに対して第3図(b)は原稿2として黒色の
ベタ部中に10mm幅の白色帯が挿入されている画像を
1ライン分読み込んだ場合の画像情報検出手段5からの
画像信号であり、横軸が画素位置を示して縦軸が信号強
度を示す。第3図(a)に示す白色部分の画像信号はそ
の白色部分の周辺領域が白ベタ部になっているので、2
次光源効果が発生している。しかし、第3図(b)に示
す黒色ベタ部の画像信号はその黒色ベタ部中に10mm
幅の白色帯が挿入されているので、読み取りライン上で
の2次光源効果の影響を受けず、信号レベルが数%低く
なっている。この例では第3図(a)に示す白色部分の
信号強度をA、第3図(b)に示す白色部分の信号強度
をBとすれば2次光源効果による白色部分のレベル変化
は(A−B)/A×100(%)=7.1%である。
【0006】このような2次光源効果を解消する方法と
して、原稿搭載手段に隣接して光遮断手段を配置し、こ
の光遮断手段で原稿における読み取り部分以外の部分を
照明しないようにする方法が特開平1ー267531号
公報に記載されている。
【0007】また、特開平1ー221976号公報には
2次光源効果を解消するために、原稿照明手段にスリッ
トを設けて原稿照明手段で原稿の限られた部分だけを照
明する方法が記載されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】特開平1ー26753
1号公報記載の方法では原稿搭載手段に隣接して光遮断
手段を配置するので、画像読み取り装置が高価となる上
に、原稿照明手段から原稿を直接に照明する光束の一部
までも光遮断手段で遮断して原稿の読み取り部分の光量
の著しい低下を引き起こし、画像読み取り装置の出力信
号のS/N劣化、読み取り速度の低下が起こる。また、
特開平1ー221976号公報記載の方法では読み取り
ライン上での2次光源効果の抑制には効果がない。
【0009】本発明は上記欠点を改善し、原稿の読み取
り部分の光量低下を引き起こさなくて読み取りライン上
での2次光源効果の抑制にも効果がある画像信号補正方
法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、原稿照明手段により照明された
原稿からの反射光を、結像系により光電変換素子に導い
て画像信号を得る画像読み取り装置からの画像信号を補
正する画像信号補正方法であって、前記画像読み取り装
置からの画像信号を各画素の信号毎に、あらかじめ測定
された前記画像読み取り装置の2次光源効果特性と周辺
の画素の信号とにより2次光源効果による画像信号の劣
化が無くなるように補正し、請求項2の発明は、原稿照
明手段により照明された原稿からの反射光を、結像系に
より光電変換素子に導いて画像信号を得る画像読み取り
装置からの画像信号を各画素の信号毎に、あらかじめ測
定してメモリに記憶してある前記画像読み取り装置の2
次光源効果特性値と周辺の画素の信号とにより2次光源
効果による画像信号の劣化が無くなるように補正する画
像信号補正方法において、前記2次光源効果特性として
は所定の1画素に対する2次光源効果特性値のみを求め
ておき、他の画素に対する2次光源効果特性値について
は前記1画素に対する2次光源効果特性値を順次にシフ
トして用いる。
【0011】
【実施例】第2図は画像読み取り装置の一例を示す。透
明な原稿台1上の原稿2は原稿照明手段3により照明さ
れ、原稿2における読み取りライン4上の部分からの反
射光が結像系8により画像情報検出手段5に導かれて画
像情報が検出される。原稿台1上の原稿2は線走査さ
れ、原稿2の全体の画像情報が画像情報検出手段5によ
り検出される。
【0012】この画像読み取り装置において、原稿2の
読み取り部分における任意の座標(x,y)の点での原
稿反射率をR(x,y)、原稿2の読み取り部分におけ
る任意の座標(x,y)の点での原稿照明手段3からの
直接照明光のみによる原稿面照度および原稿反射光強度
をI(x,y),P(x,y)とし、原稿2の読み取り
部分における任意の座標(x,y)の点での2次光源効
果を含んだ原稿面照度および原稿反射光強度をI’
(x,y),P’(x,y)とし、さらに座標(x1,
y1)の点に対する2次光源効果特性を2点間の距離の
関数としてS(|x1−x|,|y1−y|)と表わすと
する。このとき、2次光源効果を含んだ原稿反射光強度
P’(x,y)は P’(x1,y1)=R(x1,y1)・I’(x1,y1) =R(x1,y1)・I(x1,y1)+∬S(|x1−x|,|y1−y|)・ R(x,y)・I’(x,y)dxdy =R(x1,y1)・I(x1,y1)+∬S(|x1−x|,|y1−y|) ・ P’(x,y)dxdy・・・・・(1) と表わせる。従って、2次光源効果を含まない、直接照
明光による原稿反射光強度P(x1,y1)は P(x1,y1)=R(x1,y1)・I(x1,y1) =P’(x1,y1)−∬S(|x1−x|,|y1−y|)・P’(x,y) dxdy・・・(2) として求めることができる。ここで、原稿反射光強度
P’は画像情報検出手段5により直接に検出されるもの
である。2次光源効果特性Sは原稿読み取り装置の光学
系固有の関数であり、実験的に求めることができる。全
方位に対してSを求めて(2)式の計算を行うのは実験
及び計算量に大きな負担をかけることになるので、直交
した2つの方向、つまり1ライン読み取り方向と,それ
に直交した方向に対して次式のような計算を行ってもよ
い。
【0013】 P(x1,y1)≒P’(x1,y1)−∫S(|x1−x|)・P’(x,y1) dx−∫S(|y1−y|)・P’(x1,y)dx・・・(3) ここで、Sは一次元の2次光源効果特性を示している。
さらに、(3)式を簡略化したものとして、1ラインに
対してのみ補正を行う場合の式は P(x1,y1)≒P’(x1,y1)−∫S(|x1−x|)・P’(x,y1) dx・・・(4) となる。
【0014】以上のように画像読み取り装置により検出
された画像信号に対して、あらかじめ2次元または1次
元の2次光源効果特性を求めてメモリに記憶しておき、
(2)〜(4)式のいずれかの演算を行うことにより、
2次光源効果による部分的な階調の劣化を回復すること
ができる。2次光源効果特性の測定方法としては、たと
えば白色のベタ画像中の1点に対してその片側または両
側から十分に黒い画像を近づけていったときの画像読み
取り装置からの画像信号の白色レベルの変動から求める
ことができる。
【0015】原稿から画像情報をデジタルで読み取るス
キャナにおいては(2)〜(4)式の積分は、数列の和
の形で書き表わせる。例えば(4)式は次のように書け
る。
【0016】 Pi=P’i−(Si1・P’1+・・・+Sii-1・P’i-1+Sii・P’i+Sii+ 1・P’i+1+・・・+Sin・P’n) k =P’i−Σ Sik・P’k・・・(5) k-1 この(5)式では、1ラインの画素数をn個、任意の1
ライン(j)上の任意の画素(i)に対する(4)式の
P(xi,yi),P’(xi,yi)をPi,P’iとおい
た。また、2次光源効果特性を表わす関数Sはn画素に
ついてn通り存在すると考えられるから、任意の画素i
へm番目の画素が及ぼす2次光源効果をSimとした。
(5)式をマトリックスで書き下すと、次の数1ように
なる。
【0017】
【数1】
【0018】つまり、2次光源効果特性として[n×
n]のマトリックスを求め、(6)式の演算を実行すれ
ばよい。
【0019】第1図は本発明の一実施例で用いた回路を
示し、この回路により(6)式の演算を実行した。
【0020】第2図のような画像読み取り装置、例えば
スキャナからの画像信号は一旦、画像メモリに格納さ
れ、この画像メモリから読み出される画像信号における
補正すべき画素を示す信号iが、上記マトリックスSを
記憶しているリードオンリーメモリ(ROM)11に与
えられてROM11から信号iに対応して信号Sikが発
生する。この信号Sikは上記画像メモリからの1ライン
の画像信号P’1〜P’nと乗算器12により乗算されて
積算器13により1ライン毎に積算され、上記画像メモ
リからの画像信号P’iは減算器14にて積算器13の
出力信号が減算されることによって2次光源効果による
画像信号の劣化が無くなるように補正されてPiとな
る。
【0021】また、画像読み取り装置からの画像信号に
ついて(2),(3)式の各演算を上記(4)式の演算
と同様に各方向に対して実行することにより、2次光源
効果による画像信号の劣化が無くなるように補正するこ
とができる。
【0022】このように本実施例によれば、画像読み取
り装置からの画像信号を各画素の信号毎に、あらかじめ
測定された前記画像読み取り装置の2次光源効果特性と
周辺の画素の信号とにより2次光源効果による画像信号
の劣化が無くなるように補正するので、画像読み取り装
置に2次光源効果を抑制するための特別な手段を付加す
る必要がなく、原稿の読み取り部分の光量低下を引き起
こさなくなるとともに、画像読み取り装置のコストを上
げなくて済む。しかも、読み取りライン上での2次光源
効果も抑制でき、高い階調性を得ることができる。
【0023】ところで、上記実施例では、画像読み取り
装置からの画像信号を各画素の信号毎に、あらかじめ測
定してメモリ11に記憶してある画像読み取り装置の2
次光源効果特性値と周辺の画素の信号とにより補正する
ので、1ラインn画素の画像読み取り装置に対応するた
めには[n×n]個の2次光源効果特性値をあらかじめ測
定してメモリ11に記憶しておかなければならず、多く
のメモリ容量を必要とする。すなわち、2次光源効果特
性として[n×n]のマトリックスを求めて(6)式の演
算を実行するが、通常は画像読み取り装置で画像読み取
りに用いられる画素数は数千画素に及ぶので、[n×n]
のマトリックスを持つためには非常に大きなメモリが必
要となり、画像読み取り装置を含むシステムの大型化、
コストアップとなる。
【0024】ところで、2次光源特性を示すマトリック
スSは帯行列であり、対角成分とその付近の成分は0で
はない等しい値を持ち、それ以外の成分はほとんど0で
あることを利用することにより、少ないメモリ容量で
(6)式の演算を実行することができる。つまり、第6
図に示すようにメモリとしては1画素に対するn個の2
次光源効果特性値と,値が0であるn個のダミー画素特
性値との計2n個の特性値をメモリに記憶しておき、補
正する各画素の信号に対してメモリから信号読み出し位
置をシフトしながらn個の特性値を読み出していくこと
により、[n×n]のマトリックスと同様な演算が可能と
なる。この場合、メモリの信号読み出し位置シフト量は
補正する画素の位置により決まる。本発明の他の実施例
はこのような点に着目してなされたものであり、第5図
はこの実施例で用いた回路を示し、この回路により上述
の演算を実行した。
【0025】リードオンリーメモリ(ROM)21は第2
図のような画像読み取り装置、例えばスキャナにおける
任意の1画素に対する2次光源効果特性値をあらかじめ
測定してこの特性値と,値が0であるn個のダミー画素
特性値との計2n個の特性値とを記憶しておく。上記ス
キャナからの画像信号は一旦、画像メモリに格納され、
この画像メモリから読み出される画像信号における補正
すべき画素を示す信号iがアドレス指定回路22に入力
されてアドレス指定回路22がその入力信号iから、補
正すべき画素の位置に応じてROM21のアドレスを指
定する。ROM21はアドレス指定回路22からの信号
により上記2n個の特性値に対して読み出し位置を、補
正すべき画素の位置に応じてシフトしながらn個づつの
特性値Sikを読み出す。この特性値Sikは上記画像メモ
リからの1ラインの画像信号P’1〜P’nと乗算器23
により乗算されることでSi1・P’1,・・・,Sii
P’i,・・・,SinP’nとなって積算器14により1
ライン毎に積算され、上記画像メモリからの補正すべき
画素の信号P’iは減算器15にて積算器14の出力信
号が減算されることによって2次光源効果による画像信
号の劣化が無くなるように補正されてPiとなる。この
例では1画素に対する2次光源特性値を他の画素の信号
の補正に対して順次にシフトして用いるが、本発明では
2次光源特性値のメモリ上への記憶のさせ方、シフトの
させ方はこの例に拘束されるものではない。
【0026】また、画素位置の違いにより2次光源効果
の画像信号への影響の度合が異なる場合、例えば原稿照
明手段3の中心と端部とで2次光源効果の画像信号への
影響の度合が異なる場合には第7図に示すような回路を
用いればよい。この回路は本発明の別の実施例で用いた
回路であり、第5図の回路において、補正値ROM26
及び乗算器27を追加したものである。補正値ROM2
6は画素位置の違いによる2次光源効果の違いを補正す
るための画素位置毎の補正値を記憶しており、画像信号
における補正すべき画素を示す信号iにより、補正すべ
き画素に対応した補正値を読み出す。ROM21からの
特性値Sikは補正値ROM26からの補正値が乗算器2
7で乗算され、画素位置の違いによる2次光源効果の画
像信号への影響の違いが補正される。
【0027】また、画像読み取り装置からの画像信号に
ついて(2),(3)式の各演算を上記(4)式の演算
と同様に各方向に対して実行することにより、2次光源
効果による画像信号の劣化が無くなるように補正するこ
とができる。
【0028】上記実施例によれば、画像読み取り装置か
らの画像信号を各画素の信号毎に、あらかじめ測定して
メモリ21に記憶してある画像読み取り装置の2次光源
効果特性値と周辺の画素の信号とにより2次光源効果に
よる画像信号の劣化が無くなるように補正する画像信号
補正方法において、前記2次光源効果特性として所定の
1画素に対する2次光源効果特性値のみを求めておき、
他の画素に対する2次光源効果特性値については前記1
画素に対する2次光源効果特性値を順次にシフトして用
いるので、2次光源効果特性値を記憶するメモリ21の
容量を小さくすることができ、多くのメモリ容量を必要
としなくなる。
【0029】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
原稿照明手段により照明された原稿からの反射光を、結
像系により光電変換素子に導いて画像信号を得る画像読
み取り装置からの画像信号を補正する画像信号補正方法
であって、前記画像読み取り装置からの画像信号を各画
素の信号毎に、あらかじめ測定された前記画像読み取り
装置の2次光源効果特性と周辺の画素の信号とにより2
次光源効果による画像信号の劣化が無くなるように補正
するので、画像読み取り装置に2次光源効果を抑制する
ための特別な手段を付加する必要がなく、原稿の読み取
り部分の光量低下を引き起こさなくなるとともに、画像
読み取り装置のコストを上げなくて済む。しかも、読み
取りライン上での2次光源効果も抑制でき、高い階調性
を得ることができる。
【0030】また、請求項2の発明によれば、原稿照明
手段により照明された原稿からの反射光を、結像系によ
り光電変換素子に導いて画像信号を得る画像読み取り装
置からの画像信号を各画素の信号毎に、あらかじめ測定
してメモリに記憶してある前記画像読み取り装置の2次
光源効果特性値と周辺の画素の信号とにより2次光源効
果による画像信号の劣化が無くなるように補正する画像
信号補正方法において、前記2次光源効果特性としては
所定の1画素に対する2次光源効果特性値のみを求めて
おき、他の画素に対する2次光源効果特性値については
前記1画素に対する2次光源効果特性値を順次にシフト
して用いるので、さらに2次光源効果特性値を記憶する
メモリの容量を小さくすることができ、多くのメモリ容
量を必要としなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例で用いた回路を示すブロック
図である。
【図2】画像読み取り装置の一例を示す概略図である。
【図3】同画像読み取り装置からの画像信号の例を示す
波形図である。
【図4】画像読み取り装置の他の例を原稿画像の異なる
場合について示す概略図である。
【図5】本発明の他の実施例で用いた回路を示すブロッ
ク図である。
【図6】本発明を説明するための図である。
【図7】本発明の別の実施例で用いた回路を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
11,21,26 ROM 12,23,27 乗算器 13,24 積算器 14,25 減算器 22 アドレス指定回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−220079(JP,A) 特開 平4−239880(JP,A) 特開 平4−347971(JP,A) 特開 平4−356870(JP,A) 特開 平4−94257(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/401 G06T 1/00 460

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿照明手段により照明された原稿からの
    反射光を、結像系により光電変換素子に導いて画像信号
    を得る画像読み取り装置からの画像信号を補正する画像
    信号補正方法であって、前記画像読み取り装置からの画
    像信号を各画素の信号毎に、あらかじめ測定された前記
    画像読み取り装置の2次光源効果特性と周辺の画素の信
    号とにより2次光源効果による画像信号の劣化が無くな
    るように補正することを特徴とする画像信号補正方法。
  2. 【請求項2】原稿照明手段により照明された原稿からの
    反射光を、結像系により光電変換素子に導いて画像信号
    を得る画像読み取り装置からの画像信号を各画素の信号
    毎に、あらかじめ測定してメモリに記憶してある前記画
    像読み取り装置の2次光源効果特性値と周辺の画素の信
    号とにより2次光源効果による画像信号の劣化が無くな
    るように補正する画像信号補正方法において、前記2次
    光源効果特性としては所定の1画素に対する2次光源効
    果特性値のみを求めておき、他の画素に対する2次光源
    効果特性値については前記1画素に対する2次光源効果
    特性値を順次にシフトして用いることを特徴とする画像
    信号補正方法。
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