JP3107154U - ブリスターパック - Google Patents

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優 丸本
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ハリマ紙器印刷工業株式会社
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Abstract

【課題】表台紙と裏台紙の位置がずれなく作業性のよい、また被収納物を安定して収納しうるブリスターパックを提供する。
【解決手段】開口部6を有する表台紙2と、周縁に鍔部を有するカバーと、裏台紙3とからなる被包装物Pを収納して吊下げ展示するブリスターパックにおいて、表台紙2と裏台紙3が折目線4を介して一体のものからなり、表台紙2の中央にはカバー10の形状に副った開口部6を穿設し、表台紙2の下部に凹部9を設け、裏台紙3には、被包装物の商品を取り出す際に破るために、カバーの形状に副って切れ目線7を設け、切れ目線7の下に凹部9より突出する把手部8を設けるとともに、表台紙2にカバーの鍔部11を点接着するようにしたブリスターパックを構成するものである。
【選択図】図1

Description

本考案は、収納した被包装物が外部から確認できるようにした吊下げ展示用のブリスターパックに係り、更に詳しくは、ブリスターカバーに、開口部を有する表台紙と裏台紙を使用したブリスターパックに関するものである。
被収納物の包装商品は、外部から視認できなければ商品を効果的にアピールすることができないし、また店先に積み重ねて置いたのでは、立体的な展示が不可能になる。そのため大型店舗等から、展示用の水平ポールに吊して、商品を透視しうるブリスターパックにして欲しい旨の要望がある。
ブリスターパックは、厚紙の台紙を裏に配設し、表は被包装物の凹型形状に真空成形した透明樹脂製シートからなるブリスターカバーで被覆するものである。従来は、透明樹脂に塩化ビニール樹脂を使用していたので、焼却時にダイオキシンが発生し、環境面から好ましくなかった。しかし最近は、有毒ガスの発生しない非結晶性のポリエステル系樹脂シート等が用いられるようになったので、公害問題は解消した。
また被収納物が厚みがあり重い場合には、裏台紙にカバーの縁を折り曲げて包装したのでは不安定になるので、カバー周縁の鍔部に表台紙の開口部を貼り合わすようにしている。しかしながら、表台紙と裏台紙が別個のものからなるために、現場での作業性が悪く、表裏の位置ずれも欠点となっていた。
そして、ブリスターカバーと、表台紙および裏台紙を紙の資源化のため、使用後分離しやすくするために、台紙とカバーの鍔部は糊着しないという先行技術が提案されている。しかし、被収納物が電球のように壊れやすい場合には、これでは安定した包装が難しくなる。
特開2001−31137
上記の事情に鑑み、本考案は、表台紙と裏台紙の位置がずれがなく作業性のよい、また被収納物を安定して収納しうるブリスターパックの提供を課題とする。
本考案は、上記目的を達成するために、開口部を有する表台紙と、周縁に鍔部を有するカバーと、裏台紙とからなる被包装物を収納して吊下げ展示するブリスターパックにおいて、前記表台紙と裏台紙が折目線を介して一体のものからなり、前記表台紙の中央には前記カバーの形状に副った開口部を穿設し、前記表台紙の下部に凹部を設け、前記裏台紙には、被包装物の商品を取り出す際に破るために、前記カバーの形状に副って切れ目線を設け、該切れ目線の下に前記凹部より突出する把手部を設けるととも、前記表台紙にカバーの鍔部を点接着するようにしたブリスターパックを構成するものである。
本考案は、電球や乾電池等の商品を収納しても外部から透視することができて、店頭の水平ポールに吊り下げて展示することができるブリスターパックで、表台紙と裏台紙を折目線を介して一体ものとしたので、表台紙と裏台紙の位置ががずれがなく貼り合わすことができ、不良品の発生も減少しうるようになる。
本考案のブリスターパックは、被収納物を収納するカバーを、予め台紙に糊着するようにしたので、壊れやすい被収納物も安定して収納することができ、製造工程の作業性もよくなった。
本考案のブリスターパックは、糊着を実施例のように点接着にしておくことによって、使用後に台紙とカバーを簡単に分離することもでき、分別して焼却・廃棄することも容易である。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。
図1は、本ブリスターパックに使用される台紙の平面図、図2は、本ブリスターパックに使用されるブリスターカバーを示し、(イ)は平面図、(ロ)は左側面図である。図3は、被包装物である電球の平面図、図4の(1)から(5)は、本ブリスターパックの製造工程を説明するための分解斜視図である。図5は、裏台紙の開口部周りと周縁に糊を塗布しカバーを糊着した状態を示す表台紙を裏返した平面図、図6は、本ブリスターパックに被包装物を収納した状態を示し、(イ)は平面図、(ロ)は左側面図、(ハ)は斜視図である。
図1に示すように、本ブリスターパックに使用される台紙1は、表台紙2と裏台紙3が折目線4を介した一体のものからなっている。これは、従来のように表台紙2と裏台紙3が別個のものであると、部品数が増えて現場での作業性が悪く、貼り合わした際に位置がずれることもあったので、一体ものにし、折り曲げて重ね合わすようにしたものである。
表台紙2と裏台紙3の上部には、吊下げ用の穴5a,5bを穿設している。そして表台紙2の中央には、成型カバーの形状に副った開口部6を穿設している。一方、裏台紙3には、被包装物の商品を取り出す際に破るための切れ目線7を、成型カバーの形状に副って下から入れている。この真下にある剥がす際の把手部8は、表台紙2の真下にある凹部9よりも飛び出しているので、セットされた時は図6(ハ)のような状態で、摘んで剥がすことができるようになっている。なお、この表台紙2と裏台紙3の表面同士には、図示してないが印刷が施される。
図2の(イ)と(ロ)は、本ブリスターパックに使用されるブリスターカバー10である。ブリスターカバー10は、透明な樹脂シ−トを被包装物の形状に副って真空成型したもので、周縁には平面状タブの鍔部11を有している。本実施例の場合には、被包装物として図3に示すような電球Pを使用する。そのために、電球上部のガラス面が落下衝撃にも耐えうるように、上部傾斜面12には縦筋13を入れて緩衝材としての機能を付与している。なお、被包装物は、電球に限定されるものではなく、乾電池ほかの小物商品をパックすることができる。
図4は、本ブリスターパックの製造工程の手順を示したものである。最初の(1)の工程は、台紙1の印刷面のない裏面Bを上にしておくことである。なお、台紙1は、前述の如く折目線4を介して表台紙2bと裏台紙3bとが一体ものからなっている。次の(2)の工程は、表台紙の裏面2bの開口部6周りと縁部14周りに糊15を塗布する工程である。そして(3)の工程は、糊15を付けた表台紙の裏面2b上に、カバー10を上から嵌め込んで、カバー10の鍔部を糊着することである。
この状態を拡大して示したのが、図5の表台紙の裏面2bである。糊15は、開口部6周りに塗布された糊15a,15bと、縁部14周りに塗布された糊15cとからなっている。従って(3)の工程で、カバー10を上から嵌め込むと、カバー10の鍔部11の周縁は、糊15a,15bで糊着されることになる。これが本考案の特徴的な点で、次の工程で壊れやすい電球の被包装物をカバー10内に挿入する際に、カバー10は表台紙裏面2bと安定した状態で糊着している。
そして図4の(4)の工程は、カバー10内に被包装物Pを収納する状態を示している。最後の(5)の工程は、表台紙の裏面2b上に裏台紙の裏面3bを重ね合わせて貼り合わすものである。この貼り合わせに際しては、図5に示す表台紙裏面2b上の縁部14周りに塗布した糊15cによって、糊着されることになる。
図6は、このようにしてパックされた本考案のブリスターパック品16を示している。(イ),(ロ)に示すように、被包装物Pはカバー10内の緩衝材13等にて保護され、安定した状態で収納されている。そして吊下げ用の穴5によって吊下げて展示しうるようにパックしている。
本考案のブリスターパック品16を取り出すには、把手部8を摘んで裏台紙3の切れ目線7を上に破ると、被包装物Pを取り出すことができる。貼り合わされる表台紙の裏面2bは、図5のように把手部周り17に糊15を付けないようにしているので、把手部8を摘まんで剥がし始めることにより、楽に切れ目線7へ達することができる。また、被包装物Pを取り出した後の台紙1とカバー10も、点接着で簡単に分離することができる。
本考案は、電球や乾電池等の商品を収納して展示するのみならず、あらゆる包装物を包装することができるブリスターパックとしても適用できる。
本ブリスターパックに使用される台紙の平面図である。 本ブリスターパックに使用されるブリスターカバーを示し、(イ)は平面図、(ロ)は左側面図である。 被包装物である電球の平面図である。 (1)から(5)は、本ブリスターパックの製造工程を説明するための分解斜視図である。 裏台紙の開口部周りと周縁に糊を塗布しカバーを糊着した状態を示す表台紙を裏返した平面図である。 本ブリスターパックに被包装物を収納した状態を示し、(イ)は平面図、(ロ)は左側面図、(ハ)は斜視図である。
符号の説明
1 台紙
2 表台紙
2b 表台紙の裏面
3 裏台紙
3b 裏台紙の裏面
4 折目線
5,a,b 吊下げ用の穴

6 成型カバーの開口部
7 表台紙と裏台紙間の切れ目線
8 剥がす際の把手部
9 台紙の真下にある凹部
10 ブリスターカバー
11 ブリスターカバーの鍔部
12 ブリスターカバーの上部傾斜面
13 ブリスターカバーの緩衝材としての縦筋
14 表台紙裏面の縁部
15 糊着する糊
15a,b 開口部周りに塗布した糊
15c 縁部周りに塗布した糊
16 ブリスターパック品
B 台紙の裏面
P 被包装物

Claims (3)

  1. 開口部を有する表台紙と、周縁に鍔部を有するカバーと、裏台紙とからなる被包装物を収納して吊下げ展示するブリスターパックにおいて、前記表台紙と裏台紙が折目線を介して一体のものからなり、前記表台紙の中央には前記カバーの形状に副った開口部を穿設し、前記表台紙の下部に凹部を設け、前記裏台紙には被包装物の商品を取り出す際に破るために、前記カバーの形状に副って切れ目線を設け、該切れ目線の下に前記凹部より突出する把手部を設けるととも、前記表台紙にカバーの鍔部を点接着するようにしたことを特徴とするブリスターパック。
  2. 前記カバーは上部傾斜面を設けるとともに、該傾斜面に縦筋を入れて緩衝材としての機能を付与した請求項1記載のブリスターパック。
  3. 前記把手部周りは糊着しないようにした請求項1又は請求項2記載のブリスターパック。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008230701A (ja) * 2007-02-20 2008-10-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd ブリスター包装

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