JP3107119B2 - ノイズフィルタ付きコネクタ - Google Patents

ノイズフィルタ付きコネクタ

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JP3107119B2
JP3107119B2 JP04322416A JP32241692A JP3107119B2 JP 3107119 B2 JP3107119 B2 JP 3107119B2 JP 04322416 A JP04322416 A JP 04322416A JP 32241692 A JP32241692 A JP 32241692A JP 3107119 B2 JP3107119 B2 JP 3107119B2
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  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
  • Filters And Equalizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器間を接続する
コネクタに関する。更に詳しくは外部からのノイズの侵
入を防止し、機器内部で発生したノイズの輻射を抑制す
るのに適したノイズフィルタ付きコネクタに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】集積回路などの半導体素子を用いたデジ
タル機器は、機器外部から電源線、信号線を通じて侵入
する伝導ノイズや、或いは空中を伝播して侵入する輻射
ノイズにより誤動作したり、内部回路素子が破壊される
問題点を持っている。従来、この問題点を解消するため
に、一般的に行われているノイズ対策は、機器の内部で
各々の信号経路毎にプリント回路基板上でコンデンサと
インダクタを組合わせてLCローパスフィルタ回路を構
成する方法や、それらを予め組合わせてローパスフィル
タを形成したものを実装する方法が採られている。
【0003】しかし、公知のコンデンサやLCフィルタ
はアースに対する残留インダクタンスが大きく、しかも
回路基板の配線の引き回しによる残留インダクタンスの
増加等の影響により高周波でのノイズ除去効果が得られ
ない場合がある。この場合には複数の信号経路に各々ア
ース端子を接続しなければならず、回路基板の配線設計
が複雑化して、部品点数の増加により基板面積が拡大し
実装コストが上昇する問題点があった。また基板上にチ
ップコンデンサを搭載した場合、輻射ノイズを除去でき
ない不具合があった。
【0004】即ち、輻射ノイズは電子機器間を接続する
コネクタが窓となり、プリント基板に実装した上記ノイ
ズフィルタを飛び越えて機器間で障害を起す。この輻射
ノイズを除去するため、電子機器間を接続するコネクタ
に貫通コンデンサを内蔵したフィルタ付きコネクタが実
用化されている。貫通コンデンサを内蔵したシールド構
造のフィルタ付きコネクタは、そのアースを安定したア
ース体である機器の筐体に直接取付ける構造であるた
め、プリント基板上にフィルタを実装した場合と比較し
てフィルタのアース側に発生する残留インダクタンスを
小さく抑えることができ、しかも機器を電磁的にシール
ドして極めて良好なノイズ除去効果が得られる利点があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、貫通コンデン
サ内蔵型のフィルタ付きコネクタは、上記利点がある反
面、次のような問題点がある。第一に、貫通コンデンサ
をシールドケースの窓縁部とコネクタピンにはんだ付け
する際にはんだフラックスがハウジングの天板とシール
ドケースのはんだ付け部との空間に侵入した状態で密閉
されるため、フラックスが残留し経時的に貫通コンデン
サの絶縁劣化を招くことがある。第二に、シールドケー
スの熱膨張係数とハウジングのそれとの相違から周囲の
温度変化に対して両者に寸法差を生じ、貫通コンデンサ
がストレスを受けて、貫通コンデンサに割れなどを発生
することがある。第三に、貫通コンデンサを製造するま
での工程数及び貫通コンデンサをコネクタに組込むまで
の工程数が多いため、高価格になる。
【0006】本発明の目的は、伝導ノイズと輻射ノイズ
を除去し得るノイズフィルタ付きコネクタを提供するこ
とにある。本発明の別の目的は、コネクタピンとシール
ドケース間の経時的な絶縁劣化がなく、熱膨張によりコ
ンデンサが損傷しないノイズフィルタ付きコネクタを提
供することにある。本発明の更に別の目的は、3端子型
又は4端子型チップコンデンサを用いることにより、高
性能で安価に小型化できるノイズフィルタ付きコネクタ
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の構成を実施例に対応する図1〜図9に基づ
いて説明する。本発明は、ハウジング天板12に複数の
通孔12aが設けられた絶縁性ハウジング11と、これ
らの通孔12aを貫通して固定され一端が前記ハウジン
グ11内に収容され他端が天板12より突出する複数の
コネクタピン13と、天板12の複数の通孔12aに相
応して複数のコネクタピン13に嵌挿可能な複数のピン
孔20aが設けられ、これらのピン孔20a周囲の基板
表面にコネクタピン13と電気的に接続する複数の内部
導体22がピン孔20a毎に独立して形成されたプリン
ト基板20と、コネクタピン13と電気的に絶縁された
接地導体21と、内部導体22と接地導体21との間に
介装されたチップコンデンサ30とを備えたノイズフィ
ルタ付きコネクタ10の改良である。その特徴ある構成
は、チップコンデンサ30が、対向する両側面に設けら
れた一対の外部電極31,32と、この両側面と別の両
側面に設けられた一対の接地電極33,34と、一対の
外部電極31,32にそれぞれ接続した複数の内部電極
51,52又は61,81と、これらの内部電極51,
52により挟まれるか又はこれらの内部電極61,81
の間に設けられ一対の接地電極33,34に接続したア
ース電極43,73とを有するとともに、プリント基板
20の表面に形成された複数の内部導体22のうち隣り
合う2つの内部導体22毎に1個ずつ一対の外部電極3
1,32を前記2つの内部導体22にそれぞれ電気的に
接続することにより配置され、ハウジング11に被着さ
れ複数の通孔12aを囲む窓部15を有する導電性シー
ルドケース14を有し、内部導体22と電気的に絶縁さ
れる間隔22aをあけて内部導体22間のプリント基板
20の表面に接地導体21と電気的に接続される分離導
体23が形成され、プリント基板20の裏面が前記天板
12に対向するようにシールドケース14の窓部15に
挿着され分離導体23又は接地導体21が窓部15に電
気的に接続され、一対の接地電極33,34が分離導体
23にそれぞれ電気的に接続されたことにある。
【0008】
【作用】このコネクタ10をシールドされた機器に取付
けると、各コネクタピン13がプリント基板20の内部
導体22、チップコンデンサ30及びプリント基板20
の分離導体23を介して共通のアースであるシールドケ
ース14に電気的に接続されるため、コネクタ10のア
ース側に発生する残留インダクタンスを小さく抑えて、
伝導ノイズを効率よく除去することができる。特に3端
子型又は4端子型チップコンデンサを用いて、2本のコ
ネクタピン13間に1個のコンデンサ30を配置するた
め、コネクタピン13毎にコンデンサ30を配置する必
要がなく、実装スペースが小さくて済む。また機器内部
で発生した輻射ノイズや機器外部から侵入する輻射ノイ
ズは、プリント基板20の接地導体21とこれに電気的
に接続される分離導体23及びシールドケース14によ
り完全に遮蔽することができる。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳し
く説明する。図1及び図2に示すように、ノイズフィル
タ付きコネクタ10の合成樹脂製の絶縁性ハウジング1
1は天板12を有し、この天板12には4個の通孔12
aが2列並んで合計8個設けられる。8本のコネクタピ
ン13がこれらの通孔12aを貫通して固定される。こ
れらのコネクタピン13はそれぞれ一端がハウジング1
1内に収容され、他端が天板12から突出する。このハ
ウジング11に被着するシールドケース14は導電板を
ボックス状に折曲げて形成される。このシールドケース
14ははんだ付け可能に表面処理された金属からなり、
例えばFe,Cu−Zn合金(真鍮)等が挙げられる。
シールドケース14の上面には8個の通孔12aを囲む
窓部15を有する。この窓部15の縁は内側に折曲げら
れ、受け座15aが形成される。シールドケース14は
窓部15からコネクタピン13が突出した状態でハウジ
ング11に固定される。
【0010】図3及び図4に示すように、プリント基板
20には8本のコネクタピン13に嵌挿可能な8個のピ
ン孔20aと基板中央に5個のスルーホール20bがそ
れぞれ設けられ、ピン孔20aの周囲を除く基板裏面の
全面にはコネクタピン13と電気的に絶縁される接地導
体21が形成される。また、ピン孔20aの周囲の基板
表面にはコネクタピン13と電気的に接続する8個の内
部導体22がピン孔毎に独立して形成され、内部導体2
2と電気的に絶縁される間隔22aをあけて内部導体間
の基板表面にH字状の分離導体23が形成される。分離
導体23はスルーホール20bを介して接地導体21と
電気的に接続される。
【0011】チップコンデンサ30はプリント基板20
の表面に形成された8個の内部導体のうち隣り合う2個
の内部導体毎に1個ずつ合計4個配置される。チップコ
ンデンサ30は対向する両側面に2つの内部導体22に
それぞれ電気的に接続される一対の外部電極31,32
と、前記両側面と別の両側面に分離導体23にそれぞれ
電気的に接続される一対の接地電極33,34とを有す
る4端子型のチップコンデンサである。
【0012】図5〜図7に示すように、このチップコン
デンサ30は、長方形の第1セラミック誘電体シート4
0とこのシート40と同形同大の第2セラミック誘電体
シート50とを交互に積層した後、最上層にシート表面
に導体の形成されないシート40と同形同大の第3セラ
ミック誘電体シート60を積層して一体化された積層体
65を含む。第1セラミック誘電体シート40は対向す
る2つの辺の中央に電気的に接続され、別の対向する2
つの辺とは電気的に絶縁される間隔41,42を有する
アース電極43をシート表面に備える。また第2セラミ
ック誘電体シート50はアース電極43が電気的に絶縁
されるシート40に対応する2つの辺に電気的に接続さ
れる一対の内部電極51,52とこれらの内部電極5
1,52と間隔54,55をあけて両電極51,52間
を通って別の対向する2つの辺の中央に電気的に接続さ
れる分離電極53とをシート表面に備える。
【0013】図7及び図8に示すように、積層体65を
焼成した後、その焼結体の対向する2つの側面に露出し
た内部電極51,52には前述した一対の外部電極3
1,32が電気的に接続され、積層体65の焼結体の対
向する別の2つの側面に露出したアース電極43及び分
離電極53には前述した一対の接地電極33,34が電
気的に接続される。なお、図5、図7及び図8は説明を
容易にするためにシート部分を厚さ方向に拡大して示し
ている。上記構成の4個のチップコンデンサ30をプリ
ント基板20の表面の内部導体22間に架設する。即
ち、外部電極31,32をはんだ付けにより内部導体2
2に、また接地電極33,34をはんだ付けにより分離
導体23にそれぞれ電気的に接続する。
【0014】このように4個のチップコンデンサ30を
実装したプリント基板20は、図1に示すようにピン孔
20aをコネクタピン13に嵌挿した後、基板裏面を天
板12に対向するようにシールドケース14の窓部15
に挿入して、窓部15の受け座15aに着座させる。次
いでコネクタピン13を内部導体22にはんだ付けによ
り電気的に接続し、基板表面の分離導体23の両端を窓
部15の縁にはんだ付けにより電気的に接続する。コネ
クタピン13の突出端は電子機器のプリント基板(図示
せず)に挿入するために必要に応じてほぼ直角に折り曲
げられる。
【0015】上記構造のノイズフィルタ付きコネクタ1
0はシールドケース14を電子機器(図示せず)に取付
けることにより、コネクタピン13が内部導体22を介
してチップコンデンサ30の外部電極31又は32に接
続され、チップコンデンサ30の接地電極33,34が
分離導体23及びシールドケース14を介して機器の筐
体に接続されるため、電子機器に取付けた後のアース側
に発生する残留インダクタンスを小さく抑えられ、伝導
ノイズを確実に除去することができる。またコネクタ1
0のシールドケース14の窓部15はプリント基板20
で覆われ、この基板20には裏面全体に接地導体21が
表面の分離導体23を介してシールドケース14に接続
して設けられるため、機器内部で発生した輻射ノイズや
機器外部から侵入する輻射ノイズは完全に遮蔽すること
ができる。
【0016】なお、実施例では複数のコネクタピンが2
列並んだ例を示したが、コネクタピンが1列に配置され
るコネクタにも本発明を適用することができる。この場
合、隣り合う2つの内部導体毎に1個のチップコンデン
サが配置される。また、実施例ではチップコンデンサを
2枚の第1セラミック誘電体シート40と1枚の第2セ
ラミック誘電体シート50と1枚の第3セラミック誘電
体シート60の合計4枚の積層体で構成したが、各シー
トの積層枚数はこれに限るものではなく、この積層数を
適宜増加させることができる。これにより内部電極とア
ース電極で形成されるキャパシタンスを変化させること
ができる。
【0017】また、チップコンデンサを構成する誘電体
シートは、図6に示した分離電極53を有しない、図9
に示すようなものでもよい。図9において、シート60
には1つの辺に電気的に接続され残りの3つの辺とは互
いに電気的に絶縁される間隔62,63,64を有する
第1内部電極61が印刷形成され、シート70には積層
した後にシート60上に形成された第1内部電極61と
重なり部分を有し、一対の辺とは電気的に絶縁される間
隔71,72を有しかつこの一対の辺と別の一対の辺に
電気的に接続されるアース電極73が印刷形成される。
また、シート80には第1内部電極61が電気的に接続
されるシート60に対応する1つの辺に対向する1つの
辺に電気的に接続され残りの3つの辺とは電気的に絶縁
される間隔82,83,84を有し、かつシート70の
アース電極73とは重なり部を有する第2内部電極81
が印刷形成される。このように印刷形成されたシート6
0〜80は、最上層のシート90とともに積層され、前
記実施例と同様に積層体を焼成し、その焼結体の両側面
に現われた内部電極61,81にはそれぞれ図8に示し
た外部電極31,32が電気的に接続され、この焼結体
の対向する別の両側面に現われたアース電極73には接
地電極33,34が電気的に接続される。
【0018】更に、上記2つの接地電極33,34のう
ちいずれか一方を省いた3端子型のチップコンデンサも
本発明に適用することができる。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように、従来の貫通コンデン
サ内蔵型のフィルタ付きコネクタと異なり、本発明のフ
ィルタ付きコネクタでは、プリント基板とハウジングの
各熱膨張係数が近似しているため、チップコンデンサに
与える熱的ストレスは小さく、熱膨張によりコンデンサ
が損傷することがない。はんだフラックスが内部に侵入
しないため、コネクタピンとシールドケース間の経時的
な絶縁劣化がない。また、コネクタピンが内部導体を介
してチップコンデンサの外部電極に接続され、このコン
デンサの接地電極が分離導体及びシールドケースを介し
てシールドケースに接続されるため、伝導ノイズを確実
に除去することができる。また、シールドケースの窓部
がアースされた分離導体及び接地導体で覆われるため、
空中を伝播して侵入する輻射ノイズを完全に遮蔽するこ
とができる。更に、本発明のフィルタ付きコネクタは、
量産品の3端子型又は4端子型チップコンデンサを用い
て、1個のチップコンデンサを2個のコネクタピン用に
プリント基板に実装しておき、このプリント基板をコネ
クタピンに嵌挿してシールドケースに挿着することによ
り製造される。この結果、コンデンサの実装密度が極め
て高く小型化でき、しかも各部品の組立工程が僅かで済
み、安価なフィルタ付きコネクタが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のフィルタ付きコネクタの図2の
A−A線断面図。
【図2】そのコネクタピンを折り曲げる前のコネクタの
斜視図。
【図3】そのチップコンデンサを実装したプリント基板
の平面図。
【図4】そのプリント基板の背面図。
【図5】そのチップコンデンサの図8のB−B線断面
図。
【図6】その積層体の積層前の斜視図。
【図7】その積層体を焼成した焼結体の斜視図。
【図8】そのチップコンデンサの斜視図。
【図9】別の実施例のチップコンデンサを構成する積層
体の積層前の斜視図。
【符号の説明】
10 フィルタ付きコネクタ 11 絶縁性ハウジング 12 ハウジング天板 12a 通孔 13 コネクタピン 14 シールドケース 15 窓部 20 プリント基板 20a ピン孔 21 接地導体 22 内部導体 22a 電気的に絶縁される間隔 23 分離導体 30 チップコンデンサ 31,32 外部電極 33,34 接地電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小島 靖 新潟県南魚沼郡大和町浦佐972番地 三 菱マテリアル株式会社 セラミックス研 究所浦佐分室内 (56)参考文献 特開 昭58−61583(JP,A) 特開 昭60−63885(JP,A) 特開 平5−82212(JP,A) 特開 平4−26085(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/719 H01G 4/35 H03H 7/01

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング天板(12)に複数の通孔(12a)
    が設けられた絶縁性ハウジング(11)と、 前記複数の通孔(12a)を貫通して固定され一端が前記ハ
    ウジング(11)内に収容され他端が前記天板(12)より突出
    する複数のコネクタピン(13)と 記天板(12)の複数の通孔(12a)に相応して前記複数の
    コネクタピン(13)に嵌挿可能な複数のピン孔(20a)が設
    けられ、前記ピン孔(20a)周囲の基板表面に前記コネク
    タピン(13)と電気的に接続する複数の内部導体(22)がピ
    ン孔(20a)毎に独立して形成されたプリント基板(20)
    と、前記コネクタピン(13)と電気的に絶縁された接地導体(2
    1)と、 前記内部導体(22)と前記接地導体(21)との間に介装され
    チップコンデンサ(30)とを備えたノイズフィルタ付き
    コネクタにおいて、 前記チップコンデンサ(30)は、対向する両側面に設けら
    れた一対の外部電極(31,32)と、前記両側面と別の両側
    面に設けられた一対の接地電極(33,34)と、前記一対の
    外部電極(31,32)にそれぞれ接続した複数の内部電極(5
    1,52,61,81)と、前記複数の内部電極(51,52)により挟ま
    れるか又は前記複数の内部電極(61,81)の間に設けられ
    前記一対の接地電極(33,34)に接続したアース電極(43,7
    3)とを有するとともに、前記プリント基板(20)の表面に
    形成された複数の内部導体(22)のうち隣り合う2つの内
    部導体(22)毎に1個ずつ前記一対の外部電極(31,32)を
    前記2つの内部導体(22)にそれぞれ電気的に接続するこ
    とにより配置され、 前記ハウジング(11)に被着され前記複数の通孔(12a)を
    囲む窓部(15)を有する導電性シールドケース(14)を有
    し、 前記内部導体(22)と電気的に絶縁される間隔(22a)をあ
    けて前記内部導体(22)間の前記プリント基板(20)の表面
    に前記接地導体(21)と電気的に接続される分離導体(23)
    が形成され、 前記プリント基板(20)の裏面が前記天板(12)に対向する
    ように前記シールドケース(14)の窓部(15)に挿着され前
    記分離導体(23)又は接地導体(21)が前記窓部(15)に電気
    的に接続され、 前記一対の接地電極(33,34)が前記分離導体(23)にそれ
    ぞれ電気的に接続されたことを特徴とするノイズフィル
    タ付きコネクタ。
  2. 【請求項2】 ハウジング天板(12)に複数の通孔(12a)
    が2列並んで設けられ、複数のコネクタピン(13)が前記
    2列並んだ複数の通孔(12a)を貫通して固定され、プリ
    ント基板(20)の複数の内部導体(22)がピン孔(20a)毎に
    独立して基板表面に2列並んで形成され、チップコンデ
    ンサ(30)が前記2列並んだ内部導体(22)のうち対向する
    2つの内部導体(22)間に1個ずつ一対の外部電極(31,3
    2)をそれぞれ内部導体(22)に電気的に接続して架設され
    た請求項1記載のノイズフィルタ付きコネクタ。
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