JP3106596U - 浄水器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本考案は、設置場所を選ぶことなく手軽に浄水することができ、また、一旦浄水フィルターによって浄化された水が、再び浄水フィルターに触れることのない構造を備える浄水器を提供することを目的とする。
【解決手段】 一の開口縁10と、開口縁10から下方に延びる一の側壁12と、側壁12に連接する一の底壁14とを備える容器本体4と、開口縁10に囲まれる他の開口縁20と、開口縁20から下方に延びる他の側壁22と、側壁22に連接する他の底壁24とを備え、底壁24に貫通孔28が形成された水受け容器6と、水受け容器6の内部に設置され、且つ貫通孔28に装着されるカートリッジ式浄水フィルター8とを含んで成り、側壁12が側壁22を囲み、且つ、底壁14と底壁24との間に貯水部30となる空間Sが形成されるように、容器本体4と水受け容器6とが重ねられ、側壁12の下端部、又は底壁14に、止水栓16を備える給水口18が設けられた浄水器である。
【選択図】 図1(c)

Description

本考案は、設置場所を選ばず、手軽に浄水することができる浄水器に関する。
浄水器は、いまや家庭の必需品になったといえ、種々のタイプの浄水器が市販されている。例えば、蛇口に直接取り付けて浄水するタイプや、蛇口の手前で分岐して、流し台下等に据え付けた浄水器内に水道水を導入して浄水するタイプ等が一般的である。また最近では、浄水機能を備えたジャーポットやコーヒーメーカー等も市販されている。
しかし、従来の浄水器は、その取り付けには何らかの工事が必要となる場合が多く、工事ができないために浄水器の取り付けが不可能になるといった問題や、流し台周辺に浄水器本体の設置場所を確保できず設置できないといった問題があった。また、比較的高価なものが多く、経済的負担も大きかった。一方、浄水機能を備えた各種電化製品については、使用の用途が限定されるため、手軽に飲料水を得ることはできなかった。
そこで、簡単な浄水機能を備えた水差しが開示されている(例えば、特許文献1参照。)。水差し50は、本体部51と、蓋部52と、カ−トリッジ部53とを有しており、カートリッジ部53は、水受け部54と、上側ケース55と、下側ケース56とを有している。上側ケース55内にはフィルタ57が収納され、下側ケース56内には浄化剤として、例えば粒状のセラミック58が収納されている。つまり、水受け部54に水を注ぐことにより、フィルタ57及びセラミック58によって浄化された水が本体部51内に溜められ、本体部51内の水を注げば浄化された水を飲むことができる。
実用新案登録第3095975号公報(実用新案登録請求の範囲、図5)
しかし、上記の水差し50の構造では、水受け部54に水を注いで浄化し、本体部51内に浄化された水を溜めた際、下側ケース56が水中に浸かってしまう。つまり、浄化された水の中に浄化剤である粒状のセラミック58が常に浸けられた状態となり、衛生上好ましくない。
また、水差し50から浄化された水を注ぐ際には、一旦、水差し50を持ち上げて傾け、給水後は傾けられた水差し50を元に戻さなければならない。この時、本体部51内に溜められている浄化された水は、本体部51内で揺すられることとなる。すなわち、一連の給水動作を行うことによって、浄化された水が本体部51内で揺すられると共に、この水に浸かっている下側ケース56内を通過する。従って、繰り返し給水動作を行うと、浄化された水が何度も下側ケース56内を通過することとなり、下側ケース56内に収納されている浄化剤から、吸着された不純物が再び流出する恐れがある。
更に、水差し50を傾けた際、水受け部54に注がれた水が水受け部54内に残っていた場合には、水差し50の上方から漏れる恐れもある。
そこで本考案は、設置場所を選ぶことなく手軽に浄水することができ、また、一旦浄水フィルターによって浄化された水が、再び浄水フィルターに触れることのない構造を備える浄水器を提供することを目的とする。
即ち、本考案の要旨とするところは、一の開口縁と、該一の開口縁から下方に延びる一の側壁と、該一の側壁に連接する一の底壁とを備える容器本体と、
前記一の開口縁に囲まれる他の開口縁と、該他の開口縁から下方に延びる他の側壁と、該他の側壁に連接する他の底壁とを備え、該他の底壁に貫通孔が形成された水受け容器と、
前記水受け容器の内部に設置され、且つ前記貫通孔に装着されるカートリッジ式浄水フィルターとを含んで成り、
前記一の側壁が前記他の側壁を囲み、且つ、前記一の底壁と前記他の底壁との間に貯水部となる空間が形成されるように、前記容器本体と前記水受け容器とが重ねられ、
前記一の側壁の下端部、又は前記一の底壁に、止水栓を備える給水口が設けられる浄水器である。
かかる浄水器において、前記他の開口縁の周縁部、又は前記他の側壁の外周面には鍔部を備え得る。
本考案の別の要旨とするところは、一の開口縁と、該一の開口縁から下方に延びる一の側壁と、該一の側壁に連接する一の底壁とを備える容器本体と、
他の開口縁と、該他の開口縁から下方に延びる他の側壁と、該他の側壁に連接する他の底壁とを備え、該他の底壁に貫通孔が形成された水受け容器と、
前記水受け容器の内部に設置され、且つ前記貫通孔に装着されるカートリッジ式浄水フィルターとを含んで成り、
前記他の底壁が前記一の開口縁で形成される開口を覆うように、前記容器本体と前記水受け容器とが重ねられて、前記一の底壁と前記他の底壁との間に貯水部となる空間が形成され、
前記一の側壁の下端部、又は前記一の底壁に、止水栓を備える給水口が設けられる浄水器である。
かかる浄水器において、前記カートリッジ式浄水フィルターが、多孔質セラミックを含んで成ることにある。
かかる浄水器において、前記多孔質セラミックが、0.5μm以下の微細孔を有することを特徴とする。
前記カートリッジ式浄水フィルターが、更に、活性炭、銀、イオン交換樹脂のうちから選択される1以上の浄化剤を含んで成り、且つ該1以上の浄化剤と前記多孔質セラミックとが多層構造を成していることにある。
かかる浄水器において、前記容器本体及び/又は前記水受け容器は、陶磁器製であり得る。
かかる浄水器において、前記他の開口縁で形成される開口を覆う蓋を備え得る。
かかる浄水器において、前記蓋が陶磁器製であり得る。
かかる浄水器において、前記一の底壁には排水口を備え得る。
本考案の浄水器は、水受け容器へ水を注ぐのみで手軽に浄水することができる。また、浄水器設置のための工事は不要であり、必ずしも蛇口の側に置く必要がないため、設置場所を使用者が任意に選定することができる。
また、本考案の浄水器において、カートリッジ式浄水フィルターによって浄化された水は、本体容器と水受け容器との間に形成された空間(貯水部)に貯水され、カートリッジ式浄水フィルターと再び接触することがないため、衛生上も非常に好ましい。
また、本考案に係る容器本体の下部には、止水栓を備えた給水口が設けられているため、浄化された水を注ぐ際に、浄水器本体を持ち上げる必要がなく、容易にコップ等へ給水することができる。更に、従来の水差しのような、給水動作に伴う不純物の流出も防止できる。
また更に、本考案に係る容器本体等を陶磁器製とすることにより、陶磁器独特の質感によって和の雰囲気を強調することができ、卓上、更には卓上を含む室内空間を和風に演出する効果がある。
以下、本考案の態様を図面に基づいて説明するが、本考案の態様は以下に示したものに限定されない。なお、本明細書において、各図にわたって記される同じ符号は、同一又は同様の部材やものを示す。
図1(a)〜図1(c)に、本考案の浄水器の一態様を示す。浄水器2は、主に容器本体4と、水受け容器6と、カートリッジ式浄水フィルター8とを含んで成る。容器本体4は、一の開口縁10と、開口縁10から下方に延びる一の側壁12と、側壁12に連接する一の底壁14とを備え、側壁12の下端部には、止水栓16を備える給水口18が設けられている。一方、水受け容器6は、他の開口縁20と、開口縁20から下方に延びる他の側壁22と、側壁22に連接する他の底壁24とを備え、底壁24の中心部には、底壁24を貫通する貫通孔28が形成されている。そして、水受け容器6は、容器本体4の開口縁10の上方から容器本体4の内部へと挿入され、側壁12が側壁22を囲むような状態でこれら2つの容器が重ねられる。更にこの時、容器本体4と水受け容器6との間、具体的には、容器本体4の底壁14と水受け容器6の底壁24との間に、空間Sが設けられ、この空間Sが浄化された水の貯水部30となる。なお、以下の説明においては、「浄化された水」を単に「浄水」といい、「水」とあるのは、浄化される前の水を意味する。
ここで、容器本体4と水受け容器6との間に貯水部30を設ける手段、つまり容器本体4の底壁14と水受け容器6の底壁24との間に空間Sを形成する手段は特に限定されないが、例えば、水受け容器6が備える開口縁20の周縁部、或いは側壁22の外周面に鍔部21を設け、鍔部21の下面21aを容器本体4の開口縁10の上面に載置することによって、簡単に空間Sを形成することができる。
カートリッジ式浄水フィルター8は、例えば、図1(c)に示すような砲弾形のフィルターである。このフィルター8の種類は特に限定されず、公知のあらゆるフィルターを適用し得るが、特に、多孔質セラミックを含んで成るフィルターであることが好ましい。多孔質セラミックには、この多孔質セラミックが有する微細孔を利用して、水道水、地下水等に含まれる微細なバクテリアやゴミ、固形物等の不純物を除去する働きがある。また、多孔質セラミックは目詰まりを起こしにくく、仮に通水量が低下した場合であっても、ブラシ等で軽く擦り洗いすることによって、何度でも使用することができる。なお、多孔質セラミックが有する微細孔のサイズは、0.001〜0.5μmであることが好ましく、より好ましいのは0.01〜0.1μmである。微細孔のサイズが0.001μm未満であっても、水分子のサイズは0.0001〜0.0005μmであるため、通水することは可能であるが、微細孔があまりに小さすぎると通水量が極端に減少し、水の浄化効率が低下するため好ましくない。一方、微細孔のサイズが0.5μmを超えると、バクテリアを有効に除去することができない。
カートリッジ式浄水フィルター8は、上記の通り、主に多孔質セラミックを含んで成るフィルターであるが、更に好ましい態様は、多孔質セラミックと、活性炭、銀、イオン交換樹脂のうちから選択される1以上の浄化剤とを含んで成るフィルターである。例えば、図2(a)に示すカートリッジ式浄水フィルター8aは、砲弾形の形状を備えるフィルター本体80が多孔質セラミック81から成り、フィルター本体80の内部には活性炭82が収納されている。つまり、カートリッジ式浄水フィルター8aは、多孔質セラミック81と活性炭82による二重構造となっている。活性炭には、遊離残留塩素を除去し、カルキ臭やカビ臭の原因となる有機物、トリハロメタン、農薬等を吸着除去する働きがある。そのため、浄化剤として活性炭を併用することによって、浄水効果は非常に高まる。
また、カートリッジ式浄水フィルター8、8aの態様において、浄化剤として銀が併用されてもよい。銀には、フィルター内のバクテリアの繁殖を抑制する働きや、殺菌作用によってフィルターを清潔に保つ効果がある。そこで、例えば図2(b)に示すような、多孔質セラミック81から成るフィルター本体80の内部に、浄化剤として活性炭82及び銀の粒状物83が収納され、多孔質セラミック81、銀の粒状物83、及び活性炭82による三層構造を備えたカートリッジ式浄水フィルター8bの態様がより好ましい。フィルター8bのような態様とすることにより、多孔質セラミックで除去されたバクテリアが、フィルター8b内で繁殖することを抑制でき、フィルター8bを清潔に保つことができる。
更に、カートリッジ式浄水フィルター8、8a、8bの態様において、浄化剤としてイオン交換樹脂84が併用されてもよい。イオン交換樹脂は、鉛、砒素、カドミウム、水銀等の重金属を除去することができる。更には、マグネシウム、カルシウム、ナトリウムといったイオン物質の除去に有効であり、炭酸塩、硫酸塩、硝酸塩といった塩化物の除去にも効果がある。従って、カートリッジ式浄水フィルター8、8a、8bの態様において、更に、浄化剤としてイオン交換樹脂を併用することにより、鉛、水銀等の重金属、イオン物質、塩化物等の除去も可能となり、浄水効果の更なる向上が図られる。
本考案の浄水器2に係る水受け容器6内には、これら種々の態様のカートリッジ式浄水フィルターが設置される。より具体的には、図1(c)に示すように、フィルター8の下面に備える排水管85が貫通孔28に挿通され、底壁24の上面に固定されている。フィルター8が備える排水管85は、水受け容器6に注がれた水をフィルター8を介して浄化し、貯水部30へと導通するためのものである。なお、フィルター8の固定方法は特に限定されないが、例えば、排水管85の外周面に予め螺子山を設けておき、排水管85を貫通孔28に挿通して底壁24の下面側に突出させ、この突出した部分に、底壁24の下面側からロックナットを螺着することによって容易、且つ確実に固定することができる。或いは、貫通孔28の内周面に、該螺子山と螺合可能な螺子溝を設けておき、フィルター8を貫通孔28に螺着することによって固定してもよい。
また、容器本体4の側壁12の下端部には、側壁12を貫通する給水口18が設けられている。水受け容器6に注がれた水は、カートリッジ式浄水フィルター8により浄化されて容器本体4内の貯水部30に溜められる。給水口18は止水栓16を備えており、止水栓16を開けることによって、貯水部30に溜められた浄水を、給水口18を介して容易にコップ等に注ぐことができる。止水栓16を備える給水口18の態様としては、給水口18に給水コックを設ける態様や、給水口18にゴムやコルク等から成る止水栓を嵌着する態様等、何れの態様であってもよく、特に限定されるものではない。
以上の構成から成る浄水器2は、例えば、テーブル上に載置され、卓上の簡易型浄水器として好適に使用され得る。或いは、別体の載置台の上に浄水器2を載せて、卓上や床面に設置して使用することもできる。つまり、従来の浄水器のように、設置場所が流し台周辺に限定されることがなく、浄水器設置のための工事も不要である。また、貯水部30に溜められた浄水は、給水口18を介して容易にコップ等へ注ぐことができ、浄水器自体を持ち上げたり、別途電源を必要としたりすることもない。なお、給水口18は浄水器2の下方に設けられているため、上記のように、浄水器2を載置台に載せて使用する態様がより好ましい。
更に、水受け容器6に注がれた水は、カートリッジ式浄水フィルター8で浄化されると貯水部30に溜められるため、浄水がフィルター8と接触することがなく、衛生上も非常に好ましい。
なお、浄水器2は、図1(a)〜図1(c)にも示したように、水受け容器6の開口縁20で形成される開口25を覆う蓋9を備えていることが好ましい。蓋9で開口25を覆うことによって、水受け容器6内へ埃やゴミが入るのを防止することができる。一方、貯水部30を備える容器本体4の開口縁10で形成される開口は、水受け容器6が蓋の役目を果たすため、特に蓋を設けなくとも、貯水部30に埃やゴミが入ることはない。
以上、本考案の一態様である浄水器2について詳述したが、本考案の態様は上述のものに限定されない。例えば、図3に示す浄水器2aは、容器本体4aと、水受け容器6aと、水受け容器6a内に設置されるカートリッジ式浄水フィルター8aと、蓋9とで構成されている。更に、容器本体4aと水受け容器6aとは、水受け容器6aの底壁24aが容器本体4aの開口縁10aで形成される開口15を覆うように重ねられて、容器本体4aの底壁14aと底壁24aとの間に貯水部30aとなる空間Sが形成されている。より具体的には、水受け容器6aの底壁24aの周縁部27を、容器本体4aの開口縁10aに載置することによって2つの容器が重ねられ、容器本体4a内が全て貯水部30aとなるように構成されている。このような構成とすることにより、貯水部30aを多く確保することができると共に、貯水部30aとなる容器本体4aの開口15は、水受け容器6aの底壁24aが蓋となるため、貯水部30aに埃やゴミが入ることもない。
更に、上述した浄水器2、2aに係る容器本体4、4aの底壁14、14aには、排水口32を設けておくことが好ましい。貯水部30、30aに溜められた浄水は、その殆どを給水口18から排水することができるが、更に、底壁14等に排水口32を設けておくことにより、貯水部30、30a内の浄水を完全に排水することができる。また、容器本体4、4a内を洗浄した際にも、排水口32を介して容易に排水することができる。なお、浄水器として使用する際には、排水口32に、底壁14、14aの上方、或いは下方からゴム栓等の止水栓33を嵌着、又は螺着する、或いは排水口32に予め排水コックを設けておく等して、止水した状態で使用される。
以上、本考案の浄水器の種々の態様について説明したが、本考案はその趣旨を逸脱しない範囲で、当業者の知識に基づき種々の改良、修正、変形を加えた態様で実施し得るものである。例えば、各図に示した浄水器は、何れも横断面形状が円形であり、これは轆轤による造形に起因するものであるが、本考案は円形に限定されるものではなく、横断面形状が楕円形、矩形、正方形等、何れであってもよい。
また、本考案の浄水器に係る容器本体、水受け容器、及び蓋の材質も特に限定されず、金属製、樹脂製等、何れであってもよいが、陶磁器製であることが、轆轤による造形の容易性、陶磁器独特の質感による和の雰囲気の演出効果等の点で好ましい。
更に、本考案の浄水器に係るカートリッジ式浄水フィルターの形状も、各図に示した砲弾形に限定されるものではなく、円筒形、角柱形等、何れであってもよい。また、例えば図4に示す浄水器2bように、カートリッジ式浄水フィルター8cを水受け容器6の底壁24と略同一形状とし、フィルター8cが、多孔質セラミック81、銀の粒状物83、活性炭82、及びイオン交換樹脂84を水平方向に積層して構成される態様であってもよい。また、カートリッジ式浄水フィルターが備える排水管85の数も限定されず、図4に示すように、複数の排水管85が形成されてもよい。更には、図2(a)に示したフィルター8aの態様において、活性炭82が収納されている部分が空洞にされてもよい。
また更に、本考案の浄水器2、2a、2bは、卓上に直接設置されたり、或いは卓上や床面に別体の載置台を使用して設置されるが、例えば、容器本体4、4aの底壁14、14aの下面側に、高さ10〜15cm程度の高台が予め設けられてもよい。高台を設けることによって、浄水器2等を直接設置した場合であっても、卓上或いは床面から給水口18までの高さを確保することができ、給水口18の下方にコップ等を置くスペースが確保される。
本考案の浄水器の一態様を示す正面図である。 図1(a)に示す浄水器の右側面図である。 図1(b)に示す浄水器の縦方向断面図である。 本考案に係るカートリッジ式浄水フィルターの一態様を示す縦方向断面図である。 本考案に係るカートリッジ式浄水フィルターの他態様を示す縦方向断面図である。 本考案の浄水器の他態様を示す縦方向断面図である。 本考案の浄水器の他態様を示す縦方向断面図である。 従来の水差しを示す縦方向断面図である。
符号の説明
2、2a、2b:浄水器
4、4a:容器本体
6、6a:水受け容器
8、8a、8b、8c:カートリッジ式浄水フィルター
9:蓋
10、10a:一の開口縁
12、12a:一の側壁
14、14a:一の底壁
15、25:開口
16:止水栓
18:給水口
20:他の開口縁
21:鍔部
22:他の側壁
24a:他の底壁
28:貫通孔
30:貯水部
32:排水口
85:排水管
S:空間

Claims (9)

  1. 一の開口縁と、該一の開口縁から下方に延びる一の側壁と、該一の側壁に連接する一の底壁とを備える容器本体と、
    前記一の開口縁に囲まれる他の開口縁と、該他の開口縁から下方に延びる他の側壁と、該他の側壁に連接する他の底壁とを備え、該他の底壁に貫通孔が形成された水受け容器と、
    前記水受け容器の内部に設置され、且つ前記貫通孔に装着されるカートリッジ式浄水フィルターと
    を含んで成り、
    前記一の側壁が前記他の側壁を囲み、且つ、前記一の底壁と前記他の底壁との間に貯水部となる空間が形成されるように、前記容器本体と前記水受け容器とが重ねられ、
    前記一の側壁の下端部、又は前記一の底壁に、止水栓を備える給水口が設けられることを特徴とする浄水器。
  2. 前記他の開口縁の周縁部、又は前記他の側壁の外周面に鍔部を備えることを特徴とする請求項1に記載の浄水器。
  3. 一の開口縁と、該一の開口縁から下方に延びる一の側壁と、該一の側壁に連接する一の底壁とを備える容器本体と、
    他の開口縁と、該他の開口縁から下方に延びる他の側壁と、該他の側壁に連接する他の底壁とを備え、該他の底壁に貫通孔が形成された水受け容器と、
    前記水受け容器の内部に設置され、且つ前記貫通孔に装着されるカートリッジ式浄水フィルターと
    を含んで成り、
    前記他の底壁が前記一の開口縁で形成される開口を覆うように、前記容器本体と前記水受け容器とが重ねられて、前記一の底壁と前記他の底壁との間に貯水部となる空間が形成され、
    前記一の側壁の下端部、又は前記一の底壁に、止水栓を備える給水口が設けられることを特徴とする浄水器。
  4. 前記カートリッジ式浄水フィルターが、多孔質セラミックを含んで成る請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の浄水器。
  5. 前記多孔質セラミックが、0.001〜0.5μmの微細孔を有する請求項4に記載の浄水器。
  6. 前記カートリッジ式浄水フィルターが、更に、
    活性炭、銀、イオン交換樹脂のうちから選択される1以上の浄化剤を含んで成り、且つ該1以上の浄化剤と前記多孔質セラミックとが多層構造を成していることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の浄水器。
  7. 前記容器本体及び/又は前記水受け容器が、陶磁器製であることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の浄水器。
  8. 前記他の開口縁で形成される開口を覆う蓋を備える請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の浄水器。
  9. 前記蓋が陶磁器製である請求項8に記載の浄水器。
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