JPH0515993Y2 - - Google Patents
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- JPH0515993Y2 JPH0515993Y2 JP1987174909U JP17490987U JPH0515993Y2 JP H0515993 Y2 JPH0515993 Y2 JP H0515993Y2 JP 1987174909 U JP1987174909 U JP 1987174909U JP 17490987 U JP17490987 U JP 17490987U JP H0515993 Y2 JPH0515993 Y2 JP H0515993Y2
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Landscapes
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- Treatment Of Water By Ion Exchange (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、水中の不純成分や細菌を除去して良
好な飲料水を得るのに便利な携帯用浄水器に関す
る。
好な飲料水を得るのに便利な携帯用浄水器に関す
る。
従来の携帯用浄水器は、例えば、実公昭44−
21421号公報に開示される如く、底部に浄水フイ
ルター筒を着脱自在に設けた有底筒状の上容器
と、該上容器の下部に着脱自在に螺合する飲料用
コツプとで構成され、前記浄水フイルター筒の底
部に小径の排水口を形成すると共に、該浄水フイ
ルター筒内に、上方から順に、多数の小孔を有す
る金属板状の第１フイルターと、活性炭及びイオ
ン交換樹脂からなる浄化剤と、多数の小孔を有す
る金属板状の第２フイルターとを積層充填したも
のである。
21421号公報に開示される如く、底部に浄水フイ
ルター筒を着脱自在に設けた有底筒状の上容器
と、該上容器の下部に着脱自在に螺合する飲料用
コツプとで構成され、前記浄水フイルター筒の底
部に小径の排水口を形成すると共に、該浄水フイ
ルター筒内に、上方から順に、多数の小孔を有す
る金属板状の第１フイルターと、活性炭及びイオ
ン交換樹脂からなる浄化剤と、多数の小孔を有す
る金属板状の第２フイルターとを積層充填したも
のである。
ところが、上記の構造の浄水器では、第１・第
２フイルターによりゴミ等の不純物を、活性炭及
びイオン交換樹脂により臭気や有機物の溶解成分
及び鉄分、硫酸銀等を含む無機成文を吸着濾過す
ることはできるもの、雑菌、カビ、濁り、鉄サビ
等を完全に除去することはできなかつた。
２フイルターによりゴミ等の不純物を、活性炭及
びイオン交換樹脂により臭気や有機物の溶解成分
及び鉄分、硫酸銀等を含む無機成文を吸着濾過す
ることはできるもの、雑菌、カビ、濁り、鉄サビ
等を完全に除去することはできなかつた。
また、浄水フイルター筒は、底部に小径の排水
口を形成して、飲料用コツプに給水しているた
め、給水時間が掛かり過ぎるきらいがあつた。
口を形成して、飲料用コツプに給水しているた
め、給水時間が掛かり過ぎるきらいがあつた。
そこで本考案は、雑菌、カビ、濁り、鉄サビ等
を完全に除去することができ、浄水の飲料用コツ
プへの給水が短時間で行える携帯用浄水器を提供
することを目的としている。
を完全に除去することができ、浄水の飲料用コツ
プへの給水が短時間で行える携帯用浄水器を提供
することを目的としている。
上記目的達成のため本考案の携帯用浄水器は、
底部に浄水フイルター筒を着脱自在に設けた有底
筒状の上容器と、該上容器の下部に着脱自在に嵌
合する飲料用コツプとで構成される携帯用浄水器
において、前記浄水フイルター筒を直管状に形成
すると共に、該直管状の浄水フイルター筒内に、
上方から順に、網状の第１フイルターと、活性炭
からなる浄化剤と、繊維状の第２フイルターと、
マイクロフイルターとを積層充填し、該マイクロ
フイルターは、両端が浄水フイルター筒の下端に
位置するように折り返して束ねた多孔質中空糸か
らなり、該多孔質中空糸の両端部を浄水フイルタ
ー筒の底部を塞ぐアクリル系樹脂に埋め込んで、
該アクリル系樹脂の底面に露出させたことを特徴
としている。
底部に浄水フイルター筒を着脱自在に設けた有底
筒状の上容器と、該上容器の下部に着脱自在に嵌
合する飲料用コツプとで構成される携帯用浄水器
において、前記浄水フイルター筒を直管状に形成
すると共に、該直管状の浄水フイルター筒内に、
上方から順に、網状の第１フイルターと、活性炭
からなる浄化剤と、繊維状の第２フイルターと、
マイクロフイルターとを積層充填し、該マイクロ
フイルターは、両端が浄水フイルター筒の下端に
位置するように折り返して束ねた多孔質中空糸か
らなり、該多孔質中空糸の両端部を浄水フイルタ
ー筒の底部を塞ぐアクリル系樹脂に埋め込んで、
該アクリル系樹脂の底面に露出させたことを特徴
としている。
これにより、上容器の下部に飲料用コツプを嵌
合して上容器に水を注ぐと、先ず、網状の第１フ
イルターで水中の大きなゴミ等が除去され、次い
で、活性炭でカルキや有機物が吸着され、さら
に、第２フイルターで小さなゴミ等が濾過され、
最後にマイクロフイルターで雑菌、カビ、濁り、
鉄サビ等が完全に除去されて、短時間で良好な飲
料水が飲料用コツプに滴下する。
合して上容器に水を注ぐと、先ず、網状の第１フ
イルターで水中の大きなゴミ等が除去され、次い
で、活性炭でカルキや有機物が吸着され、さら
に、第２フイルターで小さなゴミ等が濾過され、
最後にマイクロフイルターで雑菌、カビ、濁り、
鉄サビ等が完全に除去されて、短時間で良好な飲
料水が飲料用コツプに滴下する。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
携帯用浄水器は、有底筒状の上容器１と、該上
容器１の下部に着脱自在に嵌合される飲料用コツ
プ２とで構成されている。
容器１の下部に着脱自在に嵌合される飲料用コツ
プ２とで構成されている。
前記上容器１の底部１ａの中央には排水口１ｂ
が形成され、該排水口１ｂの周面には、浄水フイ
ルター筒３を着脱自在に螺着する雌ねじ１ｃが形
成され、また、底部１０ａの外面には、飲料用コ
ツプ２への嵌合部１ｄが設けられている。
が形成され、該排水口１ｂの周面には、浄水フイ
ルター筒３を着脱自在に螺着する雌ねじ１ｃが形
成され、また、底部１０ａの外面には、飲料用コ
ツプ２への嵌合部１ｄが設けられている。
前記浄水フイルター筒３は、その上端外周面に
前記雌ねじ１ｃに螺合される雄ねじ３ａを有する
直管状を呈し、浄水フイルター筒３内に、上方か
ら順に、網状の第１フイルター４と、銀活性炭か
らなる浄化剤５と、繊維状の第２フイルター６
と、マイクロフイルター７とを積層充填してい
る。
前記雌ねじ１ｃに螺合される雄ねじ３ａを有する
直管状を呈し、浄水フイルター筒３内に、上方か
ら順に、網状の第１フイルター４と、銀活性炭か
らなる浄化剤５と、繊維状の第２フイルター６
と、マイクロフイルター７とを積層充填してい
る。
マイクロフイルター７は、内径約200〜300μm、
外径約300〜400μmで、その周壁に縦約1μm、横
約0.1μmのスリツト状超微細孔を有する多孔質中
空糸７ａを、その両端が浄水フイルター筒３の下
端に位置するように折り返して束ね、該多孔質中
空糸７ａの両端部を、浄水フイルター筒３の底部
を塞ぐアクリル系樹脂７ｂに埋め込んで、該アク
リル系樹脂７ｂの底面に露出させたもので、アク
リル系樹脂７ｂは粘度が高いので、多孔質中空糸
７ａ内に侵入しないため、多孔質中空糸７ａの通
気性及び通水性を確保でき、スリツト状超微細孔
にて雑菌、カビ、濁り、鉄サビ等を完全に除去す
ることができる。
外径約300〜400μmで、その周壁に縦約1μm、横
約0.1μmのスリツト状超微細孔を有する多孔質中
空糸７ａを、その両端が浄水フイルター筒３の下
端に位置するように折り返して束ね、該多孔質中
空糸７ａの両端部を、浄水フイルター筒３の底部
を塞ぐアクリル系樹脂７ｂに埋め込んで、該アク
リル系樹脂７ｂの底面に露出させたもので、アク
リル系樹脂７ｂは粘度が高いので、多孔質中空糸
７ａ内に侵入しないため、多孔質中空糸７ａの通
気性及び通水性を確保でき、スリツト状超微細孔
にて雑菌、カビ、濁り、鉄サビ等を完全に除去す
ることができる。
そして、飲料水を得るときには、上容器１に浄
水フイルター筒３を螺着して飲料用コツプ２を上
容器１の下部に嵌合し、上容器１に水を注ぐと、
先ず、網状の第１フイルター４で水中の大きなゴ
ミ等が除去され、次いで、浄化剤５でカルキや有
機物が吸着され、さらに、第２フイルター６で小
さなゴミ等が濾過され、最後に多孔質中空糸７ａ
のマイクロフイルター７で、雑菌、カビ、濁り、
鉄サビ等が完全に除去され、良好な飲料水が飲料
用コツプ２に浄水フイルター筒３が直管状である
ことと相俟つて短時間に滴下する。
水フイルター筒３を螺着して飲料用コツプ２を上
容器１の下部に嵌合し、上容器１に水を注ぐと、
先ず、網状の第１フイルター４で水中の大きなゴ
ミ等が除去され、次いで、浄化剤５でカルキや有
機物が吸着され、さらに、第２フイルター６で小
さなゴミ等が濾過され、最後に多孔質中空糸７ａ
のマイクロフイルター７で、雑菌、カビ、濁り、
鉄サビ等が完全に除去され、良好な飲料水が飲料
用コツプ２に浄水フイルター筒３が直管状である
ことと相俟つて短時間に滴下する。
尚、浄水フイルター３は、上容器１に着脱可能
なので、浄水機能が低下した場合には交換可能で
ある。
なので、浄水機能が低下した場合には交換可能で
ある。
本考案の携帯用浄水器は、以上のように、底部
に浄水フイルター筒を着脱自在に設けた有底筒状
の上容器と、該上容器の下部に着脱自在に嵌合す
る飲料用コツプとで構成し、浄水フイルター筒を
直管状に形成すると共に、該浄水フイルター筒内
に、上方から順に、網状の第１フイルターと、活
性炭からなる浄化剤と、繊維状の第２フイルター
と、マイクロフイルターとを積層充填し、該マイ
クロフイルターは、両端が浄水フイルター筒の下
端に位置するように折り返して束ねた多孔質中空
糸からなり、該多孔質中空糸の両端部を、ｍ浄水
フイルター筒の底部を塞ぐアクリル系樹脂に埋め
込んで、該アクリル系樹脂の底面に露出させたの
で、飲料水を得るときには、上容器の下部に飲料
用コツプを嵌合し、上容器に水を注ぐと、先ず、
網状の第１フイルターで水中の大きなゴミ等が除
去され、次いで、浄化剤でカルキや有機物が吸着
され、さらに、第２フイルターで小さなゴミ等が
濾過され、最後に多孔質中空糸のマイクロフイル
ターで、雑菌、カビ、濁り、鉄サビ等が完全に除
去され、浄化された良好な飲料水が飲料用コツプ
に浄水フイルター筒が直管状であることと相俟つ
て短時間に滴下する。
に浄水フイルター筒を着脱自在に設けた有底筒状
の上容器と、該上容器の下部に着脱自在に嵌合す
る飲料用コツプとで構成し、浄水フイルター筒を
直管状に形成すると共に、該浄水フイルター筒内
に、上方から順に、網状の第１フイルターと、活
性炭からなる浄化剤と、繊維状の第２フイルター
と、マイクロフイルターとを積層充填し、該マイ
クロフイルターは、両端が浄水フイルター筒の下
端に位置するように折り返して束ねた多孔質中空
糸からなり、該多孔質中空糸の両端部を、ｍ浄水
フイルター筒の底部を塞ぐアクリル系樹脂に埋め
込んで、該アクリル系樹脂の底面に露出させたの
で、飲料水を得るときには、上容器の下部に飲料
用コツプを嵌合し、上容器に水を注ぐと、先ず、
網状の第１フイルターで水中の大きなゴミ等が除
去され、次いで、浄化剤でカルキや有機物が吸着
され、さらに、第２フイルターで小さなゴミ等が
濾過され、最後に多孔質中空糸のマイクロフイル
ターで、雑菌、カビ、濁り、鉄サビ等が完全に除
去され、浄化された良好な飲料水が飲料用コツプ
に浄水フイルター筒が直管状であることと相俟つ
て短時間に滴下する。
図は本考案の携帯用浄水器の一実施例を示す断
面正面図である。 １……上容器、２……飲料用コツプ、３……浄
水フイルター筒、４……第１フイルター、５……
浄化剤、６……第２フイルター、７……マイクロ
フイルター、７ａ……多孔質中空糸、７ｂ……ア
クリル系樹脂。
面正面図である。 １……上容器、２……飲料用コツプ、３……浄
水フイルター筒、４……第１フイルター、５……
浄化剤、６……第２フイルター、７……マイクロ
フイルター、７ａ……多孔質中空糸、７ｂ……ア
クリル系樹脂。
Claims (1)
- 底部に浄水フイルター筒を着脱自在に設けた有
底筒状の上容器と、該上容器の下部に着脱自在に
嵌合する飲料用コツプとで構成される携帯用浄水
器において、前記浄水フイルター筒を直管状に形
成すると共に、該直管状の浄水フイルター筒内
に、上方から順に、網状の第１フイルターと、銀
活性炭からなる浄化剤と、繊維状の第２フイルタ
ーと、マイクロフイルターとを積層充填し、該マ
イクロフイルターは、両端が浄水フイルター筒の
下端に位置するように折り返して束ねた多孔質中
空糸からなり、該多孔質中空糸の両端部を浄水フ
イルター筒の底部を塞ぐアクリル系樹脂に埋め込
んで、該アクリル系樹脂の底面に露出させたこと
を特徴とする携帯用浄水器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987174909U JPH0515993Y2 (ja) | 1987-11-16 | 1987-11-16 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987174909U JPH0515993Y2 (ja) | 1987-11-16 | 1987-11-16 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0183487U JPH0183487U (ja) | 1989-06-02 |
| JPH0515993Y2 true JPH0515993Y2 (ja) | 1993-04-27 |
Family
ID=31466739
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987174909U Expired - Lifetime JPH0515993Y2 (ja) | 1987-11-16 | 1987-11-16 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0515993Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6109815B2 (ja) * | 2011-05-02 | 2017-04-05 | インディアン インスティテュート オブ テクノロジー | 単一容器の重力送り式貯蔵型浄水器 |
| WO2012169577A1 (ja) * | 2011-06-10 | 2012-12-13 | 三菱レイヨン・クリンスイ株式会社 | 浄水カートリッジおよび浄水器 |
| JP5987313B2 (ja) * | 2011-12-27 | 2016-09-07 | 東レ株式会社 | 浄水器 |
| JP6612401B1 (ja) * | 2018-07-26 | 2019-11-27 | 産機テクノス株式会社 | フィルタ式スラッジ回収装置 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4421421Y1 (ja) * | 1965-08-07 | 1969-09-10 | ||
| JPS5441549A (en) * | 1977-09-08 | 1979-04-02 | Tokyo Purojiekuto Kk | Simple water purifier |
| JPS6140396U (ja) * | 1984-08-17 | 1986-03-14 | 三菱重工業株式会社 | 壜搬送装置 |
-
1987
- 1987-11-16 JP JP1987174909U patent/JPH0515993Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4421421Y1 (ja) * | 1965-08-07 | 1969-09-10 | ||
| JPS5441549A (en) * | 1977-09-08 | 1979-04-02 | Tokyo Purojiekuto Kk | Simple water purifier |
| JPS6140396U (ja) * | 1984-08-17 | 1986-03-14 | 三菱重工業株式会社 | 壜搬送装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0183487U (ja) | 1989-06-02 |
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