JP3106581U - えび天ぷら用蓋付トレー - Google Patents

えび天ぷら用蓋付トレー Download PDF

Info

Publication number
JP3106581U
JP3106581U JP2004004164U JP2004004164U JP3106581U JP 3106581 U JP3106581 U JP 3106581U JP 2004004164 U JP2004004164 U JP 2004004164U JP 2004004164 U JP2004004164 U JP 2004004164U JP 3106581 U JP3106581 U JP 3106581U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
tail
recess
shape
shrimp tempura
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004004164U
Other languages
English (en)
Inventor
幸一 藤澤
Original Assignee
エスケー食品株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エスケー食品株式会社 filed Critical エスケー食品株式会社
Priority to JP2004004164U priority Critical patent/JP3106581U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3106581U publication Critical patent/JP3106581U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

【課題】尾が扇形に開いている状態を積極的に保持できる構成のえび天ぷら用蓋付トレーを提供する。
【解決手段】尾部が扇形に開きこの尾部に衣で覆われた肉部が連続している平面形状のえび天ぷらに略対応した平面形状を有するえび天ぷらを収容可能な細長い凹所を設けたトレー本体2と、本体上面を覆う蓋3とからなり、凹所の尾部を収容する部分の底が衣で覆われた肉部を収容する部分の底15よりも少し浅く形成され、本体上面を覆った蓋が凹所の少し浅く形成された底の部分に対向しえび天ぷらを収容したとき尾部に当接する下向き凸部16を有する。底が、凹所の長手方向に直角な断面形状を高さが低く幅が広いV字形に形成され且つ凹所の衣で覆われた肉部を収容する部分に向って下降傾斜しており、蓋の下向き凸部が底の形状に対応して凸形に形成されている。底15に対応する蓋の部分が、平面形状で底15に対応する凹所開口の範囲よりも少し内側位置で上下に貫通して開口した窓部17を設けてある。
【選択図】図1

Description

この考案は、えびの天ぷらを収容するトレーに関し、特にその尻尾部分を保護できる構成の蓋付トレーに関する。
従来、えびの天ぷらやフライを搬送、陳列のために一匹ごとに細長く区画した区画内に収容するトレーがある。しかし、単に一匹ごとに区画したトレーに収容したえびの天ぷらは運搬中の振動により尾の部分と胴の部分とが分断する問題があった。このような問題に対し、四方周囲に壁を有し、対抗する側壁間に一端は幅広で他端は幅狭の空間部を傾斜仕切り壁により形成し、空間部の底面を、幅広側を高くし、幅狭方向に下向きの傾斜面に形成した構成を有するえび天ぷら、フライの収納用トレーが提案されている(特許文献1参照)。この構成により、えび天ぷら、フライの衣側の幅の広い先端を空間部の幅広側に向け、幅狭側に尾扇を向けて収納することにより、幅狭方向に下向きに傾斜した底面によって空間部に収容されたえび天ぷら、フライは、幅狭方向に傾動する傾向となり、衣部が幅狭で拘束され、えび天ぷら、フライの長手方向の動きを防止し、尾扇部が容器の壁に当接して崩壊する不具合を防止する、というものである。
特開平8−143085号公報
えびの天ぷらは、えびの尾の部分には衣が殆どなく、扇形に開いた状態であることが、商品価値の高いものの一つの条件として一般に認識されている。えびの種類によっては尾が鮮やかな赤色となるものがあり、この場合は特に、衣の外に露出していて扇形に開いていることが商品価値を高める上で望ましい。しかしながら、えびの天ぷらは尾が扇形に開いた良好な形態に揚げ工程が終了していたとしても、ある程度時間が経過するまでの間に、扇形を閉じるような方向の外力が加わったりすると、良好な形が崩れる。また、外力でなく時間経過により筋肉が収縮して扇形が閉じることもある。従って、えびの天ぷら用トレーとしては、尾が扇形に開いている状態を積極的に保持できる構成のものが望まれるが、従来のえび天ぷら用トレーには、このような構成のものがない。本考案は、尾が扇形に開いている状態を積極的に保持できる構成のえび天ぷら用蓋付トレーを提供することを目的とする。
本考案のえび天ぷら用蓋付トレーは、尾部が扇形に開きこの尾部に衣で覆われた肉部が連続している平面形状のえび天ぷらに略対応した平面形状を有する前記えび天ぷらを収容可能な細長い凹所を設けたトレー本体と、前記本体上面を覆う蓋とからなり、前記凹所の前記尾部を収容する部分の底が前記衣で覆われた肉部を収容する部分の底よりも少し浅く形成され、前記本体上面を覆った前記蓋が前記凹所の少し浅く形成された底の部分に対向し前記えび天ぷらを収容したとき前記尾部に当接する下向き凸部を有することを特徴とする。
この手段では、えび天ぷらを収容した状態は、尾部を収容する部分の底と凸部との間に扇形の尾部が厚さ方向に挟まれており、衣で覆われた肉部が主に対応する凹所の底と側壁とによって支えられ、トレーが傾いたり振動を受けたりするようなことがあってもえび天ぷらがトレー内で移動し難く、尾部つまり尻尾の扇形に開いた状態の部分の扇形を維持でき、扇形の部分と肉部が分断することを防止できる。
前記凹所の前記尾部を収容する部分の底が、前記凹所の長手方向に直角な断面形状を高さが低く幅が広いV字形に形成され且つ前記凹所の前記衣で覆われた肉部を収容する部分に向って下降傾斜しており、前記蓋の下向き凸部が前記凹所の前記尾部を収容する部分の底の形状に対応して凸形に形成されている構成とするのがよい。この構成では、通常のえび天ぷらの尾部は、扇形面が縦の中心線に沿って僅かに折り曲げた形状になると共に衣で覆われた肉部側に対して少し角度をなしている。この形に高さが低く幅が広いV字形断面で下降傾斜した尾部を収容する部分が対応しているから、えび天ぷらを所定の向きで収容すれば、その尾部及び衣で覆われた肉部が凹所の底側でより広い面で接触して支持され、また上側に位置する蓋の凸部もこの尾部の形に対応しているから、広い面で尾部に接触しておりこれを適切に拘束して、より効果的に尻尾の扇形部分の扇形を維持できると共に扇形の尾部と肉部が分断することを防止できる。
前記衣で覆われた肉部を収容する前記凹所の底に対応する蓋の部分が、平面形状で前記底に対応する開口の範囲よりも少し内側位置で上下に貫通して開口した窓部を設けてある構成とするのがよい。この構成では、肉部の衣で覆われた部分が、衣の付具合で少し盛り上がると蓋を用いた場合に押し付けられて変形することがあるが、窓部を設けたことによりその変形が防止又は軽減される。そして上下の振動に対しては、えび天ぷらが衣で覆われた部分を、平面形状の周辺部を上側から窓部の内側縁が当接して規制するから、損傷を防止できる。
請求項1記載の考案は、トレーが傾いたり振動を受けたりするようなことがあってもえび天ぷらがトレー内で移動し難く、尾部つまり尻尾の扇形に開いた状態の部分の扇形を維持でき、扇形の部分と肉部が分断することを防止できる効果を奏する。
請求項2記載の考案は、広い面で尾部に上下から接触していてこれを適切に拘束して、より効果的に尻尾の扇形部分の扇形を維持できると共に扇形の尾部と肉部が分断することを防止できる。
請求項3記載の考案は、上下の振動に対して、えび天ぷらが衣で覆われた部分を、平面形状の周辺部を上側から窓部の内側縁が当接して規制するから、損傷を防止できる。
この考案のえび天ぷら用蓋付トレーは、本体及び蓋を薄い合成樹脂で成形したものとし、蓋は透明とする。本体は、尾部が扇形に開きこの尾部に衣で覆われた肉部が連続している平面形状のえび天ぷらに略対応した平面形状を有する前記えび天ぷらを収容可能な細長い凹所を設ける。尾部を収容する部分の底が前記衣で覆われた肉部を収容する部分の底よりも少し浅く形成され、前記凹所の長手方向に直角な断面形状を高さが低く幅が広いV字形に形成され且つ前記凹所の前記衣で覆われた肉部を収容する部分に向って下降傾斜しているものとする。蓋は、本体上面全体を覆い前記凹所の少し浅く形成された底の部分に対向し前記えび天ぷらを収容したとき尾部に当接する下向き凸部を有し、この下向き凸部が前記凹所の尾部を収容する部分の底の形状に対応しており、断面形状を高さが低く幅が広いV字形に且つ下降傾斜しているものとする。また、衣で覆われた肉部を収容する凹所の底に対応する蓋の部分が、平面形状で前記底に対応する開口の範囲よりも少し内側位置で上下に貫通して開口した窓部を設ける。一つのえび天ぷらが収容される収容部がトレーに多数配列して設けられるときは、長手方向に直角な列で細長い凹部の長手方向を交互に逆に配置する。
この考案の1実施例を、図1〜図4を用いて説明する。このえび天ぷら用蓋付トレー1は、図3に平面図を示す本体2と、図4に平面図を示す蓋3とからなる。図1は本体2に蓋3を装着した状態を示し、図2は図1の概略断面図を示す。本体2は、えび天ぷら11の一匹分を収容可能な細長い凹所10を10個設けてある。凹所10は一般的なえび天ぷら11の形状、すなわち、図2、図3に仮想線で示すように尾部12が扇形に開きこの尾部に衣で覆われた肉部13が連続している形状、のえび天ぷらの平面形状に略対応した平面形状を有する。そして凹所10は、図2、図3に見られるように、衣で覆われた肉部13を収容する部分と、尾部12を収容する部分とで構成されている。尾部12を収容する部分の底14が、衣で覆われた肉部13を収容する部分の底15よりも少し浅く形成され、また、その尾部12を収容する部分の長手方向に直角な断面形状を、高さが低く幅が広いV字形に形成され且つ衣で覆われた肉部13を収容する部分側に向って下降傾斜させてある。このような凹所10が、図3に見られるように、一つの本体に10個、交互に向きを変えて2列に設けてある。なお、図3における底14、15に格子状に見られるものは浅い溝状部を表面に形成したものであり、側壁18の平面形状に見られる小凹凸及び側壁18の斜め部分18aに見られる平行線も浅い溝状部を表面に形成したものである。
蓋3は、本体2上面全体を覆い、凹所10の少し浅く形成された底14に対向しえび天ぷら11を収容したとき尾部12に当接する下向き凸部16を有し、この下向き凸部16が凹所10の尾部12を収容する部分の底14の形状に対応して断面形状を高さが低く幅が広いV字形に形成され且つ下降傾斜している。また、衣で覆われた肉部13を収容する凹所10の底15に対応する蓋3の部分が、平面形状で底15に対応する開口の範囲よりも少し内側位置で上下に貫通して開口した窓部17を設けてある。窓部17の縁部は、図2に見られるように、断面が半円弧状の下向き凸部に形成されている。この形状は衣に接触したとき衣を傷付け難い。
このえび天ぷら用蓋付トレー1は、例えば、えび天ぷら製造工場において製造されたえび天ぷらを、本体2の凹所10に夫々所定の方向に向けて収容し、蓋3をかぶせて出荷する。蓋付トレー1に収容されたえび天ぷら11は、衣で覆われた肉部13が、本体2の凹所10の深い側の底15と、その底15から立ち上がっている両側の側壁18、18と、蓋3の窓部17の縁部とに当接し、尾部12が本体2の浅い底14と、蓋3の凸部16とに挟まれており、えび天ぷら11の両端及び窓部17の開口内側では当接していないが、多くの当接箇所で拘束され、蓋付トレー1が傾いたとき、振動した時などに蓋付きトレー1内でえび天ぷら11が移動し難く、損傷や尾部が肉部13から離れるようなことを防止され、また、時間の経過で尾部の扇形に開いた状態から筋肉の収縮によって閉じることも防止される。
このえび天ぷら用蓋付トレーは、天ぷら生産工場からの出荷用に最適であるが、蓋に用いる合成樹脂材料を透明体としておくことによりそのまま小売店などにおける陳列用トレーとして使用でき、衣や尾部の形態を損なうことを防止できると共に開蓋しないでえび天ぷらの形態を購入者に見えるようにすることができる。
本考案の一実施例を示す平面図である。 図1の概略断面を示し、(a)はA−A断面端面図、(b)はB−B断面端面図、(c)はC−C断面端面図である。 同実施例の本体の平面図である。 同実施例の蓋の平面図である。
符号の説明
1 えび天ぷら用蓋付トレー(蓋付きトレー)
2 本体
3 蓋
10 凹所
11 えび天ぷら
12 尾部
13 肉部
14 底(尾部収容部の底)
15 底(衣で覆われた肉部収容部の底)
16 凸部
17 窓部
18 側壁
18a 側壁の斜め部分

Claims (3)

  1. 尾部が扇形に開きこの尾部に衣で覆われた肉部が連続している平面形状のえび天ぷらに略対応した平面形状を有する前記えび天ぷらを収容可能な細長い凹所を設けたトレー本体と、前記本体上面を覆う蓋とからなり、前記凹所の前記尾部を収容する部分の底が前記衣で覆われた肉部を収容する部分の底よりも少し浅く形成され、前記本体上面を覆った前記蓋が前記凹所の少し浅く形成された底の部分に対向し前記えび天ぷらを収容したとき前記尾部に当接する下向き凸部を有することを特徴とするえび天ぷら用蓋付トレー。
  2. 前記凹所の前記尾部を収容する部分の底が、前記凹所の長手方向に直角な断面形状を高さが低く幅が広いV字形に形成され且つ前記凹所の前記衣で覆われた肉部を収容する部分に向って下降傾斜しており、前記蓋の下向き凸部が前記凹所の前記尾部を収容する部分の底の形状に対応して凸形に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のえび天ぷら用蓋付トレー。
  3. 前記衣で覆われた肉部を収容する前記凹所の底に対応する蓋の部分が、平面形状で前記底に対応する開口の範囲よりも少し内側位置で上下に貫通して開口した窓部を設けてあることを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載のえび天ぷら用蓋付トレー。
JP2004004164U 2004-07-14 2004-07-14 えび天ぷら用蓋付トレー Expired - Lifetime JP3106581U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004004164U JP3106581U (ja) 2004-07-14 2004-07-14 えび天ぷら用蓋付トレー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004004164U JP3106581U (ja) 2004-07-14 2004-07-14 えび天ぷら用蓋付トレー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3106581U true JP3106581U (ja) 2005-01-06

Family

ID=43269345

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004004164U Expired - Lifetime JP3106581U (ja) 2004-07-14 2004-07-14 えび天ぷら用蓋付トレー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3106581U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2974842A (en) Egg carton
US8807146B2 (en) Housing base and associated housing and assembly method
JP2007147202A (ja) 冷蔵庫
JP3106581U (ja) えび天ぷら用蓋付トレー
JP2016145071A (ja) プラスチック製の包装用容器
JP4178324B2 (ja) 茎付き花セット台と茎付き花収容容器
JPH06147742A (ja) 冷蔵庫の卵収納装置
JP3204774U (ja) 食品包装容器
JP2018167847A (ja) プリザーブドフラワー用包装容器
JP4435776B2 (ja) 包装用容器
JP3100735U (ja) クリスマスツリー用装飾電灯収容容器
KR200287392Y1 (ko) 수납 바구니
KR200250096Y1 (ko) 음식물 저장용기
JP3218481U (ja) 包装用容器
JP7129714B2 (ja) 食材味付け容器
JP4054904B2 (ja) 鶏卵包装用容器
KR200407967Y1 (ko) 이중 덮개 구조를 갖는 포장용 상자
JPH0650335Y2 (ja) チョコレート等の固形食品収納用包装容器
JP3197135U (ja) 弁当用容器
JP2000053135A (ja) 箱型容器
KR100588762B1 (ko) 계란 포장용 상자
EP1588957A2 (en) Container storage system
JP2003191937A (ja) 食品用容器
JP3186745U (ja) プラスチック製のカバー
JP3043875U (ja) 靴収納ケース

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101027

Year of fee payment: 6

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101027

Year of fee payment: 6