JP3106494B2 - ゲートアレイ半導体集積回路装置 - Google Patents

ゲートアレイ半導体集積回路装置

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JP3106494B2 JP02306490A JP30649090A JP3106494B2 JP 3106494 B2 JP3106494 B2 JP 3106494B2 JP 02306490 A JP02306490 A JP 02306490A JP 30649090 A JP30649090 A JP 30649090A JP 3106494 B2 JP3106494 B2 JP 3106494B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複合型ゲートアレイ方式の半導体集積回路装
置に関する。
〔従来の技術〕
複合型ゲートアレイ方式の半導体集積回路装置におい
ては、半導体チップの外周部にボンディングパッドと入
出力バッファ群が配置され、内側に内部ゲート群および
メモリなどのある一定の機能を有するように所定の内部
配線がなされているブロック(以下マクロという)が配
置されている。このマクロは入出力バッファ群寄りに配
置されるのが普通であるが、マクロと入出力バッファ群
の間に入出力バッファと内部ゲートの接続を行なう配線
領域が存在している。又、複数のマクロが隣接して設け
られている場合には、マクロとマクロの間にも配線領域
が存在している。
ところでゲートアレイ技術においては、拡散工程まで
を終了したマスタウェーハをあらかじめ用意しておき、
種々の機能は配線工程でカスタム化することにより実現
される。そうして、配線パターンの設計にはCAD技術が
駆使される。
複数の内部ゲートを組合せて実現されるフリップフロ
ップなどのファングションブロック(以下FBと記す)に
つき入力端子および出力端子が定義される。所望の機能
は各FBの接続情報で記述される。FBは接続情報に基づい
て自動配置され、それらの入力端子および出力端子は自
動配線される。
入出力バッファはレベルシフトや外部負荷駆動という
内部の論理回路とは異なる機能を有し、内部ゲート群と
は異なる構成をとる。従って、CAD上自動配線範囲から
一応除外される。内部ゲート群との境界に仮想外部端子
を定義して内部ゲートと入出力バッファとの間の接続が
行なわれる。
又、マクロはその機能を内部ゲートにより実現すると
占有面積が増大し、性能も劣ったものになる。そこで、
あらかじめ高密度に設計され一部の専用領域に配置され
る。一般にマクロの入力端子および出力端子はマクロの
周辺に定義され、CADで自動配線される。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の複合型ゲートアレイ方式の半導体集積
回路装置は、入出力バッファ群の配置された領域の内周
部に、入出力バッファと内部ゲートとの接続を行なう自
動配線領域を有している。この自動配線領域は小さすぎ
るとCADにおいて配線不能部が生じる原因となり、半導
体集積回路の開発期間が長くなり、大きくしすぎると内
部ゲート数が小さくなる。また一般にマクロは高密度に
設計されるので、配線ルールを含めて内部ゲート群とは
異なる設計基準が用いられる場合が多い。そのため、マ
クロを分割して確保した自動配線領域又はマクロとマク
ロとの間の自動配線領域を用意する必要も生じる。
なお、雑誌「電子材料」1986年7月号の86頁から91頁
には、マクロとしてランダム・アクセス・メモリを内蔵
した複合型ゲートアレイ方式の半導体集積回路装置が紹
介されている。そこでは、第3層アルミニウム配線をメ
モリ部の上を通過させて入出力バッファと内部ゲートと
を接続している。しかし、入出力バッファ群とマクロと
の間、マクロと内部ゲート群との間にそれぞれかなりの
スペースが設けられているので、FBおよびマクロの周辺
にそれぞれ入力端子および出力端子を定義して自動配線
を行なっていることには変りないものと考えられる。
本発明の目的は有効面積率の改善された複合型ゲート
アレイ方式の半導体集積回路装置を提供することにあ
る。
本発明の他の目的は配線率ないしは有効使用ゲート数
の改善された複合型ゲートアレイ方式の半導体集積回路
装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の複合型ゲートアレイ方式の半導体集積回路装
置においては、半導体チップの外周部に入出力バッファ
群が配置され、その内側にマクロと内部ゲート群とが配
置されている。そうしてマクロは内部ゲート群の周辺に
配置される。又、内部ゲート群と入出力バッファとの接
続点の一部はマクロと内部ゲート群との境界に置かれ
る。
こうして、内部ゲート群のみをCADによる自動配線領
域にすることができる。入出力バッファ群およびマクロ
は自動配線領域から除外され、入出力バッファ群と内部
ゲート群との接続配線領域は不要となり半導体チップの
有効面積率が改善される。又、自動配線は複合型でない
(すなわち、マクロを有さない)慣用のゲートアレイと
同様のCAD手法で行なうことができるので、配線率の改
善された論理回路を実現できる。
又、本発明の他の態様においては、マクロはCMOS SR
AMとテスト回路とを有している。又、内部ゲート群と入
出力バッファ群とを結ぶ信号線の一部が前述のマクロの
上方を越えて設けられている。従って、有効面積率は一
層改善される。
〔実施例〕
図1を参照して本発明の一実施例について説明する。
四つの辺1A,1B,1C,1Dをもつ正方形又は長方形の板状
の半導体チップ1の表面の外周部に複数のボンディング
パッド4が配置されている。チップ1の辺1Aに沿って配
置されたボンディングパッド4の内側に入出力バッファ
群3Aが配置され、同様に、チップ1の辺1B,1C,1Dにそれ
ぞれ沿って配置されたボンディングパッド4の内側にそ
れぞれ入出力バッファ群3B,3Cおよび3Dが配置されてい
る。入出力バッファ群3A,3B,3Cおよび3Dで囲まれたチッ
プ1の内部領域にマクロ5および内部ゲート群2が配置
されている。マクロ5は細長い長方形の区域に形成さ
れ、マクロの長辺の一方5Aは入出力バッファ群3Aに隣接
し、他方5Cは内部ゲート群に隣接する。マクロの短辺5B
および5Dは入出力バッファ群3Bおよび3Dにそれぞれ隣接
配置する。マクロと入出力バッファ群3A,3Bおよび3Dと
の間に自動配線領域およびマクロを接続する自動配線領
域はともに存在しない。入出力バッファ群3Aと内部ゲー
ト群2との接続はマクロ5と内部ゲート群の境界部5Cに
内部ゲート群2の仮想外部端子を定義して最上層配線
(例えば第3層アルミニウム配線)により行なわれる。
入出力バッファ群3Cのすべての入出力バッファおよび入
出力バッファ群3Bおよび3Cのうちマクロ5の短辺5Bおよ
び5Cと接していない入出力バッファと内部ゲート群2と
の接続はそれらの境界部7C,7B,7Dに仮想外部端子を定義
して行なわれる。またマクロ5の入出力端子は内部ゲー
ト群2の側すなわち長辺5Cの側に集められ、これらの入
出力端子と内部ゲート群2の入出力端子とが接続され
る。
従来の複合型ゲートアレイ方式の半導体集積回路装置
では、入出力バッファ領域以外の領域をCADの自動配線
領域としていたのに対し、本発明では内部ゲート群2の
みを自動配線領域にするのである。すなわち、従来はマ
クロ周辺の自動配線領域が比較的大きな面積を必要とし
ていたのに対して本発明ではこの自動配線領域を削減す
ることにより、半導体チップ1の有効面積率の向上が可
能となる。又、自動配線は長方形領域の内部ゲート群2
にのみ適用されるので複合型でない慣用のゲートアレイ
と同様のCAD手法を使用ることができる。従って成熟し
たCAD技術の使用により、配線等の向上ないしは有効使
用ゲート数の向上がもたらされる。
図2ないし図5を参照して上述の実施例の具体例につ
いて説明する。
図2を参照すると、上述の実施例によって具体化され
るシステムはメモリ51,入力選択回路52,出力選択回路53
および論理回路20を含んでいる。
メモリ51はCMOS SRAMであり、図3に示すメモリセル
アレイ及び図示しない周辺回路を含んでいる。
入力選択回路52は、論理回路20の出力信号又は端子DT
inに加えられるテスト用入力信号のいずれか一方を選択
してアドレス入力信号又は入力データ信号としてメモリ
51に伝達する。出力選択回路53は、メモリ51の出力デー
タ信号を、論理回路20又は端子DToutのいずれか一方へ
伝達する。端子TMはバッファ増幅器Aを介して入力選択
回路52および出力選択回路53へそれぞれ接続されてい
る。端子TMの電位として与えられるテストモード設定信
号によって前述の切替が行なわれる。
メモリ51,入力選択回路52および出力選択回路53と
は、図1のマクロ5を構成している。メモリ51は入出力
バッファ群3Aに隣接したマクロ5の長辺5Aに沿って配置
される。論理回路20は図1の内部ゲート群2から形成さ
れ、入出力バッファ3Cに隣接して配置されている。入力
選択回路52および出力選択回路53は、マクロの内部でメ
モリ51と他の長辺5Cとに挟まれて配置されている。端子
Dinおよび端子Doutの一部と論理回路20とを結ぶ配線
は、入力選択回路52又は出力選択回路53とメモリ51の上
方(すなわちマクロ5の上方)を通って設けられてい
る。
マクロ5の入力端子(テスト用の端子DTinとの接続端
子は含まない。)は長辺5Cのうち入力選択回路52に接す
る部分に集められ論理回路20の入出力端子と接続され
る。又、マクロ5の出力端子(テスト用の端子DToutと
の接続端子は含まない。)はマクロの長辺5Cのうち出力
選択回路53に接する部分に集められ論理回路20の仮想端
子と接続される。
メモリ51は図3に示すメモリセルアレイを含んでい
る。このメモリセルアレイにおいて、ワード線Wi(i=
1,2,…,m)とディジット線対Dj,▲▼(j=1,2,…,
n)の交差位置にはメモリセルMijが接続されている。
図4を参照すると、メモリセルMijは、pMOSトランジ
スタMP1およびnMOSトランジスタMN3からなるCMOSインバ
ータを含み、同様にpMOSトランジスタMP2およびnMOSト
ランジスタMN4からなるCMOSインバータを含んでいる。
これら2つのCMOSインバータの入力端子および出力端子
はそれぞれ他方の出力端子および入力端子に接続されて
フリップフロップ回路の入力端子41および42を構成して
いる。nMOSトランジスタMN1はディジット線Djとこのフ
リップフロップ回路の一方の入出力端子との間に挿入さ
れた伝達トランジスタである。nMOSトランジスタMN2は
ディジット線▲▼とこのフリップフロップ回路の他
方の入出力端子41との間に挿入された伝達トランジスタ
である。これらの2つの伝達トランジスタのゲート電極
はワード線Niに接続されている。なおVDDおよびVSSはそ
れぞれCMOSインバータの電源端子および接地端子であ
る。
次にこのメモリセルの動作について説明する。
ワード線Wiが高レベル,ディジット線Djが高レベル,
ディジット線▲▼が低レベルのとき、伝達トランジ
スタMN1,MN2がオンとなり、pMOSトランジスタMP1および
nMOSトランジスタMN3のゲート電極は低レベル,pMOSトラ
ンジスタMP2およびnMOSトランジスタMN4のゲート電極は
高レベルとなる。nMOSトランジスタMN4はオンとなり、p
MOSトランジスタMP2はオフとなる。逆にnMOSトランジス
タMN3はオフとなり、pMOSトランジスタMP1はオンとな
る。したがって一方の入出力端子41はVSSレベルとな
り、他方の入出力端子42はVDDレベルとなる。ワード線W
iが低レベルとなり、nMOSトランジスタMN1,MN2がオフと
なっても、この状態は保持される。
このメモリセルから情報を読み出す場合、ディジット
線Dj,▲▼はあらかじめ所定の電位に充電(プリチ
ャージ)される。ワード線Wiが高レベルになり、nMOSト
ランジスタMN1,MN2がオンとなり、メモリセルとディジ
ット線が接続される。nMOSトランジスタMN3,MN4のうち
のいずれか一方、例えばMN4がオン状態であれば、ディ
ジット線▲▼の電位は低下するがディジット線Djの
電位は変化しない。
図5にこのようなメモリセルを半導体チップに形成し
たときのデバイスレイアウトおよび配線パターンを示
す。図5において点P1,P2,P3,P4の間を結ぶ直線を4辺
とする長方形領域に1つのメモリセルが設けられてい
る。
素子領域17−1,17−2,17−3,17−4は、単結晶シリコ
ン基板の表面部に選択的に形成されたフィールド絶縁膜
で区画されている。これらの素子領域の単結晶シリコン
基板表面には厚さ150Åのゲート酸化膜が設けられてい
る。
素子領域17−1,17−2は中心線Y−Yと平行なストラ
イプ領域と垂直なストライプ領域とを有している。又、
素子領域17−1と17−2とは中心線Y−Yに対し線対称
をなして配置されている。又、素子領域17−1と17−2
とは、図示しないPウェルに設けられている。
素子領域17−3,17−4は中心線Y−Yと垂直なストラ
イプ領域であり、図示しないNウェルに設けられてい
る。
ワード線Wiは素子領域17−1,17−2の中心線Y−Yと
平行なストライプ領域上を横断して中心線Y−Yに直交
する方向に伸びるように設けられた厚さ0.8μm,幅0.8μ
mの多結晶シリコン膜であってnMOSトランジスタMN1,MN
2のゲート電極でもある。
多結晶シリコン膜9−1は厚さ0.8μm,幅0.8μmを有
し、素子領域17−1のうち中心線Y−Yと垂直な下方の
ストライプ領域および素子領域17−3上を横断して設け
られた幹部と、その幹部から直角方向に延びた枝部とを
有している。多結晶シリコン膜9−1の幹部はnMOSトラ
ンジスタMN3のゲート電極およびpMOSトランジスタMN1の
ゲート電極となり、枝部は入出力端子41となる。同様に
多結晶シリコン膜9−2は素子領域17−2のうち中心線
Y−Yと垂直な下方のストライプ領域および素子領域17
−4上を横断して設けられた幹部と、その幹部から直角
方向に延びた枝部を有している。多結晶シリコン膜9−
2の幹部はnMOSトランジスタMN4のゲート電極およびpMO
SトランジスタMP2のゲート電極であり、枝部は入出力端
子42である。
素子領域17−1,17−2のうちワード線Wi,多結晶シリ
コン膜9−1,9−2で覆われていない部分にはN+拡散層1
1−1,11−2,11−3,11−4,11−5,11−6が設けられてい
る。nMOSトランジスタMN1はソース・ドレイン領域とし
てN+拡散層11−5,11−3を有している。nMOSトランジス
タMN2はソース・ドレイン領域としてN+拡散層11−6,11
−4を有している。nMOSトランジスタMN3はソース領域
としてN+拡散層11−1を、ドレイン領域としてN+拡散層
11−3を有している。nMOSトランジスタMN4はソース領
域としてN+拡散層11−2を、ドレイン領域として12N+
散層11−4を有している。
素子領域17−3のうち多結晶シリコン膜9−1で覆わ
れていない部分にはP+拡散層12−1,12−3が設けられて
いる。pMOSトランジスタMP1のソース領域はP+拡散層12
−1、ドレイン領域はP+拡散層12−3である。同様に素
子領域17−4のうち多結晶シリコン膜9−2で覆われて
いない部分にはP+拡散層12−2,12−4が設けられてい
る。pMOSトランジスタMP2のソース領域はP+拡散層12−
2、ドレイン領域はP+拡散層12−4である。
13−1,13−2,13−3,13−4,13−5,13−6,13−7,13−8
および電源線VDDはアルミニウム膜などの第1層金属配
線であり、コンタクト孔10を介して拡散層に接続されて
いる。
第1層金属配線13−1はN+拡散層11−3とP+拡散層12
−3とに接続されコンタクト孔14−1を介して多結晶シ
リコン膜9−2の枝部に接続されている。第1層金属配
線13−1は多結晶シリコン膜9−2とのコンタクト部は
別として中心線Y−Yと平行に長方形状に配置されてい
る。同様に第1層金属配線13−2はN+拡散層11−4とP+
拡散層12−4とに接続されコンタクト孔14−2を介して
多結晶シリコン膜9−1の枝部に接続されている。第1
層金属配線13−2は多結晶シリコン膜9−1とのコンタ
クト部は別として中心線Y−Yと平行に長方形状に配置
されている。第1層金属配線13−1と13−2のそれぞれ
の長方形状部は中心線Y−Yに対し線対称に配置されて
いる。
第1層金属配線13−3はN+拡散層11−1と一部で接触
し図の下側のフィールド酸化膜上へ中心線Y−Yと平行
に延びる長方形状の金属膜である。同様に第1層金属配
線13−4はN+拡散層11−2と一部で接触し図の下側のフ
ィールド酸化膜上へ中心線と平行に延びる長方形状の金
属膜である。
第1層金属配線13−5はN+拡散層11−5の主要部を覆
って中心線Y−Yと直交する方向に延びる長方形状の金
属膜である。同様に第1層金属膜13−6はN+拡散層11−
6の主要部を覆って中心線Y−Yと直交する方向に延び
る長方形状の金属膜である。
第1層金属膜13−7はP+拡散層17−3と一部で接触し
図の下側のフィールド酸化膜上へ中心線Y−Yと平行に
延び電源線VDDに連結する金属膜である。同様に第1層
金属膜13−8はP+拡散層と一部で接触し図の下側のフィ
ールド酸化膜上へ中心線Y−Yと平行に延び電源線VDD
に連結する金属膜である。
電源線VDDは素子領域17−3,17−4の下側を中心線Y
−Yと直交する方向にのびる第1層金属配線である。
接地線VSS1は中心線Y−Yと平行に設けられ第1層金
属配線13−3とコンタクト孔15−1を介して接続される
アルミニウムなどの第2層金属配線である。同様に接地
線VSS2は中心線Y−Yと平行に設けられ第1層金属配線
13−4とコンタクト孔15−2を介して接続されるアルミ
ニウムなどの第2層金属配線である。
ディジット線Dj,▲▼は中心線Y−Yと平行に、
互いに線対称に配置されそれぞれ第1層金属配線13−5,
13−6とコンタクト孔15−3,15−4を介して接続される
アルミニウムなどの第2層金属配線である。
以上、メモリセルの構成について説明したが、Pウェ
ルおよびNウェルそれぞれへ所定の電圧を印加するため
の配線については図示および説明を省略した。又、拡散
層と第1層金属配線、多結晶シリコン膜と第1層金属配
線、第1層金属配線と第2層金属配線の間にはそれぞれ
絶縁膜が存在し、そのような絶縁膜にコンタクト孔10,1
4−1,14−2,および15−1から15−4が設けられてい
る。
このようなメモリセル上に層間絶縁膜を介して第3層
金属配線からなる信号線16が設けられている。この信号
線16はコンタクト孔14−1,14−2の近傍を迂回し蛇行し
てほぼ中心線Y−Y上に設けられている。このように迂
回する理由は段差部18を避けるためである。段差部18で
は多結晶シリコン膜9−1,9−2と第1層金属配線13−
1,13−2の2層分の段差が約1.5μmもあり、この部分
を第3層金属配線が横切ると配線切れが生じ易い。第1
層金属配線13−1と13−2を十分に離して配置すればこ
のような問題は生じないが高密度化に反し、採ることは
できない。
第3層金属配線(信号線16)の直下部とそれに近接し
て第2層金属配線が存在していないことも信号16の配線
切れを防ぐのに有効である。ディジット線Dj,▲▼
をそれぞれ多結晶シリコン膜9−1,9−2の幹部上に設
けた理由である。
信号線16は、先に図2を参照して行なった説明におい
て、メモリ51の上方を通って端子Dinおよび端子Doutの
一部と論理回路20とを結ぶ配線として言及したものに相
当する。
マクロ5内ではメモリ51のメモリセルアレイ部が素子
密度が最も高く、メモリ51の周辺回路部や選択回路部5
2,53では素子密度が低い。従ってメモリセルの上方に第
3層金属配線を設けることが可能であればマクロのどの
部分上でも配線を走らせることが可能である。
この実施例では、内部ゲート群2と入出力バッファ群
(3A,3Bの一部、および3Dの一部)とを接続する配線の
一部をマクロ5の上方に設けている。このことは、メモ
リセルの構成を工夫することにより可能となる。このよ
うにすれば更に有効面積率を向上させることができる。
このようにして、15mm×15mmの半導体チップ1に72k
ビットのCMOS SRAMおよび90kゲートを搭載することが
できた。ただし、内部ゲート群2は0.8μmルールのBiC
MOSゲートを含む全面敷き詰めゲートアレイである。
又、マクロを構成するメモリ51およびテスト回路(入力
選択回路52および出力選択回路53)の占有面積は約12.8
mm×5.0mmである。従来のやり方でこの面積に搭載でき
るCMOS SRAMはせいぜい50kビット程度である。内部ゲ
ート群の占有面積は約12.4mm×7.6mmである。
以上、一つのマクロがチップ1の一辺1Aに沿った入出
力バッファ群3Aと内部ゲート群2との間に配置されてい
る例について説明したが、他のマクロを内部ゲート群2
と入出力バッファ群3Cとの間に配置してもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、複合型ゲートアレイ方
式の半導体集積回路装置において、内部ゲート群の周辺
にマクロを配置し、内部ゲート群と入出力バッファ群の
接続点を内部ゲート群とマクロの境界に置くことによ
り、入出力バッファ群と内部ゲート群の接続のためだけ
の自動配線領域をなくし、半導体チップの有効面積率、
配線率及び有効使用ゲート数の向上が可能となる。
【図面の簡単な説明】
図1は本発明の一実施例を示す半導体チップの平面模式
図、図2は本発明の一実施例によって形成される半導体
集積回路の一例を示すブロック図、図3は図2のCMOS
SRAMのメモリセルアレイ部を示すブロック図、図4は図
3のメモリセルアレイ部のメモリセルの回路図、図5は
図4のメモリセルのデバイスレイアウトおよび配線パタ
ーンを示す略平面図である。 1…チップ、2…内部ゲート群、3A〜3D…入出力バッフ
ァ群、4…ボンディングパッド、5…マクロ、5A〜5C…
マクロの辺、7A〜7D…境界部、9−1,9−2…多結晶シ
リコン膜、10…コンタクト孔、11−1〜11−6…N+拡散
層、12−1〜12−4…P+拡散層、13−1〜13−8…第1
層金属配線、14−1〜14−2…コンタクト孔、16…信号
線(第3層金属配線)、20…論理回路、5−1…メモ
リ、52…入力選択回路、53…出力選択回路、A…バッフ
ァ増幅器、Dj,Dj…ディジット線、Din,Dout…端子、DTi
n,DTout…テスト用の端子、Mij…メモリセル、MN1〜MN4
…nMOSトランジスタ、MP1,MP2…pMOSトランジスタ、TM
…テストモード設定用の端子。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】四辺形の板状の半導体チップの一主面に、
    入出力バッファー群と、マクロと、内部ゲート群とが配
    置されたゲートアレイ半導体集積回路装置において、 前記入出力バッファー群は前記一主面の外周部に配置さ
    れ、 前記マクロは前記入出力バッファー群と前記内部ゲート
    群との間に、配線領域を設けずに、前記入出力バッファ
    ー群及び前記内部ゲート群と境界を接して配置され、 前記内部ゲート群と前記入出力バッファー群とを結ぶ信
    号線の一部は前記マクロの上を通過する通過配線として
    配線され、 前記マクロの入出力端子は内部ゲート群側に集められ前
    記内部ゲート群の入出力端子と接続されていることを特
    徴とするゲートアレイ半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】前記マクロは、少なくとも第1層配線と第
    2層配線とを使って内部の配線が行なわれ、前記通過配
    線は、前記第1層配線及び第2層配線より上層の第3層
    配線を用いて配線され、前記通過配線は、前記内部ゲー
    ト群と前記入出力バッファー群とを直線で接続せずに、
    前記マクロ内の第1層配線と第2層配線とのコンタクト
    部に生じる段差部を避け迂回して配線されていることを
    特徴とする請求項1記載のゲートアレイ半導体集積回路
    装置。
  3. 【請求項3】前記マクロは、CMOSSRAMであって、前記段
    差部は、SRAMセルを構成するインバータのPMOSチャンネ
    ルトランジスタのドレインとNMOSチャンネルトランジス
    タのドレインとを接続する第2層配線と、前記前記イン
    バータの出力をSRAMを構成する別のインバータのゲート
    に接続する第1層配線とのコンタクト部に生じる段差部
    であることを特徴とする請求項2記載のゲートアレイ半
    導体集積回路装置。
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