JP3106342B2 - 変調信号切換回路 - Google Patents
変調信号切換回路Info
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- JP3106342B2 JP3106342B2 JP07077180A JP7718095A JP3106342B2 JP 3106342 B2 JP3106342 B2 JP 3106342B2 JP 07077180 A JP07077180 A JP 07077180A JP 7718095 A JP7718095 A JP 7718095A JP 3106342 B2 JP3106342 B2 JP 3106342B2
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- modulation
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モード切換制御信号を
受けて、最大および最小レベルは一定であるが、変調速
度およびM値(即ち変調多値数)は一定条件を満たしつ
つ異なっている複数の変調信号を切換えて変調回路に送
出する変調信号切換回路に係り、特に回路規模の縮小に
好適なものに関する。
受けて、最大および最小レベルは一定であるが、変調速
度およびM値(即ち変調多値数)は一定条件を満たしつ
つ異なっている複数の変調信号を切換えて変調回路に送
出する変調信号切換回路に係り、特に回路規模の縮小に
好適なものに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、M値を2と4の間で切換える従
来の変調信号切換回路の回路構成を図6に示す。即ち、
送信データおよびクロックパルスが与えられるエンコー
ダ1は、上記送信データをエンコードして変調系列とし
てシフトレジスタ2に送ると共に上記クロックパルスを
用いて変調クロックパルスを得て、これを上記シフトレ
ジスタ2に与える。そして、シフトレジスタ2は送られ
てきた変調系列をシリアル・パラレル変換して、パラレ
ルデータを上記与えられた変調クロックパルスに同期し
て2値波形生成回路3および4値波形生成回路4に送出
する。モード切換制御信号またはこれをインバータ5で
反転した信号を受けて選択的に動作する4値波形生成回
路4または2値波形生成回路3のいずれかが、上記パラ
レルデータよりそのM値の変調信号を生成して出力し、
この変調信号が加算器6を経て出力される。
来の変調信号切換回路の回路構成を図6に示す。即ち、
送信データおよびクロックパルスが与えられるエンコー
ダ1は、上記送信データをエンコードして変調系列とし
てシフトレジスタ2に送ると共に上記クロックパルスを
用いて変調クロックパルスを得て、これを上記シフトレ
ジスタ2に与える。そして、シフトレジスタ2は送られ
てきた変調系列をシリアル・パラレル変換して、パラレ
ルデータを上記与えられた変調クロックパルスに同期し
て2値波形生成回路3および4値波形生成回路4に送出
する。モード切換制御信号またはこれをインバータ5で
反転した信号を受けて選択的に動作する4値波形生成回
路4または2値波形生成回路3のいずれかが、上記パラ
レルデータよりそのM値の変調信号を生成して出力し、
この変調信号が加算器6を経て出力される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
変調信号切換回路は、切換えるM値毎にその変調信号を
生成する波形生成回路を設け、更に、加算器をも必要と
するものであり、必然的に回路規模が大きなものとなっ
ていた。
変調信号切換回路は、切換えるM値毎にその変調信号を
生成する波形生成回路を設け、更に、加算器をも必要と
するものであり、必然的に回路規模が大きなものとなっ
ていた。
【0004】本発明は、上記の如き事情に鑑みてなされ
たもので、回路規模を縮小できる変調信号切換回路の提
供を目的とする。
たもので、回路規模を縮小できる変調信号切換回路の提
供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、1
つのモードが、最高変調速度の整数分の1つとなってい
る複数の変調速度と、複数のM値との組合わせの1つで
特定される多モードの変調回路を用いて、モード切換制
御信号を受けて、変調信号を切換えて送出する変調信号
切換回路を次のように構成した。即ち、与えられた送信
ディジタルデータ信号を、モード切換制御信号を受け
て、変調信号の最大および最小レベルに対応するコード
がそれぞれ一定に保たれる状態で、上記複数の変調速度
およびM値の中で、最も大きい変調速度とM値との組合
わせで特定されるモードの変調系列へエンコードするエ
ンコーダと、このエンコーダから出力される変調系列を
入力し、与えられた変調クロックパルスに同期して、上
記変調系列のデータをシリアル・パラレル変換して送出
するシフトレジスタと、このシフトレジスタから送られ
てくるデータを入力し、所定の帯域制限を施した変調信
号を生成する波形生成回路とを備える構成とした。
つのモードが、最高変調速度の整数分の1つとなってい
る複数の変調速度と、複数のM値との組合わせの1つで
特定される多モードの変調回路を用いて、モード切換制
御信号を受けて、変調信号を切換えて送出する変調信号
切換回路を次のように構成した。即ち、与えられた送信
ディジタルデータ信号を、モード切換制御信号を受け
て、変調信号の最大および最小レベルに対応するコード
がそれぞれ一定に保たれる状態で、上記複数の変調速度
およびM値の中で、最も大きい変調速度とM値との組合
わせで特定されるモードの変調系列へエンコードするエ
ンコーダと、このエンコーダから出力される変調系列を
入力し、与えられた変調クロックパルスに同期して、上
記変調系列のデータをシリアル・パラレル変換して送出
するシフトレジスタと、このシフトレジスタから送られ
てくるデータを入力し、所定の帯域制限を施した変調信
号を生成する波形生成回路とを備える構成とした。
【0006】請求項2の発明では、多モードの変調回路
を用いて、モード切換制御信号を受けて、この変調回路
に、予じめ設定されている複数のM値の中のいずれかの
M値に係る変調信号を送出する変調信号切換回路を以下
のように構成した。即ち、与えられた送信ディジタルデ
ータ信号を、変調信号の最大および最小レベルに対する
コードがそれぞれ一定に保たれる状態で、上記複数のM
値の中で最も大きいM値の変調系列へエンコードするエ
ンコーダと、このエンコーダから出力される変調系列を
入力し、与えられた変調クロックパルスに同期して、上
記変調系列のデータをシリアル・パラレル変換して送出
するシフトレジスタと、このシフトレジスタから送られ
てくるデータを入力し、所定の帯域制限を施した変調信
号を生成する波形生成回路とを備える構成とした。
を用いて、モード切換制御信号を受けて、この変調回路
に、予じめ設定されている複数のM値の中のいずれかの
M値に係る変調信号を送出する変調信号切換回路を以下
のように構成した。即ち、与えられた送信ディジタルデ
ータ信号を、変調信号の最大および最小レベルに対する
コードがそれぞれ一定に保たれる状態で、上記複数のM
値の中で最も大きいM値の変調系列へエンコードするエ
ンコーダと、このエンコーダから出力される変調系列を
入力し、与えられた変調クロックパルスに同期して、上
記変調系列のデータをシリアル・パラレル変換して送出
するシフトレジスタと、このシフトレジスタから送られ
てくるデータを入力し、所定の帯域制限を施した変調信
号を生成する波形生成回路とを備える構成とした。
【0007】
【作用】請求項1および2のいずれの発明においても、
主要的作用は、以下のようになる。エンコーダは、指定
されたM値が、予じめ定められているM値の中の最大の
ものであるときは、送信ディジタルデータ信号を、その
M値の変調信号の各レベルを示すコードを利用してエン
コードし、他方、指定されたM値が、上記最大M値以外
のものであるときは、そのM値の変調信号の最大および
最小レベルを示すコードを、それぞれ上記最大M値の変
調信号の最大および最小レベルのコードと一致させ、そ
のM値の変調信号の最大および最小以外のレベルを示す
コードは、レベルに応じて上記最大M値の変調信号の最
大および最小以外のレベルを示すコードに変換してエン
コードする。このようにして、エンコーダでエンコード
された送信ディジタルデータは、シフトレジスタで、M
値にかかわらず、常に最大M値の変調信号の各レベルを
表示するのに必要なビット数のパラレルデータに変換さ
れて波形生成回路に与えられる。そして波形生成回路
は、送られてきたパラレルデータに基づいて、最大M値
の変調信号の各レベルに係る波形を選択的に生成して出
力する。
主要的作用は、以下のようになる。エンコーダは、指定
されたM値が、予じめ定められているM値の中の最大の
ものであるときは、送信ディジタルデータ信号を、その
M値の変調信号の各レベルを示すコードを利用してエン
コードし、他方、指定されたM値が、上記最大M値以外
のものであるときは、そのM値の変調信号の最大および
最小レベルを示すコードを、それぞれ上記最大M値の変
調信号の最大および最小レベルのコードと一致させ、そ
のM値の変調信号の最大および最小以外のレベルを示す
コードは、レベルに応じて上記最大M値の変調信号の最
大および最小以外のレベルを示すコードに変換してエン
コードする。このようにして、エンコーダでエンコード
された送信ディジタルデータは、シフトレジスタで、M
値にかかわらず、常に最大M値の変調信号の各レベルを
表示するのに必要なビット数のパラレルデータに変換さ
れて波形生成回路に与えられる。そして波形生成回路
は、送られてきたパラレルデータに基づいて、最大M値
の変調信号の各レベルに係る波形を選択的に生成して出
力する。
【0008】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づき本発明を具
体的に説明する。図1は、上記実施例、即ちM値を2と
4との間で、また変調速度をRと2Rの間で切換えて変
調信号を送出する変調信号切換回路の回路構成を示すも
のである。
体的に説明する。図1は、上記実施例、即ちM値を2と
4との間で、また変調速度をRと2Rの間で切換えて変
調信号を送出する変調信号切換回路の回路構成を示すも
のである。
【0009】エンコーダ10は、後述の構成となってお
り、データ(ディジタルデータ信号)および周波数が2
Rのクロックパルスが与えられ、モード切換制御信号に
より指定されたモード(即ちM値および変調速度の組合
わせで定められるモード)に応じて、上記データをエン
コードして、得られた変調系列を、順次、シフトレジス
タ11に送出すると共に、上記クロックパルスを利用し
て変調クロックパルスを得て、これをシフトレジスタ1
1に送出する回路である。シフトレジスタ11は、送ら
れてきた変調系列をパラレルデータ(最大M値である4
値の変調信号の各レベルを表わすに必要な2ビットのパ
ラレルデータ)に変換し、これを上記変調クロックに同
期して波形生成回路12に与える回路である。また波形
生成回路12はシフトレジスタ11からのパラレルデー
タに対応したレベルの波形(上記4値の変調信号の各レ
ベルのいずれかの波形となっている)を送出する回路で
ある。
り、データ(ディジタルデータ信号)および周波数が2
Rのクロックパルスが与えられ、モード切換制御信号に
より指定されたモード(即ちM値および変調速度の組合
わせで定められるモード)に応じて、上記データをエン
コードして、得られた変調系列を、順次、シフトレジス
タ11に送出すると共に、上記クロックパルスを利用し
て変調クロックパルスを得て、これをシフトレジスタ1
1に送出する回路である。シフトレジスタ11は、送ら
れてきた変調系列をパラレルデータ(最大M値である4
値の変調信号の各レベルを表わすに必要な2ビットのパ
ラレルデータ)に変換し、これを上記変調クロックに同
期して波形生成回路12に与える回路である。また波形
生成回路12はシフトレジスタ11からのパラレルデー
タに対応したレベルの波形(上記4値の変調信号の各レ
ベルのいずれかの波形となっている)を送出する回路で
ある。
【0010】図2は、上記エンコーダ10の構成を詳細
に示すものである。このエンコーダ10において、グレ
イコード化部15は、送られてくるデータ(ディジタル
データ信号)を、順次、2ビット単位で取込み、取込ん
だ2ビットを2ビット(即ち2桁)のグレイコードに変
換し、この2ビットのグレイコードを、シリアルデータ
として切換器17に送出していく回路である。最大レベ
ルマッピング部16は、送られてくるデータを、順次、
1ビットずつ取込み、図4に示すような最大レベルマッ
ピング処理を施して、その取込んだ1ビットのデータを
2ビットのデータに変換し、この2ビットのデータをシ
リアルデータとして切換器17に送出していく回路であ
る。上記最大レベルマッピング処理では、取込んだ1ビ
ットのデータが1のときは、これを上記2ビットのグレ
イコードの10(即ち最大M値である4値の変調信号の
最大レベルを表わすコード)に変換し、他方、取込んだ
1ビットのデータが0のときは、これを上記2ビットの
グレイコードの00(即ち最大M値である4値の変調信
号の最小レベルを表わすコード)に変換する。
に示すものである。このエンコーダ10において、グレ
イコード化部15は、送られてくるデータ(ディジタル
データ信号)を、順次、2ビット単位で取込み、取込ん
だ2ビットを2ビット(即ち2桁)のグレイコードに変
換し、この2ビットのグレイコードを、シリアルデータ
として切換器17に送出していく回路である。最大レベ
ルマッピング部16は、送られてくるデータを、順次、
1ビットずつ取込み、図4に示すような最大レベルマッ
ピング処理を施して、その取込んだ1ビットのデータを
2ビットのデータに変換し、この2ビットのデータをシ
リアルデータとして切換器17に送出していく回路であ
る。上記最大レベルマッピング処理では、取込んだ1ビ
ットのデータが1のときは、これを上記2ビットのグレ
イコードの10(即ち最大M値である4値の変調信号の
最大レベルを表わすコード)に変換し、他方、取込んだ
1ビットのデータが0のときは、これを上記2ビットの
グレイコードの00(即ち最大M値である4値の変調信
号の最小レベルを表わすコード)に変換する。
【0011】切換器17は、モード切換制御信号により
指定されたM値が、4であるときには、グレイコード化
部15からの上記2ビット単位のシリアルデータを取込
んで、これを前記シフトレジスタ11に送出し、他方、
上記指定されたM値が2であるときには、最大レベルマ
ッピング部16からの上記2ビット単位のシリアルデー
タを取込んで、これを上記シフトレジスタ11に送出す
る回路部である。
指定されたM値が、4であるときには、グレイコード化
部15からの上記2ビット単位のシリアルデータを取込
んで、これを前記シフトレジスタ11に送出し、他方、
上記指定されたM値が2であるときには、最大レベルマ
ッピング部16からの上記2ビット単位のシリアルデー
タを取込んで、これを上記シフトレジスタ11に送出す
る回路部である。
【0012】1/2分周器18は、送られてきた前記ク
ロックパルス(前記のように周波数は2Rとなってい
る)を1/2に分周して周波数がRであるパルスを得
て、これを送出する回路である。切換器19は、周波数
が2Rである上記クロックパルスと、1/2分周器18
から送られてきた周波数がRであるパルスとのいずれか
を、モード切換制御信号により選択的に取込んで、これ
を変調クロックパルスとしてシフトレジスタ11に送出
する回路部である。
ロックパルス(前記のように周波数は2Rとなってい
る)を1/2に分周して周波数がRであるパルスを得
て、これを送出する回路である。切換器19は、周波数
が2Rである上記クロックパルスと、1/2分周器18
から送られてきた周波数がRであるパルスとのいずれか
を、モード切換制御信号により選択的に取込んで、これ
を変調クロックパルスとしてシフトレジスタ11に送出
する回路部である。
【0013】上記のように構成された本実施例では、モ
ード切換制御信号により、M値として4、変調速度とし
て2Rがそれぞれ選択されているときには(即ち、最大
M値および最大変調速度が選択されているときには)、
切換器17からはグレイコード化部15からのシリアル
データがシフトレジスタ11に送られ、切換器19から
は周波数が2Rの変調クロックがシフトレジスタ11に
送られる。そしてシフトレジスタ11は、上記変調クロ
ックに同期して、2ビットのグレイコード(即ち4値の
グレイコード)をパラレルデータとして波形生成回路1
2に送り、波形生成回路12は、これらのパラレルデー
タに基づき、アイパターンが図3の(d)に示すような
ものとなる変調信号を出力する。
ード切換制御信号により、M値として4、変調速度とし
て2Rがそれぞれ選択されているときには(即ち、最大
M値および最大変調速度が選択されているときには)、
切換器17からはグレイコード化部15からのシリアル
データがシフトレジスタ11に送られ、切換器19から
は周波数が2Rの変調クロックがシフトレジスタ11に
送られる。そしてシフトレジスタ11は、上記変調クロ
ックに同期して、2ビットのグレイコード(即ち4値の
グレイコード)をパラレルデータとして波形生成回路1
2に送り、波形生成回路12は、これらのパラレルデー
タに基づき、アイパターンが図3の(d)に示すような
ものとなる変調信号を出力する。
【0014】また、M値として2、変調速度としてRが
それぞれ選択されているときには、切換器17からは、
最大レベルマッピング部16からのシリアルデータが送
出され、切換器19からは1/2分周器18からのパル
スが変調クロックとして送出される。これにより、シフ
トレジスタ11からは、上記2ビットのグレイコードの
うちの10と00だけの2通りのパラレルデータが選択
的に波形生成回路12へ送出され、波形生成回路12
は、これを受けて、アイパターンが図3の(a)に示す
ようなものとなる変調信号を出力する。
それぞれ選択されているときには、切換器17からは、
最大レベルマッピング部16からのシリアルデータが送
出され、切換器19からは1/2分周器18からのパル
スが変調クロックとして送出される。これにより、シフ
トレジスタ11からは、上記2ビットのグレイコードの
うちの10と00だけの2通りのパラレルデータが選択
的に波形生成回路12へ送出され、波形生成回路12
は、これを受けて、アイパターンが図3の(a)に示す
ようなものとなる変調信号を出力する。
【0015】またM値として2、変調速度として2Rが
選択されているときは、上記と同様にして、最大レベル
マッピング部16からのシリアルデータおよび周波数が
2Rの変調クロックパルスがシフトレジスタ11に送ら
れてきて、これにより波形生成回路12からは、アイパ
ターンが図3の(b)に示すようなものとなる変調信号
が出力される。
選択されているときは、上記と同様にして、最大レベル
マッピング部16からのシリアルデータおよび周波数が
2Rの変調クロックパルスがシフトレジスタ11に送ら
れてきて、これにより波形生成回路12からは、アイパ
ターンが図3の(b)に示すようなものとなる変調信号
が出力される。
【0016】更に、M値として4、変調速度としてRが
選択されているときは、シフトレジスタ11にはグレイ
コード化部15からのシリアルデータと1/2分周器1
8からの変調クロック(周波数がRとなっているクロッ
ク)とが送られてきて、波形生成回路12からは、アイ
パターンが図3の(c)に示すようなものとなる変調信
号が送出される。
選択されているときは、シフトレジスタ11にはグレイ
コード化部15からのシリアルデータと1/2分周器1
8からの変調クロック(周波数がRとなっているクロッ
ク)とが送られてきて、波形生成回路12からは、アイ
パターンが図3の(c)に示すようなものとなる変調信
号が送出される。
【0017】また、上記変調速度Rを例えば1600
〔Hz〕としたときには、上記実施例におけるM値および
変調速度の切換えにより、図5に示すように4通りの伝
送速度が得られる。
〔Hz〕としたときには、上記実施例におけるM値および
変調速度の切換えにより、図5に示すように4通りの伝
送速度が得られる。
【0018】本発明は、上記実施例に限定されるもので
はなく、本発明を逸脱しない範囲内で種々応用変形が可
能であり、例えば、M値を16,8,4および2の間で
切換えられるようにして、シフトレジスタ11から波形
生成回路12へ送られるパラレルデータとしては、4ビ
ットのグレイコード(M値が16のときの変調信号の各
レベルを表わすことができるコード)を利用するように
してもよいことは勿論である。
はなく、本発明を逸脱しない範囲内で種々応用変形が可
能であり、例えば、M値を16,8,4および2の間で
切換えられるようにして、シフトレジスタ11から波形
生成回路12へ送られるパラレルデータとしては、4ビ
ットのグレイコード(M値が16のときの変調信号の各
レベルを表わすことができるコード)を利用するように
してもよいことは勿論である。
【0019】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
切換えるM値毎に、その変調信号を生成する波形生成回
路を設ける必要がなく、且つ加算器も必要がなく、延い
ては、回路規模を縮小できる変調信号切換回路の提供を
可能とする。
切換えるM値毎に、その変調信号を生成する波形生成回
路を設ける必要がなく、且つ加算器も必要がなく、延い
ては、回路規模を縮小できる変調信号切換回路の提供を
可能とする。
【図1】本発明の一実施例の回路構成を示す図である。
【図2】図1におけるエンコーダの構成を示す図であ
る。
る。
【図3】波形生成回路から出力される変調信号のアイパ
ターンを示す図である。
ターンを示す図である。
【図4】図1の最大レベルマッピング部における最大レ
ベルマップを説明するための図である。
ベルマップを説明するための図である。
【図5】上記実施例でのM値等の切換えによる伝送速度
の変化を示す図である。
の変化を示す図である。
【図6】従来例を示す図である。
1 エンコーダ 2 シフトレジスタ 3 2値波形生成回路 4 4値波形生成回路 5 インバータ 6 加算器 10 エンコーダ 11 シフトレジスタ 12 波形生成回路 15 グレイコード化部 16 最大レベルマッピング部 17 切換器 18 1/2分周器 19 切換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 27/36 H04B 1/04 H04L 27/20
Claims (2)
- 【請求項1】 1つのモードが、最高変調速度の整数分
の1つとなっている複数の変調速度と、複数のM値との
組合わせの1つで特定される多モードの変調回路を用い
て、モード切換制御信号を受けて、変調信号を切換えて
送出する変調信号切換回路において、 与えられた送信ディジタルデータ信号を、モード切換制
御信号を受けて、変調信号の最大および最小レベルに対
応するコードがそれぞれ一定に保たれる状態で、上記複
数の変調速度およびM値の中で、最も大きい変調速度と
M値との組合わせで特定されるモードの変調系列へエン
コードするエンコーダと、 このエンコーダから出力される変調系列を入力し、与え
られた変調クロックパルスに同期して、上記変調系列の
データをシリアル・パラレル変換して送出するシフトレ
ジスタと、 このシフトレジスタから送られてくるデータを入力し、
所定の帯域制限を施した変調信号を生成する波形生成回
路とを備えることを特徴とする変調信号切換回路。 - 【請求項2】 多モードの変調回路を用いて、モード切
換制御信号を受けて、この変調回路に、予じめ設定され
ている複数のM値の中のいずれかのM値に係る変調信号
を、送出する変調信号切換回路において、 与えられた送信ディジタルデータ信号を、変調信号の最
大および最小レベルに対するコードがそれぞれ一定に保
たれる状態で、上記複数のM値の中で最も大きいM値の
変調系列へエンコードするエンコーダと、 このエンコーダから出力される変調系列を入力し、与え
られた変調クロックパルスに同期して、上記変調系列の
データをシリアル・パラレル変換して送出するシフトレ
ジスタと、 このシフトレジスタから送られてくるデータを入力し、
所定の帯域制限を施した変調信号を生成する波形生成回
路とを備えることを特徴とする変調信号切換回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07077180A JP3106342B2 (ja) | 1995-03-08 | 1995-03-08 | 変調信号切換回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07077180A JP3106342B2 (ja) | 1995-03-08 | 1995-03-08 | 変調信号切換回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08251247A JPH08251247A (ja) | 1996-09-27 |
JP3106342B2 true JP3106342B2 (ja) | 2000-11-06 |
Family
ID=13626616
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07077180A Expired - Fee Related JP3106342B2 (ja) | 1995-03-08 | 1995-03-08 | 変調信号切換回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3106342B2 (ja) |
-
1995
- 1995-03-08 JP JP07077180A patent/JP3106342B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08251247A (ja) | 1996-09-27 |
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