JP3106319U - 保護カバー - Google Patents

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Abstract

【課題】安価に製造できて使い捨てが可能な保護カバーを提供する。
【解決手段】眼鏡または目を覆うように顔に取付けられる保護カバー1において、眼鏡または目を覆うカバー本体2と、カバー本体2を顔に固定する固定手段3を有し、カバー本体2は、樹脂製で薄膜状に形成され、真空成形によって成形シートから複数個のカバー本体2を打ち抜くようにする。これによってカバー本体2の安価かつ大量に生産できる。
【選択図】図1

Description

本考案は、例えば、建物等の壁面や天井を塗装する場合等に、眼鏡に塗料等が付着しないように、または目に塗料が入らないように、眼鏡または目を覆う保護カバーに関するものである。
従来、眼鏡または目を保護する保護カバーとして、対の袋状カバーを連結部材で連結し、袋状カバーを眼鏡のレンズに直接取り付けるために、各袋状カバー内に弾性変形によってレンズを挟持する弾性部材を設けたものがある(例えば、実開平7−14425号公報参照)。
この保護カバーは、袋状カバーの表面材、内面材に布、樹脂等を用い、内面材と表面材の間に硬質の当板を介装し、当板と表面材との間に鋼板製の弾性部材を装着したものであり、種々の材料、多数の部品で構成されている。
従来の保護カバーでは、種々の材料、多数の部品で構成され、構造も複雑であったため、加工、組み立てに手間がかかって製造コストが高くなっていた。
また、例えば、建物等の塗装を行う場合には、塗料が眼鏡に付着しないように、または目に塗料が入らないように、保護カバーを顔に取り付ける場合が多いが、塗装作業等の終了時には、保護カバーに多量の塗料が付着し、次の作業に使用できないことが多いため、できるだけ安価で使い捨てが可能なものが望まれている。
そこで、本考案は、安価に製造できて使い捨てが可能な保護カバーを提供することを目的とする。
本考案は、上記目的を達成するために以下の技術的手段を講じた。
すなわち、眼鏡または目を覆うように顔に取付けられる保護カバー1において、眼鏡または目を覆うカバー本体2と、カバー本体2を顔に固定する固定手段3を有し、前記カバー本体2は、透明の樹脂製で薄膜状に形成されていることを特徴とする。
これによれば、カバー本体2を透明の樹脂製で薄膜状に形成することで、カバー本体2を安価なものにできる。カバー本体2の製造は、例えば、真空成形によって成形シートから複数個のカバー本体2を打ち抜くようにすることが望ましい。これによってカバー本体2の安価かつ大量に生産できるからである。また、この保護カバー1は、カバー本体2と固定手段3の2つの要素(部品)によって構成されているので、部品点数が少なく、これによっても保護カバー1を安価なものとして使い捨てに適したものにできる。
また、前記固定手段3は、カバー本体2の左右両側に設けられた環状の弾性体9であることを特徴とする。
これによれば、環状の弾性体9を耳に掛けることによって、カバー本体2を顔に固定することができる。この弾性体9には、例えば輪ゴム等の安価なものを用いることができ、これによって保護カバー1を安価に製造することができる。
また、前記カバー本体2は眼鏡または目の正面側を覆う正面カバー部4と、眼鏡または目の側方を覆う側面カバー部5とを備え、前記カバー本体2の側面カバー部5には、カバー本体2内に空気を流通させる空気流通孔11が設けられていることを特徴とする。
これによれば、この空気流通孔11を介してカバー本体2内に外気を導入して流通させることができ、カバー本体2の内側と外側の温度差を小さくしてカバー本体2が曇らないようにすることができる。
また、前記側面カバー部5の後端部は外方に折り返し状とされており、この折り返し部分が顔への接触部6とされ、この接触部6は平端面状または曲面状に形成されていることを特徴とする。
これによれば、接触部6が顔にくいこまないようにすることができる。
また、前記側面カバー部5は正面カバー部4から離れるにつれて末広がりとなるテーパ状に形成されていることを特徴とする。
これによれば、複数のカバー本体2を重ねることができ、保管等が容易になる。
また、正面カバー部4のほぼ全面に少なくとも1枚の透明のフィルム10が貼り付けられていることを特徴とする。
これによれば、正面カバー部4のフィルム10が汚れた場合等に、このフィルム10を剥がすことによって、保護カバー1を再度使用することができる。
本考案によれば、安価に製造できて使い捨ても可能になる。
以下、本考案の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
本考案に係る保護カバー1は、例えば建物内で壁面や天井等の塗装作業を行う場合に、眼鏡に塗料が付着しないように、または目に塗料が入らないようにするために、眼鏡または目を覆うように顔に取り付けられるものである。
図1乃至図4の第1実施形態において、保護カバー1は、眼鏡または目を覆うカバー本体2と、カバー本体2を顔に固定する固定手段3を有している。このカバー本体2は、例えば真空成形によって成形シートから打ち抜かれた成形品であり、真空成形によって安価に大量生産ができるようになっている。
カバー本体2は、透明の樹脂製で薄膜状に形成されている。カバー本体2の膜厚は1mm未満とすることが望ましく、このようにカバー本体2を薄膜状に形成することによって、カバー本体2の成型に必要な樹脂量を極力少なくすることができ、これによってカバー本体2の製造コストを低減している。また、カバー本体2を薄膜状に形成することでカバー本体2を軽量化でき、これによって顔にカバー本体2を取り付けても負担がかからないようになっている。
カバー本体2は、眼鏡または目の正面側を覆う正面カバー部4と、眼鏡または目の側方を覆う側面カバー部5とを有している。正面カバー部4と側面カバー部5は前述した真空成形によって一体的に成形されている。
正面カバー部4は、前方にやや突出した曲面状に形成されており、顔に取り付けたときに前方がよく見えるようになっている。また、正面カバー部4は、正面からみてほぼ瓢箪状とされており、眼鏡の対のレンズを覆うような面積を有している。
側面カバー部5は、正面カバー部4の周縁に後方突出状に設けられており、正面カバー部4から離れるにつれて末広がり(後方拡開状)となるテーパ形状となっている。図3に示すように、側面カバー部5のテーパの角度θは、8°〜10°程度が望ましい。このように、側面カバー部5をテーパ形状とすることによって、複数枚のカバー本体2を簡単に重ねることができ、しかもカバー本体2同士を近接させて重ねることができるので、カバー本体2を保管する場合の保管スペースを極力小さくすることができる。また、複数の保護カバー1を重ねてセット販売するときにも、その大きさが嵩張らないようにすることができ、非常に有用なものになっている。
側面カバー部5の後端部は外方に折り返し状に形成されており、これによって、側面カバー部5の後端部につば部6aが全周にわたって形成されている。このつば部6aは、カバー本体2を顔に取り付けたときに顔に接触する接触部6となっている。
このように、カバー本体2を顔に装着すると接触部6の裏面が顔と面接触することになり、接触部6が顔にくい込まないようになっている。なお、接触部6の裏面は、平坦面状に限らず、例えば後方にやや突出した曲面形状にすることもできる。
側面カバー部5の上側の後端部は、カバー本体2を顔に取り付けたときに額に接触するようになっており、額の曲面形状に適合するように、平面視で前方に向かって凹となる曲線状に形成されている。
他方、側面カバー部5の下側は、カバー本体2を顔に取り付けたときに鼻とその近傍の顔面に接触するようになっている。側面カバー部5の下部の左右方向中央には、鼻の形状に適合するように、前方および上方に凹んだ凹部7が形成されている。
上述のように、側面カバー部5の後端部は、額、鼻等の顔の形状に係合するように形成されており、保護カバー1を顔に取り付けたときには、側面カバー部5の接触部6が顔に密着し、カバー本体2が眼鏡のレンズの周囲または目のまわりを完全に覆うことになる。
側面カバー部5の左右方向両側には、固定手段3を取り付けるための左右対の取付孔8が設けられている。
固定手段3は、図1乃至図4に示すように、環状の弾性体9(例えば輪ゴム等)を備えており、この環状の弾性体9は対とされており、各弾性体9は、前記側面カバー部5の対の取付孔8のそれぞれに挿通されてカバー本体2に取付られている。このように環状の弾性体9をカバー本体2の左右両側に設けることによって、弾性体9を両耳にかけてカバー本体2を顔に固定することができるようになっている。この弾性体9は伸縮自在であるので、使用者の顔(頭)の大きさに応じて伸張させて耳に掛けることができる。
上述したように、保護カバー1は、カバー本体2と固定手段3によって構成されており、部品数が非常に少ないため、安価に製造することができる。しかも、真空成形によって成形シートから複数の薄膜製のカバー本体2を大量に生産することができるため、保護カバー1を非常に安価に製造して、保護カバー1を使い捨てに適したものにできるのである。
図5の第2実施形態において、カバー本体2の正面カバー部4には、そのほぼ全面に透明で薄膜製の少なくとも1枚のフィルム10が貼り付けられている。このフィルム10は、正面カバー部4から手で簡単に剥がせる程度の粘着力で正面カバー部4に貼り付けられている。
このように、正面カバー部4のほぼ全面にフィルム10を貼り付けることによって、例えば塗装作業に保護カバー1を使用した場合、塗料は正面カバー部4のフィルム10に付着することになる。このとき、フィルム10を剥がすことによって、正面カバー部4には塗料が付着していない新たな面が露出し、保護カバー1を再び使用することができるようになる。なお、このフィルム10を複数枚重ねて正面カバー部4に貼り付けておけば、フィルム10の枚数に応じて保護カバー1を複数回使用することができるようになり、非常に便利である。
また、カバー本体2の側面カバー部5には、カバー本体2内に空気を流通させるための空気流通孔11が形成されている。図5に示すようにカバー本体2には、2つの空気流通孔11が形成されている。各空気流通孔11は、カバー本体2の側面カバー部5の左右両側に離間されて内外貫通状に形成されており、外気がカバー本体2内で左右に流通できるようになっている。なお、この空気流通孔11の数は2に限らず、カバー本体2には、少なくとも1つ(1つ以上)の空気流通孔11が形成されていればよい。
保護カバー1の使用時には、作業者の体温によってカバー本体2内が温められ、カバー本体2の内側と外側の温度差が大きくなった場合に、カバー本体2が曇ることがある。上述のように、空気流通孔11を介してカバー本体2内に外気を流通させるようにすれば、カバー本体2の内側と外側の温度差を極力小さくすることができ、カバー本体2の曇り等を防止することができる。なお、前記空気流通孔11は、カバー本体2の左右両側に限らず、側面カバー部5の上下の部分に形成してもよい。
なお、その他の構成は、第1実施形態と同様の構成であり、共通する部分には、共通の符号を付している。
本考案は上記の実施形態に限らず、種々の変更・変形が可能である。
上記の実施形態では、固定手段3として環状の弾性体9をカバー本体2の取付孔8に取り付けていたが、これに限らず、弾性体9にクリップ等を設けてカバー本体2に対して着脱自在な構成としてもよい。このようにすることで、使えなくなったカバー本体2を捨て、固定手段3を新たなカバー本体2に取り付けるというように、固定手段3の再利用が可能となる。
また、固定手段3は、一本の弾性バンドの各端部をカバー本体2の左右両側に取り付け、頭の後にこの弾性バンドをまわして頭に取り付けるような構成にしたり、眼鏡のテンプルと同様なものをカバー本体2に一体的に形成してもよい。
カバー本体2は真空成形以外の他の種々の樹脂成形方法で成形することができる。
カバー本体2、フィルム10は、無色透明のみならず、有色透明のものを用いてもよい。カバー本体2の後部の接触部6にスポンジ、弾性部材等の緩衝性の高い部材を設けて、保護カバー1の使用中にカバー本体2に加わった衝撃が顔に伝達されないようにすることもできる。
また、カバー本体2に正面カバー部4、側面カバー部5を形成せずに、カバー本体2全体を曲面形状(椀状)としてもよい。
本考案の第1実施形態を示す保護カバーの斜視図である。 保護カバーの正面図である。 保護カバーの平面図である。 保護カバーの側面図である。 本考案の第2実施形態を示す保護カバーの斜視図である。
符号の説明
1 保護カバー
2 カバー本体
3 固定手段
4 正面カバー部
5 側面カバー部
6 接触部
9 弾性体
10 フィルム
11 空気流通孔

Claims (6)

  1. 眼鏡または目を覆うように顔に取付けられる保護カバー(1)において、
    眼鏡または目を覆うカバー本体(2)と、カバー本体(2)を顔に固定する固定手段(3)を有し、前記カバー本体(2)は、透明の樹脂製で薄膜状に形成されていることを特徴とする保護カバー。
  2. 前記固定手段(3)は、カバー本体(2)の左右両側に設けられた環状の弾性体(9)であることを特徴とする請求項1に記載の保護カバー。
  3. 前記カバー本体(2)は眼鏡または目の正面側を覆う正面カバー部(4)と、眼鏡または目の側方を覆う側面カバー部(5)とを備え、前記カバー本体(2)の側面カバー部(5)にはカバー本体(2)内に空気を流通させる空気流通孔(11)が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の保護カバー。
  4. 前記側面カバー部(5)の後端部は外方に折り返し状とされており、この折り返し部分が顔への接触部(6)とされ、この接触部(6)は平坦面状または曲面状に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の保護カバー。
  5. 前記側面カバー部(5)は正面カバー部(4)から離れるにつれて末広がりとなるテーパ状に形成されていることを特徴とする請求項3または4に記載の保護カバー。
  6. 前記正面カバー部(4)のほぼ全面に少なくとも1枚の透明のフィルム(10)が貼り付けられていることを特徴とする請求項3から5のいずれかに記載の保護カバー。
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