JP3105956B2 - ホットランナ−交換装置 - Google Patents
ホットランナ−交換装置Info
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Description
て用いられるホットランナ−を容易に交換するための装
置に関する。
のホットランナ−としては、特公昭61−10287号
公報および特公平2−49621号公報に開示されたも
のがある。これらの発明は、熱膨張などの吸収対策、ノ
ズル位置の修正対策、樹脂漏れ熱応力の発生に伴う危険
防止、ホットランナ−側ノズル部における開弁からの漏
れ対策などを目的として出願された。これらはいずれ
も、一つの竪型射出成形機が限定された製品のみを製造
することを自明のこととしている。
多様化するなかで、大型のプラスチック成形品の分野で
も一段と高い生産効率が求められてきており、多品種、
少量生産によりニーズに応える必要がでてきている。従
って、ホットランナ−を用いる竪型射出成形機において
も迅速な色替え、樹脂替えが求められている。ところが
従来は、ホットランナ−内に残った旧樹脂を瞬時に排除
すると言う技術は特別には必要とされなかった。また、
ホットランナ−の構造上、ホットランナ−内に残った旧
樹脂を瞬時に排除することは非常に困難であると決めつ
けていた。更にホットランナ−の取り付け、組み付け構
造は複雑にならざるを得ない。従ってホットランナ−を
頻繁に取り外すことを前提とした構造をとっていなかっ
たと言う問題点があった。
み、ホットランナ−を用いた構造であっても、色替え、
樹脂替えを迅速に短時間で行うことにより、時間の損失
を極めて小さくし、生産性の向上に役立つ装置を提供す
ることを目的とする。
目的は前記特許請求の範囲に記載した手段によって達成
される。
方向に開閉する型締装置と、加熱筒の先端ノズルが水平
方向を向く射出装置と、該射出装置から前記型締装置へ
溶融樹脂を送る通路となるホットランナ−とを備える竪
型射出成形機において、ホットランナ−を垂直方向に移
動する手段と、垂直方向に移動したホットランナ−をそ
の軸方向に移動する手段とを設けるホットランナ−交換
装置である。
に開閉する型締装置と、加熱筒の先端ノズルが水平方向
を向く射出装置と、該射出装置から前記型締装置へ溶融
樹脂を送る通路となるホットランナーとを備える竪型射
出成形機いおいて、ホットランナーの射出装置側にホッ
トランナーがその軸方向移動できるように、開閉自在な
構造にしたノズルタッチ部の位置決め・保持装置を固定
ダイプレートに係着して設けるとともに、ホットランナ
ーをその軸方向に押引する手段を設けるホットランナー
交換装置である。
を垂直方向に移動する手段がホットランナーの一端を保
持し位置決めする位置決めシリンダとホットランナーの
他端を保持しホットランナーのノズルを金型に押付ける
押付けシリンダであり、垂直に移動したホットランナー
をその軸方向に移動する手段が押引ブロックと、一端を
ホットランナーに回動自在に係着し、他端を押引ブロッ
クに引っ掛けるフックと、押引ブロックをホットランナ
ーの軸方向に運搬する動力機構とを設ける請求項1記載
のホットランナー交換装置である。
ットランナ−交換装置の側面図であり、図面の大きさの
関係で分割したものである。すなわち図1の右側と図2
の左側とはつながっている。また、図3および図4は、
図1および図2に示すホットランナ−交換装置の平面図
である。図1と図2との関係と同様に図3の右側と図4
の左側とはつながっている。図5は射出装置側から見た
ホットランナ−交換装置の側面図である。
ランナ−交換装置の側面図である。また、図7は、図6
に示すホットランナ−交換装置の平面図である。図8は
射出装置側から見たホットランナ−交換装置の側面図で
ある。以下、本発明の作用を実施例に基づいて説明す
る。
発明について説明する。101は固定ダイプレート、1
02は固定ダイプレート101に形成された溝、103
は前記溝102上所定の位置に配置されたホットランナ
ー、104は前記ホットランナー103の一端に取設さ
れたノズル、105はホットランナー支持部材、106
はフックで前記ホットランナー103の一端に回動自在
にピン107により取設される。
で、スプロケット(1)109、スプロケット(2)1
10を有してこれをローラチェン111により連動して
いる。押引装置108の駆動はスプロケット(2)11
0に接続された正転、逆転可能な電動機112によって
行われる。
もって押引ブロック(1)113と押引ブロック(2)
114とが取設されており、図1においてスプロケット
(2)110を反時計回りに回転させることにより、ま
ず押引ブロック(1)113がフック106の先端部に
係合した状態で左側に移動し、それに伴ってをホットラ
ンナー支持部材105に載置されたホットランナー10
3がローラ123上を左側に移動する。
(2)110部を通過するとフック106と押引ブロッ
ク(1)113との係合が解除されるが、引き続きスプ
ロケット(2)110を回転させることにより、ホット
ランナー支持部材105の下面に取設された係合部材
(1)115と押引ブロック(2)114とが係合して
ホットランナー103を更に左側に移動させる。押引ブ
ロック(2)114が再びスプロケット(2)110に
到達すると係合部材(1)115との係合が解除される
が、スプロケット(2)110の回転を継続するに伴っ
てホットランナー支持部材105の下面に取設した係合
部材(2)116と押引ブロック(1)113とが係合
し、ホットランナー103を更に左側に押し進めて図1
の左端上部に仮想線で示す位置、即ち機外へ搬出するこ
とが可能になる。
103を次に使用するホットランナーとテーブル117
上で交換し、電動機112をホットランナー103搬出
時と逆の方向に回転させながら搬出時とは逆の動作を繰
り返して溝102上の所定の位置に載置し、位置決めシ
リンダー118およびノズル104の押付シリンダ11
9を同調させて押し上げた状態で保持する。
ルタッチ部122を挿入してホットランナーを停止さ
せ、ここで前記位置決めシリンダ118および押付シリ
ンダ119を下降させることによって、ホットランナー
は固定ダイプレート101の溝102の中に定置され
る。
明した。請求項3の発明は請求項1の発明の一実施態様
項であり、その内容は上述した実施例において説明した
とおりである。続いて図6〜図8を参照しながら請求項
2の発明について説明する。
付ける固定ダイプレ−ト、202は固定ダイプレ−ト2
01に形成された溝、203は前記溝202内に載置さ
れるホットランナー、204はホットランナー203の
一端側に取設されたノズル、205はホットランナー2
03を支持する支持部材、206はホットランナー20
3をその軸方向に進退させる押引用シリンダ、207は
前記支持部材205と固着され、押引用シリンダ206
によりホットランナー203と一緒にホットランナー2
03の軸方向に進退する連結部材、208はホットラン
ナー203の位置決めのためのストッパ部材、208A
はストッパ部材208の切欠口、209はノズル204
を金型に押しつけるための押付シリンダでホットランナ
ー203を下部から押し上げてノズルタッチさせる。2
10は射出装置側のノズルと密着させるためにホットラ
ンナー203側に取設したノズルタッチ部である。
・保持装置で、固定ダイプレ−ト201に取り付け用ブ
ラケット211A,211Bが固設され、各取り付け用
ブラケット211A,211Bはガイドバー212A,
212Bによって連結されている。ノズル位置決め・保
持用ブロック213A,213Bを上記ガイドバー21
2A,212Bに案内させて取設し、それぞれ取り付け
用ブラケット211A,211Bに取設された上記ブロ
ック213A,213Bを開閉させる開閉用シリンダ2
14A,214Bのピストンロッド215A,215B
と連結させる。
ー203のノズルタッチ部210と接する部分には小径
部210Aが形成され、ホットランナー203を挟持し
て位置決め・保持し、ホットランナー端部203Aと前
記ブロック213A,213Bとの間に隙間Lを保持さ
せてホットランナー203部の伸びを吸収させている。
樹脂の射出を終了した状態から、ホットランナー203
を交換する場合の動作について説明する。まず、押付シ
リンダ209のピストンロッド209Aを降下させてノ
ズル204を金型よりも低い位置にさげる。次に開閉用
シリンダ214A,214Bによってノズル位置決め・
保持用ブロック213A,213Bを水平方向に開いて
ホットランナー先端部203Aの保持を解除する。
ランナー203を射出成形機の機外に配設したホットラ
ンナーテーブル216上に載置する。ホットランナーテ
ーブル216上には交換する次に使用するホットランナ
ー(図示せず)を予め載置しておく。その際次に使用す
るホットランナーを予熱しておけば更に有効である。
のホットランナーをスライドさせる等して次に使用する
ホットランナーを規定の溝202の挿入位置にセット
し、押引用シリンダ206と連結部材207とを結合
し、押引用シリンダ206を反射出装置側に作動して新
しいホットランナーの端部をストッパ部材208に当接
させて停止させる。
ホットランナー端部を挟持したのち、押付シリンダ20
9によってノズル204を金型に押しつけて交換を完了
する。
竪型射出成形機において、ホットランナ−を容易に短時
間で交換することが出来るので、多品種、少量生産のニ
ーズに応えた迅速な色替え並びに樹脂替えを実施するこ
とが可能になると言う利点を有する。
装置の側面図である。
装置の側面図である。
装置の平面図である。
装置の平面図である。
装置の右側面図である。
装置の側面図である。
装置の平面図である。
装置の右側面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 金型が垂直方向に開閉する型締装置と、
加熱筒の先端ノズルが水平方向を向く射出装置と、該射
出装置から前記型締装置へ溶融樹脂を送る通路となるホ
ットランナ−とを備える竪型射出成形機において、ホッ
トランナ−を垂直方向に移動する手段と、垂直方向に移
動したホットランナ−をその軸方向に移動する手段とを
設けることを特徴とするホットランナ−交換装置。 - 【請求項2】 金型が垂直方向に開閉する型締装置と、
加熱筒の先端ノズルが水平方向を向く射出装置と、該射
出装置から前記型締装置へ溶融樹脂を送る通路となるホ
ットランナーとを備える竪型射出成形機において、 ホットランナーの射出装置側にホットランナーがその軸
方向に移動できるように、開閉自在な構造にしたノズル
タッチ部の位置決め・保持装置を固定ダイプレートに係
着して設けるとともに、ホットランナーをその軸方向に
押引する手段を設けることを特徴とするホットランナー
交換装置。 - 【請求項3】 ホットランナーを垂直方向に移動する手
段がホットランナーの一端を保持し位置決めする位置決
めシリンダとホットランナーの他端を保持しホットラン
ナーのノズルを金型に押付ける押付けシリンダであり、
垂直に移動したホットランナーをその軸方向に移動する
手段が押引ブロックと、一端をホットランナーに回動自
在に係着し、他端を押引ブロックに引っ掛けるフック
と、押引ブロックをホットランナーの軸方向に運搬する
動力機構とを設ける請求項1記載のホットランナー交換
装置。
Priority Applications (2)
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---|---|---|---|
JP03221366A JP3105956B2 (ja) | 1991-09-02 | 1991-09-02 | ホットランナ−交換装置 |
US07/912,755 US5346382A (en) | 1991-07-12 | 1992-07-13 | Hot runner exchange apparatus for use in an injection molding machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03221366A JP3105956B2 (ja) | 1991-09-02 | 1991-09-02 | ホットランナ−交換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0557753A JPH0557753A (ja) | 1993-03-09 |
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ID=16765672
Family Applications (1)
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JP03221366A Expired - Fee Related JP3105956B2 (ja) | 1991-07-12 | 1991-09-02 | ホットランナ−交換装置 |
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CN102837175B (zh) * | 2012-08-20 | 2014-10-29 | 上虞市思纳克热流道有限公司 | 热流道加热器嵌入装配工装 |
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1991
- 1991-09-02 JP JP03221366A patent/JP3105956B2/ja not_active Expired - Fee Related
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