JP3105617U - 密着性に優れたプリーツマスク - Google Patents
密着性に優れたプリーツマスク Download PDFInfo
- Publication number
- JP3105617U JP3105617U JP2004003096U JP2004003096U JP3105617U JP 3105617 U JP3105617 U JP 3105617U JP 2004003096 U JP2004003096 U JP 2004003096U JP 2004003096 U JP2004003096 U JP 2004003096U JP 3105617 U JP3105617 U JP 3105617U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- face
- pleated
- mask
- cloth
- filter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)
Abstract
【課題】顔面に密着したプリーツマスクの提供。
【解決手段】プリーツを有するフィルターに接顔布を接合したプリーツマスクにおいて、接顔布がナイロン繊維、ポリエステル繊維、ポリプロピレン繊維等からなる伸縮性を有する生地で構成されていることを特徴とする密着性に優れたプリーツマスクである。
【選択図】図２
【解決手段】プリーツを有するフィルターに接顔布を接合したプリーツマスクにおいて、接顔布がナイロン繊維、ポリエステル繊維、ポリプロピレン繊維等からなる伸縮性を有する生地で構成されていることを特徴とする密着性に優れたプリーツマスクである。
【選択図】図２
Description
医療、食品衛生、一般産業分野、花粉症対策及び日常生活において、衛生上用いられるプリーツマスクに関する。
通常マスクは、ガーゼ、不織布などのろ過材の内側に顔面に接触する接顔布とが接合されているが、最近、医療、食品衛生、一般産業分野や日常生活分野で、捕集対象の粒子の漏れ込みを防ぎ、また自分の呼気をろ過材以外の箇所から直接外気中に排出しないように、ろ過材にプリーツを設けたプリーツマスクが広く使用されるようになってきた。しかし、プリーツを有するフィルターに接顔布を接合すると、プリーツ（襞）があるため人間の顔の鼻や口部及び顎付近を覆いしめひもを耳にかけて装着しても鼻の両脇、口の両脇等の特に起伏のある箇所にすき間が開き易く、そのため、防護性能が悪くなる。また、鼻の両脇にすき間ができることで、そのすき間から呼気が抜けるため、メガネが曇るといった不具合がある。
本発明はろ過材にプリーツを設けたプリーツマスクにおいて、できるだけ、捕集対象の粒子の漏れ込みを防ぎ、また自分の呼気をろ過材以外の箇所から直接外気中に排出しないように、マスクの装着者の顔面に対し、密着性に優れた接顔部を有するマスクを提供する。
本考案は、プリーツを有するフィルターに接顔布を接合したプリーツマスクにおいて、接顔布がナイロン繊維、ポリエステル繊維、ポリプロピレン繊維等からなる伸縮性を有する生地で構成されていることを特徴とする密着性に優れたプリーツマスクである。そして、更に、前記プリーツの折り目を開いたときにできる空間に顔の輪郭に沿った保形具を挿入することによって顔面と接顔布との密着性が向上するので好ましい。
以上で述べたように、本考案に係るマスクは、接顔布が伸縮性を有する生地で構成されているので、肌触りが良好であり、顔面との密着性に優れる。そのため、粉じんや細菌などの粒子の漏れ込みを防ぎ易く、自分の呼気を直接外気中に排出しにくい構造が確保できた。
また、保形具を挿入したことにより、接顔布がプリーツマスクのろ過部に接触しないため、ろ過部の面積を無駄なく利用することができ、マスクの性能を有効に利用することが可能になる。また、口元に空間が生まれることにより、唇が直接ろ過部に触れることがない。
また、保形具を挿入したことにより、接顔布がプリーツマスクのろ過部に接触しないため、ろ過部の面積を無駄なく利用することができ、マスクの性能を有効に利用することが可能になる。また、口元に空間が生まれることにより、唇が直接ろ過部に触れることがない。
本考案について詳細に述べる。
本考案において使用するフィルターの材質は不織布、ガーゼ等の通常のマスクの場合と異ならず、本考案はこれにプリーツを設けたものである。プリーツマスクの接顔布に使用する伸縮性を有する生地としては、ナイロン繊維、ポリエステル繊維、ポリプロピレン繊維等何れでもよい。この生地にポリウレタン或いはポリエステル等の軟質樹脂を張り合わせることで、弾力性をもち、肌触りが良好で粉じん、細菌などの粒子が透過しない素材となるので好ましい。この接顔布の生地はフィルターと接合する前に口辺及び鼻部が当たらないよう切断しておき、その後フィルターと接合する。フィルターと接顔布との接合手段として縫製したり、接着剤で接着したり或いは溶着したり等何れの手段でもよいが、気密性の点から溶着が好ましい。
また、プリーツマスクの折り目を開いたときにできる空間に顔の輪郭に沿った保形具を挿入することで、顔面との接顔布の生地に張りを持たせることができ、より密着性を増すことが可能となる。保形具の材質は、軟質のプラスチック樹脂を用いる。
本考案にかかるプリーツマスクを図をもって示す。図１はその外観の斜視図であり、図２は、顔面に装着した場合の断面図である。図において１はフィルタ、２は接顔布であり、フィルタ１にはプリーツ３が設けてある。また、フィルター１と接顔布２との間に保形具４を挿入する。そして、その両側にしめひも５が設けてある。
本考案において使用するフィルターの材質は不織布、ガーゼ等の通常のマスクの場合と異ならず、本考案はこれにプリーツを設けたものである。プリーツマスクの接顔布に使用する伸縮性を有する生地としては、ナイロン繊維、ポリエステル繊維、ポリプロピレン繊維等何れでもよい。この生地にポリウレタン或いはポリエステル等の軟質樹脂を張り合わせることで、弾力性をもち、肌触りが良好で粉じん、細菌などの粒子が透過しない素材となるので好ましい。この接顔布の生地はフィルターと接合する前に口辺及び鼻部が当たらないよう切断しておき、その後フィルターと接合する。フィルターと接顔布との接合手段として縫製したり、接着剤で接着したり或いは溶着したり等何れの手段でもよいが、気密性の点から溶着が好ましい。
また、プリーツマスクの折り目を開いたときにできる空間に顔の輪郭に沿った保形具を挿入することで、顔面との接顔布の生地に張りを持たせることができ、より密着性を増すことが可能となる。保形具の材質は、軟質のプラスチック樹脂を用いる。
本考案にかかるプリーツマスクを図をもって示す。図１はその外観の斜視図であり、図２は、顔面に装着した場合の断面図である。図において１はフィルタ、２は接顔布であり、フィルタ１にはプリーツ３が設けてある。また、フィルター１と接顔布２との間に保形具４を挿入する。そして、その両側にしめひも５が設けてある。
次に実施例として本考案のプリールマスクの一例の製造工程を図をもって説明する。
図３は本考案のプリーツマスクの製造工程を示した図である。まずプリーツを設けたフィルターの両側にしめひもをもうけ、他方、接顔布は鼻の両脇及び口の両脇等の起伏のある部分を切断し（ａ図参照）、次いで、このフィルターと接顔布との外周を溶着すると共に保形具を準備し（ｂ図参照）、最後にこのフィルターと接顔布との間に保形具を挿入する（ｃ図参照）。このような工程によって保形具を有する本考案のマスクが得られる。
図３は本考案のプリーツマスクの製造工程を示した図である。まずプリーツを設けたフィルターの両側にしめひもをもうけ、他方、接顔布は鼻の両脇及び口の両脇等の起伏のある部分を切断し（ａ図参照）、次いで、このフィルターと接顔布との外周を溶着すると共に保形具を準備し（ｂ図参照）、最後にこのフィルターと接顔布との間に保形具を挿入する（ｃ図参照）。このような工程によって保形具を有する本考案のマスクが得られる。
１ フィルタ ２ 接顔布 ３ プリーツ ４ 保形具
５ しめひも
５ しめひも
Claims (2)
- プリーツを有するフィルターに接顔布を接合したプリーツマスクにおいて、接顔布がナイロン繊維、ポリエステル繊維、ポリプロピレン繊維等からなる伸縮性を有する生地で構成されていることを特徴とする密着性に優れたプリーツマスク。
- 前記プリーツの折り目を開いたときにできる空間に顔の輪郭に沿った保形具を挿入したことを特徴とする請求項１記載の密着性に優れたプリーツマスク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004003096U JP3105617U (ja) | 2004-06-01 | 2004-06-01 | 密着性に優れたプリーツマスク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004003096U JP3105617U (ja) | 2004-06-01 | 2004-06-01 | 密着性に優れたプリーツマスク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3105617U true JP3105617U (ja) | 2004-11-18 |
Family
ID=43258974
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2004003096U Expired - Lifetime JP3105617U (ja) | 2004-06-01 | 2004-06-01 | 密着性に優れたプリーツマスク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3105617U (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006167040A (ja) * | 2004-12-14 | 2006-06-29 | Hatsue Eguchi | マスク |
| JP2006191997A (ja) * | 2005-01-12 | 2006-07-27 | Hatsue Eguchi | マスク及びその製造方法 |
| JP2010082278A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Kobayashi Pharmaceut Co Ltd | マスク |
| JP2012029990A (ja) * | 2010-08-02 | 2012-02-16 | Daio Paper Corp | マスク |
| JP2016216835A (ja) * | 2015-05-14 | 2016-12-22 | 玉川衛材株式会社 | マスク及びマスクの製造方法 |
| KR20170069058A (ko) * | 2015-12-10 | 2017-06-20 | (주)파인텍 | 마스크 및 마스크의 제조 방법 |
| WO2021006122A1 (ja) * | 2019-07-09 | 2021-01-14 | 興研株式会社 | マスク |
| WO2021256108A1 (ja) * | 2020-06-15 | 2021-12-23 | 興研株式会社 | マスク |
-
2004
- 2004-06-01 JP JP2004003096U patent/JP3105617U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006167040A (ja) * | 2004-12-14 | 2006-06-29 | Hatsue Eguchi | マスク |
| JP2006191997A (ja) * | 2005-01-12 | 2006-07-27 | Hatsue Eguchi | マスク及びその製造方法 |
| JP2010082278A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Kobayashi Pharmaceut Co Ltd | マスク |
| JP2012029990A (ja) * | 2010-08-02 | 2012-02-16 | Daio Paper Corp | マスク |
| JP2016216835A (ja) * | 2015-05-14 | 2016-12-22 | 玉川衛材株式会社 | マスク及びマスクの製造方法 |
| KR20170069058A (ko) * | 2015-12-10 | 2017-06-20 | (주)파인텍 | 마스크 및 마스크의 제조 방법 |
| KR101855114B1 (ko) * | 2015-12-10 | 2018-06-20 | (주)파인텍 | 마스크 및 마스크의 제조 방법 |
| WO2021006122A1 (ja) * | 2019-07-09 | 2021-01-14 | 興研株式会社 | マスク |
| JP7506416B2 (ja) | 2019-07-09 | 2024-06-26 | 興研株式会社 | マスク |
| WO2021256108A1 (ja) * | 2020-06-15 | 2021-12-23 | 興研株式会社 | マスク |
| JP7475654B2 (ja) | 2020-06-15 | 2024-04-30 | 興研株式会社 | マスク |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3117120U (ja) | 密着性に優れたプリーツマスク | |
| CA2969700C (en) | Medical face mask with clear portion | |
| JP3982553B2 (ja) | 流体遮断性を高めた使い捨てフェースマスク | |
| US7036507B2 (en) | Filter mask | |
| US5735270A (en) | Disposable face mask | |
| US5706803A (en) | Disposable face mask and method of manufacture | |
| JP4295438B2 (ja) | 平坦折り畳み型個人用呼吸保護装置及びその準備方法 | |
| AU694509B2 (en) | Face mask with enhanced seal and method | |
| US20060201513A1 (en) | Flat-foldable face-mask and process of making same | |
| US5699792A (en) | Face mask with enhanced facial seal | |
| US20120097167A1 (en) | Mask with nosal cushion | |
| JP2009537213A (ja) | ２つの部分から構成された、生物因子に対する新規な防護マスク | |
| JP3129053U (ja) | 多層式マスク | |
| JP2003527876A (ja) | 向上した流体バリヤーを有する使い捨て顔用マスク | |
| KR20100102112A (ko) | 신장-패널을 갖는 마스크 | |
| JP3719668B2 (ja) | 布地製立体形状マスク | |
| US20230166136A1 (en) | Shaped Three Dimensional Mask with Replaceable Filter | |
| JP3105617U (ja) | 密着性に優れたプリーツマスク | |
| JP3117121U (ja) | 密着性良好なマスク | |
| JP3488821B2 (ja) | マスク | |
| JP2007021032A (ja) | マスク | |
| JP2007021032A5 (ja) | ||
| KR100374386B1 (ko) | 1회용방진마스크 | |
| US20220400786A1 (en) | Protective mask | |
| CN215837219U (zh) | 口罩 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080908 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090908 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100908 Year of fee payment: 6 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100908 Year of fee payment: 6 |