JP3105288U - 外部工事用枠組足場における防雨雪養生枠 - Google Patents
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Abstract
【課題】建物外壁仕上げ及びサッシ取付け作業等の工事において、天候の影響に左右されない施工を可能とし、工期短縮、作業員の安全確保、養生シート等の附帯設備の布設を容易にし、維持管理においても仮設経費節減効果が期待できる足場枠屋根部に関する。
【解決手段】R状屋根部を備える一体型足場枠Aは、建物側の足場枠支柱11より延長する上方端部と足場枠外側支柱10より延長して、円弧を描くR状屋根部10’とを結合形成し、接合部はブラケット取付けを考慮し、適切な勾配を確保するため90°rとしている。
【選択図】図1
【解決手段】R状屋根部を備える一体型足場枠Aは、建物側の足場枠支柱11より延長する上方端部と足場枠外側支柱10より延長して、円弧を描くR状屋根部10’とを結合形成し、接合部はブラケット取付けを考慮し、適切な勾配を確保するため90°rとしている。
【選択図】図1
Description
本考案は、外部工事用足場等の最上部上方から外部工事用枠組足場および建物等の躯体まで覆う外部工事用枠組足場用屋根枠に関するものである。
従来、新築・改修工事において建物外側に外部工事用枠組足場を設置し、この外部足場を使って外壁面の仕上げ、サッシの取り付け工事をする場合、壁面や足場が雨および雪によって濡れると、この種の工事はできない。また、作業中足場上に積雪や降雨があった場合、作業に危険性がともない、それらを防止する上で足場枠最上部に丸パイプ等の部材を使って、建物屋上から足場枠組までを養生シートにより覆うことが、しばしば行われていたが、手間がかかる上、養生シートに水や雪が溜まらないような、細工が困難なため、確実に雨水の浸入を防ぐことができず、覆い効果が期待できない問題がある。
また、冬場の外壁工事における採暖時、最上部を覆った養生シートに積もった雪は、日中解け夜間氷結を繰り返すことにより、養生シートの破損による漏水や氷魂の落下に至り、現場作業に危険をともなうなど、作業中止を余儀なくされ、外部足場枠養生屋根として、その効果が期待できない。
また、外部足場の屋根部分の養生屋根として、特開平8−319715号のように、半円弧の屋根粋をジャバラ状に折りたためる考案もあるが、建物外側の外部足場枠に新たなるガイドレールの設置及び附帯設備を要し、仮設経費の増大が工事のコストに、はね返るなどの問題がある。
従来例によると、建物外側の外部工事用枠組足場における、最上部の屋根部分の設置に際し、前述の課題を解決するため、種々の提案がなされているが、例えば、実開平7−13975号、特開平5−79193号の考案のように、片屋根状方式や鳥居状屋根枠では、屋根部分の養生シートはフラットないし僅かな傾斜のみの屋根部分になり、特に冬場の降雪時には効果を上げていないなど欠点がある。
前記課題を解決するため、本考案に係る防雨雪養生枠は、図3に示す、R状屋根部を備える一体型足場枠AおよびR状屋根部のみを足場枠に直接接続可能とする分離型R状屋根枠Bがあり、R状屋根部を備える一体型足場枠Aは、外部工事用枠組足場においては、図1、で示すように、建物Yの外壁に沿って一定の幅Wに設置され、足場枠Zが複数段組上げられた状態であり、最上部において足場枠の建物側から伸びる、支柱11の上方端はR状屋根部を支え、建物外側から伸びる支柱10は、その延長上で、円弧を描く支柱10’によりR状屋根部を構成し、防雨雪養生枠を獲得する。屋上部では建物側に向かって取り付ける既製ブラケットと併用することにより、簡易に養生屋根を形成できる。
また、図3で示すように、R状屋根部のみを接続可能とする分離型R状屋根枠Bにおいては、R状屋根枠のみであり、接続部21,22により足場枠Zと接続する事を特徴とする。
本考案によると、新築及び改修工事において特に冬場の降雪時、外部工事用枠組足場を覆う養生シートXの効果が期待でき、外壁面の仕上げ、サッシの取り付け作業において、安定した足場環境を維持でき、施工効率の向上による工期短縮が可能となり、また、養生シートXの耐久性が向上し、経費削減効果を獲得できた。
以下、本考案の実施形態を図を参照して説明する。図1におけるa),b)は、通常の建築物Y屋上付近の外部工事用枠組足場及び本考案を示すR状屋根部を備える一体型足場枠Aであり、この考案足場枠の全体図を示すものである。
R状屋根部を備える一体型足場枠Aは、建物側の足場枠支柱11より延長する上方端部と足場枠外側支柱10より延長して、円弧を描くR状屋根部10’とを結合形成し、接合部はブラケット取付けを考慮し、適切な勾配を確保するため90°rとしている。
このR状屋根部を備える一体型足場枠Aの外側一面に養生シートXを張り、建物屋上部から足場Z全体を覆うことにより、特に冬場の降雪時にはR状屋根部の形状により、積雪は起きにくく、また、足場への氷結を防止でき、養生シートの被覆効果が期待できた。よって、建物外部作業の下地・仕上げ工事やサッシの取り付け工事等において、安定した施工及び安全環境を提供できる。
また、図3で示す、R状屋根部のみを接続可能とする分離型R状屋根枠Bにおいては、R状屋根枠は接続部21、22を有し、この接続部が足場枠と接続され、このR状屋根部は取り外しが簡便で、種々の作業現場に即応し、外部工事用枠組足場におけるR状屋根部を獲得することができ、R状屋根部を備える一体型足場枠Aと同等の効果を得る事ができる。
本考案は、建築工事現場における、冬場の降雪時や冬場以外の降雨時、建物外壁仕上げ及びサッシ取付け作業等の工事において、天候の影響に左右されない施工を可能とし、工期短縮、作業員の安全確保、養生シート等の附帯設備の布設を容易にし、維持管理においても仮設経費節減効果が期待できる足場枠屋根部に関する。
10 R状屋根枠一体型Aタイプの足場枠支柱
10’ R状屋根枠一体型AタイプのR状屋根の円弧部
11 R状屋根枠一体型Aタイプの足場枠支柱
12 支柱用補助支柱
20 分離Bタイプ屋根枠R状屋根の円弧部
21 分離Bタイプ屋根枠R状屋根の接合部
22 分離Bタイプ屋根枠R状屋根の接合部
A R状屋根部を備える一体型足場枠、Aタイプ
B 分離型R状屋根枠、Bタイプ
X 養生シート
Y 建物壁面断面図
Z 外部足場枠
r 90度の角度を示す
10’ R状屋根枠一体型AタイプのR状屋根の円弧部
11 R状屋根枠一体型Aタイプの足場枠支柱
12 支柱用補助支柱
20 分離Bタイプ屋根枠R状屋根の円弧部
21 分離Bタイプ屋根枠R状屋根の接合部
22 分離Bタイプ屋根枠R状屋根の接合部
A R状屋根部を備える一体型足場枠、Aタイプ
B 分離型R状屋根枠、Bタイプ
X 養生シート
Y 建物壁面断面図
Z 外部足場枠
r 90度の角度を示す
Claims (2)
- 足場最上部に取り付ける足場屋根枠であり、建地枠上端は屋根専用枠とするもので、縦部材支柱と、この縦部材支柱側へR状に建物側へ湾曲し、R状屋根を形成する屋根枠は屋根部を形成し、これを特徴とする外部枠組足場用養生枠。
- 足場最上部に取り付ける足場屋根枠であり、建地枠上端に接続可能な縦部材支柱部と、この縦部材支柱側へR状に建物側へ湾曲し、R状屋根を一体形成し、接続可能な屋根部材からなり、簡便に着脱可能とする屋根枠を特徴とする外部枠組足場用養生屋根枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004003399U JP3105288U (ja) | 2004-05-17 | 2004-05-17 | 外部工事用枠組足場における防雨雪養生枠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004003399U JP3105288U (ja) | 2004-05-17 | 2004-05-17 | 外部工事用枠組足場における防雨雪養生枠 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3105288U true JP3105288U (ja) | 2004-10-28 |
Family
ID=43258656
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004003399U Expired - Fee Related JP3105288U (ja) | 2004-05-17 | 2004-05-17 | 外部工事用枠組足場における防雨雪養生枠 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3105288U (ja) |
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2004
- 2004-05-17 JP JP2004003399U patent/JP3105288U/ja not_active Expired - Fee Related
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